玄関マットは手作りできる?縫わずに作れる簡単な作り方と材料
ドアの下に引っかからない厚みで、好きな色の玄関マットがなかなか見つかりません。
玄関マットの手作りは、この「寸法と色を自分で決められる」点がそのまま利点になります。
フェルトを切って並べるだけなら縫う工程はゼロで、使い古したタオルを裂いて編む方法なら材料費も抑えられます。
いっぽうで、玄関は土砂や水が持ち込まれる場所なので、洗える作りにしておかないと数週間でにおいが出ます。
本記事では、縫わずに作れる3タイプの作り方・必要な材料・ずれ対策と洗い方まで解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
玄関マットを手作りするとき最初に決めるのは厚みと洗えるか
玄関マットの手作りで仕上がりを左右するのは、デザインよりも厚みと洗濯のしやすさです。
玄関ドアが内開きの場合、床とドア下端の隙間は数ミリから1cm程度しかないことがあります。
ここに10mmを超える厚手のマットを置くと、内開きのドアはマットに当たって開かなくなります。
もう一方の洗えるかどうかは、玄関という場所の性質から来ています。
靴底の砂、雨の日の水、外から入る花粉が毎日たまる場所なので、拭くだけで済ませられません。
丸洗いできない作りにすると、においが出た時点で捨てるしかなくなります。
手作りする段階で「洗濯機に入る大きさか」「洗って型崩れしない構造か」を決めておけば、作り直しを避けられます。
この2つが決まれば、残る選択は生地と作り方だけです。生地は手持ちのタオルや余った布で代用でき、作り方は編むか貼るか結ぶかの3タイプに分かれます。
縫わずに作れる玄関マットの3タイプと仕上がりの違い
ミシンがなくても玄関マットは作れます。
縫製を使わない作り方は、裂き布を編む、フェルトを貼り合わせる、タオルを結んで束ねるという3タイプです。
それぞれ手間と仕上がりが違うので、どれが自分の条件に合うかを先に見てください。
裂いたタオルをかぎ針で編むタイプ
使い古したバスタオルを3cm幅ほどの帯に裂き、太いかぎ針で編んでいく作り方です。
細編みを続けるだけで玄関マットとして使える面積まで編み進められ、タオルの布の厚みがそのまま編み地の厚みになるのでクッション性も出ます。
かぎ針編みの経験がなくても、鎖編みと細編みの2種類だけで長方形は作れます。
仕上がりは吸水性が高く、洗濯機でそのまま洗えます。
難点は編む時間で、45×75cm程度の大きさだと数時間かかります。
編み目の密度が粗いと玄関の砂が下へ落ちるので、密に編むか下に別の布を敷いてください。
フェルトを切って貼り合わせるタイプ
厚手のフェルトを土台にして、上から別色のフェルトを切り抜いて布用接着剤で貼る作り方です。
直線でも曲線でも切れるため、文字や図形を入れたデザインが自由に作れます。
縫う工程がないので所要時間がいちばん短く、小一時間で形になります。
ただしフェルトは水を吸うと縮みやすく、接着剤で貼った部分は洗濯で剥がれることがあります。
洗濯機に入れるのではなく、掃除機で砂を吸って部分的に拭く使い方になります。
雨の日に濡れやすい玄関には向きません。
タオルを結んで束ねるタイプ
網目状のシート(ラグ用のメッシュ下地)に、短く切ったタオルや余り布を結びつけていく作り方です。
1本ずつ結ぶだけなので針も糸も使わず、子どもと一緒に作ることもできます。
毛足が立つのでふかふかした質感になり、裸足で立ったときの感触が良くなります。
結び目が多いほど密度が上がりますが、そのぶん厚みも増します。
ドア下の隙間が狭い玄関では、結ぶ布の長さを短くして毛足を抑えてください。
網目状の下地に結んだだけの作りなので、洗濯機で強く回すと結び目がゆるみ、手洗いか洗濯ネットが要ります。
タイプ別に向いている人と、避けたほうがいい条件
| タイプ | 必要な材料 | 手入れ | 向いている人 | 向かない条件 |
|---|---|---|---|---|
| 裂きタオル編み | 古バスタオル2〜3枚、8mm以上のかぎ針 | 洗濯機で丸洗いできる | 雨の日も使い、毎週洗いたい人 | 編み物の時間が取れない人 |
| フェルト貼り | 厚手フェルト(土台用・装飾用)、布用接着剤、裁ちばさみ | 掃除機と部分拭き | デザインを自由にしたい人、1日で仕上げたい人 | 濡れやすい玄関、丸洗いしたい人 |
| タオル結び | ラグ用メッシュ下地、タオルや余り布 | 手洗いか洗濯ネット | 厚みとふかふかした感触が欲しい人 | ドア下の隙間が5mm以下の玄関 |
玄関マットの手作りで集める材料は3種類だけ
作り方によって道具は変わりますが、材料の区分は表面になるもの、土台になるもの、ずれを止めるものの3種類です。
