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吸水キッチンマットは速乾タイプを選ぶべき?拭けるタイプとの違い

シンク前に立つと足元の布がじっとり冷たい、という状態は、キッチンマットの吸水量が足りないのではなく、吸った水が乾いていないせいで起きます。

吸水キッチンマットを選ぶときに差が出るのは、どれだけ吸うかよりも、吸ったあとどれだけ早く乾くかという速乾性のほうです。

マットの素材がマイクロファイバーか、綿か、マットの裏面に防水樹脂が貼られているかで、同じ「吸水」の表示でも乾き方がまるで違います。

本記事では、吸水と速乾が両立しにくい理由、拭けるタイプとの選び分け、敷く場所の採寸と洗い方まで解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

吸水キッチンマットは、吸う量より乾く速さで選ぶ

水を吸う力だけで選ぶと、乾きの遅いマットを選ぶことになり、足裏の冷たさと生乾きのにおいが残ります。

キッチンの床に落ちる水は、鍋から跳ねた数滴、洗い物のときに手から垂れる水、冷蔵庫の前でこぼした飲み物といった少量が、一日に何度も繰り返される形です。

一度に大量の水をかぶる場面ではないので、吸水量そのものが足りなくなることはあまりありません。

むしろ困るのは、朝こぼした水が夜まで残り、その上にまた水が落ちる状態です。

繊維が濡れたままだと雑菌が増えてにおいの原因になりますし、湿った布が床との間に挟まれば、床材によっては変色やべたつきが出ます。

そのため、吸水キッチンマットを比べるときは「どれだけ吸うか」ではなく「吸ったあと数時間で表面が乾く作りか」を見てください。

乾く速さを決めるのは、繊維の太さと、マットの厚み、そしてマットの裏面の構造の3つです。

細い繊維を起毛させたマイクロファイバーは表面積が大きく、水が広がって蒸発しやすい作りになっています。

一方で、厚手のコットンパイルは水を内部に抱え込むため、吸う量は多いのに乾きは遅くなります。

速乾タイプと厚手タイプ、吸水の仕方が違う

マイクロファイバーの速乾タイプ

極細の化学繊維を立たせたキッチンマットで、落ちた水をすばやく表面に広げて蒸発させる作りです。

踏んだときに水が表面に戻りにくく、足裏が濡れた感じになりにくいという特徴があります。

マットの厚みが薄い作りのため、洗濯しても乾きが早く、週に一度洗う使い方に向いています。

反面、繊維が寝てくると吸水量が落ちますし、油を含んだ水を吸うと洗っても落ちにくくなります。

綿パイル・ワッフル織りの厚手タイプ

綿の糸をループ状に織った、タオルに近い作りのキッチンマットです。

吸水量は多く、足裏の当たりもやわらかいので、長時間キッチンに立つ人には楽に感じられます。

ただし水を内部に抱えるので、乾くまでの時間が長くなります。

日当たりや換気の悪いキッチンで使うと、乾ききらないうちに次の水を吸うことになります。

マットの裏面に防水加工のある吸水タイプ

表側は吸水する布、裏側は樹脂で防水した二層構造のキッチンマットです。

吸った水が床まで届かないので、フローリングを濡らしたくない場合に向きます。

注意したいのは、水が下へ抜けない分だけマットの内部に残りやすく、マットの裏面と床の間に湿気がこもる点です。

床に接した面が湿ったままだと、クッションフロアでは色移りやべたつきが起きることがあります。

敷きっぱなしにせず、定期的にめくって床側を乾かしてください。

キッチンマットのカビが起きる理由と対策では、床とマットの間に湿気がたまる仕組みを解説しています。

吸水タイプと拭けるタイプ、どっちを選ぶか

吸水タイプと拭けるタイプは、水を吸わせたいのか、水を弾いて拭き取りたいのかという、正反対の発想で作られています。吸水タイプは落ちた水をその場で繊維に取り込み、拭けるタイプ(PVCや塩ビのシート状のもの)は水を表面に残したまま、使う人が布で拭き取ります。

タイプ水の処理のしかた向いている人
マイクロファイバーの速乾タイプ吸って表面から蒸発させる水はねが多く、週1回洗濯機で洗える人
綿パイルの厚手タイプ吸って内部にためる足元の冷えや立ち仕事の負担が気になる人
マットの裏面が防水の吸水タイプ吸うが床には通さない床に水を通したくなく、床側を乾かす手間をかけられる人
拭けるPVCタイプ吸わずに表面に残す油はねが多く、その場で拭く習慣がある人

揚げ物や炒め物が多い家なら、油を吸わない拭けるタイプのほうが手入れは楽になります。反対に、洗い物のときに足元がよく濡れる、裸足で立つ時間が長いという場合は、吸水タイプのほうが不快感が少なくなります。

吸水性能の表示より、洗濯表示とマットの厚みを見る

商品ページに「超吸水」「驚きの吸水力」と書かれていても、どれくらい吸うかを比べられる共通の数値はありません。見るべきなのは、洗濯機で洗えるかどうか、乾燥機が使えるかどうか、そしてマットの厚みが何ミリかという、確かめられる情報のほうです。

