ダイソーの隙間テープ、どれを選ぶ?厚みと幅で効き目が変わる
ドアや窓のわずかな隙間をふさぐ隙間テープは、すきま風や音漏れ、虫の侵入対策として住まいのあちこちで使われています。しかし、「厚みが合わずドアが閉まらない」「数か月でボロボロに崩れた」と、貼り直しになってしまう人も少なくありません。
合わない厚みを選べば建具に無理な力がかかり、屋外に室内向けの素材を貼れば早々に劣化します。
やり直すには古い粘着をはがす手間まで重なるもの。
本ページでは、ダイソーで並ぶ隙間テープの種類の違い・用途別の選び分け・厚みと幅の合わせ方まで、順に紹介します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
隙間テープの特徴と、100均で選ばれている理由
この商品群の作りはシンプルです。
クッション性のある帯の片面に粘着剤が付いていて、隙間の当たる面に貼るだけ。
粘着はアクリル系で、貼る前に面のほこりと油分を落とす前提の作りになっています。
特徴が出るのは素材です。
ポリウレタンは軽くてやわらかく、圧縮しやすいので室内の建具向き。
EVA樹脂は水に強く、屋外や水がかかる場所を想定した防水タイプに使われています。
合成ゴムのD型は断面がアルファベットのDに似た形で、押し当てたときに形が崩れにくい。
同じ「すきまテープ」という名前でも、狙っている場所が別物です。
選ばれている理由は、1本単位で買えて、試しやすいこと。
隙間の幅は家によって違い、実際に貼ってみないと厚みが合うか分かりません。
まず1本で様子を見て、合っていれば同じものを買い足す、という進め方ができます。
4種類ある隙間テープの違いを表で比べる
以下は公式オンラインショップで確認できるラインナップです(2026年8月時点)。廃番として公表されているものは、この4種類の中には確認できません。
| シリーズ | 素材とサイズ | 向いている人 |
|---|---|---|
| すきまテープ(5m) | ポリウレタン/幅1.5cm・厚み1cm・長さ5m | 引き戸・ふすま・窓を一度にまとめて処理したい |
| すきまテープ(グレー、厚手幅広タイプ) | ポリウレタン/幅3cm・厚み2cm・長さ2m | 隙間が大きく開いていて、薄い帯では届かない |
| すきまテープ(防水タイプ) | EVA樹脂/幅1.5cm・厚み0.8cm・長さ1.5m | 雨戸・シャッター・物置など水や日射がかかる場所 |
| すきまテープ(D型、2本) | 合成ゴム/幅0.9cm・厚み0.6cm・長さ1m×2本(グレー/ブラウン) | ドアの戸あたりの当たり音や、細い隙間からの音漏れを抑えたい |
並べると、厚みの幅が0.6cmから2cmまであることが分かります。
この差が選び分けの中心です。
長さも1mから5mまで違うので、貼りたい辺の合計を先に測っておくと無駄が出ません。
用途別の選び分け
引き戸・ふすま・窓のサッシ
室内の建具なら、まず候補になるのはポリウレタンの5mタイプ。
やわらかく圧縮されるので、閉めたときの抵抗が少なくてすみます。
窓のサッシは辺の数が多く、必要な長さがかさみがち。
5mという長さが効いてくる場面です。
ドア下の隙間と虫の侵入
ドア下は隙間が広く、床とこすれる場所でもあります。
厚手幅広タイプが合う場合もありますが、開閉のたびに床をこするなら別の対策を検討したほうが無難です。
手順の全体像はドア下の隙間を埋める手順をまとめた記事で確認できます。
虫の侵入が目的なら、隙間の大きさより「すべての辺を途切れさせずに埋められるか」が重要になります。
この観点はドアの隙間から虫が入る原因を整理した記事で詳しく扱っています。
音が気になるドアの戸あたり
ドアがバタンと閉まる音、枠に当たる音が対象なら、合成ゴムのD型が噛み合います。
厚みが0.6cmと薄いので、閉まらなくなるリスクが低い。
2本入りで長さは1mずつなので、縦の辺と横の辺で使い分けられます。
雨戸・シャッター・物置
屋外はEVA樹脂の防水タイプ。
ポリウレタンは水を含みやすく、屋外で使うと劣化が早まります。
ここを取り違えると、数か月でぼろぼろになって残った粘着だけが居座ることになります。
厚みと幅を合わせる|隙間テープのサイズ展開
展開されている厚みは0.6cm・0.8cm・1cm・2cmの4段階です。
細かい刻みはありません。
