ジョイントマットに隙間ができるのはなぜ?今日から埋め直す
ジョイントマットは、ジグソーパズルのような凹凸をはめ合わせて床に敷き詰めるマットです。敷いた直後はぴったり合っていたのに、数週間から数か月で「つなぎ目が開いてきた」「マットの間に細い溝ができている」という状態になることがあります。
開いた隙間には髪の毛や食べこぼしが落ち込み、掃除機のヘッドでは吸い切れません。
踏むたびに端が浮いてつまずきの原因にもなります。
原因はマット側だけではなく、床の状態や敷き方、部屋の環境にも分かれます。
本ページでは、隙間ができる原因・自分で切り分ける手順・原因別の対処法までまとめて紹介します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ジョイントマットの隙間、まず原因を知る
隙間は「マットが動いた」「マットが縮んだ」「もともと合っていなかった」の3系統に分かれます。よく見られる順に整理します。
踏む力で少しずつずれていく
いちばん多いのがこれです。
人が歩く、椅子を引く、子どもが走る。
そのたびにマットは進行方向へわずかに押されます。
凹凸のかみ合わせには遊びがあるため、1回のずれは1ミリ以下でも、繰り返せば数ミリの溝になります。
壁との間に余裕を残して敷いている場合は、逃げる先があるぶん進行が早くなります。
温度と湿度による伸び縮み
EVA樹脂やコルク層は、温度が上がると膨らみ、下がると縮む性質があります。
冬に暖房を入れる部屋、夏に締め切って高温になる部屋では、この動きが大きくなりがち。
敷き詰めたときが夏で、冬に隙間が出るというパターンはよく起きます。
床暖房の上に敷いている場合も同じ理屈です。
床側が原因のケース
床が水平でない、フローリングの上にワックスが厚く残っている、細かい砂やほこりが挟まっている。
こうした状態ではマットの裏面が床をつかめず、面全体が滑りやすくなります。
カーペットの上に敷いた場合は毛足が沈み込むため、マットが波打って接合部が浮きます。
サイズ違い・別ロットの混在
同じ「30cm角」でも、メーカーや購入時期が違うと凹凸の形やわずかな寸法が合わないことがあります。買い足したぶんだけ隙間が目立つなら、これを疑ってください。
うちの隙間はどのタイプか、見分ける順番
原因を決め打ちせず、上から順に確認していきます。道具はいりません。
手順1:隙間の場所を見る
部屋の一方向にだけ寄って隙間が開いているなら、原因は「ずれ」です。
人が歩く動線の先、ドア側や窓側に集まっていることが多い。
反対に、部屋全体で均等に細い隙間が出ているなら「伸び縮み」の可能性が高くなります。
手順2:はめ直せるか試す
隙間の両側を手で押し合わせてみてください。
抵抗なくぴったり閉じるなら、マット自体は縮んでいません。
ずれか、敷き詰め不足です。
押しても届かない、明らかに寸法が足りないと感じるなら、縮みまたはサイズ違いを考えます。
手順3:季節を思い出す
暖房や冷房を使い始めた時期と、隙間が気になり始めた時期が重なっていませんか。
重なるなら温度変化が主因です。
この場合、季節が変われば自然に戻ることもあります。
手順4:マットをめくって床を触る
裏面と床の間に砂やほこりが溜まっていないか、床がべたついていないかを確認します。ざらつきがあれば、床側の問題です。
原因ごとのジョイントマットの埋め直し方
ずれが原因のとき
まず全体をはめ直し、壁ぎわの余りを消します。
四辺のうち二辺を壁にぴったり寄せ、残りをサイドパーツやカットしたマットで埋めると、逃げ場がなくなって動きにくくなります。
それでも動く場所には、家具の脚を利用して押さえるのが手軽です。
固定アイテムを使う手もあります。
コルクマットがズレるときの対処法と固定アイテムの選び方は、ジョイントマット全般に共通する考え方なので参考になります。
伸び縮みが原因のとき
敷き詰めるときに、あえて全体をやや押し込み気味にはめ合わせておくと、縮んだときの余裕になります。
ただし押し込みすぎると膨らんだときに浮くので、力を入れずに手で押して閉じる程度で十分。
季節をまたいで一度はめ直す前提で付き合うのが現実的です。
床側が原因のとき
マットを外して床を掃除機で吸い、固く絞った布で拭いてから乾かします。
ワックスのべたつきが強い場合は、無理に落とそうとすると床材を傷めることがあるため、目立たない場所で試してから判断してください。
カーペットの上に敷いているなら、いったん外して直接床に敷くほうが安定します。
サイズ違いが原因のとき
混在している列だけを一方の端にまとめると、隙間が1か所に集約されて掃除しやすくなります。
