ドアクローザーの素材・タイプ比較|目的別おすすめモデル
「ドアクローザーを交換したいけれど、種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」という声はよく聞かれます。
パラレル型・スタンダード型・貼り付け型といったタイプの違い、アルミ・スチールの素材差、さらにBL認定品の要否まで、確認すべき項目が重なって判断に迷うのは当然です。
結論として、ドアクローザー選びで最初に決めるべきは「取り付けタイプ」と「設置場所の条件」の2点です。
この2点が合致していれば、素材や付加機能は後から絞り込めます。
この記事では、タイプ・素材ごとの特徴と選定基準を整理したうえで、玄関・室内扉・賃貸といった場面別に具体的なモデルを紹介します。
交換時の失敗パターンとよくある質問も取り上げるので、読み終えたあとに「自分のドアに合う製品」をすぐ選べる状態になります。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ドアクローザーの種類と選び方|タイプ・素材・認定の基本
ドアクローザーは大きく3タイプに分かれます。
取り付け構造によって使えるタイプが決まるため、まずタイプを確定させることが選び方の出発点です。
| タイプ | アームの形状 | 向いている場所 |
|---|---|---|
| パラレル型 | 扉と平行に折れる。開口幅を広く確保できる | 玄関・勝手口など開口幅が重要な扉 |
| スタンダード型 | アームが垂直方向に張り出す | 室内扉・比較的軽量な扉 |
| 貼り付け・スプリング型 | ネジ不要または最小限の固定 | 賃貸・引き戸・穴を開けられない場所 |
素材については、アルミ合金製が現在の主流です。
軽量で錆びにくく、屋内外を問わず使いやすい点が評価されています。
スチール製は剛性が高く重量扉に向きますが、屋外設置では塗装の劣化や錆びへの対応が必要になります。
集合住宅の玄関ドアでは、管理規約でBL認定品(ベターリビング認定)が指定されているケースがあります。
交換前に管理組合や管理会社に確認することを強くおすすめします。
ドアクローザーが不具合を起こす原因と背景
油圧オイルの漏れ・劣化
ドアクローザーの内部には油圧オイルが封入されており、このオイルで閉まるスピードを制御しています。
設置から10〜15年が経過するとシール部分が劣化し、オイルが漏れてスピード調整が効かなくなります。
本体下部や扉に油染みが見られたら交換のサインです。
アームの変形・ネジの緩み
頻繁な開閉や強風による衝撃が重なると、アームが変形したり取り付けネジが緩んだりします。
扉がまっすぐ閉まらず斜めに引っかかる場合は、アームとネジの状態を先に確認してください。
ネジの緩みだけであれば本体交換は不要なケースもあります。
タイプや対応荷重の不一致
「とりあえず同じサイズに見えるから」と取り付けタイプや対応扉重量を確認せずに購入すると、アームが正常に動作しなかったり、扉の勢いを制御できなかったりします。
交換時は旧製品のタイプと扉の重量・幅を必ず確認してから選びましょう。
用途別のおすすめドアクローザー
玄関ドアの取り替えに:リョービ 取替ドアクローザー S-202P
既存のビス穴を生かして取り付けられる万能プレート付きのパラレル型モデルです。
多くの国内メーカーの旧製品と互換性があり、大がかりな加工なしで交換できます。
カラーはブロンズとシルバーが展開されており、扉のデザインに合わせて選べます。
一般的な木製玄関ドアへの取り替えで最も選ばれる定番品です。
スチールドア・重量扉に:リョービ S-203P
スチールドアや重量のある扉向けに設計された万能取替えモデルです。
扉の重さに対応した調整幅を持ち、速度調整バルブを2段階で設定できるため、重い扉でも安定した閉まり方を維持できます。
ビスピッチが合わない場合でも万能プレートで対応できる点が実用的です。
集合住宅の玄関に:リョービ BL-3P
ベターリビング(BL)認定を取得した集合住宅向けモデルです。
防犯・防火性能の基準を満たしており、管理規約でBL認定品が必須とされているマンションや公団住宅に対応します。
購入前に管理組合・管理会社に適合品番を確認したうえで選んでください。
指挟み防止・静音を重視するなら:リョービ S-101PV ドアマン
閉まり際のスピードをゆっくりに制御する「バックチェック機能」と半ドアを防ぐ「ラッチング機能」を搭載した機能性モデルです。
小さな子どもや高齢者がいる家庭で特に重宝します。
