L型キッチンマットの角はどう敷く?L字型で隙間を埋める方法
L型のキッチンで床に合わせてマットを敷くと、曲がり角のところだけマットが浮き上がります。
四角いマットを2枚並べれば角で重なり、1枚ものを無理に折れば折り目が山になります。
通販の商品名に「L字折り目付き」「L字立ち上がり」といった言葉が並ぶのは、この角の処理が製品ごとに違うからです。
本記事では、L型キッチンで角が浮く理由・シンク下との隙間を埋める敷き方・透明タイプと布タイプの選び分けまで解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
L型キッチンでキッチンマットの角が浮く理由
L型のキッチンでは、シンク側とコンロ側が直角につながっていて、その角にはどちらの作業でも立ちます。
ここに四角いマットを2枚並べると、角で端が重なるか、逆に三角形の空白ができます。
重なった部分は1枚ぶん高くなるため、つま先が当たって端がめくれます。
1枚の長いマットをL字に折り曲げて敷く方法もありますが、折り目のない製品を折ると、素材が元に戻ろうとして折り山が持ち上がります。
とくに厚手の低反発タイプは、内部のウレタンが折り曲げに抵抗するので、角だけが山になって残ります。
「L字折り目付き」と書かれた製品は、あらかじめ曲がる位置に折り筋を入れてあり、角で浮く力を逃がす作りです。
もう一点、L型のキッチンは角が壁の入隅(いりずみ)に当たります。
入隅には巾木(はばき)が回っているため、マットの角をぴったり壁に寄せようとしても、巾木の厚みぶん手前で止まります。
マットの角だけが宙に浮いているように見えるのは、この巾木に当たって押し返されているからです。
壁に寄せる前に、角の部分を巾木の形に合わせて切り欠くと収まります。
シンク下の隙間を埋めるにはマットの幅を測り直す
L型キッチンでは、シンク下の扉とマットの間に細い隙間が残ると、そこに水や食材カスがたまります。幅45cmのマットを敷くと、キッチンの奥行きによっては数cmの隙間が残り、そこに落ちたものを拭くには毎回マットをめくることになります。
測る場所は、シンク下の扉の面から、立ったときにかかとが来る位置までです。
扉の下に蹴込み(けこみ)と呼ばれる引っ込みがある場合、その奥行きまで入れて測るか、扉の面を起点にするかで数cmずれます。
L型は角から両方向に測るので、シンク側とコンロ側で必要な幅が違うこともあります。
幅45cm・50cm・60cmと展開がある製品が多いのは、この差を吸収するためです。
隙間をゼロにしたい場合は、マットの長辺が扉側で2cmほど立ち上がる「L字立ち上がり」タイプという選び方もあります。
壁際で縁が立つので、水や粉が床と扉の境目に入り込みにくくなります。
ただし立ち上がりの縁はつま先が当たりやすいので、冷蔵庫や食洗機の扉が開く動線にかかる位置では避けてください。
幅の測り方そのものは隙間を埋めるキッチンマットは何cm幅が必要かで解説しています。
L字型で避けたほうがよいキッチンマットの仕様
厚手で硬いマットを角で折る
低反発のクッションマットは立ち仕事の負担を軽くする狙いで作られていますが、厚み6〜8mmのものを折り目なしで曲げると、角が完全には寝ません。
体重をかけたときだけ沈み、足を離すと戻るので、角に立つたびにわずかな段差を踏み続けることになります。
厚手を選ぶなら、折り目が入っている製品か、角で2枚に分けて敷く前提で考えてください。
角に継ぎ目が来る2枚敷き
2枚のマットをL字に組む敷き方そのものは成立しますが、継ぎ目を角の真ん中に置くと、いちばん人が立つ場所に段差が来ます。継ぎ目は角から50cmほどずらして、コンロの正面やシンクの正面といった立ち位置から外すほうが踏みにくくなります。
全面が吸着加工の裏面
マットの裏面が全面吸着のタイプは、ずれにくい代わりに床との間に湿気がこもります。
L型のキッチンは角が行き止まりになるので、空気が抜けにくい場所です。
クッションフロアや無垢材の床では、長期間貼りっぱなしにすると変色が出ることがあります。
月に一度めくって床を乾かすか、裏面の滑り止めが点状のタイプを選んでください。
吸着タイプを使う場合は、目立たない場所で数日試してから全面に敷くことをおすすめします。
L型のキッチンマットは、マットの素材とマットの厚みで手入れと踏み心地が変わる
L字に長く敷くと、1枚の面積が普通のキッチンマットより大きくなります。
