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すのこベッドは自作できる?2×4材で作る手順と必要な材料

ベッド下に収納ケースを入れたいのに、高さの合う市販品が見つからないという場面があります。すのこベッドを自作する人が木材売り場に向かうのは、高さと幅を自分の都合で決められるからです。

骨組みに使うのは断面が約38mm×89mmの2×4材、上に渡すすのこ板には約19mm×89mmの1×4材という組み合わせが基本になります。どちらもホームセンターで規格寸法のまま並んでいて、長さのカットも売り場で頼めます。

本記事では、2×4材で枠を組む手順・強度が足りないと起きること・必要な材料と道具・床を傷めない脚の始末まで解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

2×4材で組むすのこベッドの基本手順

作業は「寸法を決める」「枠を組む」「脚と補強を入れる」「すのこ板を渡す」の4段階に分かれます。先に寸法が固まらないと木材のカット長が出せないので、設計を飛ばして売り場に行くと二度手間になります。

寝具の実寸から枠の寸法を決める

最初に測るのは、載せる布団やマットレスの幅と長さです。

シングルサイズの寝具は幅97cm前後、長さ195cm前後で作られていますが、製品ごとに数センチの差があるため、手元のものをメジャーで当たってください。

枠の外寸を幅970mm・長さ1950mmにする場合、長辺材を1950mmで2本、短辺材をその内側に挟む形にすると、短辺材の長さは970mmから2×4材の幅89mmを2本分引いた792mmになります。

2×4材で外枠を組む

長辺材を立てた状態で両端に短辺材を挟み、長辺材の外側から65〜75mmのビスを2本ずつ打ち込みます。

2本打つのは、1本だけだと接合部が回転してゆがむためです。

打つ前に必ず下穴を開けてください。

2×4材は木口(断面)にビスを入れると繊維に沿って割れやすく、割れた接合部は後から締め直しても強度が戻りません。

脚と中央桟を入れる

脚は2×4材を同じ長さに切って四隅と長辺の中央、合わせて6本を枠の内側からビス留めします。

収納ケースを入れるなら、ケースの高さに枠材の厚みを足した寸法が脚の長さになります。

さらに中央へ長手方向の桟を1本通すと、人が寝たときに中央へ集まる荷重を受けられます。

両端の短辺材の内側に収める形なので、長さは1950mmから89mmを2本分引いた1772mmです。

カットのずれを見込んで、現物に当ててから最終的な長さを決めてください。

すのこ板を等間隔で渡す

1×4材を枠の外寸幅に合わせて970mmでカットし、枠の上に隙間を空けて並べます。

板幅89mmに対して隙間を3〜4cm取ると、長さ1950mmの範囲に並ぶのは15枚前後です。

固定には35〜40mmのビスを使います。

板の厚みが19mmしかないので、65mmのビスを使うと枠を突き抜けます。

隙間を空けるのは通気のためで、ここを詰めて並べると板を張った床板と変わらなくなります。

強度が足りないすのこベッドで起きること

自作で手を抜いた箇所は、寝てすぐではなく数週間から数か月たって症状が出ます。

中央桟を省くと、枠の長辺が内側へたわんで寝床の真ん中が沈みます。

沈んだ状態では体重がすのこ板の数枚に集中するため、1×4材が割れるところまで進みます。

下穴なしで打ったビスの周りは、木口が割れたまま荷重を受け続けます。

寝返りのたびにわずかに動いて、きしみ音の発生源になります。

音が出始めてから増し締めしても、割れた穴ではビスが効かないので、位置をずらして打ち直すことになります。

脚の本数が少ない場合は、床側に症状が出ます。

6本の脚で支える設計を4本に減らすと、1本あたりの荷重が1.5倍になり、接地面がフローリングやクッションフロアに食い込みます。

すのこベッド全般の弱点とその対策はすのこベッドのデメリットと後悔しない対策で解説しています。

市販品を買う場合の判断材料にもなります。

自作で起きやすい失敗と直し方

木口が割れる

割れの原因はビスの太さと下穴の有無です。

直径3.8mm前後のビスなら、2.5mm程度のドリルで下穴を開けてから打ちます。

すでに割れてしまった箇所は、木工用接着剤を割れ目に流し込んでクランプで固定し、乾いてから別の位置にビスを打ち直してください。

割れた穴にそのまま太いビスを入れると、割れが広がります。

組み上がった枠が平行四辺形にゆがむ

枠を組むときに直角が出ていないと、対角線の長さが左右で違う状態になります。

ビスを本締めする前に、枠の対角線を2方向ともメジャーで測り、差がなくなる位置で押さえてください。

組み終わってから気づいた場合は、枠の裏側へL字金具を四隅に入れると、ゆがむ方向の動きを止められます。

すのこ板の間隔がばらつく

板を目分量で並べると、端にいくほど隙間が詰まったり余ったりします。

30mmまたは40mmの端材を1本用意して、それをスペーサーとして板と板の間に挟みながら留めていくと、同じ隙間で並びます。

並べ終えたあと、板の角と表面に紙やすりをかけてください。

SPF材の表面はささくれが残っていることがあり、寝具の生地を引っかけます。

塗装は見た目のためのもので、強度のためには省いてかまいません。

すのこベッドの自作に必要な材料と道具

必須のものと、持っていなければ別の手段で済ませられるものを分けておきます。

区分品目用途と代用
材料2×4材長辺・短辺・脚・中央桟。断面は約38mm×89mm
材料1×4材すのこ板。断面は約19mm×89mm
材料ビス65〜75mm枠と脚の接合用
材料ビス35〜40mmすのこ板の固定用
材料L字金具四隅の補強。枠の直角が出ていれば省略できます
道具電動ドライバー必須。手回しのドライバーでは本数を打ち切れません
道具ドリルビット下穴用。2.5mm前後
道具メジャー・差し金寸法出しと直角の確認
道具のこぎりホームセンターの木材カットサービスを使うなら不要です
道具クランプ仮固定。なければ重しや壁で押さえますが、ずれやすくなります

