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かさ上げ台は100均で足りる?机・椅子・ベッドを上げる方法

100均の売り場に「かさ上げ台」という名前の商品は、ほとんど並んでいません。

代わりに手に取られているのが、耐震ジェルマットや滑り止め付きのゴム板、木製ブロック、積み重ねできる収納ケースといった、本来は別の用途で作られたものです。

高さを数センチ足すだけなら間に合う場面もありますが、洗濯機のように水と振動が加わる家電や、人が体重をかけるベッドでは話が変わります。

本記事では、100均で代用できる条件と無理な条件、机・テーブル・椅子・ベッド・洗濯機それぞれの上げ方、買う前に測る寸法を解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

かさ上げ台を100均で選ぶなら、まず載せる物の重さと水の有無を見る

代用できるかどうかを分ける条件は、載せる物の重さと、その場所に水がかかるかどうかの2つです。

重さが条件になるのは、100均で売られている小物には耐荷重の表示が無く、載せられる重さを買う側が確かめられないためです。

表示のない台に数十kgの家電を載せると、割れたり潰れたりしたときに何が起きるかを予測できません。

水のほうは、洗濯機の下で問題になります。

木製ブロックやMDF材は水を吸うと膨らんで強度が落ちますし、紙を固めた素材は原形を保てません。

脱水時の揺れで台がずれれば、排水ホースが引っ張られて外れることもあります。

裏を返せば、水のかからない場所に置く軽い家具なら、100均のグッズでかさ上げできる余地があります。

机やテーブルの脚を数センチ上げる、椅子の座面を少し高くする、といった用途がここに入ります。

重い家電と人が乗る家具は専用品、軽い家具は100均、という線引きで考えると判断が早くなります。

100均で代用に使われるグッズの種類と、それぞれの作り

耐震ジェルマット

透明なウレタン系のジェルを数mm厚のシート状にしたもので、本来は家具や家電の転倒を抑える目的で作られています。

厚みが数mmしかないため、高さを足す用途には向きません。

ただし、ほかのブロックの上に重ねると、載せた物が横滑りしにくくなります。

剥がすときに床や家具の表面に跡が残ることがあるので、目立たない場所で試してから使ってください。

ゴム板・防振ゴム

厚さ1cm前後のゴム板は、高さを足しながら振動を伝えにくくする作りです。

100均で扱われているものは面積が小さく、重い物を載せると一点に荷重が集中します。

家具の脚の裏に敷く用途なら使えますが、洗濯機のような重量物には面積も厚みも足りません。

木製ブロック・角材

工作用の木製ブロックや、すのこを切って重ねたものを脚の下に敷く方法です。

高さは確実に稼げますが、断面が小さいほど接地が不安定になります。

水まわりでは吸湿で膨らむため使えません。

積み重ねできる収納ケース・コンテナ

ポリプロピレン製の収納ケースを台にする使い方です。

箱の構造上、角の4点は強いのですが、天面の中央は荷重に弱い作りになっています。

ベッドや洗濯機のような重い物を載せる使い方は想定されていません。

フェルト・コルクの脚パッド

高さは数mmしか変わらないので、かさ上げというより床の保護用です。

ブロックの下に敷けば、ブロックの角で床が傷むのを抑えられます。

家具の脚まわりの保護品については、ベッドやテーブルの脚の傷防止は100均で足りるかで解説しています。

どのタイプがどの用途に向くか、100均グッズを比べる

タイプ足せる高さの目安向いている用途向かない用途
耐震ジェルマット数mmブロックと家具の間に挟んで横ずれを抑える高さを稼ぐ目的全般
ゴム板・防振ゴム1cm前後軽い棚やテーブルの脚、音が気になる場所洗濯機、冷蔵庫
木製ブロック・角材2〜5cm乾いた室内の机・テーブル脱衣所、キッチンまわり
収納ケース・コンテナ10cm以上軽い小物棚の底上げベッド、洗濯機、人が座る家具
フェルト・コルクパッド数mmブロックの下に敷いて床を保護高さ調整そのもの

この表で分かるとおり、100均のグッズで確実に扱えるのは「乾いた場所に置く、軽い家具」だけです。重量物と水まわりの2つが外れれば、選択肢はかなり広がります。

机・テーブルの高さを上げるなら100均の木製ブロックが使える

机 高さ 上げる 100均、テーブル 高さ 上げる 100均で探している人が求めているのは、数cmの調整です。天板が低くて膝が当たる、椅子を買い替えたら高さが合わなくなった、という場面がこれに当たります。

脚が4本の机なら、同じ厚みの木製ブロックを4つ用意して脚の下に敷きます。

ここで守る条件が2つあります。

1つは、ブロックの接地面を脚の断面より大きくすることです。

脚より小さいブロックに載せると、重さが点に集中して天板が傾きます。

もう1つは、4か所すべて同じ厚みにすることです。

1か所でも違うとがたつきます。

ブロックと脚の間には耐震ジェルマットか滑り止めシートを挟み、ブロックの下にはフェルトパッドを貼ると、横ずれと床の傷の両方に対処できます。ただし、キャスター付きの机や、脚が斜めに付いているデザインの机は、ブロックを噛ませると荷重の向きが変わるので避けてください。