買い足すなら、最初に買った商品と同じシリーズを選ぶこと。
ダイソーのジョイントマットの厚みとサイズの選び方のように、規格を確認してから足すと失敗が減ります。
はめ直しても戻らないときに疑う点
何度直しても数日で開くなら、マットの寿命を疑う段階です。
踏まれ続けた接合部は角が丸くなり、かみ合う力が落ちます。
指でつまんで凹凸の先を触ってみてください。
角が潰れてなだらかになっていたら、そこだけ新品と入れ替えるのが早い。
もう一つ、厚みが薄いマットは反りやすく、接合部が浮きやすい傾向があります。
1cm未満の薄手を広い面積に敷いている場合は、厚みのある製品への入れ替えも選択肢です。
コルクマットの厚手はどこまで必要かで厚み別の考え方を整理しています。
なお、隙間から湿気がこもってマットの裏が黒ずんでいる場合は、隙間そのものより湿気対策が先です。
コルクマットのカビ対策とお手入れ方法を確認してください。
皮膚にかゆみやただれが出ているときは、自分で判断せず医療機関に相談してください。
買い替えで隙間ができにくいマットの条件
買い替えるなら、次の点を見ます。
| 見るところ | 隙間が出にくい条件 |
|---|---|
| 凹凸の形 | 突起が細長く数が多いもの。かみ合う面積が広い |
| 厚み | 1cm以上。反りにくく接合部が浮きにくい |
| サイズ | 大判(60cm角)はつなぎ目の総延長が短い |
| 裏面 | ざらついた加工や滑り止め処理があるもの |
| 付属品 | サイドパーツ付き。壁ぎわの余りを消せる |
つなぎ目の数を減らすのがいちばん効きます。
同じ6畳を埋めるなら、30cm角より60cm角のほうが接合部の総延長は半分ほどです。
ゴミが落ちる箇所も減る。
ただし大判は1枚が重く、部分的な洗い替えはしにくくなります。
赤ちゃんがいる家庭で敷く場合の考え方は赤ちゃんのずり這いに合わせたマットの敷き方にまとめています。
ジョイントマットに逆効果な対処もある
隙間に両面テープを差し込む
接合部に細いテープを貼って留める方法が紹介されることがありますが、踏む力は接合部の真上にかかるため、テープは早い段階で剥がれます。剥がれた粘着が床に残り、あとで落とすほうが手間になることも。
隙間をコーキング材やパテで埋める
見た目は一時的に整いますが、マットは動くものです。
硬化した充填材はすぐに割れて欠片が出ます。
清掃も難しくなるため向きません。
マット全体を床に接着する
ずれは止まりますが、剥がすときに床材の表面が持っていかれることがあります。
クッションフロアや無垢材では特に起きやすい。
賃貸なら選ばないでください。
重い家具でマット全体を押さえる
家具の下だけは動かなくなりますが、その周囲に力が集まって隙間が寄ります。押さえる位置は、隙間ができる方向の「先」に置くのが正しい使い方です。
よくある質問
隙間にゴミが入るのを防ぐ方法はありますか
完全に防ぐことは難しいので、入りにくくする工夫と掃除しやすさで考えます。
つなぎ目の数が少ない大判を選ぶ、食事をする場所には敷かない、あるいはその一角だけ拭ける素材に切り替える。
ラグを重ねる方法は、ラグ自体がずれるので根本的な解決にはなりません。
隙間の掃除はどうやるのが早いですか
掃除機の細口ノズルで溝に沿って動かすのが基本です。
それでも取れない粒は、月に1回ほどマットを数枚めくって裏側と床をまとめて掃除するほうが確実。
全部剥がす必要はなく、汚れやすい列だけで十分です。
タイルカーペットの裏面の作りと固定のしかたのように、裏面がどうなっているかを知っておくと手入れの手間も読めます。
床暖房の上でも隙間はできますか
温度変化が繰り返される環境なので、伸び縮みによる隙間は出やすくなります。
あわせて、マットの耐熱温度と床暖房への対応可否をメーカーの表示で確認してください。
対応外の製品を使うと変形や変色が起きることがあります。
冬の床冷え対策として敷く場合はコルクマットの断熱効果と使い方も参考になります。
まとめ
隙間の原因は、踏む力によるずれ、温度と湿度による伸び縮み、床側の問題、サイズ違いの混在に分かれます。
隙間が一方向に寄っているならずれ、全体に均等なら伸び縮み。
手で押して閉じるかどうかで、縮みかどうかも判断できます。
対処は原因に合わせるのが基本で、テープやパテで埋める方法はほとんど持ちません。
何度直しても開くなら接合部が摩耗しています。
次に選ぶときは、つなぎ目の総延長を減らせる大判と1cm以上の厚み、サイドパーツの有無を見てください。
薄手のシートを部分的に使う用途ならコルクシートの厚さ別の使い道も選択肢になります。

