隙間を埋めるキッチンマットは何cm幅が必要?測る場所で決まる
シンクや調理台の前に敷くキッチンマットは、水滴や油はねから床を守るために多くの家庭で使われています。ところが、「敷いたのに前板との間に床が見えている」「サイズを合わせたはずが端が余った」という声は珍しくありません。
細い隙間が残れば、そこだけ水と油が落ちて床材のシミや変色につながります。
逆に大きすぎれば端が浮き、つまずきや扉の開閉の邪魔にも。
本ページでは、敷く場所ごとの必要幅・種類別の寸法表記の読み方・採寸位置の決め方まで、順を追って解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
シンク前と壁際、隙間を埋めるキッチンマットの出番
台所で隙間と呼ばれる場所は、大きく3か所に分かれます。
ひとつはマットの短辺と壁・冷蔵庫の間。
ふたつめはマットの長辺とシンク下の扉、または巾木(壁の下端に付く細い板)の間。
みっつめはマットを2枚並べたときの継ぎ目です。
どれも埋め方が違う。
壁との隙間は長さの選び直しで消えますが、扉側の隙間は奥行き方向の寸法の問題です。
継ぎ目は寸法ではなく厚みをそろえる話になります。
寸法表記は幅×長さのcmが基本です。
ここで注意したいのは、商品ページの数値の並び順がメーカーごとに違うこと。
「45×240cm」と書かれていても、45が奥行き(手前から扉までの向き)を指すのか、通路方向の長さを指すのかは表記だけでは決まりません。
長辺と短辺のどちらを壁に付けるかを先に決めておくと、読み間違いを避けられます。
マットの基本的な選び方はサイズと素材から絞り込むキッチンマットの選び方にまとめています。
種類が違えば寸法の表記も変わる
隙間の埋め方は、大きく5タイプ。既製サイズから近いものを選ぶか、長さを指定するか、切るか、足すかの違いです。
| タイプ | 寸法の表記のされ方 | 隙間の埋め方 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 既製サイズの定尺マット | 約45×240cmなど、幅×長さのcm | 実測より少し短い寸法を選び、余りを壁側に寄せる | 壁付けのI型キッチンで、通路がまっすぐな家 |
| ロール・切り売り | 幅は固定(60cm前後や90cm前後が多い)、長さは10cm単位や1m単位で指定 | 実測した長さをそのまま注文する | 冷蔵庫の前まで一続きで覆いたい家 |
| ハサミで切れる樹脂タイプ | 幅×長さのcmに加え、厚みをmmで表記 | 縁を落として現場合わせする | 柱の出っ張りやL字で四角に収まらない家 |
| ジョイント式のピース | 一辺30cm角・45cm角などの正方形寸法 | 枚数で面積を作り、端の1列を切って調整 | 形が変わった床、部分的な隙間 |
| 細幅の補助マット | 幅20〜30cm程度の細長い寸法 | 今のマットと扉の間に足す | 買い替えずに扉側だけ埋めたい人 |
樹脂の一枚物は切っても端がほつれません。
布は切ると縁が解けるため、カット前提で選ぶなら素材から絞るほうが早い。
透明タイプの厚みや質感の違いは透明キッチンマットと布タイプの比較で触れています。
台所の幅から隙間を埋めるキッチンマットを選ぶ
決める順序は、奥行き、長さ、厚みの3つ。この順で測ると、余りをどこへ逃がすかが自動的に決まります。
1. 奥行き(短辺)を測る
シンク下の扉の面から、作業中に自分のかかとが来る位置までをメジャーで測ります。
水はねと油はねはこの帯に落ちる。
測った値より小さいマットを選ぶと、扉際か足元のどちらかが必ず露出します。
逆に大きいと扉の開閉でマットの端を噛みます。
2. 長さ(長辺)を測る
覆いたい範囲の端から端まで、床の実寸を測ります。
壁が直角でない家では、手前側と奥側で数センチ違うことがある。
両方測って、短いほうを基準にしてください。
既製サイズなら実測より2〜3cm短いものが扱いやすく、ロールなら実測ぴったりから1cm引く程度に。
3. 厚みを決める
床とシンク下の扉、食洗機の扉、引き出しの下端との隙間を測ります。
ここより厚いマットは扉に当たる。
薄手の樹脂なら段差が小さく、隙間に食い込みにくい。
クッション性のあるタイプは厚みが増えるぶん、扉のクリアランスと段差の高さを先に確認しておく必要があります。