表面に使う生地は、手持ちのタオルや着なくなったシャツ、余ったキルト生地で足ります。パッチワークのように小さな布をつなぐデザインなら、端切れを集めるだけで作れます。
土台になるものは、フェルトの厚手シート、ラグ用のメッシュ下地、キルト芯のいずれかです。土台を入れると形が崩れにくくなり、踏んだときにめくれ上がりにくくなります。
ずれを止めるものは、市販の滑り止めシートを玄関マットより1〜2cm小さく切って下に敷く方法が手軽です。
マットの裏面に液状の滑り止め剤を点々と塗って乾かす方法もありますが、床材によっては樹脂が移って跡が残ることがあります。
クッションフロアや無垢材の玄関では、目立たない場所で試してから使ってください。
作る前に測るのは敷く場所の実寸とドア下の隙間
作ってから入らないという失敗を避けるため、3か所を測ってください。玄関の土間に接する床面の幅と奥行き、ドアを閉めた状態でのドア下端から床までの隙間、そして下駄箱の扉や引き戸が通る軌道です。
床面の実寸より左右で3cmほど小さく作ると、壁際に砂がたまったときも掃除しやすくなります。
ドア下の隙間は、作るマットの厚みの上限を決める数字です。
隙間が8mmなら、編み地や結び目の厚みを5mm程度に抑える計算になります。
市販の玄関マットでよく見る45×75cmや50×80cmという大きさは、一人用の玄関に収まる寸法として参考になります。
引き戸がある玄関では、戸の下を何かが通るかどうかも確かめてください。厚手のマットを置くと戸が当たって動かなくなります。
手作り玄関マットの洗い方と、作り替えの判断
裂きタオル編みは、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えます。
タオルを結んだタイプは結び目がゆるみやすいので、手洗いか洗濯ネットに入れて洗ってください。
脱水のあとは平らに広げて干すと形が戻りやすく、ハンガーで吊ると自重で伸びます。
フェルトを貼ったタイプは水に弱いので、砂を掃除機で吸ってから、汚れた部分だけを中性洗剤を薄めた水で叩き拭きしてください。
作り替えを考えるのは、洗っても繊維の奥から土のにおいが戻るとき、踏む場所だけ編み目がほどけてきたとき、結び目がゆるんで毛足が抜けるときです。手作りなら同じ材料で一部だけ作り直せるので、傷んだ列のタオルを結び替えるという直し方もできます。
滑り止めとして下に敷いたシートは、表面がつるつるしてきたら交換のタイミングです。
玄関は砂が持ち込まれる場所なので、シートの凹凸に砂が詰まると床をつかむ力が落ちます。
玄関マットを洗うついでにシートも水洗いして乾かすと、砂が抜けます。
よくある質問
手作りした玄関マットの下に、市販の滑り止めマットは使えますか
使えます。
ラグ用に売られている網目状の滑り止めシートを、玄関マットより1〜2cm小さく切って下に敷く方法が一般的です。
ただし滑り止めシートを敷いてもマットが動かなくなるわけではなく、踏み込みの強い玄関では端がめくれます。
床材がクッションフロアや塗装の弱い無垢材の場合、シートのゴム成分が移って変色することがあるため、端のほうで数日試してから全面に敷いてください。
玄関マットを手作りするキットは売られていますか
ラグやマットを作るための材料がまとまった商品は、手芸用品を扱う店や通販で見つかることがあります。
ただし取扱いは店舗や時期で変わるので、特定の商品があると断定はできません。
キットを探すより、メッシュ下地と毛糸やタオルを別々に買うほうが寸法を自由に決められます。
使い古したタオルだけで玄関マットは作れますか
作れます。
バスタオル2〜3枚を3cm幅の帯に裂いてつなげば、45×75cm程度の編み地にできる長さになります。
フェイスタオルの場合は枚数が増えます。
タオルは洗濯を繰り返した古いものほど毛が抜けにくく、吸水性も残っているので玄関向きの材料です。
縫わない作り方で、玄関マットはどのくらい使えますか
手作り玄関マットの寿命は作り方と踏む回数で変わるため、年数では言えません。
接着剤で貼ったフェルトは剥がれた時点、結んだだけのタオルは結び目がゆるんだ時点が替えどきです。
編んだものは編み目がほどけるまで使えますが、洗濯の回数が増えるほど裂いた布の端がほつれていきます。
まとめ
玄関マットの手作りで先に決めるのは、ドア下の隙間に収まる厚みと、丸洗いできる作りにするかどうかです。雨や砂が入る玄関で毎週洗いたいなら裂いたタオルを編むタイプ、デザインを自由にして1日で仕上げたいならフェルトを貼るタイプ、厚みとふかふかした感触が欲しいならメッシュ下地にタオルを結ぶタイプが合います。
材料は表面の生地、形を保つ土台、ずれを止めるシートの3種類で足り、手持ちのタオルや端切れを使えば買い足すものはわずかです。ぜひ本記事のタイプ別の比較表と採寸の3か所を参考に、自分の玄関に収まる玄関マットを作ってみてください。




