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底上げブロックで家具を高くするには?積める高さと耐荷重

ホームセンターの資材売り場で、コンクリートブロックの横に「底上げブロック」と書かれた樹脂製の台が並んでいます。

底上げブロックは、家具や家電の脚や底面の下に挟んで設置面の高さを上げる台の総称で、1個あたりの高さと耐荷重が製品ごとに表示されています。

表示で混乱しやすいのが、耐荷重が「1個あたり」か「4個セットの合計」かという点です。

本記事では、底上げブロックの高さと耐荷重の表示の読み方・積み重ねてよい段数・家具の重さからの逆算手順を解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

底上げブロックの表示は「1個の高さ」と「1個あたりの耐荷重」

底上げブロックのパッケージに並ぶ数字は、おおまかに3種類です。

1個の高さ(mm または cm)、上面と底面の寸法、そして耐荷重(kg)です。

このうち間違えやすいのが耐荷重で、同じ「100kg」という数字でも、1個を単体で支えられる値なのか、4個セットで家具1台を支えられる値なのかで意味が倍以上ずれます。

表示の考え方としては、1個あたりの値を書く製品が基本です。

4個セットの商品で「耐荷重400kg」と大きく書いてある場合、小さい文字で「(4個使用時)」や「1個あたり100kg」と添えられていることがあります。

この補足がどちらを指しているかを読まずに買うと、家具の重さに対して個数が足りないまま使うことになります。

高さの表示にも注意点があります。

製品の全高と、実際に家具が上がる高さは一致しないことがあります。

脚をはめ込むくぼみ(受け皿)が付いたタイプでは、脚がくぼみに沈む分だけ上がる高さが減ります。

全高50mmでくぼみの深さが10mmなら、家具が上がるのは40mmです。

ドアの下や棚の上に収まるかを計算するときは、くぼみの深さを引いた値で見てください。

かさ上げに使える台は、ブロック型・受け皿型・すのこ型の3タイプ

売り場に並ぶものは、形で3タイプに分かれます。どれを選ぶかは、持ち上げたいものが脚で立っているのか、底面全体で床に接しているのかで決まります。

タイプ作りと表示の特徴向いている対象
ブロック型樹脂やゴムの直方体。上面が平らで、高さを1個ずつ足し算できる。耐荷重は1個あたりの表示底面が平らな家電、タンスの底板、棚板の下
受け皿型(かさ上げ台)脚を受けるくぼみがある。くぼみの内寸(mm)が表示され、脚が収まる範囲が決まるベッド・テーブル・タンスなど、細い脚で立つ家具
すのこ型・一体型面で支える台。四隅で分けずに1台で受けるため、重さが分散する洗濯機・冷蔵庫など、重量がある家電

受け皿型を選ぶときは、くぼみの内寸と家具の脚の寸法を必ず突き合わせてください。

脚の底が円形なら直径、角脚なら一辺の長さを測り、内寸より小さいことを確かめます。

内寸ぎりぎりだと、家具を揺らしたときに脚がくぼみの縁に乗り上げます。

脚の種類ごとの確認点は家具のかさ上げ台はタンスにも使える?耐荷重と高さの選び方で解説しています。

底上げブロックの耐荷重は脚の本数で割って求め、表示値の測り方も確かめる

必要な耐荷重の計算は、家具の重さを支える点の数で割るところから始まります。4本脚のタンスなら、本体と中身を合わせた重さを4で割った値が、1個の底上げブロックにかかる荷重です。

