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賃貸でコルクマットは使える?原状回復への影響と床保護の正しい知識

コルクのジョイントマットは、フローリングの硬さや冷たさをやわらげる床材として、子ども部屋やキッチンでよく使われています。しかし賃貸暮らしだと、「床に跡が残らないか」「退去時に原状回復を求められないか」が気になって、なかなか踏み切れないという声も多いもの。

実際、敷いたまま何年も放置すれば湿気がこもり、床の変色やベタつきを招くこともあります。逆に選び方と扱い方を知っていれば、マットは床を守る側に回ってくれるもの。本ページでは、コルクマットで見るべき条件・この場面では裏目に出る仕様・敷くタイミングとめくる間隔まで、順に整理して解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

硬い床の上で足に起きていること

フローリングはほとんど沈みません。歩けば体重が床から返ってきますし、膝をつけばその一点に力が集まる。立ち仕事で足が重くなるのは、この返ってくる力を足裏とふくらはぎだけで受け続けるからです。

冷えも同じ床の性質から来ます。木や合板の表面はなめらかで、素足が触れた面積ぶんだけ体温が逃げていく。厚手の靴下を履いても、床に接している時間が長ければ冷たさは戻ってきます。

コルクが挟まると何が変わるか

コルクはコルク樫の樹皮で、内部に無数の細かい気泡を持っています。空気を抱えた層が足と床のあいだに入るぶん、衝撃の伝わり方と熱の逃げ方がゆるやかになる。素足で踏んだときに冷たく感じにくいのは、この構造によるものです。

ただし効き方は厚みと部屋の条件で変わります。断熱の考え方はコルクマットで冬の床冷えを和らげる仕組みのほうに詳しくまとめています。

コルクのジョイントマットで見るべき条件

厚みと層の構造

市販のコルクマットは、表面のコルク層と下地のEVA樹脂を貼り合わせた2層構造が主流です。全体の厚みは8mm前後から20mm程度まで幅があります。クッション性を担っているのは主に下のEVA層。コルク層そのものは薄いので、「コルクだから柔らかい」とは限りません。

サイズと敷く部屋の形

1枚のサイズ1畳あたりの枚数目安向いている場面
30cm角約18枚柱や家具の間など、形が複雑な部屋
45cm角約8枚子ども部屋、部分敷き
60cm角約4〜5枚広いリビングを一気に敷く場合

大判は組む手間が減ります。そのかわり端の調整がしにくい。カッターで切れる製品もありますが、切断可否は表示を確認してください。

ふち用のサイドパーツが付くか

マットの外周はギザギザの凸凹が残ります。ここに差し込む直線のパーツが付属していれば、見た目が整い、つまずきの原因も減らせます。別売りの場合、同じ色が後から手に入るかは時期によって変わります。

この場面では裏目に出る仕様

まず、裏面が粘着や吸着になっているタイプ。ずれにくい反面、無垢材やクッションフロアでは変色や表面の剥離が起きることがあります。使うなら、家具の下など目立たない場所で先に試すこと。賃貸なら管理会社に確認しておくと安心です。ずれ対策そのものはコルクマットがズレるときの固定方法で扱っています。

次に、コルク粒が粗く目地が深いもの。見た目は自然ですが、食べこぼしや砂が粒のすき間に入り込みます。食卓の下やダイニングまわりでは、粒が細かく表面が平らなものが扱いやすい。

薄すぎる製品にも注意が必要です。8mm前後は掃除しやすく段差も小さいものの、膝をつく姿勢や転倒への備えとしては物足りないことがあります。

それから、ジョイントのかみ合わせが浅いタイプ。歩くたびに少しずつ動き、時間が経つと継ぎ目が開いてきます。ジョイントマットに隙間ができる原因と埋め直し方のとおり、原因は製品側と敷き方側の両方にあります。

敷くタイミングと、めくる間隔

敷くこと自体はいつでもできます。問題は敷いたあとです。

マットの下は空気が動きません。フローリングとマットの間に湿気がたまり、季節によっては結露のような状態になることがあります。冬の窓際や、加湿器を使う部屋では特に起こりやすい。数か月に一度めくって、床とマットの裏を乾かす時間を作ってください。梅雨前と梅雨明けの2回を目安にすると忘れにくくなります。

