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階段の防音マットは厚手が効く?カーペットで代用できる?

階段を上り下りするたびに、下の部屋でドンドンと響きます。

階段の防音マットを探し始めると、2mm程度の薄いものから10mm以上の厚手まで並んでいて、どれが音に効くのか判断がつきません。

音の種類で言えば、階段で問題になるのは足が踏み板を叩く固体伝搬音で、これを弱めるのはマットの厚みとクッション性です。

ただし厚ければよいという話でもなく、踏み板からはみ出す厚みはつまずきの原因になります。

本記事では、厚手が効く理由と限界・階段用カーペットで代用できる条件・踏み板の採寸のしかたを解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

階段の防音マットで音が変わるのは、踏み板を叩く力を吸うマットの厚み

階段で下階に伝わる音は、足裏が踏み板を叩いた衝撃が木材と壁を通って広がるものです。

空気を伝わる話し声やテレビの音とは経路が別で、カーテンや吸音パネルのように空気中の音を吸う製品を階段に貼っても、この衝撃音は弱まりません。

階段の防音マットが担うのは、足が当たる瞬間の力を素材が変形して受け止め、踏み板に届く衝撃を小さくすることです。

そのため、同じ見た目のマットでも中身の構造で結果が変わります。

表面の生地が厚くても、裏面が硬い樹脂の板状なら衝撃はほぼそのまま踏み板へ抜けます。

反対に、裏面にゴムやウレタンの層が入っていると、踏んだときに層が潰れて力を分散します。

階段の防音マットを選ぶときは、総厚だけでなく、裏側に潰れる層があるかどうかを商品写真と仕様表で確かめてください。

なお、階段の防音マットを敷いても、手すりや壁を伝わる振動は残ります。深夜の足音が気になる場合は、マットと合わせて歩き方や使う時間を変える対策も必要になります。

階段用マットの厚手と薄手、どちらを選ぶかは段差と足のかかりで決まる

厚手が音に有利なのは間違いありませんが、階段ではマットの厚みがそのまま段の高さを変えます。

1段だけマットを敷いた場所の厚みが増えると、その段だけ高くなり、足が上がり切らずにつま先が当たります。

全段に同じ厚みを敷けば段差の差は打ち消せますが、いちばん上と下の段では床とのつなぎ目に高さの違いが残ります。

厚手タイプ(10mm前後以上)

ウレタンやゴムの層を重ねた厚手のマットは、踏んだときに沈んで衝撃を受け止めます。

足音を小さくしたい目的がはっきりしている場合はこのタイプになりますが、踏み板からはみ出した縁が厚いぶん、縁を踏んだときに沈んで足が流れます。

マットのサイズは踏み板よりひと回り小さいものを選び、縁を踏まない位置に置くのが前提になります。

小さな子どもや高齢の家族が使う階段で厚手を選ぶ場合は、手すりの設置状況も合わせて確認してください。

薄手タイプ(2〜5mm程度)

フェルトや薄いゴムの薄手タイプは、段差をほとんど変えません。

足音そのものを大きく下げる力は厚手に劣りますが、スリッパや靴下が踏み板を叩くときの高い音は抑えられます。

すでに階段の勾配が急で、段鼻(だんばな。踏み板の先端部分)に余裕がない家では、こちらが現実的な選択になります。

裏面がゴムの滑り止めタイプ

マットの裏面全面がゴムで、吸着も粘着もしないタイプです。

ずれにくさと防音を両方ねらった作りですが、ゴムの層が薄いものは衝撃をあまり吸いません。

厚みの表記が総厚なのか起毛部分だけなのかを見て、ゴムの層が何mmあるのかを確かめてください。

階段の防音マットはカーペットで代用できるのか

結論の前に条件を分けます。

階段用に売られているカーペットのうち、裏面に不織布しかないものは、滑り止めの力も衝撃を吸う力も弱く、防音目的の代用にはなりません。

一方で、パイル(表面の毛足)が密で、裏面にゴムやウレタンの層が貼られたものは、防音マットと呼ばれている製品と構造がほぼ同じです。

名前の違いで選ぶより、裏面の構造を見るほうが確実です。

家にある普通のラグを切って階段に敷くのは避けてください。

切り口がほつれて足に絡み、裏面に滑り止め加工がないため踏むたびにずれます。

階段用の製品は踏み板の寸法に合わせてカットされ、縁が処理されています。

滑りにくさを主目的にする場合の選び分けは階段カーペットとマットの敷き方の比較で解説しています。

タイプ特徴向いている人
厚手マット(ウレタン・ゴム層入り)踏んだときに沈んで衝撃を分散する。段差が増える下階への足音を主目的にする人。段鼻に余裕がある階段
薄手マット(フェルト・薄ゴム)段差をほとんど変えない。高い音を抑える程度勾配が急な階段。つまずきを避けたい家
裏ゴム全面の階段用カーペットずれにくさと防音を両方ねらう。ゴム層の厚みで差が出る踏み板ごとに敷き替えたい人
裏が不織布だけのカーペット見た目と肌ざわり重視。衝撃はほぼ通る防音目的には向きません
粘着テープ併用タイプ固定力は高い。剥がすときに踏み板へテープの跡が残ることがある持ち家で、貼り替えの頻度が低い人