椅子の高さを上げる100均グッズは、座る動きに耐えられるかで選ぶ

椅子の高さを上げる 100均という探し方もありますが、椅子は机と条件が違います。

人が座る、立つ、体を預けるという動作のたびに、脚へ横向きの力がかかるからです。

ブロックを置いただけの状態では、立ち上がる瞬間にブロックが抜ける動きが起きます。

100均の範囲で現実的なのは、座面側を上げる方法です。

厚手のクッションや座布団を座面に重ねれば、脚に手を加えずに数cm高くできます。

滑り止め付きのクッションを選ぶか、座面との間に滑り止めシートを挟んでください。

脚側を上げたい場合は、椅子の脚にかぶせるタイプの脚カバーに厚みのあるものを選ぶ方法があります。いずれにしても、高さを大きく変えたいなら高さ調節機能のある椅子に替えるほうが、座っている間の安定につながります。

ベッドを上げるのに100均のかさ上げ台を使うのは避ける

ベッドの下に収納スペースを作りたい、掃除機のヘッドを入れたい、という理由でベッドの高さを上げたい場合、100均の商品は想定外の使い方になります。

ベッドにかかるのは、フレームとマットレスの重さに、寝ている人の体重を足した数十kgです。

しかも寝返りのたびに荷重の位置が動きます。

収納ケースを脚の下に入れる方法が紹介されることもありますが、ポリプロピレン製の箱は天面中央が荷重に弱く、長時間の加重で変形します。木製ブロックを使う場合も、ベッドの脚の断面が小さいときは、ブロックから脚が外れる方向に力が加わります。

ベッドは耐荷重の表示がある専用のかさ上げ台を選んでください。

ブロックを使う場合の考え方と台との違いはベッドのかさ上げはブロックで安全かで解説しています。

掃除機が入る高さから逆算して選びたい場合は、ベッドの脚を上げて掃除が届く高さにする方法が参考になります。

洗濯機のかさ上げ台を100均で代用するのが難しい理由

洗濯機 かさ上げ台 100均という組み合わせで調べる目的は、排水口の掃除と排水ホースの取り回しのために高さを確保することです。ただ、この用途で100均のグッズを使うのは条件が厳しくなります。

縦型の洗濯機は本体だけで30〜40kg、ドラム式では70kgを超えるものもあり、ここに水と洗濯物の重さが加わります。

脱水時には本体が小刻みに揺れ続けるため、台には重さだけでなく、繰り返しの振動に耐える作りが求められます。

100均の耐震ジェルやゴム板には耐荷重の表示が無く、この条件を満たすかどうかを買う側が判断できません。

洗濯機をかさ上げするなら、耐荷重と対応サイズが表示された専用台を選んでください。

ホームセンターや家電量販店で扱われている4点支持のタイプや、面で受ける一体型のタイプがこれに当たります。

設置前には、かさ上げ後の洗濯機の高さが蛇口や上部の棚に当たらないかを確かめてください。

かさ上げ台を買う前に測る3つの寸法

脚の接地面の寸法

脚の底の縦横、または丸脚なら直径を測ります。

この寸法より台の受け皿が小さいと、荷重が一点に集中して台が割れます。

ベッドやソファのように脚が太い家具では、受け皿のサイズが足りない製品があります。

必要な高さ

何のために上げるのかから逆算します。

掃除機のヘッドを入れたいなら、ヘッドの高さに数cmを足した値です。

洗濯機なら、排水トラップの点検口に手が入る高さを測ります。

上げすぎると、洗濯機の投入口が高くなったり、机の天板が合わなくなったりします。

上方向の余裕

かさ上げした分だけ、家具や家電の天面が上がります。洗濯機の上に蛇口や吊り戸棚があるなら、その下端までの距離を測ってください。

よくある質問

ダイソーやセリアに「かさ上げ台」という商品名で売っていますか

その名前の商品が常時並んでいるわけではありません。

かさ上げに転用されているのは耐震ジェルマット、ゴム板、木製ブロック、収納ケースなどで、いずれも別の用途で作られたものです。

取扱いは店舗や時期によって変わるため、売り場で現物の表示を確かめてください。

冷蔵庫のかさ上げを100均のグッズでできますか

冷蔵庫は本体だけで数十kgあり、扉を開けるたびに前方へ力がかかります。

耐荷重の表示がない100均のグッズでは、この条件を満たすかどうかを確かめられません。

キャスター付きの冷蔵庫台など、耐荷重が明記された製品を選んでください。

木製ブロックの代わりにすのこを使えますか

乾いた室内で軽い家具を上げるだけなら使えます。

ただし、すのこは板と板の間が空いているため、脚が桟の上に乗るように位置を合わせてください。

脚が板と板の隙間にかかると、板が割れます。

脱衣所やキッチンのように水がかかる場所では、木材が吸湿して強度が落ちます。

かさ上げした家具の下に、床の傷防止も同時にできますか

台の底にフェルトパッドやコルクシートを貼ると、台の角が床に当たるのを抑えられます。

ゴム製の台は、長期間同じ位置に置くと床材によっては色が移ることがあるため、間に薄い樹脂シートを挟む方法もあります。

無垢材やクッションフロアでは出方が変わるので、目立たない場所で様子を見てから決めてください。

まとめ

100均のグッズでかさ上げできるのは、水のかからない場所に置く軽い家具までです。

机やテーブルを数cm上げるなら、脚の断面より大きい木製ブロックを4か所同じ厚みで使い、間に滑り止めを挟めば対応できます。

椅子は座面側にクッションを重ねるほうが、脚に手を加えるより安定します。

一方で、ベッドは体重が加わり、洗濯機は重さに加えて水や振動が、冷蔵庫は重さに加えて扉を開けるたびの力が加わるため、表示のない小物では載せられる重さを確かめられません。

この3つは耐荷重の表示がある専用品を選んでください。

ぜひ本記事の比較表と、脚の接地面・必要な高さ・上方向の余裕という3つの採寸を手がかりに、載せる物に合った台を選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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