ダイソーのフローリング補修ペンで直る傷は?セリア品とも比べます
椅子を引いたとき、掃除機をぶつけたとき。
フローリングにできた細い線傷は、気づいてしまうと毎日目に入ります。
手に入れやすい補修ペンで消せるなら試したい、と探している人は多いはずです。
ただ、「塗ったのに線が残る」「色が浮いて余計に目立つ」という失敗もよく聞きます。
一度塗った色は簡単に落とせず、範囲を広げるほどムラも増えていきます。
本ページでは、ダイソーとセリアの補修アイテムの違い・傷の状態ごとの向き不向き・色とペン先の選び方まで整理して解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ダイソーのフローリング補修ペンは2つの軸で選ぶ
まず爪の先で傷をなぞってください。
引っかかりがなく、白っぽい線が見えるだけなら、表面の塗装層が擦れて下地の色が出ている状態。
ここは着色だけで目立たなくなる可能性があります。
爪が段差に落ちるなら、材が削れて溝になっている。
溝は色を乗せても影が残るので、埋める材が必要になります。
軸1|傷の深さ
深さで道具が変わります。
色抜けだけならインク系のペン、溝ならワックス状のスティック、欠けや深いへこみならパテ状の充填材。
ここを取り違えると、何度塗っても線が消えません。
逆に、浅い擦り傷にパテを盛ると盛り上がって余計に目立ちます。
軸2|色と艶
色は「ライトオーク」「ミディアム」「ダークブラウン」のような呼び方で分かれていることが多いものの、同じ名前でも製品ごとに実際の色は違います。
手持ちの床と1発で合うことは、まずありません。
複数色が入ったセットのほうが、混ぜたり重ねたりして寄せられます。
もうひとつ見落としやすいのが艶。
周囲がマットな床に艶のある補修材を乗せると、光の角度によってその部分だけテカります。
色が合っていても目立つのは、たいていこれが原因です。
フローリング補修に使う道具の種類と違い
ペン型(インクを乗せるタイプ)
フェルトのペン先から着色剤を出して、傷の白っぽさを消します。
溝を埋める力はありません。
乾きが速く、細い線傷に向く。
ただし色が濃く出やすく、はみ出すと周囲まで色が変わってしまいます。
ペン先の幅が傷より太いと、そのまま太い線になる。
クレヨン・ワックス状のスティック
硬めのワックスを傷に擦り込み、余分をヘラや布で削ぎ落とす使い方です。
溝に材が入るので、削れた傷でも段差が浅くなります。
色を混ぜやすいのも利点。
半面、樹脂で固まる材ではないため、歩行や水拭きで少しずつ減っていきます。
定期的に塗り直す前提で考えるものだと理解しておいてください。
パテ・充填タイプ
欠け、抜け節、家具の脚が落ちてできたへこみなど、体積が失われた傷に使います。
硬化後に平らに削り、その上から色を乗せる二段構えになるので手間は増えます。
作業範囲も広くなりがち。
小さな線傷にわざわざ選ぶ道具ではありません。
シート・シールで隠す方法
木目柄の補修シールや床用シートを上から貼って、傷ごと覆う考え方もあります。
範囲が広いときや、色合わせを諦めたいときの選択肢。
ただし貼った部分に段差ができ、端から剥がれてくることがあります。
床材の種類によっては粘着剤で表面が変色することもあるため、目立たない場所で試してから判断してください。
傷の状態ごとに向いているタイプ
同じ「フローリングの傷」でも、状態によって選ぶものが変わります。下の表を、自分の傷がどれに当たるかの照合に使ってください。
| タイプ | 対応できる傷 | 仕上がりの見え方 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ペン型(インク) | 爪が引っかからない擦り傷、色抜けの線 | 色は乗るが段差は残る。はみ出しが目立ちやすい | 細い線傷が数本だけの人。手早く済ませたい人 |
| クレヨン・ワックス状 | 爪が落ちる程度の溝、細いえぐれ | 溝が浅くなり影が減る。艶は周囲と差が出やすい | 削れた傷を平らに近づけたい人。塗り直しを許容できる人 |
| パテ・充填材 | 欠け、深いへこみ、角の割れ | 形は戻るが、色は別途乗せる必要がある | 面積のある損傷を直したい人。乾燥待ちの時間が取れる人 |
| 補修シール・シート | 広範囲の擦れ、直せない変色 | 傷は隠れるが、貼った境目と段差が出る | 色合わせより早く隠したい人。範囲が広い人 |
| マットやフロアタイルで覆う | 動線上の集中した傷 | 床そのものは変わらない。傷は視界から消える | これ以上増やしたくない人。原状回復を優先する人 |
最後の行を軽く見ないでほしいところ。
傷の位置が椅子の下やキッチンの前なら、直すより覆うほうが結果が長持ちします。
透明タイプの敷物なら床柄も残せるので、透明ダイニングマットの厚さとサイズの決め方もあわせて検討する価値があります。
買う前に見落としやすい傷とペンの相性
1本の濃い色で塗ってしまう
最も多いミスマッチ。
木目は単色ではないため、濃い茶色で線をなぞると黒い線が引かれたように見えます。
周囲の一番明るい部分に近い色から始めて、足りなければ濃い色を点で重ねる。
この順番なら、やり過ぎても戻しやすい。
床材を確かめずに買う
木用の補修材は、木材や木目プリントの化粧板を前提に作られています。
塩化ビニル製のクッションフロアや樹脂系のフロアタイルでは、色が定着しなかったり、溶剤で表面が荒れたりすることがあります。