階段で失敗しやすいのは、マットのサイズと固定方法の選び違い

踏み板の奥行きより大きいマットを買うと、縁が段鼻からはみ出します。はみ出した部分は下から支えるものがないので、そこを踏んだ瞬間に沈んで足が前へ滑ります。

階段の防音マットは踏み板より左右・前後をそれぞれ数cm小さくして、中央に置くのが基本です。

固定方法では、糊で貼る粘着テープは剥がすと踏み板の塗装が持っていかれることがあるので、賃貸では使わないでください。

吸着タイプは糊を使わず裏面の加工で止まる作りですが、無垢材やクッションフロアでは変色が出ることがあります。

どのタイプでも、最初は目立たない下の段で数日試してから全段に広げ、賃貸なら管理会社にも確認してください。

買う前に測るのは、踏み板の実寸と段鼻までの距離

必要なのは3か所です。

踏み板の奥行き(壁側から段鼻の先端まで)、踏み板の幅、そして階段の上端で床とつながる部分の段差です。

奥行きと幅から数cm引いた寸法が、買うマットの上限になります。

マットの厚みの上限は、踏み板の先端にある段鼻の高さで決まります。

段鼻に金属や樹脂のノンスリップ材が付いている階段では、その高さより厚いマットを置くと先端で段差が生じ、つま先が当たります。

ノンスリップ材の高さを定規で測り、それを超えない厚みを選んでください。

曲がり階段の三角形の段は、長方形のマットが収まりません。

市販品は長方形が前提なので、曲がり部分だけマットのサイズを小さくするか、その段は敷かずに済ませる判断になります。

曲がり部分を空けると音は残りますが、無理に合わないサイズを置くほうが足を取られます。

階段マットの手入れと、替えどきの見分け方

階段は足裏の汚れと髪の毛が集まる場所です。

洗濯機で洗えるかどうかは、マットの裏面のゴムや樹脂の層が水と回転に耐えるかで決まるため、必ず製品の表示を見てください。

裏面にゴム層があるものは、洗濯機の脱水でゴムが割れることがあります。

手洗いか、掃除機と固く絞った布での拭き取りで済ませる製品が多くなります。

替えどきの目安は、マットの厚みが戻らなくなったときです。

踏んでいる部分だけ潰れて薄くなると、その場所では衝撃を吸えません。

踏んだあとの凹みが数分たっても戻らない状態なら、防音の目的では役目を終えています。

固定面も同じで、裏面のゴムが硬くなって光り始めたらずれやすくなるので、足で軽く押してみて動くようなら交換してください。

よくある質問

階段の防音マットで、下の部屋への足音はどのくらい変わりますか

どの程度下がるかは、階段の構造(木製か鉄骨か)、踏み板の厚み、マットの厚みと素材の組み合わせで変わるため、数値での保証はできません。

踏み板に直接足が当たる状態からマットを挟む状態に変えれば、衝撃が分散されます。

ただし壁や手すりを伝わる振動は残るので、無音にはなりません。

全段に敷かず、一部だけ敷いても意味はありますか

敷いた段では衝撃が弱まりますが、敷いていない段の音はそのまま残ります。

音を目的にするなら全段が前提です。

一部だけ敷くと、その段だけ高さが変わって足が当たるので、どの段を踏んでも同じ高さになるようにしてください。

滑り止めが付いていないマットを両面テープで固定してもよいですか

固定したい場合は、最初から裏面に滑り止め加工があるマットか、階段用として固定方法が用意されている製品を選んでください。

厚手を選べば滑りにくさも一緒に解決できますか

別の話になります。

厚手は衝撃を吸う作りで、足が滑るかどうかは表面の毛足と裏面が踏み板に止まるかで決まります。

厚手でも裏面が不織布だけならマットごとずれますし、毛足が長いものは靴下が滑ります。

防音と滑りにくさは、それぞれ別に仕様を確認してください。

まとめ

階段の防音マットで足音を弱めるのは、裏面にある潰れる層の厚みです。

表面の生地が厚くても裏が硬い板状なら衝撃はそのまま踏み板へ抜けるので、総厚ではなくゴムやウレタン層の有無を見てください。

カーペットでの代用は、裏面にゴム層があり階段用にカットされた製品なら構造上は同じものになります。

そのうえで、厚みの上限は段鼻の余裕で決まり、マットのサイズは踏み板より数cm小さくするのが前提です。ぜひ本記事の比較表と採寸の3か所を参考に、ご自宅の階段で踏み板の奥行きと幅、上端の段差を測ってから選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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