掃除機は普通にかけられます。ただしコルク層は擦れに弱いので、ヘッドを強く押しつけない。水拭きは固く絞った布で、拭いたあとは乾かします。カビへの備えはコルクマットの湿気対策とお手入れにまとめました。

なお、床暖房の上で使えるかは製品によって異なります。対応と書かれていないものは使わないでください。熱でEVA層が変形したり、接着が弱まったりすることがあります。

ジョイントマットは何枚必要か、替えはどう考えるか

必要枚数は面積から出せます。1畳はおよそ1.62平方メートル。30cm角なら1畳で約18枚、6畳の全面なら100枚を超えます。60cm角に切り替えれば同じ6畳が30枚前後。作業時間はまったく違います。

気をつけたいのが表記サイズです。凸凹部分を含めた外寸で書かれている製品と、組んだときの有効寸法で書かれている製品があります。ぴったり収めたい部屋では、有効寸法で計算し直してください。

替えを何枚持つか

ジョイントマットの利点は、汚れた1枚だけ交換できることです。とはいえ、同じ品番が数年後も同じ色で手に入るとは限りません。飲み物をこぼしやすい場所に敷くなら、最初に数枚多めに用意しておくと後が楽になります。

枚数が多く必要になると、まとめ買いのしやすさも判断材料になります。小分けで少しずつ足していく買い方についてはダイソーのジョイントマットの厚みとサイズも参考になります。子どものずり這い期に敷くなら、赤ちゃんのずり這いを想定した敷き方のほうで端の処理まで触れています。

厚みとコルク粒の大きさをどう選ぶか

厚みの選び方は、その部屋で何をするかで決まります。

厚みの目安向いている使い方注意点
8mm前後床冷えをやわらげたい、扉の下に余裕がない転倒時の緩衝はあまり期待できない
10mm前後リビング全般、標準的な選択製品差が大きく、実際の沈み込みは触って確かめたい
20mm前後子どもが跳ねる部屋、立ち仕事の足元段差が出る。扉やロボット掃除機との干渉を確認

粒の大きさも見ておきたい。細かい粒を圧縮したものは足裏が滑らかで、掃除もしやすい。大きめの粒は木の質感が出ますが、角が欠けやすく、欠けた粒が床に散ることがあります。素足で長時間過ごす部屋なら、細かいほうが無難です。

マット全面ではなく、椅子の下や洗面台前だけを保護したいなら、シート状のコルクという選択肢もあります。厚さ別の使い分けはコルクシートの厚さと使い道で整理しました。

よくある質問

コルクのジョイントマットは滑りませんか

床材と裏面の仕上げ、それにマットの上を歩く人の履物で結果が変わります。靴下で走ればマットの上でも滑ります。段差でつまずくこともあるので、高齢の方や小さな子どもがいる部屋では、ふちパーツで段差をなだらかにしておくと安心です。

賃貸で敷いても原状回復できますか

置くだけのタイプなら、退去時に持ち出せます。ただし長期間敷いたままだと、床の日焼けの差やへこみ跡が残ることがあります。粘着つきのものは床材によって剥離のおそれがあるため、契約内容を確認してから判断してください。

赤ちゃんがなめても問題ありませんか

素材の安全性は製品ごとの表示に従ってください。それとは別に、端をかじって小片をちぎってしまう事故のほうが現実的なリスクです。ふちパーツを外して遊んでしまう時期は、大判を使うか、目の届く範囲で使うようにしてください。

ホットカーペットの上に敷けますか

対応が明記されていない限り避けてください。EVA層は熱で変形することがあります。逆にマットの上にホットカーペットを重ねる場合も、熱がこもる方向は同じです。

コルクの色が変わってきました

コルクは天然素材なので、日光で色が濃くなったり、褪せたりします。使用に支障がなければそのまま使えますが、部分的に交換すると色差が目立つことがあります。

まとめ

硬い床の上では、衝撃も冷たさも足のほうが受け止めています。コルクのジョイントマットは、そのあいだに空気を含んだ層を挟むもの。効き方を左右するのは厚みと構造で、コルクという素材名だけでは決まりません。

選ぶときは、部屋の形に合うサイズか、ふちパーツがあるか、粒が細かいか、床暖房の上で使わないか。この4点を確認しておけば、敷いたあとの後悔はかなり減らせます。そして敷きっぱなしにしないこと。数か月に一度めくるだけで、床とマットの状態はずいぶん違ってきます。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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