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玄関マットは手作りできる?縫わずに作れる方法を試してみた

玄関マットは、サイズや色の選択肢が限られる市販品より、自分で作ってしまったほうが玄関にすっきり収まることもあります。とはいえ「ミシンがないと無理そう」「編み物は途中で挫折した」という声も多いところ。

実際、見た目だけ決めて作りはじめると、裏面の滑り止めや厚みの処理が抜け落ち、めくれや踏んだときのズレにつながります。本ページでは、縫わずに作れる玄関マットの種類と構造の違い、タイプ別に向いている人、サイズと丈の合わせ方まで整理して紹介します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

玄関マットを手作りするときに効く軸

手芸の作り方情報は「どう編むか」に寄りがちです。ただ玄関マットとして使うなら、編み方より前に決めるべきことが3つあります。

置く場所が屋内か屋外か

玄関の内側(たたきの上がり框より内側)と、外側のドア前では、求められる性能がまったく違います。

屋外は雨と紫外線と砂を受けます。

ウールや綿の手編みマットを外に置くと、濡れたまま乾かず重くなり、下のコンクリートに色が移ることもある。

手作りが現実的なのは、基本的に屋内側です。

屋外に置きたい場合は、市販の屋外用と役割を分けたほうが無理がありません。

屋外用マットが何で作られているかを見ると、手作りで再現しにくい理由が分かります。

洗濯機に入れる前提で作るか

玄関マットは砂と皮脂で確実に汚れます。

洗う前提なら、素材は洗えるアクリルや綿、または裂き布に絞られる。

ウールは縮みやフェルト化が起きやすく、手洗いか部分洗いが前提になります。

作る段階で決めておかないと、汚れたときに洗えないマットが玄関に残ります。

厚みをどこまで許容するか

手編みや布ラグは、市販の平織りマットより厚くなりがちです。

厚いと足触りは良い。

ただしドアの開閉、下駄箱の扉、玄関ドアの下端との干渉が出ます。

とくに内開きのドアは、マットの端を巻き込んで擦れます。

作る前に、ドアを開けた状態で床から下端までの隙間を測っておいてください。

手作り玄関マットの種類と構造の違い

毛糸のかぎ針編み・棒針編み

毛糸で編むタイプは、円形・楕円・長方形と形を自由に決められます。

太い糸や複数本引き揃えで編むと厚みが出て、玄関マットらしい重量感になります。

編み地には隙間ができるため、砂は下に落ちます。

マット上に砂が残りにくい反面、マットを持ち上げると床に砂が落ちている状態になる。

定期的にめくって掃く前提で使うものです。

裂き布(さきぬの)ラグ

着なくなったシャツやシーツを細く裂き、糸の代わりに編む方法です。

1本が太いので編み進みが早く、面積のあるマットを作りやすい。

綿素材が多いため洗いやすく、乾きも比較的早いほうです。

ただし布の厚みが均一でないと編み地が波打ちます。

玄関では波打った端がつまずきの原因になるので、端の処理を丁寧にする必要があります。

古タオルを使うタイプ

タオルはパイル(輪になった糸)があるぶん吸水します。

細く切って編む方法と、複数枚を重ねて縫い合わせる方法があります。

吸水性は手作りマットの中で高いほうです。

一方で乾きが遅い。

湿ったまま置き続けると、下の床材との間に湿気がたまります。

毎日使う場所なら、2枚作って交互に使い、片方は干しておく運用が現実的です。

フェルトやコルクを貼り合わせるタイプ

編まずに作る方法です。

厚手のフェルトを型紙どおりに切り、裏に台布を貼るだけで平らなマットになります。

厚みが出にくいのでドアの干渉が起きにくい。

ただし吸水性はほとんどありません。

土間の砂よけとして割り切って使うタイプです。

タイプ別に向いている人

「作れるかどうか」ではなく、「その玄関で運用できるか」で選んでください。

タイプ構造上の特徴向いている人向かない人
毛糸のかぎ針編み編み地に隙間ができ、砂が下に落ちる。厚みを出しやすい形やサイズを自由に決めたい人。編み物の経験がある人マットの下を頻繁に掃除できない人
裂き布ラグ1本が太く面積が早く埋まる。綿主体で洗いやすい手持ちの古布を減らしたい人。大きめサイズが欲しい人端をまっすぐ揃えたい人
古タオル利用パイルがあり吸水しやすい。乾きは遅い雨の日に足裏を拭きたい人。2枚を交互に回せる人干す場所がない人
フェルト・布の貼り合わせ薄く平らに仕上がる。吸水性はほぼないドアとの隙間が狭い玄関の人。裁縫だけで完成させたい人足裏の水気を取りたい人
刺し子・キルト状に縫うタイプ布を重ねて縫うため層で厚みを作る。洗えるミシンがある人。厚みを自分で調整したい人短時間で仕上げたい人

ウールの毛糸は弾力と保温性があり、踏み跡が戻りやすい素材です。

ただし前述のとおり洗濯の制約が大きい。

玄関という汚れる場所で使うなら、アクリル混や綿のほうが運用は楽になります。

手作りで失敗しやすい選び方

裏面の滑り止めを後回しにする

これが最も多い失敗です。

編み地だけのマットは、フローリングの上でよく滑ります。

とくに玄関の上がり框付近は、足を乗せた瞬間に前へ体重がかかる場所。

滑り止めは「あとで付ける」ではなく、設計の一部として考えてください。

方法としては、裏面全体に滑り止めネット(メッシュ状のシート)を縫い付ける、市販の滑り止めシートをマットの下に敷く、裏面に滑り止め用の液状ゴムを点状に塗る、といったやり方があります。

