SHARE:

竹ラグのデメリットは?涼しい反面、肌ざわりと手入れの注意点

竹ラグの売り場で最初に分かれ道になるのは、竹を板状に切り出して並べた竹板タイプか、細いひご状に割いて編んだ竹ひごタイプかという構造の違いです。

涼しさはどちらにもありますが、肌ざわり、折りたたみやすさ、割れや毛羽立ちの出方がまったく違います。

夏だけ使うのか、年間通して敷きっぱなしにするのかでも向き不向きが変わります。

本記事では、竹板と竹ひごの違い・敷く場所ごとの選び分け・ひんやりする反面で出てくる肌ざわりや手入れの注意点を解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

竹ラグ選びで最初に効くのは、竹の加工のしかた

竹ラグの素材はどれも竹ですが、同じ竹でも板に挽くか、ひごに割いて編むかで製品の性格が変わります。

竹板タイプは硬く平らな面になり、足裏に触れる面積が広いので冷たさを感じやすい作りです。

竹ひごタイプは編み目があるぶん通気し、体重がかかるとわずかにしなります。

もうひとつ見ておきたいのが、竹ラグの裏面に何が付いているかです。

不織布だけのものは薄く折りたためますが、フローリングの上では動きやすくなります。

ウレタンを挟んだものは踏み心地が柔らかく、床に置いたときの安定も増える代わりに、竹ラグの厚みが出て収納しづらくなり、通気も落ちます。

そのうえで、敷く部屋の広さと季節の使い方を決めてください。夏の数か月だけリビングに敷くのか、和室に年中置くのかで、求める竹ラグの厚みも手入れの手間も変わります。

竹ラグの竹板タイプと竹ひごタイプ、何がどう違うのか

竹板タイプ(バンブーカーペット)

竹を板状に加工して布地に貼り合わせた作りで、表面が平らで拭き掃除がしやすいタイプです。

表面の竹の面積が大きいため、座ったときのひんやり感は強く出ます。

その代わり、硬い板が並んでいるので、長時間あぐらで座ると骨が当たって痛く感じることがあります。

乾燥が進むと板が反ったり、板と板のつなぎ目に隙間が開いたりすることもあります。

竹ひごタイプ(竹すだれ状)

細く割いた竹ひごを糸で編み上げた作りで、折りたたんだり巻いたりしやすいのが特徴です。

編み目から空気が通るので、下にこもる湿気は竹板タイプより抜けやすくなります。

一方で、編み糸がほつれると竹ひごが外れ、その先端が肌や靴下に引っかかります。

小さな子どもやペットが爪を立てる環境では、この点が先に出てきます。

ウレタン入りの厚手タイプ

竹の層の下にウレタンを挟んで、踏み心地を和らげたタイプです。

硬さが苦手な人や、ソファ前に敷いて床座りする部屋に向きますが、ウレタンは水分を抱えるので、竹ラグの裏面にこもった湿気が抜けにくくなります。

敷きっぱなしにするなら、定期的にめくって風を通してください。

タイプ別に、どんな部屋と使い方に向くのか

タイプ構造と特徴向いている使い方
竹板タイプ(薄手)平らな竹板を貼り合わせ、拭き掃除しやすい。ひんやり感が強い夏場のリビング・和室に敷いて、汗ばむ時期だけ使う
竹ひごタイプ編み目で通気する。折りたたみ・巻き取りがしやすいオフシーズンに収納したい人、押し入れの空きが小さい家
ウレタン入り厚手タイプ下地のクッションで硬さを和らげる。竹ラグの厚みが出る床に直接座る時間が長い部屋、硬さが苦手な人
裏面に滑り止め加工があるものゴム状の点や面で床をとらえ、ずれにくくした作りフローリングに直接敷く部屋、子どもが走る部屋