木材のカットを売り場に頼む場合は、必要な長さと本数を書いた一覧を持っていってください。

1950mmを2本、792mmを2本、1772mmを1本、脚の長さを6本、970mmを15枚前後という形です。

取り扱いのある木材寸法とカットの可否は店舗によって違うので、行く前に確認しておくと計画が狂いません。

組んだあとの点検と、カビを抑える使い方

すのこベッドは組み上げて終わりではなく、ビスの緩みが進みます。

きしみ音が出ていなくても、季節が変わるころを目安に四隅と中央桟のビスを一周締め直してください。

木材は湿度で伸び縮みするため、梅雨と冬で締まり具合が変わります。

すのこ板の隙間を空けても、布団を敷きっぱなしにすれば寝汗の水分は下にこもります。

布団を使う場合は毎朝たたんで、週に一度は布団を外してすのこ板の表面を乾かすと、カビの発生を抑えやすくなります。

黒い点状の汚れが板に出てきたら、固く絞った布で拭いてから乾燥させ、落ちない場合はその板だけ外して交換してください。

1×4材は1枚単位で買い足せるので、交換の手間は小さく済みます。

床材と置き方で変わる脚の始末

フローリングとクッションフロア

2×4材の脚はそのままだと断面38mm×89mmの角が床に当たります。

脚の底に家具用フェルトを貼ると、移動させたときの擦り傷を減らせます。

ただしフェルトは荷重を一点に集めるので、クッションフロアでは接地部分がへこむことがあります。

心配な場合は、フェルトではなく面積の広い板材や敷板を脚の下に挟んで、荷重を分散させてください。

貼り付けるタイプの保護材は、床材によって剥がしたあとに跡が残ることがあるため、ベッド下の見えない位置で試してから本番に移ります。

畳の上に置く場合

畳はフローリングより柔らかく、6本の脚が沈んで跡になります。

脚の下に板を1枚挟んで接地面積を広げるのが基本です。

加えて、ベッドを動かさないまま使い続けると畳と脚の間に湿気がたまります。

畳の上に置くなら、月に一度はベッドをずらして畳の表面を乾かしてください。

畳の目に沿って滑らせると、畳表を傷めにくくなります。

自作せずに完成品を選ぶ場合の候補は、組み立て簡単なすのこベッドの比較で紹介しています。

よくある質問

2×4材の枠で大人2人が寝ても平気ですか

ダブルサイズまで広げる場合、幅が増えるぶん中央のたわみが大きくなります。

中央桟を1本ではなく2本に増やし、その真下にも脚を追加してください。

脚の本数を増やさずに幅だけ広げると、長辺材が内側へ反ります。

すのこ板は桐とヒノキのどちらを選べばいいですか

桐は軽くて持ち上げやすく、湿気を吸いやすい木材です。

ヒノキは密度が高くて硬く、独特の香りがあります。

2×4材と1×4材で組むSPF材の自作では、入手しやすさと加工しやすさを優先してSPF材のまま作る形になります。

板だけ桐やヒノキに替えるなら、すのこ板の厚みと幅が枠の設計と合うかを先に確かめてください。

すのこの上に布団を直接敷いてもいいですか

敷けますが、板と板の隙間の部分だけ布団が沈むため、薄い敷布団では寝心地に段差を感じます。

除湿シートを挟む方法もあり、シートが寝汗を受けるぶん板への湿気は減ります。

ただしシート自体が湿るので、天日や室内で定期的に乾かす手間は残ります。

材料費はどうやって見積もればいいですか

先に設計寸法を決めて、2×4材と1×4材それぞれの必要な長さの合計を出し、売り場で扱っている定尺の長さで何本に収まるかを割り出してください。

この本数とビスの箱数が費用のほぼすべてになります。

木材の値段は時期と店舗で変わるため、本数を手元に持ったうえで売り場の表示を見るのが確実な見積もり方です。

まとめ

すのこベッドの自作でつまずくのは、組み立て中ではなく設計と下穴の省略です。

寝具の実寸から枠の外寸を決め、長辺材・短辺材・脚6本・中央桟という構成を守り、ビスはすべて下穴を開けてから打つ。

この3点を守って組んだ場合は、中央桟のたわみ止めと下穴のきしみ止めが働いて、中央の沈みと接合部のきしみが起きにくくなります。

床側については、脚の接地面を広げる工夫を床材に合わせて選んでください。

ぜひ本記事の寸法の出し方と材料・道具の一覧を参考に、カットの長さと本数を書き出してから木材売り場へ向かってください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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