L字型のキッチンマットは角で浮く?ズレを抑えて敷くコツ
L字型のキッチンマットを敷くと、曲がり角だけが床から浮き上がります。角で向きを変えるには斜めの折り目で生地を折り返すことになり、その重なった分だけ高さが出るためです。
売り場には幅50cmか60cm、長さ120cmから300cmまでのL字対応品が並びますが、同じ「L字」の名前で作りの違うものが混ざっています。
どちらを買ったかで、浮きやズレの出方も変わります。
本記事では、2つの作りの違い・角が浮く仕組み・キッチンの2辺の測り方・浮きを抑える敷き方を解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
L字型のキッチンマットには、平面がL型のものと縁が立ち上がるものがある
商品名に「L字」「L型」と書かれていても、指している形は2つあります。買ってから「思っていた形と違う」となるのはこの取り違えで、曲げる向きそのものが別です。
L型キッチンの角に合わせて平面を曲げるタイプ
コンロ前とシンク前が直角に並ぶ配置で、1枚のロングマットを角で折り返して使います。
長さ240cmや300cmの製品に斜めの折り目が入っていて、その線で折ると進行方向が90度変わる作りです。
2枚のマットを角で突き合わせる必要がないので、継ぎ目の段差やゴミの溜まりが出ません。
長辺を立ち上げて蹴込みの隙間を覆うタイプ
キッチン本体の下側は、床から少し奥まった蹴込み(けこみ)になっています。
ここに食材のかけらや髪の毛が入り込むため、マットの長辺に沿った折り目で縁を立ち上げ、隙間をふさぐ作りの製品が出ています。
断面がL字になるという意味のL型で、平面はただの長方形です。
幅60cmを買っても立ち上げた分は床に接しないので、足元に残る幅はその分だけ狭くなります。
角や立ち上がりが浮くのは、折り目で生地が重なるから
平面をL型に折り返すと、角の部分では生地が二重になります。
マットの厚み8mm前後のクッション入りなら重なった高さはおよそ2倍で、そこだけが山になって持ち上がります。
厚み1.5mmの薄い透明タイプなら段差は小さく収まりますが、重なりそのものは消えません。
もうひとつ浮きの原因になるのが、届いた直後の巻き癖です。
ロール状で梱包されたロングタイプは端が内側に丸まろうとするので、角で折った部分と巻き癖の戻る力が同じ方向に重なると、押さえても戻ってきます。
縁を立ち上げるタイプも、折り目の反発で立ち上がりが手前に倒れてきます。
浮いた角は足の指が当たりやすく、そこから横方向のズレも始まります。小さな子どもや高齢の家族が通る動線なら、角の段差を手で押さえてから踏んでみて、つまずきそうなら角の位置を動線の外へずらしてください。
敷く前に測るのは、キッチンマットが収まる2辺と蹴込みの高さ
L型の配置では、長辺と短辺を別々に測ります。
基準になるのはキッチン本体の面から背面の壁や食器棚までの通路幅で、ここがマットの幅50cmと60cmのどちらに収まるかを決めます。
長さは角の内側から測った実寸で、240cmや300cmの製品を買っても余った分は折り返すか切るかになるため、先に測っておかないと処理が決まりません。
縁を立ち上げるタイプを選ぶなら、蹴込みの引っ込んだ奥行きと、床から見た高さも測ってください。
立ち上がりが低ければ隙間が残り、高すぎれば扉や引き出しの下に当たります。
食器洗い乾燥機や引き出しの前では、開けた扉の下端とマットの厚みが当たらないかも確かめておきます。
角のズレを抑える敷き方は、長辺を先に決める
角から合わせようとすると、長辺と短辺の両方が中途半端な位置に落ち着きます。先に長辺をキッチン本体の面に沿わせて端の位置を決め、それから折り目で角を折り、最後に短辺を伸ばす順にすると、ズレの逃げ場が1方向だけになります。
固定は、マット裏の滑り止め加工か吸着加工が付いた製品を選んだうえで、端を動かない物で押さえるのが現実的です。
蹴込みの下にマットの端を数cm差し込めるなら差し込み、冷蔵庫やゴミ箱の脚が乗る位置に端を合わせます。
