お風呂マットの捨て方は?珪藻土や発泡素材は何ゴミか分別
浴室の床に敷いていたお風呂マットがひび割れたので、燃えるゴミの袋に入れようとして手が止まります。
お風呂マットの捨て方は、珪藻土(けいそうど)・発泡素材・ゴム製・布製のどれかで分別が変わり、さらに縦横のどちらかが30cmを超えると粗大ごみ扱いになる自治体もあります。
素材の判断を間違えると収集所に置き去りになり、自分で持ち帰ることになります。
本記事では、お風呂マットの素材の見分け方・素材別に何ゴミになるか・サイズで粗大ごみに変わる境目・捨てる前の下準備を解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
お風呂マットの捨て方が迷う理由は、素材が4タイプに分かれるから
浴室で使うマットと呼ばれるものには、まったく違う素材のものが同じ名前で売られています。どの分別になるかは見た目ではなく、素材で決まります。
珪藻土ボードのタイプ
板状で硬く、落とすと割れるものが珪藻土タイプです。
珪藻土は土を焼き固めたものなので、燃えるゴミではなく不燃ごみや陶器・ガラス類と同じ区分になる自治体が多く見られます。
横浜市のように珪藻土バスマットを不燃ごみとして案内している例があります。
発泡素材のすのこ・クッションタイプ
浴室の床に敷く発泡素材のマットは、EVAやポリエチレンを発泡させた樹脂です。
軽くて指で押すと沈み、裏側に水抜きの穴やスリットが付いています。
樹脂なので燃えるゴミまたはプラスチックごみに入りますが、どちらになるかは自治体の区分で分かれます。
ゴム・PVCのすべり止めタイプ
浴槽の中や洗い場に敷く、裏に吸盤が並んだ薄いマットはゴムか塩化ビニル(PVC)です。こちらも燃えるゴミとして扱う自治体が多く、吸盤を外す必要はありません。
布製の足ふきタイプ
脱衣所で足を拭く布製のマットは、綿やポリエステルなどの繊維です。燃えるゴミに出せますが、ゴム滑り止め加工が裏打ちされているものは資源の古布には出せません。
素材が分からないお風呂マットを見分ける3つの手順
タグや品質表示が切れていても、手元で確かめられます。
まず持ち上げて重さを確かめてください。
片手でひょいと持てて、指で押すと戻るなら発泡素材のタイプです。
両手で持つとしなりが無く、角を軽く叩くと「コン」と硬い音がするなら珪藻土です。
次に水を数滴たらします。
珪藻土は数秒で吸い込んで色が濃くなり、樹脂やゴムは水玉のまま残ります。
最後に折り曲げてみます。
グニャリと曲がって戻るのがゴムやPVC、まったく曲がらず白い粉が手に付くのが珪藻土です。
この3つで、お風呂マットの素材はほぼ区別が付きます。
判断に迷うまま出すより、自治体のごみ分別検索で商品名と素材名の両方を引いたほうが早く済みます。
珪藻土マットが割れてしまった場合の扱いは珪藻土マットが割れた時の対処と処分の目安で解説しています。
お風呂マットのサイズが30cmを超えると粗大ごみに変わる自治体がある
お風呂マットの素材が分かっても、まだ終わりません。
多くの自治体は一辺または最大の長さで粗大ごみの線を引いており、30cm・50cm・1mのいずれかが基準になっています。
浴室用のすのこタイプは60cm×85cm前後のものが流通しているので、この基準にそのまま当たります。
基準を超えたときの出し方は2つです。
粗大ごみとして申し込んで手数料を払う方法と、切って規定内に収める方法があります。
発泡素材のマットはカッターやのこぎりで切れるので、袋に入る大きさにしてから燃えるゴミへ回せる自治体もあります。
回収対象ではない珪藻土のボードを割る場合は、粉が舞うため、屋外で新聞紙を広げ、厚手の袋に二重に入れてから不燃ごみに出してください。
回収対象の商品は、割らずに販売元の案内に従います。
切ってよいかどうかは自治体のルール次第で、「切断しても元の品目として扱う」と明記しているところもあります。申し込みの前に、ごみ分別の問い合わせ窓口でマットの素材と寸法を伝えて確認してください。
捨てる前に乾かす。濡れたまま出すと別の問題が起きる
浴室から出したばかりのお風呂マットは水を含んでいます。
布製なら乾いた状態の数倍の重さになり、袋の底が抜けます。
発泡素材のすのこタイプも裏の溝に水が溜まるので、立てかけて半日から一日置いてから袋に入れてください。
濡れたまま袋に詰めると、収集日までの間に袋の中でカビとにおいが出ます。集積所に長く置く地域ほどこの影響が大きくなります。
なお、珪藻土のマットは乾いていても表面の粉が落ちます。袋に入れる前に新聞紙や古いタオルで一度包むと、袋が破れても粉が散りません。
