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家具のかさ上げ高さは何センチが目安?用途別の決め方と測り方

ベッド下に収納ケースを入れようとして、あと3センチ足りずに止まります。

家具のかさ上げ高さは、脚やフレームの底から床までを何センチ持ち上げるかという数字で、市販品は2センチ前後から12センチ以上まで幅があります。

ところがこの数字は、継ぎ脚の全高を指すものと、持ち上がる分だけを指すものの2通りがあり、同じ「8センチ」でも実際の底上げ量が変わります。

本記事では、かさ上げ高さの数え方・用途別の目安センチ・自宅での測り方と失敗例を解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

家具のかさ上げ高さは「床から家具の底までの増加分」で数える

かさ上げ高さという言葉は、商品ページでは2通りの意味で使われています。

ひとつは継ぎ脚やブロックそのものの全高で、もうひとつは取り付けたあとに家具が持ち上がる増加分です。

この2つは、脚を差し込むタイプだと一致しません。

たとえば全高10センチの筒状の継ぎ脚で、家具の脚を3センチ飲み込む受け皿が付いているとします。

この場合、床から家具の底までは7センチしか増えません。

商品ページに「高さ10cm」とだけ書かれていると、収納ケースを7センチの隙間に入れようとして入らない、という結果になります。

一方、家具の脚の下に敷くだけの平板タイプやすのこ状の台は、台の厚みがそのまま増加分になります。

厚み5センチの台なら、床から家具の底までちょうど5センチ増えます。

差し込み式か、敷くだけかで数え方が変わるので、商品ページの図に「有効高さ」「アップ量」といった表記があるかどうかを先に見てください。

表記がない場合は、受け皿の深さを引いた値を自分で計算することになります。

かさ上げ高さの段階は低い帯で細かく、高い帯で飛び飛びになる

市販のかさ上げ用品は、段階がきれいに連続しているわけではありません。低い帯は細かく、高い帯は飛び飛びになります。

高さの帯よくある形この高さが要る場面
2〜3センチゴムやフェルトのかさ上げパッド、薄い樹脂ブロック床の段差ぶんを埋める
5〜6センチ差し込み式の継ぎ脚、平板ブロック浅型の衣装ケースを入れる、ベッド下の通風を取る
8〜10センチ筒状の継ぎ脚、積み重ね式ブロック深型の収納ケース、キャスター付きワゴンを入れる
12センチ以上脚そのものを交換するタイプ、専用台ロボット掃除機を通す、大型の収納、介助の立ち座り補助

商品には、ブロックを積み重ねて高さを調整する前提のものもあります。

2センチのブロックを3枚重ねて6センチにする設計のものは、重ねるほど接地面が不安定になり、メーカーが重ねられる枚数の上限を表示しています。

その上限を超えて使わないでください。

用途別に見る、家具を何センチ上げればいいか

下にものを入れる場合の必要な高さは、好みではなく、入れたいものの実寸で決まります。入れたいものの高さを測り、そこに指が入る余裕を足した値が答えです。

収納ケースを入れたいとき

ケースのフタまでの高さを測り、そこに1〜2センチ足してください。

ぴったりの高さにすると、出し入れのたびにケースの角が家具の底板にこすれます。

キャスター付きのワゴンを入れるなら、キャスターを含めた全高で測ってください。

ロボット掃除機を通したいとき

掃除機本体の全高に、センサーの突起やダストボックスの蓋を含めた値が必要です。

機種によって9センチ台から10センチ前後まで幅があるので、手持ちの機種を実測してから2センチ足した高さを選んでください。

通れる高さぎりぎりだと、カーペットの上に乗り上げた瞬間につかえて止まります。

湿気やカビを避けたいとき

床と家具の底の間に空気が通ればよいので、2〜5センチでも風は抜けます。

ただし、かさ上げだけで結露が止まるわけではありません。

壁から数センチ離す、換気の回数を増やすといった対策と合わせてください。

立ち座りを楽にしたいとき

ベッドやいすの座面を上げる目的では、高くすればよいというものではありません。

座ったときに足裏が床に着く高さが目安になります。

膝や腰の痛みが続いている場合は、自己判断で高さを変える前に医療機関や福祉用具の専門職に相談してください。

同じ「10センチ」でも製品ごとに底上げ量がずれる理由

メーカーによって表記の基準が違うのは、形が違うからです。受け皿の深さは2〜4センチ程度が多く、ここが商品ページに書かれていないことがあります。

さらに、かさ上げ台の底に付いている滑り止めのゴムパッドを高さに含めるかどうかも、メーカーごとに扱いが分かれます。ゴムパッドの厚みは数ミリ単位なので大きな差にはなりませんが、ミリ単位で詰めたいときには響きます。