床材が何なのか分からないときは、まず目立たない隅で試すこと。
フロアタイルとクッションフロアの違いと賃貸での貼り方を読むと、自宅の床がどちらなのか判断しやすくなります。
ワックスが塗られた床にそのまま塗る
床の表面にワックス層があると、傷はワックスだけに付いていることがあります。
この場合、下地まで届いていないので着色は不要。
逆に、ワックスの上に補修材を乗せても定着しにくい。
まず傷の周りを乾いた布で拭き、白い粉やくすみが取れるかどうかを見てください。
賃貸で自己判断で塗る
退去時の原状回復では、入居者が手を加えた跡がかえって指摘されることがあります。
補修していいかどうかは契約内容と管理会社の判断次第。
範囲が広い傷や、下地が見えるほどの損傷は、塗る前に相談したほうが安全です。
フローリング補修の色合わせとペン先の太さの決め方
色は昼の自然光の下で合わせてください。
照明の色温度によって、木の色は驚くほど違って見えます。
電球色の下で合わせた色が、翌朝には赤く浮くこともある。
迷ったときの傾向として、周囲より少し暗い色のほうが馴染みやすいことが多いです。
明るい色は面として浮き上がり、暗い色は影として認識されやすいため。
ただし床の色調によって逆になることもあるので、床の端や家具の下で試し塗りをしてから本番へ進めてください。
ペン先は傷の幅より細く
ペン先の太さは、線幅とほぼ同じになります。
髪の毛のような細い傷に太字のペンを当てれば、傷の何倍もの幅が着色されるだけ。
極細タイプか、爪楊枝の先にインクを取って点で置く方法のほうが、結果はきれいに収まります。
塗る範囲は傷の中だけ
傷の外へ数ミリはみ出すと、そこが新しい「線」になります。
塗った直後にティッシュで軽く押さえ、余分を吸い取るのがコツ。
乾いてからでは取れにくくなるものが多いので、拭き取りは早めに。
複数の傷は一度に全部やらない
1本仕上げて、離れて見て、それから次へ。
近くで見ながら連続で塗ると、色が濃くなっていることに気づけません。
1メートル離れて分からなければ、そこで終わりでいい。
補修したあとの扱いと予防
塗った直後は触らず、指定された時間だけ乾かします。
ワックス状のものは硬化するわけではないため、当日から強く擦ると取れてしまう。
掃除は数日おいてから始めるほうが無難です。
掃除方法との相性
スチームモップや、水を多く含ませた雑巾は、補修部分を早く痩せさせます。
日常はドライのフロアワイパーで済ませ、水拭きは必要なときだけ。
ワックス系は歩行の多い場所ほど減りが早いので、半年から1年ごとに見直すつもりでいてください。
同じ傷を増やさない
補修は原因を消しません。
椅子の脚にフェルトを貼る、家具の下に敷物を入れる、掃除機のヘッドが当たる場所を確認する。
この3つで新しい傷はかなり減ります。
子どもの遊び場のように傷が集中する場所なら、面で守るほうが早い。
厚みの選び方はダイソーのジョイントマットの厚みとサイズ選びにまとめています。
用途別に敷物を探すなら100均で買える床まわりのマット一覧も使えます。
家具が動いて擦る場合
キャスター付きの家具や、地震のたびに少し動く棚は、床を線状に擦ります。
脚の保護だけでなく、動きそのものを止める発想も要ります。
耐震マットと滑り止めシートの違いを見ると、どちらを使う場面なのか整理できます。
よくある質問
ダイソーにフローリング補修ペンは売っていますか
取扱いは店舗の規模や時期によって変わるため、あると断定はできません。
探すなら工具・DIY用品の棚と、文具の油性マーカーの棚の両方を見てください。
木部用の補修材は接着剤やネジと同じ島に置かれていることが多いです。
見つからないときは、ホームセンターの建材コーナーへ回るほうが色の選択肢は増えます。
油性マジックで代用できますか
色抜けした薄い傷を目立たなくする目的なら、応急的に使う人はいます。
ただし木目用の色ではないので、乾いたあとに赤や青みが出ることがある。
艶も揃いません。
試すなら家具の裏や部屋の隅で、乾いた状態の色を確認してから。
クッションフロアの傷にも使えますか
木用の補修材は、木や木目プリントへの定着を前提に作られています。
塩化ビニル系の床では色が乗らない、または溶剤で表面が荒れることがあります。
カッター傷のような切れ目は、色ではなく充填で対応する分野。
床材が分からない場合は、まず目立たない場所で試してください。
塗った色が濃すぎたときは落とせますか
タイプによります。
ワックス状のものは布や樹脂ヘラで擦ると取れることがある。
一方、染料系のインクは繊維や木の導管に入り込むため、完全には戻らないと考えたほうがいい。
だからこそ、薄い色から始める手順が効きます。
家具や巾木の傷にも同じものが使えますか
木部であれば同じ考え方で対応できます。
ただし家具は塗装の艶が床より強いことが多く、艶の差が出やすい。
垂直面は塗料が垂れやすいので、少量ずつ乗せるほうが失敗しません。
まとめ
選ぶ順番は決まっています。
爪で傷をなぞって深さを確かめ、色抜けならペン型、溝ならワックス状、欠けなら充填材。
次に、昼の光の下で床の明るい部分に近い色から試し、足りない分だけ濃い色を重ねる。
ペン先は傷の幅より細く。
そして、直したあとは同じ場所に傷が増えます。
椅子の脚、家具の移動、掃除機の当たり方を見直すところまでやって、ようやく補修が持ちます。
塗るのは最後の仕上げにすぎない。



