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家具の転倒防止は賃貸でもできる|穴を開けずに固定する

背の高い本棚やタンスは、限られた部屋を活かすうえで欠かせない家具です。しかし、賃貸で暮らしていると「壁にネジを打てない」「天井に穴を開けたら退去時に困りそう」と、固定そのものをためらってしまう人は少なくありません。

固定しないままの家具は、揺れたときに倒れて避難経路をふさぎ、扉の前に横たわれば部屋から出られなくなることも。

中の物が飛び出して割れる被害も起こります。

本ページでは、賃貸で固定がつまずく理由・穴を開けない方法の実力・家具ごとの組み合わせ方まで、順を追って解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

賃貸で家具の転倒防止がつまずくところ

賃貸には原状回復の考え方があります。

退去時に、借りたときの状態へ戻すという前提です。

壁や天井にネジ穴を残すと、その扱いが契約や管理会社の判断に左右されます。

だから最初から「穴を開けない」ことを条件に組み立てる人が多い。

もう一つの壁は建物側の構造です。

室内の壁は石膏ボードで仕上げられていることが多く、ボードだけにネジを効かせても引き抜きには弱い。

木の下地(間柱)は一般的に455mm前後の間隔で入っていますが、位置は建物によって違います。

天井も同様で、板の裏に細い木材が走っている部分と、何もない部分があります。

突っ張り棒を「どこに立てるか」が効きに直結するのは、この差があるからです。

なお、ネジ止めが一律で禁止とは限りません。

小さな下地穴なら容認する物件もあります。

気になるなら、自分で判断せず管理会社に確認するほうが早い。

壁を傷めない固定方法の全体像を先に把握しておくと、相談もしやすくなります。

穴を開けない固定、どこまで頼れるか

手段は大きく3つに分かれます。それぞれ止められる動きが違うので、役割で覚えるのが早い。

突っ張り式のポール

家具の上と天井の間に立てて、前へ倒れる動きを押さえます。

壁際に寄せ、家具の奥行きの奥側へ2本。

天井側は当て板で力を分散させると、石膏ボードを押し上げにくくなります。

突っ張り棒の設置手順と天井の補強は、効き方を左右する部分なので先に読んでおくと無駄がありません。

耐震マット・耐震ジェル

家具の底面と床の間に挟む粘着性のパッド。

横滑りや小さなぐらつきに向きます。

四隅へ均等に入れるのが基本で、製品ごとに耐荷重の表示があります。

耐震マットと金具の使い分けを確認して、家具の重さに合うものを選んでください。

ゲル系は粘着が弱るまでの期間と交換の目安があるため、貼ったら終わりにはなりません。

ストッパー・粘着ベルト

前脚の下に差し込んで家具をわずかに後傾させるタイプと、家具と壁をつなぐベルトタイプ。ベルトは壁側にネジを使うものが多く、賃貸では選べる製品が限られます。

賃貸の転倒防止で優先する3つの条件

床と壁の仕上げを傷めにくいこと

クッションフロア、無垢材、ワックス仕上げのフローリングは、粘着面で表面が変色したり剥がれたりすることがあります。

目立たない場所で小さく試してから本設置へ進むのが安全です。

畳やカーペットの上では、マットの粘着そのものが効きません。

ひとりで設置できること

家具を持ち上げて底に何かを挟む作業は、中身を出してからでないと危険です。

一段ずつ空にして、軽くしてから動かす。

無理だと感じたら、中身の入れ替えだけで済む対策に切り替える判断もあります。

外せること

引っ越しや模様替えのたびに撤去します。

硬化して剥がれなくなる前提の製品は、賃貸では扱いにくい。

床と家具を傷めずに剥がす手順を知っていれば、選ぶときの不安も減ります。

裏目に出やすい使い方

やりがちな失敗は決まっています。

突っ張り棒を家具の手前側に立てるのがその一つ。

前へ倒れる動きに対して支点が近くなり、押さえが弱くなります。

耐荷重を超える使い方も同じです。

表示より重い家具に使えば、性能は成立しません。

マットは貼る前に床と家具の底のほこりや油分を拭き取る。

ここを飛ばすと密着しません。

そして家具の上に段ボールや家電を積むこと。

重心が上がるほど、揺れたときの負担は大きくなります。

突っ張り棒を入れても、上に重い物を載せれば条件が変わります。

突っ張り棒だけで足りるかを他の方法と比べた整理も参考になります。

家具ごとの転倒防止の組み合わせ方

背の高い本棚・食器棚

ポールと底面マットの併用が基本形。

扉があるなら、開き防止のラッチを足すと中身の飛び出しを抑えやすくなります。

重い本や皿は下段へ。

テレビ・モニター

台に置くタイプは、脚の下または底面に粘着マットを入れます。

壁掛けでない限り、前へ滑り落ちる動きが主な心配になります。

粘着が弱るサインの見分け方を覚えておくと、貼り替え時期を逃しにくい。

冷蔵庫・電子レンジ

冷蔵庫は付属のベルトや専用金具の指定があることがあります。

取扱説明書の指示が最優先です。

電子レンジをラックに載せている場合は、レンジ自体と、そのラックの両方を考える必要があります。

賃貸の退去時に備える原状回復の考え方

設置前に、床と壁の状態をスマホで撮っておくと後で役に立ちます。

どこに何を貼ったかも記録しておく。

剥がすときは一気に引っ張らず、端から少しずつ。

時間をかけたほうが跡は残りにくくなります。

点検は年に一度と、大きな揺れがあった後。

突っ張り棒は緩んでいないか、マットは端が浮いていないかを見ます。

設置した時点で完了ではありません。

そして前提として、どの方法も揺れの大きさによっては家具の移動や転倒を防ぎきれません。

寝る場所や通路に背の高い家具を置かない、上に重い物を載せない。

物の置き方まで含めて考えたほうが確実です。

よくある質問

突っ張り棒だけで済ませても大丈夫ですか

前へ倒れる動きは押さえますが、左右へずれる動きには弱いという性質があります。

底面マットとの併用が向きます。

天井の下地が弱い位置に立てると、突っ張る力で天井材を押し上げることもあるので、当て板の使用を検討してください。

100円ショップの耐震マットでも使えますか

製品ごとに耐荷重の表示があり、そこが判断の分かれ目です。

ダイソーの耐震マットの耐荷重とテレビへの使用可否で表示の読み方を確認してから決めるとよいでしょう。

表示を超える家具に使う想定なら、別の製品を探すことになります。

畳やカーペットの部屋ではどうすればいいですか

粘着マットは効きにくいので、ポールでの押さえと、中身の重心を下げる工夫が中心になります。畳の上に敷板を入れて水平を出す方法もありますが、家具の脚が畳に沈む分も見ておく必要があります。

ネジ穴は絶対に開けられませんか

物件と契約次第です。

禁止と決まっている物件もあり、下地補修で済む範囲なら相談できる物件もあります。

自己判断で開けるより、先に確認するほうが後の負担は小さくなります。

まとめ

賃貸での転倒防止は、穴を開けない手段を組み合わせて成り立たせるものです。

ポールで前への倒れを押さえ、底面のマットで横ずれを抑える。

そのうえで、上に重い物を載せない置き方を守る。

床材によっては粘着で表面が傷むことがあるため、目立たない場所で試してから広げてください。

設置後は年に一度と揺れの後に点検する。

この運用まで含めて、はじめて対策として続きます。

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