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木工用オイルで家具用ポリッシュを代用できる?無香料が使いやすい

木製家具に使うオイルは、木に染み込ませて乾く過程で固めることで、表面を保護する仕上げ材です。

選ぶときに効く軸は2つ。

今の家具の塗装が何かと、そのオイルが乾いて固まる油なのかどうか。

ウレタン塗装のテーブルに塗っても、オイルは膜の上に残ってベタつくだけ。

乾かない油を選べば、いつまでも手やふきんに移り、ほこりを抱え込んで黒ずみます。

本ページでは、塗装の見分け方・オイルの種類ごとの違い・塗り直しの手入れまで順にまとめます。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

木製家具のオイルを選ぶ前に確かめる2つのこと

商品を比べるより先に、この2点を確認したほうが早いです。ここを外すと、どのオイルを買っても仕上がりは同じように失敗します。

いまの表面が塗膜か、木が露出しているか

オイルは木の繊維に吸い込まれて機能します。

つまり、吸い込む余地がなければ意味がありません。

ウレタン塗装やラッカー塗装は樹脂の膜で木を覆う仕上げなので、オイルは表面に残ります。

簡易な目安として、目立たない場所に水を一滴落とす方法があります。

玉のまま留まるなら塗膜がある可能性が高く、じわりと染みて色が濃くなるなら浸透性の仕上げか無塗装と考えられます。

判断がつかないときは、天板の裏や脚の内側など見えない場所で試すこと。

家具のメーカーや購入店に仕上げの種類を問い合わせられるなら、それが確実です。

そのオイルは固まる油か

植物油には、空気に触れて酸化しながら固まる乾性油と、いつまでも固まらない不乾性油があります。

亜麻仁油(リンシードオイル)や桐油(タングオイル)は乾性油。

台所にあるオリーブ油や椿油は固まりにくい部類で、家具の仕上げには向きません。

家具用と書かれていない食用油を代用しない、これは覚えておいて損がないところです。

浸透するオイルと膜をつくるワックス、何が違うのか

混同されやすい2つですが、働く場所が違います。

オイルは木の内部に入り、内側で固まって水や汚れの侵入を遅らせます。

ワックスは蜜蝋やカルナバ蝋などの固形分が表面に薄く残り、水をはじく層になる仕上げです。

質感の差も出ます。

オイルだけで仕上げた面はマットで、木目の凹凸が指に伝わります。

ワックスを重ねると、しっとりした半艶になり、手触りが滑らかになる傾向。

市販品には両者を混ぜた蜜蝋ワックスや、樹脂とワックスを配合して薄い塗膜をつくるタイプもあり、境界はきれいに分かれていません。

耐水性という点では、膜をつくるタイプのほうが有利です。

ただし膜は削れ方が目立ちやすく、部分的な補修がしにくい。

傷んだ場所だけを削って塗り足せるのは、浸透タイプの利点です。

どちらが優れているという話ではなく、直しやすさと水への強さのどちらを取るかという話になります。

オイルの種類と乾き方の違い

植物油100%(無溶剤)

亜麻仁油や桐油、クルミ油などをベースにしたもので、石油系の溶剤を含みません。

においが穏やかで、小さな子どもやペットがいる部屋でも扱いやすい部類。

反面、乾くのに時間がかかります。

気温が低い季節や湿度の高い日は、さらに遅くなります。

溶剤入りのオイル

植物油を石油系溶剤で薄めたタイプです。

伸びがよく、薄く広く塗りやすい。

乾きも比較的速い傾向があります。

ただし溶剤特有のにおいがあるため、換気が前提。

塗っている間と乾くまでの時間、窓を開けられる環境かどうかで選択が変わります。

ワックス配合のハードタイプ

オイルにワックスや樹脂を配合し、浸透と薄い膜の両方をねらった製品群です。

水はじきが出やすく、ダイニングテーブルのような水気の多い場所で選ばれます。

乾燥時間や重ね塗りの間隔がメーカーごとに細かく決められていることが多いので、容器の指示を先に読んでから作業に入ってください。

着色タイプ

顔料や染料を含み、木目を残しながら色を付けられます。

クリアタイプと違い、塗り重ねるほど色が濃くなります。

ムラも出やすい。

既存の家具の色を変えたい場合以外は、無着色から試したほうが失敗が少ないです。

タイプ別に向いている人

タイプ仕上がりと性質向いている人向かない人
植物油100%(無溶剤)マットな質感。においが穏やかで乾きは遅いにおいを避けたい人。時間に余裕がある人翌朝すぐ使いたい人
溶剤入りオイル伸びがよく薄塗りしやすい。溶剤のにおいがある広い面を一度に塗りたい人。換気できる人換気が取りにくい部屋で作業する人
ワックス配合のハードタイプ薄い膜が残り水をはじきやすい食卓や洗面まわりの木部に使う人部分補修を手軽に繰り返したい人
蜜蝋ワックス塗って拭き上げるだけ。持続は短め年に数回さっと手入れしたい人一度で長く保たせたい人
着色タイプ木目を残して色を足せる。ムラが出やすい色味を変えたい人。傷の色差を目立たせたくない人今の色をそのまま維持したい人

