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室外機の防振ゴムは効果なし?水平を出すゴムの置き方と直し方

室外機の下に防振ゴムを4個入れたのに、壁越しの低い音も床の揺れも変わらない。

この状態で効果なしと感じている場合、原因はゴムそのものより置き方にあります。

多いのは、4個のうち1個が浮いて室外機が水平になっていないケースと、ゴムが硬すぎて室外機の重さで潰れていないケースです。

振動の出どころがファンではなくコンプレッサーだと、ゴムだけでは収まりません。

本記事では、効かない原因の切り分け、水平を出すゴムの置き直し、効果が薄い対処の見分け方を解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

室外機の防振ゴムが効果なしになる主な原因

防振ゴムは、室外機の脚と置き台の間でゴムが変形することで振動の伝わりを減らす部品です。変形しない条件が1つでも揃うと、ゴムを挟んだ意味がほぼなくなります。

4個のうち1個が浮いて水平が出ていない

室外機の脚は4点ありますが、ベランダの床やブロックが水平でないと、ゴムを4個入れても荷重が2〜3点に偏ります。

浮いた脚の側は、室外機が揺れたときに台を叩くように動くため、かえって音が増えます。

手で室外機の角を押して上下にカタカタ動くなら、この状態です。

ゴムが硬すぎて潰れていない

防振ゴムは、荷重で少し沈んだ状態で働きます。

重い機械用の硬いゴムを家庭用の室外機に使うと、室外機の重さでは沈まず、ただの硬い板を挟んだのと同じになります。

防振ゴムの硬さと、防振ゴムの厚みの考え方は防振ゴムの硬さと厚みの選び方で解説しています。

振動の出どころがコンプレッサーの共振

室外機の振動源は、回転するファンと、圧縮機であるコンプレッサーの2つです。

コンプレッサーが出す低い周波数の振動が、壁や手すり、ベランダの床と共振している場合、脚の下のゴムだけでは音が下がりません。

室外機ではなく壁や窓が鳴っていることもあります。

配管や壁への固定が振動を伝えている

脚の下を浮かせても、冷媒配管が壁に硬く固定されていれば、そこから振動が室内へ伝わります。壁掛け金具で設置された室外機は、金具そのものが振動を建物に渡す経路になります。

どの原因かを室外機の前で切り分ける手順

原因が違えば手当ても変わるので、ゴムを買い足す前に次の順で確かめてください。工具は要りません。

確かめ方この結果なら原因は
室外機の角を手で押して揺らすカタカタ動くなら、脚の浮きと水平の不足
防振ゴムを横から見る設置前と同じゴムの厚みのまま沈んでいなければ、ゴムが硬すぎる
運転中に壁・手すり・サッシに手を当てる室外機より壁側が強く震えていれば、建物側の共振
冷房の立ち上がりと安定運転で音を比べるコンプレッサーが動き始めた瞬間だけ強いなら、低周波の共振
運転を止めて音だけ残るか聞く止めて消えるなら室外機、残るなら別の設備の音です