向かない人もはっきりしています。

素足よりスリッパで過ごす家では、竹ラグのひんやり感はほとんど感じられず、硬さだけが残ります。

冬も同じ場所に敷き続けるつもりなら、竹の冷たさが不利に働くので、蓄熱ラグと敷き替える前提で考えてください。

冬用の選び方は蓄熱ラグのメリット・デメリットで解説しています。

涼しい反面で出てくる、肌ざわりと音の問題

竹ラグの最大の持ち味は、熱を抱えにくい竹の性質で接触時にひんやりすることです。

ただし、この涼しさは硬さと表裏の関係にあります。

竹は密度が高く、肌の熱を床側へ伝えるので、触れるとひんやりします。

その密度がそのまま座ったときの硬さになります。

やわらかさを求めて竹ラグの厚みがあるものを選ぶと、今度はひんやり感が弱まります。

音も、竹ラグに特有の点です。

竹板どうしや編み糸が擦れるため、歩くたびにカサカサと音が立ちます。

寝室に敷いて夜中に歩く家や、下階への音を気にして敷く場合は、この音が気になることがあります。

竹ラグは厚みが薄く硬いので、足音を吸収する用途には向きません。

防音を目的に敷くなら、竹ラグ以外のラグの素材を検討してください。

ささくれも、使っているうちに出ることがあります。

表面の加工が摩耗した箇所や、竹ひごの切り口が乾燥で割れた箇所から出やすく、素足で歩く部屋では見逃せません。

買ったときに端の処理を確認し、使用中も角から毛羽立ちが出ていないか見てください。

失敗しやすい竹ラグの選び方

畳数表記だけで買って、はみ出す

「6畳」と書かれていても、畳のサイズには江戸間・本間・団地間といった規格差があり、実際の寸法は商品ごとに異なります。

竹ラグのサイズは必ずcm表記で確認してください。

竹板タイプは現場でハサミを入れて詰めることができないので、はみ出すと家具の脚で持ち上がった状態になります。

床暖房やホットカーペットの上に、確認せず敷く

竹は熱で乾燥すると縮んだり割れたりします。

床暖房対応と表示のない竹ラグを熱源の上に敷かないでください。

対応と書かれたものでも、温度設定や連続使用時間に条件が付くことがあるので、商品の表示どおりに使ってください。

裏面の滑り止めがない状態で、フローリングに敷く

竹ラグは本体が硬く、全体がひとつの板のように動きます。

裏面が不織布だけのものをフローリングに直接敷くと、踏み込んだ拍子に一枚ごとずれます。

ずれにくさを求めるなら、裏面にゴム系の滑り止め加工があるものを選ぶか、別売りの滑り止めシートを下に挟んでください。

なお、滑り止め加工のゴムは床材によって変色の原因になることがあるので、家具で隠れる場所で様子を見てから全面に敷いてください。

買う前に確かめるのは、床の実寸とドア下の隙間、縁の段差

部屋の内寸を測るときは、壁から壁までだけでなく、ドアの可動範囲も見てください。

開き戸は床から数mmの隙間しかないことがあり、竹ラグの厚みがそれを超えると、ドアが擦れて開かなくなります。

ウレタン入りの厚手タイプは15mm前後になるものもあるため、ドア下の隙間を定規で測ってから厚みを決めてください。

家具を置いたまま敷く場合は、テーブルやソファの脚が乗る位置も見ておきます。

竹板タイプは硬いので、脚のある家具を乗せると一点に荷重がかかり、その部分の竹が割れたりへこんだりします。

脚の下にフェルトや広めの受け皿を挟むか、家具を避けた竹ラグのサイズにしてください。

端の処理も実寸と同じくらい見るべき点です。

竹ラグの縁が布テープで巻いてある製品では、このテープの幅ぶんだけ段差ができます。

段差が気になる場所では、縁が薄く仕上げてあるものを選んでください。

竹ラグの手入れと、買い替えどきの見分け方

日常の手入れは、掃除機を竹目に沿ってかけるのが基本です。

竹目に逆らうと、編み糸や竹の切り口に吸い込み口が引っかかって傷みます。

汚れたときは固く絞った布で拭き、水気を残さないよう乾いた布で仕上げてください。

竹は水分を吸うと膨らみ、乾くときに反るため、水洗いや丸洗いはできません。

カビを避けるには、床との間に湿気をためないことが前提です。

梅雨時や、エアコンで室温と床温の差が出る時期は、週に一度めくって風を通してください。

すでに黒い点状の汚れが出ている場合は、消毒用エタノールを布に取って拭き、しっかり乾かします。

広い範囲に広がっている、あるいは竹の内部まで色が入っているときは、拭き取りでは戻りません。

オフシーズンの保管では、湿気を抜いてから巻くか折りたたみ、押し入れの中でも床に直置きせず、すのこなどで浮かせてください。

竹ラグの寿命は使い方で変わりますが、竹の表面にささくれが増えてきた、編み糸が切れて竹ひごが抜ける、竹板が反って平らに敷けない、といった状態が出たら交換の時期です。

見た目がまだきれいでも、ささくれは素足に刺さるので、そこを基準に判断してください。

よくある質問

竹ラグとい草ラグ、どちらを選べばいいですか

ひんやり感を優先するなら竹ラグ、やわらかさと香りを求めるならい草ラグです。

竹は硬く表面が平らなので拭き掃除がしやすく、い草は弾力があって座り心地が穏やかです。

どちらも水洗いはできず、湿気対策が要るという点は共通しています。

竹ラグが冬に冷たすぎるときはどうすればいいですか

竹ラグの素材は熱を逃がすので、暖かくする使い方には向きません。

上にラグを重ねると竹との間に湿気がこもるため、冬は外して別のラグに敷き替えてください。

オールシーズン対応と表示されたウレタン入りのものでも、素足で触れたときの冷たさは残ります。

竹ラグは何ゴミとして捨てられますか

自治体によって扱いが分かれます。

小さく切って可燃ゴミに出せる地域もあれば、竹ラグのサイズによって粗大ゴミになる地域もあります。

竹ラグには布地や接着剤、ウレタン、滑り止めのゴムが使われているので、純粋な竹として扱われるとは限りません。

お住まいの自治体の分別表で、ラグ・カーペットの項目を確認してください。

ペットがいる部屋に竹ラグを敷いても大丈夫ですか

爪が編み目に入ると竹ひごが抜けるので、竹ひごタイプは避けて、表面が平らな竹板タイプを選んでください。竹を噛んでしまう場合は、割れた破片を飲み込む危険があるため、敷くこと自体を見直してください。

まとめ

竹ラグを選ぶときは、まず竹板タイプか竹ひごタイプかを決め、そこに裏面の滑り止め加工とウレタンの有無を重ねて考えると、候補がかなり絞れます。

涼しさは竹の密度から来ているので、やわらかさや静かさとは引き換えになります。

素足で過ごす夏の数か月に限って使う前提なら相性がよく、冬も敷きっぱなしにしたい、足音を抑えたいという用途には向きません。

手入れは、掃除機を竹目に沿ってかけ、汚れは固く絞った布で拭いて乾かし、定期的にめくって風を通すことに尽きます。

ぜひ本記事のタイプ別の比較表と、ドア下の隙間を含めた採寸の手順を参考に、部屋と使い方に合う一枚を選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
あなたへのおすすめ