だから「隙間より少し厚いものを選び、圧縮させて埋める」という考え方になります。
隙間の測り方は簡単です。
厚紙を差し込んで、抵抗なく入る厚みを見る。
名刺は1枚あたり0.02〜0.03cm程度なので、何枚重ねて入るかで見当がつきます。
注意したいのは厚手幅広タイプ。
厚みが2cmあり、広い隙間を前提とした製品です。
5mm程度の隙間に貼るとドアや窓が閉まらなくなり、無理に閉めれば建具の側に負担がかかります。
幅3cmという寸法も、細い戸あたり面には収まりません。
幅は0.9cm・1.5cm・3cmの3種類。
貼る面の幅を測り、はみ出さないものを選びます。
はみ出した部分は必ずどこかに当たり、めくれの起点になります。
通販で同じ役割のものを買うときの条件
ダイソーの商品は店舗で扱われるもので、通販サイトで同じものが手に入るとは限りません。
取扱いは店舗や時期でも変わります。
近くに店舗がない、あるいは必要な厚みだけが見つからない場合は、同じ役割を果たす一般的な隙間テープを条件で選ぶことになります。
確認する項目は次の5つです。
素材
室内ならウレタン系、屋外や水回りなら独立気泡のEVA系かゴム系
厚み
実測した隙間より少し厚いもの。刻みが細かい製品ほど合わせやすい
- 幅:貼る面の幅以下。はみ出しはめくれにつながる
長さ
貼る辺の合計に予備を足した長さ。継ぎ足しは隙間の原因になる
断面形状
平らな帯か、D型のような形状か。戸あたりに使うなら形状が保たれるほうが安定します
家具量販店の防音・隙間グッズを検討する人もいます。
対応サイズの考え方はニトリのドア隙間グッズの対応サイズをまとめた記事が参考になります。
100均品が劣るわけではなく、必要な厚みが棚にあるかどうかで選択肢が決まる、という話です。
貼る前に確かめたい、隙間テープの下地と粘着
まず面の掃除。
ほこりと油分が残っているとアクリル系の粘着は本来の力を出せません。
乾いた布でほこりを払い、必要なら中性洗剤を薄めて拭いてから、完全に乾かします。
次に下地の素材です。
塗装面・壁紙・化粧シートは、はがすときに一緒にめくれることがあります。
とくに古い塗装や、表面がフィルムの建具は要注意。
目立たない場所に短く貼って、数日後にはがしてみるのが確実です。
賃貸で使う場合の考え方は玄関ドアの隙間を賃貸でも埋める方法の記事にまとめています。
原状回復できると言い切れる製品はありません。
気密を上げすぎることのリスクも忘れずに。
室内のドアをすべて密閉すると、換気の経路が細くなります。
燃焼機器を使う部屋では特に、換気口や給気の道をふさがないようにしてください。
よくある質問
「隙間テープ」と書かれた商品が棚で見つかりません
商品名の表記が「すきまテープ」とひらがなだからです。
パッケージも棚の表示もひらがなで、漢字を探していると通り過ぎてしまいます。
売り場は住宅の補修用品コーナーになります。
貼れば音は止まりますか
止まりません。
隙間テープは音の通り道を細くするもので、遮音材ではありません。
ドアの当たり音のような衝撃音には効きやすく、話し声やテレビの音の漏れは減っても消えない。
どのくらいの隙間から漏れが出るかの目安はドアの隙間と防音効果の目安を測った記事で扱っています。
室内用を屋外に貼ってもよいですか
おすすめしません。
ポリウレタンは水を含みやすく、紫外線でも劣化します。
雨戸や物置ならEVA樹脂の防水タイプを選んでください。
一度はがして貼り直せますか
基本的に使い回しはできません。
アクリル系の粘着は一度はがすと力が落ち、伸びたテープは元の寸法にも戻りません。
位置決めをしてから、端から少しずつ貼るのが確実です。
冷気対策にはどの厚みが向きますか
隙間の実測値で決まります。
厚いほうが効くわけではなく、圧縮されて面で接する厚みが合っているかどうか。
厚みの選び方は100均の隙間テープと冷気対策の関係を検証した記事でも取り上げています。
まとめ
ダイソーのすきまテープは、素材で用途が分かれています。
室内の建具はポリウレタン、屋外と水回りはEVA樹脂、ドアの戸あたりは合成ゴムのD型。
厚みは0.6cmから2cmまでの4段階で、細かい刻みはありません。
選ぶ手順は、隙間を測る、素材を決める、厚みと幅を合わせる、この順番です。
厚手幅広タイプを細い隙間に使わないこと、下地を目立たない場所で試すこと。
この2点を守れば、貼り直しの手間はかなり減らせます。