糊で貼る粘着テープは剥がすときに床に跡や変色が出るので、賃貸では使わないでください。
吸着タイプでも、無垢フローリングやクッションフロアでは色が移ることがあるため、家具の下など目立たない場所で数日試してから本敷きにしてください。
折り目の浮きは、広げて数日置くと落ち着きます。
急ぐなら巻き癖と逆向きに緩く巻き直してから敷き、角に本や鍋を一晩置いて押さえます。
ドライヤーや熱湯で曲げようとすると、PVCは変形したまま戻らなくなります。
L字型キッチンマットに向くマットの素材とマットの厚み、床暖房の表示
キッチンマットの素材は、角で折る使い方との相性がはっきり出ます。
拭けるPVCは水や油をはじき、折り目に沿った形も保ちやすいため、L字対応品の多くがこのタイプです。
布製は洗濯機で洗える製品があるかわりに、角で折った部分の形が洗うたびに崩れ、毛足のあるものは油を吸い込みます。
油はねの量で選び分ける考え方は拭けるキッチンマットと布製マットの比較で解説しています。
マットの厚みは、1.5mm前後の薄いクリアタイプと8mm前後のクッションタイプで性格が分かれます。
薄いほうは角の段差が小さく扉の下にも当たりませんが、足裏への当たりは床のままです。
透明タイプは床の色をそのまま見せる反面、ベタつきや床の変色という別の注意点があり、透明キッチンマットのデメリットで解説しています。
床暖房の上で使うなら、パッケージか商品ページの床暖房対応の表示を確認してください。表示のない製品は、熱で反りやにおいが出ることがあります。
L字のキッチンマットで裏目に出る仕様
折り目の入っていないロングマットを無理に直角に曲げて代用する場合は、内側に生地が余って角が浮きます。マットの厚み8mm以上の低反発タイプで同じことをすると、反発力で角が起き上がってきます。
2枚のマットを角で突き合わせる方法は、拭き掃除のときに2枚ともずらすことになるので、L型の配置なら折り目付きの1枚物のほうが手間が少なくなります。
マットの裏面が全面ゴムの製品は、ずれにくい反面、長く敷いたままにすると床との間に湿気がこもります。週に一度めくって床を乾かす手間を前提に選んでください。
よくある質問
L字型のキッチンマットは、どこを見て選べばいいですか
平面をL型に曲げたいのか、縁を立ち上げて蹴込みの隙間をふさぎたいのかを先に決めてください。
商品名に両方の語が入っていることがあるため、写真で曲げている向きを確かめます。
そのうえで通路幅に合う幅50cmか60cm、角の内側から測った長さ、床暖房の表示の有無を見ます。
透明のL字型キッチンマットもありますか
マットの厚み1.5mm前後のクリアなPVC製で、L字の折り目が入った製品が出ています。
薄いので角の段差は小さく、床の色を隠さずに使えます。
ただし床材との組み合わせで変色やベタつきが起きることがあるため、長期間敷いたままにせず、ときどきめくって床の状態を見てください。
カインズのL字キッチンマットはどんなサイズがありますか
取扱いと在庫は店舗や時期で入れ替わるため、現在の寸法は店頭か公式の商品ページで確認してください。サイズ展開の幅は店によって差があり、その違いはカインズと他店のキッチンマットのサイズ展開で解説しています。
長さが余ったL字マットは切っても使えますか
カットできると表示のある製品なら、定規に沿ってカッターで切れます。
表示のないものを切ると、切り口がほつれたり、裏の滑り止め加工が剥がれたりします。
切る前に、余った分を蹴込みの下へ差し込めないか試してください。
まとめ
L字型のキッチンマットで角が浮くのは、折り返した生地が二重になるという作り上の理由です。
マットの厚みが薄いものを選ぶか、広げて数日なじませて端を押さえれば、段差は小さく収められます。
平面をL型に曲げるタイプと蹴込みの隙間を覆うタイプのどちらが必要かを先に決め、通路幅と角の内側からの長さを測ってから買うと、ズレの原因をひとつずつ減らせます。
ぜひ本記事の測り方と敷き方の手順を参考に、角で浮かないL字の敷き方を決めてください。




