ニトリのドア隙間グッズで防音できる?対応サイズと効き目を確かめる
ドアと枠、ドアと床のあいだにできる数ミリの隙間は、話し声やテレビの音がもれる通り道になります。ニトリなどの量販店にも隙間をふさぐグッズは並んでいますが、「買ってみたけど厚みが合わなかった」「そもそも自宅の隙間が何ミリなのか分からない」という声は多いものです。
サイズが合わないまま使うと、ドアが閉まりにくくなったり、貼ったテープがすぐ外れたりします。
効き目を感じられないだけでなく、開閉のたびに引っかかって傷になることも。
本ページでは、寸法表記の読み方・隙間の大きさ別の対策の目安・自宅に合うものの決め方まで、順を追って確かめていきます。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
寸法表記が示すドアの隙間の実際
ドアの隙間は、建具と枠、または建具と床のあいだにあるすき間の幅を指します。
単位はミリメートル(mm)。
cmで書かれることはほとんどありません。
1mmと10mmでは対策がまったく変わるので、単位の読み違いはそのまま買い間違いになります。
隙間ができる場所は大きく3か所です。
ドアの下端と床、ドアの側面(ノブ側・丁番側)と枠、そしてドア上部と枠。
このうち下端がいちばん広く空いています。
多くの住宅では、換気のためにドア下を数ミリ〜十数ミリ切り欠いた「アンダーカット」が最初から設けられているためです。
隙間テープの表記の読み方
隙間をふさぐテープ類は、たいてい「厚さ5mm×幅15mm×長さ2m」のように書かれています。
厚さは押しつぶす前の状態の数字。
幅は貼り付け面の寸法で、隙間の深さではありません。
長さはロール全体の長さです。
ドア1枚を全周ふさぐなら、縦2辺と上辺で5m前後は必要になります。
隙間の測り方
定規を差し込んで測るのがいちばん確実です。
細い隙間なら、厚みの分かる紙やカードを重ねて差し込み、入らなくなった枚数から見当をつける方法もあります。
夜に部屋の照明を消し、廊下側から光の漏れ方を見ると、どの辺が空いているか分かりやすい。
音が漏れる位置と光が漏れる位置は、だいたい一致します。
隙間の大きさ別に見る段階と防音対策の目安
実測値によって、選ぶべきものが変わります。以下は一般的な目安です。
| 実測した隙間 | 状態 | 向く対策 |
|---|---|---|
| 1mm未満 | 光がほとんど漏れない。既存のパッキンが効いている | 追加は不要。貼ると閉まりにくくなることがある |
| 1〜3mm | 側面や上部に多い状態 | 厚さ2〜5mm程度の薄手のテープ |
| 3〜5mm | 光が線になって見える | 厚さ5〜10mm程度のスポンジ材やD型・P型のパッキン |
| 5〜10mm | ドア下端に多い。アンダーカットの場合がある | ドア下専用の下部シール、ブラシ(モヘア)タイプ |
| 10mm超 | 建具のゆがみや戸当たりの欠損も疑われる | テープでは追いつかない。持ち家なら建具の調整、賃貸は管理会社へ相談 |
ドア下については、ふさぐ前に確認したいことがあります。
アンダーカットは24時間換気の空気の通り道として設けられていることがあり、完全に密閉すると換気の流れを変えてしまいます。
締め切る部屋の給気口の有無は先に見ておいてください。
何ミリの隙間から音漏れが目立つのかの目安を押さえておくと、どこまでやるかの線引きがしやすくなります。
防音グッズをニトリで探すときの表示確認
量販店の売り場や通販ページで迷う原因は、言葉の使われ方がそろっていないことにあります。取扱商品は店舗や時期で変わるため、「この店に必ずある」という前提では探さないほうが確実です。
「防音」「遮音」「吸音」は別の言葉
遮音は音を通しにくくすること。
吸音は反射した音を材料の中で減らすことです。
防音はその両方をまとめた総称として使われます。
ウレタンフォームのような柔らかい材料は吸音寄りで、単体では音を止めません。
ドアの隙間対策が担うのは、あくまで空気の通り道をふさぐ気密の部分です。
仕様欄で見る3項目
商品ページで確認するのは、サイズ(厚さ・幅・長さ)、主な素材、粘着の有無と使用可能な下地。
この3つがそろっていれば、店頭で現物を触れなくても判断できます。
素材名がEPDMやゴムスポンジなら復元しにくくつぶれにくい。
ウレタンとだけ書かれている場合は、つぶれやすく通気する連続気泡のこともあります。