中身の重さを足してから割る

カタログに載っている家具の重量は、本体だけの値です。

衣類を詰めた3段チェストや本を並べた棚では、中身のほうが重くなることもあります。

書籍は1冊あたりで軽くても、棚一段分で数十kgに達します。

本体の重量に中身の重さを足した値で計算してください。

4本脚でも荷重は均等にかからない

重さを4で割るのは、あくまで目安の計算です。

実際には、引き出しを開けた側や扉を開いた側に重心が寄り、特定の1本に荷重が集中します。

床の傾きがある部屋では、最初から3本でほとんどを支えている状態になることもあります。

計算で出た値ちょうどの耐荷重の製品を選ばず、余裕をみた値のものを選んでください。

棚の底上げは、棚板の強度側から決まる

棚そのものを底上げブロックで持ち上げる場合と、棚の中で棚板を底上げして段を増やす場合は、確かめる数値が変わります。

棚の中で使うなら、底上げブロックの耐荷重ではなく、その棚板自体の耐荷重が上限です。

棚板が10kgまでの棚に、底上げブロックを置いて20kgの物を載せることはできません。

底上げブロックの耐荷重表示が製品ごとにずれる理由

同じ大きさの樹脂製ブロックでも、表示されている耐荷重が大きく違うことがあります。これは測り方の前提が製品ごとに違うためです。

まず、荷重のかけ方が違います。

上面全体に均等に重さをかけて測った値と、中央の一点に集中させて測った値では、同じ製品でも結果が変わります。

脚のような細い接地面で使うと、上面の一部に荷重が集まるため、均等加圧の数値どおりには支えられません。

次に、静止した状態での値か、動きを含めた値かという違いがあります。

表示されているのは、基本的に静かに置いた状態(静荷重)での値です。

洗濯機の脱水や人が寝返りを打つベッドでは、静荷重より大きい力が瞬間的にかかります。

振動が加わる用途に使うなら、表示値に対してかなり余裕を持たせるか、防振機能のあるゴム製のものを選んでください。

材質によるへたり方も異なります。

硬い樹脂は荷重がかかっても寸法が変わりにくい一方で、ゴムやエラストマー製のものは長期間重さがかかると少しずつ潰れて、高さが減っていきます。

高さを厳密に合わせたい場所では、硬い樹脂製のものを選ぶほうが寸法が安定します。

積み重ねはメーカーが認めた段数まで、それ以上の高さは別の方法に切り替える

底上げブロックは足し算で高さを稼げるように見えますが、段数が増えるほど横方向の力に弱くなります。

接合部が増えるとそこでずれが起き、上の段が横に逃げます。

メーカーが積み重ねを想定している製品では「2個まで」「段積み不可」と表示されているので、その表示に従ってください。

積み重ねを想定していない製品を2段にすると、次のことが起きます。

上下のブロックの間に段差や傾きがあれば、そこが支点になって家具が揺れます。

上面と底面に滑り止め加工のない製品どうしを重ねると、家具を押した力でブロックだけが横に動きます。

地震のような横揺れでは、段数の多いほうが先に崩れます。

10cmを超える高さが必要なら、今より高い脚やキャスターへの交換、あるいは一体型の台への変更を検討してください。

キャスターを後付けする場合の耐荷重の考え方はキャスター後付けの耐荷重は何kg?家具の脚の種類別に確認で解説しています。

テレビやテレビ台のかさ上げは転倒の影響が大きいため、ブロックで高さを稼ぐ前にテレビのかさ上げにブロックは使える?台が低いときの安全な方法を確かめてください。

高さや耐荷重が合わないと、家具の底上げで何が起きるか

数値を確かめずに設置すると、使い始めてから次のような不具合が出ます。

  • 家具が上の梁や窓枠、カーテンレールに当たる。底上げした高さの分だけ家具全体が上がり、置く予定の場所に収まらなくなります
  • 家具がぐらつく。4個のうち1個だけ高さが違う、または床の傾きで浮いている状態です
  • ブロックが割れる、変形する。耐荷重を超えているか、細い脚で上面の一点に荷重が集中しています
  • 床に跡が残る。樹脂やゴムが床に長く接していると、床材によっては色移りやへこみが出ます
  • 脚がくぼみから外れる。受け皿型のくぼみの内寸が、脚の寸法に対して大きすぎる状態です

床へのへこみは、設置面の面積で変わります。

細い脚のままだと荷重が1点に集まるため、底面の広いブロック型を挟んで接地面積を広げるほうが圧力は下がります。

ただし無垢材やクッションフロアでは、面積を広げても長期間の荷重で跡が残ることがあります。

敷き込む前に、目立たない場所で様子を見てください。

冷蔵庫や洗濯機のような重量のある家電では、かさ上げ自体に別の注意点があります。

冷蔵庫のかさ上げ台のデメリットは?高さと耐荷重で選ぶ前の確認で、高さを上げたときに生じる不都合を解説しています。

底上げブロックの高さと耐荷重は、どこに書いてあるか

店頭で確かめる場所は3か所です。

パッケージ表面の大きな数字、パッケージの裏面や側面の仕様欄、そして本体に直接刻まれた刻印です。

仕様欄まで見て、1個あたりの値と個数を確かめてください。

通販で買うときは、商品ページの画像だけで判断しないでください。

寸法図の画像に全高が書かれていても、受け皿型のくぼみの深さまでは書かれていないことがあります。

商品説明の仕様表に「外寸」「内寸」の区別があるかを見て、どちらも載っていない場合は、脚の寸法がくぼみに収まるかを確かめられません。

耐荷重の表示に「静荷重」「均等荷重」といった条件が添えられているかも見てください。

条件が書かれていない数値は、どの前提で測った値か分かりません。

振動が加わる場所や、重心が高い家具に使うなら、条件が明記されている製品を選ぶほうが判断できます。

よくある質問

コンクリートブロックを底上げに使ってもいいですか

重さを支える強度はありますが、底面が粗く硬いため、フローリングやクッションフロアに直接置くと傷や欠けが出ます。

使う場合は、ブロックと床の間にゴムシートや板を挟んでください。

また、角が欠けやすく、欠けた部分に荷重が移ると傾きます。

屋内の家具には、上面が平らに成形された樹脂製やゴム製の底上げブロックのほうが扱いやすいです。

棚を底上げして下に収納を作りたいのですが、何cmまで上げられますか

上げられる高さは、棚の高さと重心で決まります。

高さが幅の3倍を超えるような細長い棚は、底上げブロックで持ち上げるほど転倒方向の力に弱くなります。

上げる高さは製品が段積みを認めている範囲にとどめ、同時に棚の上部を壁側に固定する転倒防止金具を併用してください。

横揺れへの備えは、底上げブロックだけでは完結しません。

4個セットを買いましたが、脚が5本ある家具に使えますか

5本目の脚が浮いた状態になるため、そのままでは使えません。

5本の脚で荷重を分けている家具を4個だけで支えると、1個あたりの荷重が増えるため、その荷重が1個の耐荷重を超える場合は使えません。

脚の本数と同じ個数を揃えるか、脚の数に関係なく面で支えられる一体型の台に変えてください。

まとめ

底上げブロックを選ぶときに読む数字は、1個の高さと1個あたりの耐荷重、そして受け皿型ならくぼみの内寸です。

耐荷重は家具本体と中身の重さを足し、脚の本数で割った値を基準にしますが、重心の偏りがあるため計算値ちょうどの製品は選ばないでください。

積み重ねはメーカーが認めている段数までにとどめ、それ以上の高さが必要なら脚の交換や一体型の台に切り替えます。

ぜひ本記事の3タイプの比較表と耐荷重の逆算手順を参考に、手元の家具の重さと脚の寸法を測ってから選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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