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転倒検知マットは本当に効果ある?失敗例と対策を徹底解説

ベッドから降りた動きを音で知らせる転倒検知マットは、介護施設だけでなく自宅の見守りにも使われています。

ところが実際に置いてみると、「踏んでいるのに鳴らない」「誰もいないのに鳴る」という詰まり方をしがちです。

原因は敷き方、感度、電池や配線、床の状態と複数にまたがります。

鳴らないマットは、あるものと信じているぶんだけ危険です。

誤報が続く場合も同じで、鳴っても駆けつけなくなっていきます。

本ページでは、鳴らない・誤って鳴る原因の切り分け、原因別の対処、次に選ぶときの条件までまとめて紹介します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

転倒検知マットが鳴らない・誤って鳴る原因

この手のマットは、上に加わった荷重や体の接触を感じ取って、受信機やナースコール、チャイムへ信号を送る仕組みです。

つまり「踏まれる」「信号が届く」「受け手が鳴る」の3段階があり、どこが欠けても症状は同じ“鳴らない”に見えます。

よくある順に整理します。

降り口とマットの位置が合っていない

もっとも多いのがこれです。

ベッド柵の位置や壁との距離が変わると、足を下ろす場所も動きます。

マットの端をかすめただけ、つま先だけ、あるいは片足を大きく踏み出してマットを飛び越える。

どれも検知されないことがあります。

逆に、掃除や見回りで介助者が踏んで鳴るのも位置のせいです。

荷重が伝わっていない

圧力で感じ取るタイプは、ある程度の荷重がかからないと反応しません。

厚手のスリッパ、薄い体重、ゆっくり体重を移す降り方では閾値に届かないことがある。

反対に、上に荷物や布団の裾が乗ったままだと押され続け、鳴り止まなかったり、本来の踏み込みを拾えなくなったりします。

電池・配線・無線の側の不調

電池が減ると、完全に切れる前に「反応が遅い」「日によって鳴らない」という中途半端な症状が出ます。

有線タイプはコードの踏み抜きや折れが弱点。

無線タイプは受信機との距離、金属棚や家電をはさむ位置、同じ室内にある他の送信機との混線で不安定になります。

床と下地の状態

カーペットやラグの上、ジョイントマットの上に置くと、マットが沈んだりずれたりして荷重が逃げます。

端がめくれ上がっていれば、その部分は踏まれても意味がない。

硬く平らな床のほうが素直に働きます。

敷き方か機器か、転倒検知マットの原因を切り分ける

順番は決まっています。まず機器が生きているかを確かめ、次に踏まれ方を見る。逆から探すと時間だけかかります。

最初に、受信機の電源ランプと電池を確認します。

次に、手のひらでマットの中央をしっかり押してみる。

ここで鳴るなら、センサーと通信は生きています。

鳴らないなら機器側です。

中央では鳴るのに端では鳴らないなら、有効な検知範囲がマット全面より狭い可能性を疑います。

起きている症状まず疑うところ
手で押しても鳴らず、受信機のランプも反応しない電池切れ、電源、コードの断線
手で押すと鳴るが、実際に起き上がったときは鳴らない位置と動線のずれ、踏む面積の不足
誰もいないのに鳴るマット上の荷物や布団、端のめくれ、他機器との混線
鳴り出すと止まらない何かが乗ったまま、復帰操作の不足
日によって鳴る・鳴らない電池電圧の低下、マットのずれ

あわせて、鳴ったタイミングと鳴らなかったタイミングを2〜3日メモしておくと切り分けが早くなります。夜間だけ鳴らないなら、暗い中で降り口が変わっている可能性が高いです。