押して動くかどうかが最初の分岐になります。動くのであれば、ゴムの種類を変える前に水平を直すほうが先です。

原因別に室外機の振動を抑える手当て

室外機の水平をゴムで出し直す

いったん室外機を持ち上げて、4つの脚すべてがゴムに乗っているかを見てください。

1点だけ隙間があるなら、その脚の下に薄いゴム板を1枚重ねて高さを合わせます。

防振ゴムを重ねる場合は、ずれない大きさのものを選び、横にはみ出した状態で置かないでください。

ベランダの床が傾いている場合は、コンクリート平板を敷いて平らな面を作ってから、その上に防振ゴムを置く順序にします。

ゴムの硬さを荷重に合わせる

防振ゴムの硬さは、室外機1台の重量を4点で割った荷重で選びます。

家庭用の壁掛けエアコンの室外機は製品ごとに重量が違うので、本体ラベルか取扱説明書の質量を見てください。

硬さを変えても沈み込みが出ないときは、ゴムではなくゲル状の防振材を使う方法もあります。

ボルト固定の室外機には差し込み式を使う

置き台にボルトで固定されている室外機は、ゴムを敷くために外すと位置がずれます。

脚とボルトの間に横から差し込む形の防振ゴムであれば、固定を解かずに挟めます。

ただしボルトを締め込んだままだと、ゴムが潰れきって防振の働きが残りません。

ナットを少し緩めて、ゴムが変形できる状態にしてください。

ビビリ音は発生箇所を止める

低い振動音とは別に、金属の板が鳴る軽い音が混ざることがあります。

運転中に手のひらで室外機の側板や天板を軽く押さえ、音が消える場所を探してください。

消える場所に制振テープを貼ると、その面の鳴りだけは下がります。

配線カバーや化粧カバーが緩んで鳴っている場合は、固定し直すだけで収まります。

防振ゴムを入れても直らないときに考えること

水平を出し、荷重に合った防振ゴムに替えても変わらない場合、原因は脚の下のゴム以外にあります。

壁や床と共振しているなら、室外機の設置場所そのものを数十センチずらすだけで音が変わることがあります。

置き台の脚が細く、ベランダの床に点で荷重がかかっている場合は、平板で面に広げる構成に変えてください。

ファンの羽根に汚れが片側だけ付いていると、回転のバランスが崩れて振動が出ます。

運転音が回転に合わせて周期的に強まるなら、このタイプです。

羽根の清掃や部品の交換は内部の作業になるため、自分で分解せずメーカーか販売店に相談してください。

冷媒配管の固定位置の変更も同じで、配管を触る作業は資格と工具が必要です。

運転開始から年数が経ち、コンプレッサーの振動が以前より明らかに強くなっている場合は、部品の劣化が考えられます。修理と買い替えのどちらになるかはメーカーの部品供給の状況で変わるので、型番を伝えて問い合わせてください。

次に防振ゴムを買うときの条件

同じ失敗を繰り返さないために、商品ページで確かめる項目は3つです。

  • 室外機1台の質量を4で割った荷重が、その防振ゴムの適応荷重の範囲に入っているか
  • 室外機の脚の形(平らな板か、ボルト固定か)に合う形状か。差し込み式か敷き込み式かで取り付け方が変わります
  • 防振ゴムの厚みと、置いたあとの室外機の高さ。ドレンホースが折れる高さにならないか

屋外に置く部品なので、紫外線と雨に長期間さらされます。

ゴムの表面が白く粉を吹いたり、押しても元に戻らなくなったりしたら交換の時期です。

防振ゴムの寿命は使用環境で大きく変わるため、設置から数年たったら一度押して弾力を確かめてください。

やっても効果が薄い対処

検索で見かける方法のうち、室外機の低い振動音には結びつきにくいものを挙げます。

室外機を板や毛布で囲う防音は、空気を伝わる音を少し遮るだけで、床や壁を伝わる振動には働きません。

吸排気をふさぐと冷暖房の効率が落ち、機器に負担がかかるため、囲うこと自体を避けてください。

室外機の上に重い物を置いて押さえる方法も、脚とゴムの関係が変わらないので振動は減りません。

防振ゴムを4個とも何枚も重ねて高く上げる方法は、ゴムが横に倒れる方向に動きやすくなり、室外機が揺れやすくなります。

水平を出す目的で1点だけ薄く足すのとは別の話です。

薄いスポンジやフェルトを挟むのも、室外機の重量ですぐ潰れきってしまい、沈み込みの余地が残りません。

よくある質問

室外機の防振ゴムは効果なしと言われるのはなぜですか

ゴムが荷重で沈まない状態で使われている例が多く挙がるためです。

硬さが合っていない、4点の荷重が偏っている、ボルトを締め込んで潰れきっている、のいずれかに当てはまると、挟んでも変化が出ません。

効果の有無はゴムの銘柄より置き方で決まります。

室外機の水平はどうやって確かめればよいですか

水準器か、スマートフォンの水平表示アプリを室外機の天板に置いて見てください。

室外機はドレン水を流すためにわずかな傾きで設置されることがあるので、取扱説明書に許容される傾きが書かれていればそれに従います。

手で押してカタつく場合は、傾き以前に脚が浮いています。

防振ゴムの厚みは4個すべて同じでなくてもよいのですか

床の傾きを補う目的で1点だけ薄いゴム板を足す使い方はできます。ただし差を大きくすると室外機が不安定になるため、数ミリの調整にとどめ、傾きが大きい場合は置き台や平板で下地を平らにしてください。

まとめ

室外機の防振ゴムが効果なしに感じるとき、疑う順番は、脚の浮きと水平、ゴムの硬さと沈み込み、そして建物側の共振です。

手で押してカタつくなら水平、沈んでいなければ硬さ、壁のほうが強く震えるなら設置場所の見直しになります。

囲う防音や薄いスポンジは、低い振動音には結びつきません。

配管や内部に触る作業は資格が必要なので、ここまで試して変わらなければメーカーか施工業者に相談してください。

ぜひ本記事の切り分け手順と、買うときに見る3つの条件を参考に、お使いの室外機の置き方から見直してみてください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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