古い珪藻土のお風呂マットでアスベストが心配な場合
珪藻土マットの捨て方を調べると、アスベスト(石綿)という語に行き当たります。
2020年末から2021年にかけて、一部メーカーの珪藻土バスマットから基準値を超える石綿が検出され、回収が行われた件があったためです。
対象になった商品は販売店やメーカーが回収を案内しており、自治体のごみとして出すのではなく販売元の案内に従う形になっています。
手元のお風呂マットが対象かどうかは、購入時期とメーカー名で確認してください。
回収対象として公表されている商品であれば、販売店またはメーカーの問い合わせ先に連絡します。
対象外のものや、2021年以降に買ったものは通常の不燃ごみの区分で扱われます。
気を付けたいのは、心配だからといって対象商品を割ったり削ったりしないことです。
回収対象の案内では、袋に入れて密封し、研磨や切断をしないよう求められています。
粉じんを吸い込んだかもしれないなど体調の不安がある場合は、医療機関に相談してください。
お風呂マットの捨て方で向かない方法
検索するとよく出てくる方法のうち、お風呂マットでは向かないものがあります。
資源の古布として出す
浴室や脱衣所で使っていたものは水あかやカビが付いているため、資源の古布の対象外になります。布製の風呂マットの捨て方としては、燃えるゴミと考えるほうが現実的です。
雑巾や掃除用に使い切る
布製のバスマットを切って雑巾にする方法はありますが、厚手のマイクロファイバーは水を含むと絞りにくく、乾きも遅いままです。
玄関の泥落としに転用する案も、裏の滑り止め加工が劣化していればかえって滑ります。
似た悩みの玄関用の分別については玄関マットの捨て方と素材・サイズ別の分かれ方で解説しています。
リサイクルショップやフリマで手放す
使用済みの浴室用マットは衛生用品に近い扱いで、買い取りの対象外とする店が一般的です。
出品できたとしても、水まわりで使ったものは取引が成立しにくい商品です。
処分を急いでいる場合は、最初から自治体の収集に出す段取りで進めてください。
次に買うお風呂マットは、捨てやすさと替え時を見て選ぶ
買い替えのタイミングで、処分のしやすさも条件に入れられます。
発泡素材のすのこタイプは切って小さくできるため、粗大ごみの申し込みを避けやすい素材です。
反対に珪藻土のボードは硬く、割れば粉が出るので、処分の手間はかかります。
お風呂マットのサイズの選び方も影響します。
浴室の床を全面覆う大判のお風呂マットは敷いている間は快適でも、捨てるときに粗大ごみの基準を超えます。
半分の寸法を2枚並べる形にしておけば、1枚ずつ通常のごみに出せる場合があります。
お風呂マットの寿命は、素材と使う頻度で変わります。
発泡素材はへたって沈み込みが戻らなくなり、ゴム製は裏の吸盤が硬化して張り付かなくなり、珪藻土は吸水しなくなった段階が替え時です。
浴室に敷くマットの種類ごとの違いは浴室内に敷くお風呂マットの種類と素材の違いで解説しています。
よくある質問
浴室用のすのこマットは粗大ごみの申し込みが必要ですか
自治体の基準寸法を超えているかで変わります。
60cm×85cm前後の大判であれば、30cmや50cmを基準にしている自治体では粗大ごみです。
発泡素材なら切断して規定内に収める方法もありますが、切断後の扱いは自治体ごとに違うので、申し込み前に問い合わせてください。
珪藻土のお風呂マットを割ってから燃えるゴミに混ぜてもいいですか
混ぜないでください。
珪藻土は土を焼き固めた素材で、小さくしても燃えるゴミの区分には変わりません。
不燃ごみか陶器・ガラス類として出し、割る場合は屋外で厚手の袋に二重に入れてから出してください。
濡れたままのお風呂マットを袋に入れて出してもいいですか
乾かしてから袋に入れてください。
布製のマットは水を含むと乾いた状態の数倍の重さになり、袋の底が抜けます。
発泡素材のすのこタイプはマットの裏の溝に水が溜まるので、立てかけて半日から一日置いてから出してください。
まとめ
お風呂マットの捨て方は、珪藻土か発泡素材かゴム・PVCか布かという素材の判別から始まります。
重さ・水のしみ込み方・曲がるかどうかの3点を確かめれば、タグが無くても見当が付きます。
そのうえで寸法を測り、自治体の粗大ごみの基準を超えていないかを見てください。
どの素材でも、乾かしてから袋に入れるという下準備は共通です。
回収対象として公表されている珪藻土マットだけは、ごみに出さず販売元の案内に従ってください。
ぜひ本記事の素材の見分け方3手順と素材別の分別の目安を参考に、お住まいの自治体の分別ルールと照らし合わせて処分を進めてください。