ドアの隙間専用のテープは、ホームセンターや100円ショップのほうが厚みのバリエーションが多い場面もあります。ダイソーの隙間テープを厚みと幅から選ぶ考え方と、専用の隙間ガードと100均品の効き方の違いもあわせて比べてみてください。
自宅のドアの隙間に合う対策の決め方
順番に決めれば迷いません。
- 漏れている辺を特定する。照明を消して光の線を探すか、紙を挟んで抜き差しし、抵抗のない辺を見つける
- その辺の隙間を実測する。上下で幅が違うことも多いので、上・中・下の3か所で測って最大値を採る
- 貼る場所で形状を決める。側面と上部はスポンジやパッキン、下端はブラシまたは下部シール、引き戸のレール沿いは毛足のあるモヘアが向く
- 下地を確認する。塗装の弱い建具や化粧シート仕上げは、強粘着で表面が持っていかれることがある
厚みは、実測値と同じか少しだけ上を選びます。
5mmの隙間に5mm。
ここで倍の厚みを選ぶと閉まらなくなります。
賃貸で原状回復が気になるなら、貼って剥がせる範囲での玄関まわりの塞ぎ方を先に見ておくと安全です。
目立たない位置で数日試してから全周に回す、という進め方をおすすめします。
製品ごとに厚みの表記がずれる理由
同じ「5mm」でも、実際の効き方はそろいません。理由は3つあります。
ひとつは、公称の厚さが無圧縮のときの数字だという点。
柔らかいスポンジは閉めた瞬間に2mm近くつぶれ、硬いゴムはほとんどつぶれません。
数字が同じでも、閉めたあとに残る反発力が違う。
もうひとつは幅の測り方です。
平らなテープは実寸の幅がそのまま書かれます。
断面がD型やP型のものは、展開したときの寸法か、貼り付け面の寸法かで表記が分かれることがある。
パッケージの断面図を見て、どこを測った数字か確かめてください。
3つめは経年です。
連続気泡のウレタンは、繰り返し圧縮されるとへたって復元しなくなります。
1年経つと同じ製品でも実質的な厚みは下がる。
硬さ違いの選び方という点では、防振ゴムの硬さと厚みの考え方も参考になります。
合わないサイズを使うと起きること
厚すぎた場合の症状ははっきりしています。
ラッチが受けに届かず、ドアが半開きで止まる。
無理に押し込めば、丁番のネジがゆるみ、建具そのものがねじれます。
下端に厚いものを貼れば、開閉のたびに床材をこすります。
フローリングの表面が削れると元に戻せません。
薄すぎた場合は、ただ効かないだけでは済まないこともある。
全周のうち一辺でも空いていれば、音はそこへ集まって抜けていきます。
3辺を丁寧にふさいだのに変化を感じない、というときは残った1辺が原因です。
粘着が強すぎる場合の実害も見ておいてください。
剥がすときに塗装や化粧シートが持っていかれる、糊が残る、といった話は珍しくありません。
テープ自体が湿気で劣化すると、カビの温床になることもあります。
湿気がこもりやすい場所なら、防カビシートの効果の続き方のような対策とセットで考えたほうが無難です。
よくある質問
ドア下の隙間は全部ふさいでもいいですか
おすすめしません。
ドア下のアンダーカットは、換気のための空気の通り道として設けられている場合があります。
全閉すると、換気扇を回したときに空気が入ってこず、扉が重くなったり換気量が落ちたりします。
部屋に給気口があるかを確認し、なければ下端は完全密閉を避けてください。
隙間をふさげば静かになりますか
どの程度変わるかは、音の種類と建物によります。
話し声やテレビの高い音は空気を通って漏れるため、気密を上げると感じ方が変わりやすい。
一方で低音や足音は壁・床・天井を振動として伝わるので、隙間対策だけでは残ります。
ドアまわりで完結しない音がある、と考えておくほうが失敗しません。
虫の侵入対策と同じテープで兼用できますか
目的が近いので兼用できる場面はあります。
ただし虫対策では、音では問題にならない1mm以下の隙間も入口になります。
求められる精度が違う、と考えてください。
詳しくはドアの隙間からの虫の侵入を止める塞ぎ方にまとめています。
まとめ
ドアの隙間対策は、商品名から入ると迷います。
先に測る。
上・中・下の3点を測って最大値を採り、その値と同じか少し上の厚さを選ぶ。
表記は「厚さ×幅×長さ」で、厚さはつぶれる前の数字だという前提を忘れないこと。
下端は換気の経路になっていることがあるので、密閉しきらない判断も必要です。
100円ショップの隙間テープの厚み選びまで含めて候補を広げれば、選択肢は十分にあります。
まずは光の漏れている辺を1つ、実測するところから始めてください。