積み重ね式のブロックでは、重ねたときに上下がかみ合う凹凸があります。

この凹凸のぶん、2枚重ねても単純に2倍の高さにはなりません。

1枚4センチのブロックを2枚重ねて7.5センチ、といった仕様になっていることがあるので、重ね使いを前提に選ぶなら2枚時・3枚時の高さが表示されている商品を選んでください。

高さを間違えると起きること

低すぎた場合の失敗は分かりやすく、入れたかった収納ケースが入らず、かさ上げ用品を買い直すことになります。やっかいなのは高すぎた場合で、こちらは後から気づきます。

ベッドを10センチ上げると、掛け布団の裾が床に届かなくなります。

食器棚やタンスを上げれば、上の段に手が届かなくなります。

開き戸の家具では、家具全体の重心が上がって前に倒れやすくなります。

背の高い収納家具を上げるときは、転倒防止の固定具を併用してください。

部屋の建具との干渉も起きます。

洗濯機をかさ上げして防水パンから持ち上げた結果、給水栓の位置と高さが合わなくなる、蛇口にホースが当たる、といったことがあります。

上げる前に、家具の上側に何があるかを見上げて確かめてください。

家具のかさ上げ高さを自宅で測る手順

必要なのはメジャー1本です。測る場所を間違えると数センチずれるので、順番を決めて測ってください。

  • 家具の脚の太さ(断面の縦横。丸脚なら直径)を測る
  • 床から家具の底板までの現在の高さを測る
  • 下に入れたいものの全高を測る
  • 入れたいものの全高から現在の高さを引き、そこに1〜2センチ足す

脚の太さを測るのは、差し込み式の継ぎ脚には受け皿の内寸の上限があるためです。

内寸7センチの受け皿に8センチ角の脚は入りません。

脚にキャスターが付いている家具では、キャスターを外せるかどうかで選ぶ商品が変わるので、外れない前提ならキャスターごと載せられる平板タイプを選んでください。

家具の底板がフラットではなく、補強の桟が出ている場合は、いちばん下に出っ張っている部分から床までを測ります。ここを底板の高さで測ると、実際に入る隙間より2〜3センチ大きい数字になります。

かさ上げ用品の高さと耐荷重はパッケージのどこに書いてあるか

店頭のパッケージでは、表面に大きく書かれた数字が全高で、側面や裏面の小さな仕様表に「適合脚サイズ」「有効高さ」「耐荷重」が並びます。

通販の商品ページなら、寸法図が載っている画像を拡大してください。

図に受け皿の深さが書かれていれば、全高から引いて底上げ量を計算できます。

仕様表で合わせて見るのは、1個あたりの耐荷重です。

4個セットの商品で「耐荷重100kg」と書かれているとき、1個100kgなのか4個合計で100kgなのかは商品によって違います。

家具の重量を脚の数で割った値が1個あたりの耐荷重を下回っているか確かめてください。

引き出しの中身や本の重さも加えます。

記載が見つからない場合は、メーカーに問い合わせるか、寸法図に数字が入っている別の商品を選んでください。

よくある質問

継ぎ脚を2つ重ねて高さを足してもいいですか

メーカーが重ね使いを想定していない商品では行わないでください。

重ねるほど全体が高くなって横方向の力に弱くなり、家具を押したときにずれます。

高さを足したいときは、はじめから積み重ね対応と書かれた商品か、目的の高さがある単体の商品を選んでください。

4本脚の家具で、1本だけ高さの違うものを使ってもいいですか

傾いた床を水平にする目的でも、1本だけ高さの違うものを使うのは避けてください。

センチ単位で違うものを混ぜると、3本で支える状態になって1本に荷重が集中します。

4本とも同じ高さのものを使い、わずかな傾きはフェルトや薄い板で調整してください。

フローリングに直接かさ上げ台を置いても大丈夫ですか

台の底に付いているゴムの滑り止めは、床材によって色移りが起きることがあります。

無垢材やクッションフロアでは、長期間置いたあとに変色が残ることがあるので、家具を動かさない場所なら台の下にフェルトか薄い当て板を挟んでください。

置く前に、家具の裏など目立たない場所で数日試すと判断しやすくなります。

まとめ

かさ上げ高さの数字は、継ぎ脚の全高なのか、床から家具の底までの増加分なのかで意味が変わります。

差し込み式なら受け皿の深さを引いた値が実際の底上げ量です。

必要な高さは、下に入れたいものの全高から現在の隙間を引き、1〜2センチ足して求めます。

高すぎる失敗は後から気づくぶん面倒なので、ベッドなら布団の裾、収納家具なら上の段への手の届きやすさ、洗濯機なら給水栓の位置まで、上げたあとの姿を先に確かめてください。ぜひ本記事の高さ帯の表と4ステップの測り方を参考に、自宅の家具に合う一つを選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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