塗り替えを繰り返す前提で暮らすなら浸透タイプ、手入れの回数を減らしたいなら膜をつくるタイプ。この軸で絞ると、候補はかなり減ります。

木製家具のオイル選びで失敗しやすいパターン

相談として多いのは、塗装の種類を確認しないまま買ってしまうケースです。

ウレタン塗装の天板に浸透タイプを塗ると、いつまでも乾かず、べたついた面にほこりが付きます。

この状態からきれいに戻すには塗膜ごと削る作業が必要になり、家庭では手に余ります。

次に多いのが、拭き取り不足。

オイルは「塗る」より「余分を拭き取る」工程が仕上がりを決めます。

木が吸い込める量には限りがあり、残った分は表面で半端に固まってムラや粘りになります。

ウエスを多めに用意しておくこと。

屋外用の木部保護塗料を室内家具に転用するのも避けたいところです。

防カビ剤や紫外線吸収剤が入っている製品があり、室内の家具や食卓を想定した設計ではありません。

用途欄に「屋内家具」と書かれているかを見てください。

もう一点。

オイルを塗ると木の色は濃くなり、木目のコントラストも変わります。

想像と違う色になったという声は少なくありません。

天板の裏で試し塗りをして、乾いた状態の色を見てから本番に進むのが安全です。

必要な量と塗り重ねの回数はどう決まるか

容器には「1Lあたり約○㎡(1回塗り)」のような塗布面積が書かれています。これは平滑な面を薄く1回塗ったときの目安で、実際の消費量は木の種類で大きく振れます。

オークやアッシュのように導管が太い木は吸い込みが多く、1回目でかなり減ります。

メイプルやチェリーのように緻密な木は吸い込みが少なく、同じ量でも余りやすい。

つまり、面積計算どおりには収まりません。

テーブル1枚なら少量サイズでも足りることが多いのですが、脚や側板、椅子まで含めるなら面積を測ってから決めたほうが確実です。

塗り重ねは1回目でほぼ吸われ、2回目以降は消費が落ちます。

回数は製品の指示に従うのが基本で、乾燥時間を守らずに重ねると内部が固まらずベタつきが残ります。

作業の順番は、削る・拭く・塗る・余分を取る。

研磨するなら細かい番手(#240〜#400程度)で木目に沿って軽く、が扱いやすいところです。

オイル仕上げの木製家具のお手入れ

日常は乾いた柔らかい布でほこりを取るだけで十分です。

汚れが気になるときは固く絞った布で拭き、そのあと乾いた布で水気を残さないこと。

濡れたまま放置すると、輪染みや黒ずみの原因になります。

膜が薄い仕上げなので、熱い鍋や汗をかいたグラスは直置きしないほうが無難。

鍋敷きとコースターがあるだけで、手入れの間隔は変わってきます。

輪染みができた場合も、浸透タイプなら部分的に削って塗り直せることが多いのが救いです。

木部の表面だけ整えても、脚の接地面が荒れていると床側が傷みます。

椅子やテーブルを引きずる家では、脚裏のフェルトやカップの状態も一緒に見てください。

座面が揺れる椅子は接地の仕方が独特なので、ロッキングチェアの床傷対策で使われているラグと脚カバーの考え方が参考になります。

重い家具の下に隙間をつくって掃除しやすくするなら、家具のかさ上げに使えるアイテムと選び方もあわせて確認しておくと作業が一度で済みます。

よくある質問

塗り直しはどのくらいの間隔で必要ですか

使用頻度と場所で変わるため、一律の日数は決められません。

判断は見た目で行うのが実用的です。

水を落としたときにすぐ染み込む、白っぽく毛羽立ってきた、触ると乾いた感触になった。

こうした変化が出たら塗り直しの時期と考えられます。

ダイニングテーブルのように毎日拭く場所は、飾り棚より早く傾向が出ます。

使い終わった布はそのまま捨てても大丈夫ですか

乾性油を含んだ布は、酸化して固まる過程で熱を出します。

丸めて重ねたまま放置すると発熱がこもり、自然発火に至った事例が知られています。

作業後の布は水を十分に含ませてから、金属容器や密閉できる袋に入れて処分してください。

製品の容器に処分方法が書かれている場合は、その指示に従うこと。

地域のごみ区分も自治体によって扱いが異なります。

突板や合板の家具にも塗れますか

表面が薄い天然木の突板でも、無塗装か浸透仕上げなら塗れる場合があります。

ただし突板は厚みが1mm以下のものもあり、研磨で下地が出てしまう危険があります。

強く削らず、拭き取りを丁寧にする程度に留めるのが無難。

プリント紙やシート貼りの化粧板は木ではないため、オイルは吸いません。

食卓に使うオイルはどこを見て選べばいいですか

食品が触れる面に使うなら、食品衛生法の基準への適合や、玩具の安全基準に関する表示があるかを容器や公式資料で確認してください。

表示のない製品について安全性を推測するのは避けたいところです。

乾燥が完全に終わるまでの期間は、メーカーが指定する時間を守ってから使い始めます。

まとめ

木製家具のオイル選びは、家具の仕上げを確認する段階でほぼ方向が決まります。

塗膜があるならオイルの出番はなく、木が露出しているなら固まる油を選ぶ。

そのうえで、手入れの回数を減らしたいのか、部分的に直しながら長く付き合いたいのかで、膜をつくるタイプと浸透タイプに分かれます。

色は必ず目立たない場所で試してから。

拭き取りに使った布の処分だけは、面倒でも手順を省かないでください。

床側の保護と合わせて考えるなら、脚まわりの対策として重量物の脚を受けるキャスター受けの選び方と失敗例や、家電の下に敷く冷蔵庫マットと代用品の違いの記事も用途が近いので目を通しておくと判断しやすくなります。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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