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ペット用スロープと階段どっち?シニア犬の足腰に優しいのは

ソファに飛び乗ろうとして前脚だけをかけ、滑って落ちてしまいます。

この場面で売り場を見ると、ペット用スロープと2段3段のステップが同じ棚に並んでいます。

どちらを選ぶかで犬の足腰にかかる負担は変わり、分かれ目になるのは傾斜の角度です。

上位で扱われている製品には傾斜が18度台のものがあり、角度が浅いほど一歩ごとの負担は小さくなる一方、奥行きは長くなって置き場所を取ります。

本記事では、スロープと階段で足腰への負担がどう違うか、傾斜角と奥行きの測り方、シニア犬に向くタイプの見分け方まで解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ペット用スロープと階段の違いは、一歩ごとの上下動の大きさ

スロープは一枚の斜面を歩いて上がる道具で、階段型のステップは段差を1段ずつ踏んで上がる道具です。

構造が違うと、体の使い方も変わります。

斜面では前脚と後脚が同じ一枚の面を続けて踏みながら進むので、体を持ち上げる動作が分散されます。

段差では1段ごとに後脚で蹴って体を押し上げる動きが入るため、腰と後脚にまとまった力がかかります。

そのため、腰や膝に不安のある犬、胴の長いダックスフンドやコーギーでは、上下動の少ない斜面のほうが体への負担が小さい構造です。

反対に、段差を踏むこと自体ができる犬であれば、ステップのほうが奥行きが短く、部屋のスペースを取りません。

ソファ前に通路が必要な家では、この差がそのまま設置の可否を決めます。

段差とスロープのどちらが腰にやさしいかは、ペットステップとスロープの比較でも解説しています。

ペット用スロープで最初に見る数値は、傾斜角と設置時の奥行き

選ぶときに最も結果が変わるのが傾斜角です。

上位で扱われている製品には傾斜18.7度を掲げるものがあり、角度表示のない製品でも「高さ÷奥行き」からおおよその緩さが分かります。

たとえば高さ40cmのソファに奥行き80cmのスロープを掛ければ、おおまかに26度前後の斜面です。

同じ高さに奥行き120cmを使えば18度台まで下がります。

角度が浅くなるほど一歩の負担は減りますが、必要な床面積は増えます。

角度を調整できるタイプのうち、14段階で角度を変えられるものは、ベッド用とソファ用で高さが違う家でも1台で使い回せます。

ただし調整範囲の上端と下端は製品ごとに決まっているので、使いたい家具の高さが範囲に入っているかを先に確かめてください。

ペット用スロープの幅と耐荷重

幅は犬が斜面の途中で向きを変えずに歩ける寸法が要ります。

上位の製品では幅40cm級のものが見られ、小型犬なら30cm台でも歩けますが、体が大きくなるほど幅の不足で足を外しやすくなります。

荷重表示は製品ごとの試験値なので、体重に余裕を持たせた数値のものを選び、人が腰かける使い方はしないでください。

スロープの素材と表面加工で、滑り方と手入れが変わる

ペット用スロープの素材は、木製フレームに布地を張ったもの、発泡樹脂の一体成形のもの、アルミなどの金属フレームのものに分かれます。

木製フレームのタイプは安定感がありますが重く、置き場所を頻繁に変える使い方には向きません。

発泡樹脂の一体成形は軽くて動かしやすく、表面にカバーを掛けて使う構造のものがあります。

金属フレームの折りたたみタイプは軽量で収納しやすい反面、脚部が点で床に当たるため、床材によっては跡が付くことがあります。

斜面の表面加工は、爪が引っかかるパイル地やカーペット地と、ゴム状のノンスリップ加工に分かれます。

どちらも足が止まりにくい構造を狙ったものですが、「滑らない」と言い切れるものはありません。

爪の長さ、肉球の乾き具合、カバーの毛足のへたりで結果は変わります。

カバーが外せて洗濯できるタイプなら、粗相や抜け毛の付着を洗い流せるので、長く使う前提ならカバーの着脱方法を見ておいてください。

タイプ別に向いている犬と置き場所

タイプ構造の特徴向いている条件
固定角度のスロープ斜面の角度が決まっていて、組み立てが単純使う家具が1つに決まっていて、高さが製品の想定と合う家
角度調整タイプのスロープ複数段階で角度と高さを変えられるベッドとソファで高さが違い、1台で両方に使いたい家
折りたたみ式スロープ軽量フレームで畳んで収納できる来客時に片づけたい、車の乗降にも使いたい場合
階段型のペットステップ段差を1段ずつ上がる。奥行きが短い段差を踏める犬で、ソファ前の通路を確保したい家
スロープとステップの併用型片面が斜面、片面が段差の構造多頭飼いで、犬ごとに上がり方が違う家

