100均で買える床まわりのマット一覧|用途別の使い分け
床の傷防止や水はね対策として、100円ショップのマット売り場をのぞく人は増えています。しかし、ジョイントマットに透明マット、消臭マットまで並ぶ棚の前で、「どれが自分の悩みに合うのか分からない」「サイズや厚みの見当がつかない」と立ち止まってしまうことも少なくありません。
色や柄から選び始めると、敷いてみたら薄すぎた、裏面が滑って動く、洗えないタイプだった、といった後悔につながりがち。
買い直す手間もかかります。
本ページでは、100均マットの種類と作りの特徴・敷く場所から逆算する選び方・お手入れと替え時のサインまでまとめて紹介します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号
KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
100均でマットと呼ばれる商品の範囲
このジャンルで「マット」と呼ばれているのは、床や物の下に敷く部分敷きの敷物全般です。
素材は布、樹脂(ポリエチレンやEVA、塩化ビニル)、珪藻土などに分かれます。
共通しているのは、貼らずに置くだけで使えることと、必要な場所にだけ敷ける大きさであること。
似た言葉と混ざりやすいので、先に切り分けておきます。
マット
部分敷き。玄関、キッチン、椅子の下、鉢の下など、目的の場所だけを覆う
ラグ
部屋の一部を面で覆う布物。100均では大判の扱いは限られる
シート
薄く柔らかい巻物や板状のもの。滑り止めシートや保護シートが代表
タイル
貼って使うもの。粘着つきの床材はマットではなく内装材に近い
貼る系まで含めて考えたい人は、フロアタイルで床を貼り替える場合の注意点も先に見ておくと、置くだけで済ませるか貼るかの判断がつきます。
薄さと裏面の簡易さがホームセンター品との差
同じ用途の商品でも、差が出るのはだいたい三か所です。
ひとつは厚み。
100均のマットは薄手のものが中心で、そのぶん軽くて扱いやすい反面、衝撃をやわらげる力や段差の吸収は限られます。
二つめは裏面の仕様。
滑り止めが全面に付いているのか、点状なのか、そもそも無地なのかで、置いたときのずれ方が変わります。
三つめはサイズ展開で、専門店のように細かい寸法から選ぶことはできません。
縁の処理や連結部の精度も見ておきたい部分です。
ジョイント式は凸凹の噛み合わせがゆるいと隙間が開きやすく、布物は縁の縫製が弱いとほつれの起点になる。
値段の差は、素材の量と加工工程の差として現れます。
100均のマットが狙う用途と割り切り
薄い、軽い、小さい。
この三つは弱点のように見えて、実は目的に沿った仕様です。
汚れたら交換する前提で、必要な枚数だけ買い、いらなくなったらやめられる。
長く使い込む道具ではなく、期間限定の対策として使うものだと考えると噛み合います。
たとえば離乳食の時期だけ椅子の下に敷く、来客前に玄関だけ整える、鉢を置く場所を試しに変えてみる。
どれも数か月から一年程度で役目が終わる用途です。
取り替えの負担が軽いことは、それ自体が価値になります。
売り場全体の見取り図が知りたい場合は、ダイソーで揃う床まわりの保護グッズ一覧にマット以外の脚カバーや傷対策もまとめてあります。
買って後悔しやすい人の共通点
広い面を一度に覆いたい人には向きません。
枚数がかさむうえ、買い足しの時点で同じ仕様が残っているとは限らず、色や厚みが揃わないことがあります。
継ぎ目の線が気になる人も避けたほうがいい。
重い家具の脚を受ける用途も相性がよくないです。
薄い樹脂に荷重が集中すると、へこみが残ったり、マットごと床に跡が付いたりします。
脚の保護は、マットではなく脚側のカバーで受けるほうが素直です。
もうひとつ、床材との相性は必ず確認してください。
クッションフロア、無垢材、ワックスを塗った床は、裏面の樹脂や滑り止め加工が長く触れることで変色やべたつきが出ることがあります。
目立たない隅で数日試し、めくって床側を確かめてから広げる。
原状回復できると言い切れるものではありません。
すでに傷や跡が付いてしまったときは、フローリング補修ペンで直せる傷の範囲を先に見てから手を付けると失敗が減ります。
売り場で見かけるマットの種類と、それぞれ誰向きか
ジョイントマット
樹脂製の正方形をつなげて使うタイプ。
子どもが遊ぶ場所、膝を付いて作業する場所、床の冷えが気になる部分に向きます。
厚みとサイズの選択で仕上がりが変わるので、ダイソーのジョイントマットの厚みとサイズの選び方を確認してから枚数を決めてください。
透明マット・チェアマット
床の柄を隠したくない人向け。
ダイニングの椅子の下や、キャスターが当たる範囲に敷きます。
薄いものは端が反り上がりやすく、逆に厚いものは扱いが重くなる。
厚さとサイズの決め方は透明ダイニングマットの厚さとサイズを同時に決める手順にまとめています。
吸水マット(キッチン・洗面)
水はねを受けるためのもの。
布のタイプは洗える手軽さ、珪藻土のタイプは表面が乾きやすい点が特徴です。
毎日水がかかる場所で、こまめに洗ったり乾かしたりできる人に向きます。
敷いたまま放置する使い方には合いません。
玄関・室内の薄手マット
砂やほこりを受け止める役。
薄いので扉の開閉に干渉しにくく、狭い玄関でも収まります。
土間で使う場合は裏面が濡れやすいため、定期的に裏返して乾かす前提で選んでください。
ペット用の消臭マット