キッチンマットの厚みが10mmを超えるような厚手のものは、吸水量が多い代わりに、洗ったあと室内干しで一日では乾きません。

替えをもう1枚持っていないと、洗っている間は床がむき出しになります。

逆に厚みが5mm以下の薄手の速乾タイプなら、朝洗って夕方には使える作りです。

洗う頻度を上げたいなら薄手、洗う回数を減らしたいなら拭けるタイプという分け方になります。

洗濯表示では、洗濯機のマークに加えて「マットの裏面の滑り止め加工が洗濯で劣化する」と注記されているものがあります。

裏面の樹脂ドットは洗濯のたびに少しずつ減り、ずれやすくなっていきます。

洗濯機で洗える吸水マットの扱いは洗えるキッチンマットは洗濯機で縮むのかで解説しています。

速乾タイプが向かない人

マイクロファイバーの速乾タイプは万能ではありません。

足元の冷えを和らげたい人には、薄手の速乾タイプは物足りません。

繊維が薄い分だけ床の冷たさが伝わりますし、クッション性もほとんどないので、長時間立つ疲れは軽くなりません。

この用途なら厚手のパイルか、別にキッチン用のクッションマットを検討してください。

油はねが多い家庭にも向きません。細い繊維は油をよく捕まえる反面、一度染みた油は家庭の洗濯では落としきれず、黄ばみとにおいが残ります。

また、洗濯の手間をかけたくない人にも合いません。

速乾タイプは洗いやすい代わりに、洗う前提で作られています。

月に一度も洗わないなら、吸った水と汚れがそのまま残るので、吸水させない透明キッチンマットのデメリットと滑り・ベタつきで扱っているようなシートタイプのほうが現実的です。

買う前に測るのは、シンク前の長さとドア下の隙間

吸水キッチンマットのサイズは、調理台の前に立ったとき足が動く範囲で決めます。

シンクからコンロまでの横幅を測り、その長さに合うものを選ぶと、移動のたびに足がマットの外へ出る状態を避けられます。

奥行きは、シンクの前に立って踵の位置から後ろ側へ50〜60cmが目安になります。

見落としやすいのが、マットの厚みとドア下の隙間の関係です。

キッチンの入口に開き戸があると、厚手のマットを敷いた瞬間に扉が擦れます。

ドアを閉めた状態で床と扉の下端のすき間に定規を差し込み、何ミリあるかを確かめてから厚みを決めてください。

食器棚や冷蔵庫の扉が手前に開く場合も同じで、マットの縁に当たって開けきれなくなることがあります。

段差も確認してください。

キッチンと廊下に数ミリの見切り材がある場合、その上にマットの端がかかると、そこだけ浮いてつまずきの原因になります。

サイズ展開が細かい店で探すなら、カインズのキッチンマットのサイズ展開やニトリのキッチンマットの選び方で、店ごとの取り扱いの違いを解説しています。

吸水マットの洗い方と、買い替えを考える目安

洗うときは、ネットに入れて単独で洗濯してください。

他の衣類と一緒に回すと、吸水マットの繊維くずが衣類に付きます。

柔軟剤は繊維の表面を覆って水をはじくようにするため、吸水性を保ちたいなら使わないほうが無難です。

乾かすときは二つ折りにせず、物干し竿にM字にかけて空気が通る面を増やすと乾きが早くなります。

買い替えの判断は、吸水量そのものより、乾きの遅さで見てください。

買った当初は半日で乾いていたのに、同じ環境で丸一日湿っているなら、繊維の間に皮脂や洗剤のかすが詰まって水の通り道がふさがっている状態です。

洗っても乾き時間が戻らないなら交換どきです。

もう一つの目安が、マットの裏面の滑り止め加工です。

樹脂のドットがすり減って平らになると、踏むたびにずれるようになります。

床の上で足先で押して簡単に動くなら、下に滑り止めシートを敷くか、本体を替えてください。

よくある質問

吸水キッチンマットは毎日洗うべきですか

毎日である必要はありませんが、週に1回を目安にしてください。

水だけでなく調理中の飛沫や食べこぼしも吸っているので、見た目がきれいでも繊維の中には汚れがたまっています。においが出てから洗うのでは、繊維の奥に残った汚れが落ちにくくなります。

速乾タイプでも生乾きのにおいがするのはなぜですか

マットの表面は乾いていても、マットの裏面と床が接した部分に湿気が残っていることがあります。

とくに防水裏面のものは下へ水が抜けないので、使っていない時間帯にめくって床側を乾かしてください。

それでもにおうなら、繊維に皮脂汚れがたまっている状態なので、酸素系漂白剤でのつけ置き洗いを洗濯表示の範囲で試してください。

吸水マットを敷くとフローリングは傷みますか

敷くこと自体より、濡れたまま放置することで影響が出ます。

無垢材やクッションフロアでは、長く湿った状態が続くと変色やべたつきが起きることがあります。

敷きっぱなしにせず、洗うタイミングで床も拭いて乾かしてください。

心配な場合は、目立たない場所で数日試してから本敷きにしてください。

吸水マットの代わりになるものはありますか

珪藻土マットやタオルを床に敷く方法もありますが、足が動く範囲より小さいと、はみ出した部分の床に水が落ちるので、代わりとしては足りません。一時的にしのぐ方法についてはキッチンマットの代わりになる物で解説しています。

まとめ

吸水キッチンマットを選ぶときに見るのは、吸水量をうたう文句ではなく、繊維の種類とマットの厚み、そして洗濯表示です。

薄手のマイクロファイバーは乾きが早く洗う回数を増やせる一方で冷えとクッション性には弱く、厚手の綿パイルは足元が楽な代わりに乾きが遅くなります。

油はねが多いなら吸わせずに拭き取る方向へ切り替えたほうが、においの悩みから離れられます。

敷く前にシンク前の横幅とドア下の隙間を測り、厚みの上限を先に決めておけば、届いてから扉が擦るという失敗を避けられます。ぜひ本記事の比較表とサイズの測り方を参考に、自分のキッチンの水の出方に合うタイプを選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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