どのタイプでも共通して向かないのは、上がり口の床が毛足の長いラグやクッションフロアで沈む場所です。

土台がわずかに傾くと斜面の角度が変わり、犬が途中で足を止めます。

斜面と階段のどちらがシニア犬に合うかで迷っているなら、ペット用階段とスロープの比べ方で足腰の条件別に解説しています。

シニア犬のペット用スロープ選びで外しやすい条件

角度だけを見て奥行きを測らずに選ぶと、置き場所に収まらず使えなくなります。

18度台の緩いスロープは、高さ40cmに対して1m以上の床を使います。

ソファの前が80cmしかない部屋に置くと斜面の下端が通路をふさぎ、結果として普段は立てかけて片づけることになり、犬が使う機会が消えます。

もう一つは、上り口の高さを、人が座って沈んだ状態だけで測ってしまうことです。

犬が乗るのは座面のクッションの上です。

人が座って沈んだ状態の高さだけで合わせると、誰も座っていないときには段差が残ります。

使う家具に人が座った状態と誰もいない状態の両方で測り、高い側に合わせてください。

シニア犬では、斜面を用意しても上がらないことがあります。

視力が落ちていて斜面の端が分からない、関節に痛みがあって体重を乗せたくない、といった理由が考えられます。

足を引きずる、持ち上げたときに鳴く、急に段差を避けるようになったといった変化があるときは、道具で対処する前に動物病院で相談してください。

買う前に測る3か所と、床側の確認

測るのは家具の高さ、設置に使える床の奥行き、そして上り口の周囲の空きの3か所です。

家具の高さは、犬が実際に乗る面から床までを垂直に測ります。

床の奥行きは、スロープを掛けたときに下端が来る位置まで、メジャーを床に這わせて測ってください。

上り口の空きは、犬が斜面に乗る前に体の向きを変えられる広さが要ります。

真横が壁なら、助走の向きが限られます。

床側では、スロープの脚部や下端が接する部分を確かめます。

フローリングでは、ゴム脚が長期間同じ位置にあると変色が出ることがあり、クッションフロアや無垢材ではとくに起きやすい組み合わせです。

薄いフェルトや保護シートを間に挟むか、設置位置を時々ずらしてください。

畳の上では脚が沈んで角度が変わるため、下に板を敷いて面で支える置き方にします。

カバーの手入れと、ペット用スロープの買い替えどき

カバーが外せるタイプは、洗濯表示に従って洗い、完全に乾かしてから戻します。

芯材が発泡樹脂の製品は水を含むと乾きにくいので、カバーだけを外して洗う構造かどうかを購入前に見てください。

拭き取りだけで済ませる場合は、斜面の表面加工が濡れた状態では足が止まりにくくなるため、乾くまで使わせないようにします。

替えどきの判断は、見た目より犬の動きで決まります。

斜面の中央が踏み抜いたように沈む場合は、替えどきです。

足を乗せると表面の生地が動く場合や、脚部のゴムが欠けてがたつく場合も、替えどきです。

こうした状態になると、犬が斜面の途中で止まるか、使うのをやめます。

表面の毛足がへたって爪が引っかからなくなった場合も、カバーの交換か買い替えの時期です。

よくある質問

屋外や車の乗降に使えるペット用スロープはありますか

車への乗降を想定した折りたたみタイプが販売されています。

選ぶときは、車の荷室の高さに対して必要な奥行きが取れるか、そして上端を荷室に掛ける形状になっているかを確かめてください。

屋外で使うものは雨にあたるため、表面加工が水を含む生地だと乾きにくく、手入れに手間がかかります。

ダックスフンドにはスロープと階段のどちらが向きますか

胴が長く背骨への負担が問題になる犬種では、上下動の少ない斜面のほうが体の使い方が穏やかです。

ただし、飛び降りる動作のほうが負担が大きいので、上りだけでなく下りにも同じスロープを使わせることが前提になります。

すでに背中をかばう動きがあるなら、道具の選択より先に動物病院で状態を確認してください。

スロープを置いても犬が使ってくれません

斜面の下端がラグの上で動く、角度が急で先が見通せない、上り口の横が壁で体を向けられない、といった設置条件が原因になることがあります。

まず下端がずれない床に置き直し、角度を調整できる製品なら最も緩い設定から試してください。

それでも使わない場合は、痛みや視力の変化が関わっている可能性があるため、様子を記録して獣医師に伝えてください。

ペット用スロープは手作りでも代わりになりますか

段ボールや板で斜面を作る方法が紹介されていますが、犬が体重を乗せたときにたわむ、下端が床でずれる、表面で足が止まらないという3点が解決しないと、落下につながります。自作する場合は、斜面の下に支えを入れてたわみを止め、表面に爪が引っかかる生地を張り、下端が動かないように固定してください。

まとめ

ペット用スロープと階段型ステップの違いは、一歩ごとの上下動の大きさです。

腰や後脚に不安のある犬、胴の長い犬種では斜面のほうが体の使い方が穏やかで、段差を踏める犬で床面積を節約したいならステップが収まります。

選ぶときは傾斜角と、それに必要な床の奥行きを一組で考えてください。

角度が緩い製品ほど長い奥行きを使うため、置ける場所が先に決まっている家では、角度調整タイプで折り合いを付ける方法もあります。

ぜひ本記事のタイプ別の比較表と、測る3か所の手順を参考に、家具の高さと床の空きを測ってから選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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