ただし、どの方法でも滑らなくなると言い切れるものではありません。

床材の状態、ワックスの有無、体重のかけ方で結果は変わります。

高齢者や小さな子どもが使う玄関では、手作りマットに頼らず、市販の滑り止め加工済みマットを選ぶという判断も含めて考えるべき場面です。

ゴム系の滑り止めを床材に直接当てる

滑り止めのゴムやウレタンは、床材によって変色や貼り付きを起こすことがあります。

とくにクッションフロアと無地のワックス仕上げ床は注意が必要です。

使う前に、下駄箱の下など目立たない場所で数日置いて様子を見てください。

大きく作りすぎる

編み物は「もう少し大きく」が積み上がります。

完成してから玄関に置いたらドアが当たる、というのはよくある話です。

編み始める前に、床に新聞紙やマスキングテープで実寸を取り、ドアを開閉して確認しておきましょう。

マンションの外側に置いてしまう

集合住宅の玄関ドア外側は、多くの場合で共用部分にあたります。

私物を置けるかは管理規約によります。

手間をかけて作ったマットを撤去することにならないよう、共用部分の扱いと規約の確認方法を先に見ておくと安全です。

サイズと丈の合わせ方

市販マットは45×75cm前後や50×80cm前後といったサイズが多く、これが玄関マットの基準寸法として使われています。

手作りでも、この範囲から入ると失敗が少ない。

ドア幅に対して極端に狭いと、片足しか乗らず用を成しません。

決め方は3ステップです。

まずドアの内側幅を測る。

次にドアを開けたときの床とドア下端の隙間を測る。

最後に、たたきから何cm離して置くかを決めます。

幅はドア内側幅の6〜8割を目安にすると、収まりが良く見えます。

ドア下端の隙間は、マットの完成厚より5mm以上あることを確認してください。

編み地は使うほど潰れますが、新品時が一番厚い。

作りたてで当たるなら、その後もしばらく当たります。

丈(奥行き)は、両足が同時に乗る長さが必要です。

65cm前後あれば、立ち止まって靴を履く動作にも足ります。

円形にする場合は、直径60cm以上を目安に。

円は面積が出にくいので、思ったより小さく感じます。

サイズ選びと交換タイミングをまとめて考えるなら、寸法と交換の目安を整理した記事も参考になります。

手作りマットのお手入れとへたり

洗う頻度と方法

綿やアクリルの編み地は、洗濯ネットに入れて弱水流で洗える場合があります。

ただし手作りは糸の始末が市販品より弱い。

脱水は短めにし、乾燥機は避けてください。

高温乾燥は縮みと編み地の歪みを招きます。

ウール主体なら、基本は手洗いか部分拭き。

中性洗剤を薄め、押し洗いにとどめます。

ぬるま湯以上の温度で揉むとフェルト化して硬くなります。

乾かし方

厚い編み地は内部が乾きません。

平らに広げて風を通すのが基本です。

ハンガーに掛けると重みで伸びるので、物干し竿に横向きで掛けるか、平干しネットを使ってください。

乾ききらないまま戻すと、床との間にカビが出やすい環境になります。