表記が同じ約240cmでも仕上がりが違う理由
表示寸法と実物が合わない原因はいくつもあります。
まず「約」の許容差。
縫製品は裁断と縫製の工程で数ミリから1cm程度動きます。
次にヘム(縁の折り返し)を寸法に含むかどうか。
含まない表記だと、実物は表示より長く感じられる。
厚みの表記も分かれます。
毛足の先端までを測った値か、基布と裏面だけの値か。
同じ「5mm」でも、押したときに沈む量が違えば扉との当たり方は変わります。
洗える布タイプは、洗濯による縮みも要素のひとつ。
綿やアクリルは洗うと寸法が動くことがあり、洗濯表示に注意書きが入っている製品もあります。
ロールで届いたものは巻き癖で最初は短く見え、数日で伸びて落ち着く場合も。
店ごとのサイズ展開の幅はカインズのキッチンマットのサイズ展開で比べています。
そして床側の条件。
巾木の厚みぶんマットが壁に密着しないので、実測が通路幅どおりでも1cm前後の隙間は残ります。
ここは寸法では消せません。
隙間が残る場合と大きすぎる場合の不都合
扉際に隙間が残ると、そこだけ床が油と水を受け続けます。
フローリングの目地に入り込むと拭き取りにくく、黒ずみが目立つようになります。
マットを敷いた意味が薄れるのはこの状態。
逆に大きすぎた場合。
端が壁で立ち上がって波打ち、めくれて足が引っかかりやすくなります。
折り返して使うと段差ができ、樹脂系は折り癖が戻りません。
扉に噛んだ状態で開閉を繰り返せば、その部分だけ毛羽立ちや変形が出ます。
裏面が吸着タイプや粘着タイプの製品は、床材との相性も出ます。
無垢材やクッションフロアでは変色や表面の剥離が起きることがある。
使い始めに家具の下など目立たない場所で試し、様子を見てから全面に敷くのが無難です。
滑り止めを効かせても段差そのものは消えないので、通路をふさぐ位置に端を置かない配置も併せて考えてください。
採寸位置で決まる隙間を埋めるキッチンマット
商品ページなら、まず仕様表のサイズ欄。
ここに「約」が付いているか、厚みがmmで別記されているかを見ます。
カットできるかどうかは商品説明の本文に書かれることが多く、仕様表には出ていない場合もある。
次に裏面の記載。
滑り止め加工、不織布、吸着シートのどれなのかで、床への影響と切ったときの扱いが変わります。
不織布が貼られたものを切ると、切り口から剥がれてくることも。
布タイプは洗濯表示のタグも確認先です。
洗濯機で洗えるか、縮みの注意があるか、乾燥機が使えるか。
拭けるタイプと洗えるタイプの違いは、隙間対策とは別に維持のしやすさを左右します。
水はねの量が多い家なら吸水タイプと拭けるタイプの比較も見ておくと、奥行きをどこまで取るかの判断がしやすくなります。
店頭では、パッケージ裏の仕様表と、丸めた状態の太さ。太いものは厚みがあり、扉のクリアランスに注意が必要です。
よくある質問
大きめを買って余りを折り返してもいいですか
おすすめしません。
折り返した段差につまずきやすくなり、樹脂系は折り目が白く残ります。
余るなら短い寸法を選ぶか、切れる素材にしてください。
布のキッチンマットを自分で切っても大丈夫ですか
切り口がほつれます。
裏に不織布が貼られたタイプは、切ったところから層が剥がれることもある。
カットする前提なら、樹脂の一枚物か、カット可と明記された製品を選ぶほうが確実です。
2枚並べて隙間を埋める方法はどうですか
継ぎ目に水とゴミがたまりやすく、厚みが違うと段差でめくれます。
並べるなら同じ製品で厚みをそろえるか、初めからジョイント式にするか、細幅の補助マットを足す形に。
シンク前だけ濡れるなら水切りマットとの兼用も選択肢になります。
まとめ
隙間を埋めるキッチンマットは、奥行き、長さ、厚みの順に実測して決めます。
奥行きは扉の面からかかとまで。
長さは手前と奥の両方を測り、短いほうを基準に2〜3cm引く。
厚みは扉の下端との隙間より薄く。
表示は「約」であり、縫い代や毛足の扱いで実寸は動きます。
だから隙間ゼロを狙わない。
片側を密着させ、残った1〜2cmをどこに置くかを自分で決めておけば、届いてから困ることはほとんどなくなります。
掃除のしやすさも一緒に考えたい場合は見た目と手入れのしやすさの両立も参考にしてください。