トイレまわりや食器の下に。
においの残り方は洗い方と乾き方でかなり変わります。
詳しくはペット用消臭マットの臭いが残る原因と洗い方を参照してください。
鉢の下に敷くマット
受け皿の下に一枚入れて、水の染み出しと輪ジミを防ぐ使い方。
植物の数が多い人ほど効きます。
組み合わせ方は観葉植物の下に敷くマットの選び方で整理しています。
滑り止めシート
引き出しの中、ラグの下、トレーの上など、マットの下にもぐらせて使う補助材。単体で敷くものではありません。
敷く場所から逆算する選び方
判断の順序は次の通りです。
①どこに敷くか ②必要な寸法と枚数 ③裏面の仕様 ④洗えるか ⑤床材との相性を試す。
①を飛ばすと、素材の好みだけで選んで場所に合わないものを買います。
| 敷く場所 | 優先する仕様 | 注意点 |
|---|---|---|
| キッチン・洗面 | 吸水と乾きやすさ、洗えること | 濡れたまま放置すると裏面と床の間に湿気がこもる |
| 椅子・テーブルの下 | 反りにくい厚み、拭ける表面 | キャスターの可動範囲より広めに取る |
| 子どもの遊び場 | 厚みと連結のしやすさ | 継ぎ目に食べこぼしが入るので外して洗える形が有利 |
| ペットまわり | 洗える、乾く、におい対策 | 爪でほつれる素材は避ける |
| 鉢・水を扱う場所 | 水を通さない裏面 | 受け皿と併用し、敷いたままにしない |
裏面の滑り止めは、床面が平らで乾いていて、ほこりが少ないほど効きやすい傾向があります。
逆に言えば、砂が入れば効きは落ちる。
階段や浴室のように転倒すると危ない場所では、マットだけに頼らず手すりの設置など別の対策と組み合わせてください。
100均マットは寸法を測って枚数を決める
まず、部屋の寸法をマットのサイズで割ってちょうどになることは、ほぼありません。
端に必ず余りが出ます。
だから「壁際まで完全に埋める」を目標にせず、使う範囲だけを覆うと割り切るほうが早い。
ジョイント式は、連結すると凸凹が噛み合うぶん、表示サイズ×枚数より仕上がりが小さくなることがあります。
必要枚数はぎりぎりで計算せず、一枚か二枚多めに見ておくと安心です。
シリーズが違うと凸凹の形状や厚みが合わず、つながらない場合もある。
買い足すときは同じ商品を選んでください。
椅子の下に敷くマットは、椅子を引いたときに脚が落ちる位置まで含めて寸法を取ります。
前後に十数センチ足しておくと、端を踏んでめくれる事故が減ります。
逆に大きすぎると縁が反って足を引っかけるので、余りすぎもよくない。
洗い方と、替え時のサイン
洗えるかどうかは商品の表示が最終判断です。
裏面に滑り止め樹脂が付いたものは、高温の乾燥機や直射日光で劣化して硬くなったり、粉状に落ちたりすることがあります。
洗ったあとは陰干しで、完全に乾かしてから戻す。
乾く前に敷くと、床との間に湿気が残ります。
珪藻土のタイプは水洗いより「立てて乾かす」が基本です。
表面に汚れが乗って吸水が落ちたら、目の細かい紙やすりで軽く整える方法が取られますが、割れやすいので力は入れないこと。
毛足のあるマットに付いた髪やペットの毛は、粘着ローラーと掃除機の取れ方の違いを踏まえて道具を選ぶと手間が減ります。
替え時のサインは分かりやすいものが多いです。
反りが押しても戻らない、裏面がべたつく、白い粉が出る、洗ってもにおいが戻る、吸水が明らかに落ちた。
どれかが出たら交換の時期。
加えて、長く敷いたままにせず、月に一度はめくって床側を確認してください。
よくある質問
賃貸でも使えますか
置くだけのマットは持ち出せますが、床が変わらないとは言い切れません。
裏面の樹脂や滑り止めが長期間触れることで、クッションフロアや無垢材、ワックス面に変色やべたつきが出ることがあります。
目立たない場所で数日試し、定期的にめくって確認するのが現実的な使い方です。
違うシリーズのジョイントマットはつなげられますか
凸凹の形状と厚みが一致していないとかみ合いません。
同じ店の商品でも仕様が異なる場合があります。
買い足す前提なら、最初に同じ商品でまとめて用意しておくほうが確実です。
マットを敷けば床の傷は防げますか
踏まれる面の擦れは軽くできますが、家具の脚が沈む荷重や、キャスターが繰り返し通る力までは受けきれません。脚には脚用のカバー、動く家具には範囲を広く取ったマット、と分担させるほうが合理的です。
裏面の滑り止めはどれくらい効きますか
床面の状態で大きく変わります。
平らで乾いていてほこりが少ない床では効きやすく、砂やホコリが入ると落ちます。
効きが弱いと感じたら、床とマットの両方を拭いてから敷き直してください。
それでも動く場合は、滑り止めシートを一枚下に入れる手があります。
キッチンマットは洗濯機に入れても大丈夫ですか
表示に従ってください。
滑り止め加工つきのものは、洗濯機可でもネット使用や単独洗いを指定していることがあります。
乾燥機は加工を痛めやすいので、指定がなければ避けたほうが無難です。
まとめ
100均のマットは、期間を区切って必要な場所だけを覆う道具です。
広い面を長く覆う用途には向かず、そこを求めると継ぎ目と枚数で行き詰まる。
選ぶときは、敷く場所を決めてから寸法と裏面を見て、洗えるかを最後に確認する順番を守ってください。
そして床材との相性は、買ってから隅で試すしかありません。
敷いたら放置せず、ときどきめくる。
この一手間があるかどうかで、あとの後悔が変わります。