乾かす手間を減らしたいなら、最初から薄手を選ぶという判断もあります。

へたりへの対処

踏まれる位置は決まっているので、そこだけ潰れます。

定期的に前後を入れ替えるか、180度回して使うと寿命が伸びます。

裂き布ラグは潰れても見た目の変化が小さいほうです。

毛糸の立体的な編み地は、潰れが目立ちやすい傾向があります。

よくある質問

編み物の経験がなくても玄関マットは作れますか

作れます。

かぎ針の細編みだけでも、長方形や円形のマットは編めます。

太い糸を選べば編み目が大きくなり、進みも早い。

初回は45×70cm程度の長方形が扱いやすいサイズです。

円形は増し目の計算が入るぶん、少し難易度が上がります。

古いタオルはどのくらいの枚数が必要ですか

厚みと作り方で変わりますが、フェイスタオルを裂いて編む場合、45×70cm程度で10枚前後が目安になります。

重ねて縫うキルト状のものなら、バスタオル2〜3枚で足りることもあります。

まず数枚で小さな試作を作り、面積あたりの消費量を掴んでから本番に入ると無駄が出ません。

滑り止めは手作りマットにも後付けできますか

できます。

裏に滑り止めネットを縫い付ける方法と、マットの下に滑り止めシートを敷く方法が一般的です。

縫い付けるほうがずれませんが、洗濯時にネットが縮むことがあります。

下に敷く方式は洗濯が楽で、床材を選びやすい。

ただし前述のとおり、どの方法も完全に滑らなくなるわけではありません。

手作りでも風水を意識したほうがいいですか

手作りだと素材と色を自由に選べるので、意識したい人には向いています。

色や方角の考え方は諸説あり、絶対的な決まりではありません。

気になる場合は色と方角の考え方をまとめた記事を見て、好みと折り合う範囲で選ぶのが現実的です。

そもそも玄関にマットを置く意味から考えたい人は、置く目的を整理した記事が先です。

市販品と手作りはどう使い分けるといいですか

雨や砂を強く受ける屋外側は市販の専用品、屋内側は手作りという分け方が無理がありません。

屋内でも、洗い替えが必要な梅雨時は市販の速乾タイプに切り替えるという運用もあります。

素材や仕様の比較はブランド別の仕様を比べた記事が参考になります。

まとめ

手作り玄関マットは、「屋内用に絞る」「洗える素材を選ぶ」「厚みをドアの隙間内に収める」の3点を先に決めれば、作り方の選択肢は自然に狭まります。

毛糸なら形が自由、裂き布なら早く大きく、古タオルなら吸水、フェルトなら薄く平らに。

それぞれ得意な方向が違います。

そして最後に必ず裏面を考えてください。

編み地だけでは滑ります。

滑り止めをどう足すか、床材がそれに耐えるか、目立たない場所で試したか。

ここまで含めて設計したものが、玄関で毎日使えるマットになります。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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