原因別の対処法とマットの置き直し

動線に合わせて置き直す

実際に本人が起き上がって足を下ろす位置を、目で見て確認します。

柵の開く側、手をつく場所、履物の位置。

そこに足裏がまるごと乗る向きで敷きます。

ベッドと平行に置くより、降り口を横切るように置いたほうが踏み外しは減ります。

ずれとめくれを止める

裏面に滑り止めシートを挟むか、下地の凹凸をなくすのが基本です。

100均で手に入る床まわりのマット類と滑り止めシートの使い分けを押さえておくと、手当ての選択肢が増えます。

端が浮いてくる症状は他のマットでも起きるもので、敷き直しで反りや浮きを直す考え方が参考になります。

ただし粘着テープでの固定は慎重に。

無垢材やクッションフロアは変色や表面の剥離が起きることがあるため、目立たない場所で試してからにしてください。

床側を平らにする

毛足のあるラグの上は苦手な条件です。

どうしてもその場所に敷くなら、下を硬い面に変えるほうが確実。

賃貸で貼って剥がせるフロアタイルの条件や、ジョイントマットの厚みとサイズの選び方を見て、下地から見直す手もあります。

配線と電池の運用を決める

有線のコードは、人が歩く線と交差させない。

壁際に寄せて固定します。

コード自体がつまずきの原因になるので、ここは省略できません。

電池は切れてから替えるのではなく、月に1回など日を決めて交換したほうが安全です。

無線タイプは受信機を金属家具や電子レンジから離し、送信機との間に扉をはさまない位置に移します。

マットを替えても直らないときに疑うこと

置き方も電池も直したのに安定しないなら、センサー部そのものの劣化を考えます。

繰り返し踏まれる部分は内部から傷みます。

防水でないものに水分や尿がかかった場合、乾いても復帰しないことがある。

表面に折れ跡や膨らみが出ていれば、寿命と判断したほうが早いです。

もうひとつ、マットという形式が合っていない可能性もあります。

降り口が2方向ある、柵を越えて降りる、そもそもマットを避けて歩く。

こうしたケースでは、マットレスの下に敷くタイプ、体に付けるクリップタイプ、赤外線で通過を見るタイプなど、検知の場所が違う方式のほうが噛み合います。

方式ごとに得意な動きが違うので、ケアマネジャーや福祉用具の担当者に現場の動きを見てもらうのが確実です。

そして前提として、検知は「起きたことを知らせる仕組み」です。

転倒そのものを防ぐ機能ではありません。

ベッドの高さ、手すり、足元灯、履物、床の段差といった環境の調整と必ずセットで考えてください。

ふらつきや眠気が急に強くなった、薬が変わったといった変化が背景にあるときは、医療機関に相談してください。

次に選ぶなら、転倒検知マットのどこを見るか

買い替えるときに確認したいのは次の点です。

  • 厚みと端の形状:薄く、端がなだらかなほうがつまずきにくい
  • 有効な検知範囲:マットの全面か、中央だけか
  • 感度の調整:切り替えができるか、固定か
  • 防水と清拭:水拭きできるか、洗えるか

接続方法

有線か無線か、ナースコールにつなぐのか、家庭のチャイムやスマホに送るのか

  • 電源:電池式かコンセント式か、電池残量の表示があるか
  • サイズ:降り口をまたぐ幅があるか

家庭で使うなら、掃除のたびにめくることを前提に、軽くて拭けるものが扱いやすい。夜間の音量が調整できるかどうかも、同居家族がいる家では効いてきます。

よく紹介されるが効きにくい対処

感度を最大に上げる方法は、鳴らない問題には効きます。

ただし誤報も一緒に増える。

鳴っても行かない習慣がつくほうが危険なので、上げるのは切り分けが終わってからです。

マットを2枚重ねるのも勧められません。

荷重が下まで伝わりにくくなり、段差も増えます。

ラグやカーペットの下に隠す使い方も同じ理由で不利。

両面テープで全面を貼り込むのは、床材を傷めるうえに位置の微調整ができなくなります。

音量を上げるだけの対応も、驚いた本人が急に動く可能性がある点で慎重に。

よくある質問

離床センサーとどう違うのですか

離床センサーは、ベッドから離れる動きを検知する機器の総称です。

マットタイプはそのうちの一形式で、床に敷いて足が乗ったことを拾います。

マットレスの下に敷くタイプ、クリップタイプ、赤外線タイプなども同じ目的の機器。

呼び方が違うだけで別ジャンルというわけではありません。

家庭でも使えますか

家庭向けに、チャイムやワイヤレス受信機で知らせる製品があります。

介護保険の福祉用具として扱えるかは品目や自治体の判断で変わるため、ケアマネジャーに確認してください。

取扱いは製品や時期で変わります。

電源や配線は必ず必要ですか

製品によって異なります。

電池で動き無線で送るもの、コンセントが必要なもの、ナースコールに有線でつなぐものがあります。

コードを床に走らせたくない場合は、無線かどうかを購入前に確認しておくと安心です。

まとめ

症状が「鳴らない」でも、原因は位置・荷重・電池と配線・床の状態に分かれます。

まず手で押して機器の生死を確かめ、次に本人の降り口とマットの位置を合わせる。

この順番を守れば、多くのケースは切り分けられます。

それでも安定しないなら、センサーの劣化か、方式そのものの相性を疑うところ。

そして検知は知らせる仕組みであって、転倒を止める装置ではありません。

手すりやベッドの高さといった環境の見直しと一緒に組み立ててください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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