幅60cm×長さ240cmのような寸法になると、洗濯機に入れたときに水を吸って重くなり、洗濯槽の容量を超えることもあります。
洗えるかどうかは、敷く長さを決めてから洗濯表示を確認してください。
拭き取り前提で使うなら、塩化ビニル(PVC)製の透明マットか、表面に撥水加工をした木目調のマットという選択肢があります。
油はねが多い家では、布のマットに油が染みると洗っても輪じみが残るので、拭けるタイプのほうが手入れは続きます。
ただし透明マットは床の色をそのまま見せる代わりに、裏面に汚れや水分が入り込むと縁から目立ちます。
この性質の違いは透明キッチンマットのデメリットと布との違いで解説しています。
厚みについては、拭けるタイプの透明マットが1〜1.5mm、クッション性を持たせたPVCマットが5〜8mmという幅があります。
L型キッチンは角で向きを変える動作が多いので、厚みがあるほど足への負担は減る一方、つまずきやすさと段差も増えます。
食洗機や引き出しの下端とマット上面の間に余裕があるかを、厚みを決める前に測ってください。
角を浮かせずに敷くL字型マットの固定方法
折り目付きのマットを敷くときは、折り筋を角の中心に合わせてから、長い辺のほうを先に壁へ寄せます。短い辺から合わせると、長い辺の端で数cmのずれが出て、調整のたびに角がよじれます。
角が浮く場合、原因は折り目の反発だけではありません。
床のほうに原因があることもあります。
L型キッチンの角は家具や壁に囲まれて掃除が後回しになりやすく、床に油膜やほこりの層ができていると、マットの裏面の滑り止め加工が床をつかめません。
敷く前に中性洗剤で拭いて、完全に乾かしてから敷いてください。
それでも角が戻るときは、角だけを点で押さえる方法があります。
マット用の吸着テープや滑り止めシートを、角の内側に小さく貼る方法です。
全面に貼ると剥がすときに床へ負担がかかるので、浮く箇所だけに限って使ってください。
クッションフロアや無垢材では、テープの糊が床の表面を傷めることがあるため、糊で貼るタイプは避けて、置くだけで止まる滑り止めシートのほうを先に試すほうが無難です。
角のずれを抑える手順はL字型のキッチンマットのズレを抑えて敷くコツでも解説しています。
よくある質問
L型のキッチンマットはどんな製品を選べばいいですか
角で浮くのを避けたいなら、曲がる位置に折り筋が入った「L字折り目付き」と表示された製品が前提になります。
そのうえで、油はねを拭き取りたいならPVCの透明タイプ、足元の冷えや硬さが気になるなら低反発のクッションタイプという分かれ方です。
幅は45cm・50cm・60cmの展開があるので、シンク下の扉からかかとまでの実寸を測ってから決めてください。
四角いマットを2枚並べてL字にしても大丈夫ですか
敷けます。
ただし重なった部分が段差になるので、2枚の継ぎ目はコンロやシンクの正面から外して、角から50cmほどずらしてください。
重ねずに突き合わせると今度は隙間に水が落ちるので、どちらを取るかで配置が変わります。
L字型マットの角を壁にぴったり付けられません
壁の入隅には巾木が回っていて、その厚みぶんマットが手前で止まります。
角の部分を巾木の形に合わせて切り欠くと壁際まで入ります。
切った断面がほつれる布製のマットでは、切らずに巾木の手前で止める敷き方のほうが長持ちします。
長いL字型マットは洗濯機で洗えますか
製品の洗濯表示によります。
幅60cm×長さ240cmのような大判は、水を吸った状態で洗濯槽の容量を超えることがあるので、購入前に表示と自宅の洗濯機の容量を照らし合わせてください。
洗える表示がない製品は、拭き取りで手入れする前提の作りです。
拭けるタイプと洗えるタイプの向き不向きは拭けるキッチンマットと洗えるマットの比較で解説しています。
まとめ
L型キッチンで角が浮くのは、折り目のないマットを無理に曲げているか、壁の巾木に当たって押し返されているか、床の油膜で裏面の滑り止め加工が働いていないかのどれかです。買う前に決めるのは、折り筋の有無と、シンク下の扉からかかとまでの幅、そして拭き取りで手入れするか洗濯するかの3点になります。
角の段差は毎日足で踏む場所なので、妥協すると使うたびに気になります。ぜひ本記事の幅の測り方と、折り目・立ち上がり・裏面の見分け方を参考に、ご自宅のL字の形に合うキッチンマットを選んでください。