カラーはホワイト・チョコ・ライトブラウンの3色展開で、室内扉のインテリアに合わせやすいのも特徴です。
ストップ機能が必要なパラレル型に:ニュースター P-182
扉を任意の角度で保持できるストップ機能付きのパラレル型モデルです。
荷物の搬入出や通気確保で扉を開けたまま固定したい場面に向いています。
シルバー色で外観もシンプルにまとまります。
ストップ機能はリョービ S-21Pにも搭載されており、調整幅の広さを求める場合はS-21Pも比較対象になります。
ストップ機能と調整幅を両立するなら:リョービ S-21P
パラレル型でストップ機能を搭載し、速度調整の範囲が広いモデルです。
扉の重さや使用頻度に合わせて細かく設定できるため、設置環境にばらつきがある場合でも対応しやすい点が強みです。
ニュースター P-182と同じストップ機能付きカテゴリで比較しながら選ぶと判断しやすくなります。
賃貸・引き戸に:サムコス 自動ドアクローザー(貼り付け・ネジ兼用)
両面テープとネジの両方に対応した小型モデルです。
引き戸にも取り付けられ、本格的な油圧式クローザーが設置できない場所でも自動閉鎖の機能を追加できます。
2個入りで販売されているため、複数の扉に対応しやすく、退去時に原状回復しやすい貼り付け設置が賃貸住宅で選ばれる理由です。
ドアクローザー交換で失敗しやすいポイント
ビスピッチを確認せずに購入する
同じタイプに見えても、旧製品と新製品のビスピッチ(ネジ穴の間隔)が異なる場合があります。
万能取替えプレートで対応できる製品も多いですが、事前に旧製品の型番を調べておくと選択ミスを防げます。
型番は本体側面または製品ラベルに記載されています。
扉の開き方向(内開き・外開き)を誤る
ドアクローザーはパラレル型・スタンダード型ともに、内開き用と外開き用で取り付け方法が異なります。
購入前に扉の開き方向を確認し、製品の対応方向と一致しているかを必ずチェックしてください。
取り付け後に気づくと交換が必要になります。
速度調整バルブを過度に回しすぎる
閉まるスピードが遅いからといってバルブを大きく回しすぎると、オイルが漏れてクローザー本体の寿命が縮まります。
調整は少しずつ(90度以内)行い、扉を何度か開閉して動作を確認しながら合わせるのが基本です。
ドアクローザー選びのよくある質問
パラレル型とスタンダード型はどちらが一般的ですか?
玄関ドアではパラレル型が主流です。
アームが扉と平行に折れる構造のため、開口幅を広く確保でき、通行の妨げになりにくい点が理由です。
室内扉ではスタンダード型も多く使われています。
DIYで交換できますか?
取り替え型の製品であれば、ドライバー1本で作業できるものがほとんどです。
ただし高所作業や重い扉への取り付けは安全面のリスクがあります。
作業に不安がある場合は鍵業者やリフォーム会社に依頼するのが確実です。
ドアクローザーの寿命はどのくらいですか?
一般的には10〜15年とされています。
ただし使用頻度や設置環境によって前後します。
油染みが出始めたり、スピード調整が効かなくなったりしたタイミングで交換を検討してください。
賃貸住宅でも取り付けられますか?
既設のドアクローザーがある場合は、同タイプの取り替え品への交換は原則として可能ですが、事前に管理会社への確認が必要です。
新規設置の場合はネジ穴が不要な貼り付けタイプ(サムコスなど)が現実的な選択肢になります。
まとめ|ドアクローザー選びで押さえるべき要点
ドアクローザー選びで最初に確認すべきは、取り付けタイプ(パラレル型・スタンダード型・貼り付け型)と設置場所の条件(扉の重さ・開き方向・BL認定の要否)の2点です。
この2点が決まれば、素材や付加機能の絞り込みは自然と進みます。
- 玄関ドアの一般的な取り替え:リョービ S-202P(万能プレート付き・パラレル型)
- 重量扉・スチールドア:リョービ S-203P(対応荷重が広い取り替えモデル)
- 集合住宅・BL認定が必要:リョービ BL-3P(ベターリビング認定取得)
- 指挟み防止・静音重視:リョービ S-101PV ドアマン(バックチェック+ラッチング機能)
- 扉を開いたまま固定したい:ニュースター P-182 またはリョービ S-21P(ストップ機能付き)
- 賃貸・引き戸・穴を開けられない場所:サムコス 自動ドアクローザー(貼り付け・ネジ兼用)
交換時はビスピッチの確認と扉の開き方向の確認を先に済ませておくと、購入後の取り付けミスを防げます。
迷ったときは現在のドアクローザーの型番を調べ、同メーカーの「取替専用モデル」から選ぶのが最も確実です。