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椅子が低い対策は?座面を高くする方法とグッズの選び方

机に向かうと、ひじが天板より下にあって肩が上がります。

椅子が低いと感じる原因は、椅子そのものの高さだけではありません。

日本の学習机やダイニングテーブルの天板は高さ70cm前後が多く、座面高が40cmを切ると、身長160cm台の人でも差が30cm以上開いて窮屈になります。

ガス圧シリンダーの抜けや、座面クッションのへたりが進んでいることもあります。

本記事では、椅子が低い原因の切り分け方、座面を高くする具体策、クッションや脚のかさ上げグッズの選び方を解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

椅子が低いと感じる原因は、椅子・机・体格の3つに分かれる

同じ「低い」でも、手当ての方向がまったく変わります。まず原因を3つに分けて考えてください。

座面そのものが下がっている

昇降機能付きのオフィスチェアは、ガス圧シリンダーの内部圧が抜けると、座った瞬間にじわじわ沈みます。

レバーを上げても最高位で止まらない、あるいは数分で元の高さに戻るなら、椅子側の劣化です。

昇降機能のないダイニングチェアでも、座面クッションのウレタンが潰れて数cm下がることがあります。

新品の頃に比べて、太ももの裏が座面の角に当たる感覚が強くなっていれば、クッションのへたりが進んでいます。

机の天板が高すぎる

椅子は買い替えたばかりなのに低く感じるなら、机側を疑ってください。

事務用デスクの天板高は70〜72cm、食卓は72cm前後に設定されています。

身長に対して天板が高いと、椅子を最高位まで上げても相対的に低いままです。

この場合は椅子をいくら調整しても解決しません。

体格と椅子の設計が合っていない

国内メーカーの椅子は座面高が低めで、身長175cm以上の人が座ると膝が持ち上がり、座面と机の天板の差が開いて低く感じます。椅子の仕様表にある座面高の調整範囲を確認してみてください。

自分の椅子が低い原因を見分ける手順

工具は要りません。確かめるのは4点です。

最初に、椅子に座って床から座面の前端までをメジャーで測ります。

ここが実際の座面高です。

次に、同じメジャーで床から机の天板上面までを測ります。

この2つの差が、座面と天板の高低差になります。

一般的な事務作業では、差が27〜30cm前後に収まると前腕が天板とほぼ平行になります。

差が32cm以上あるなら、椅子を上げるか机を下げる余地があります。

そのうえで、座面高を測った値と、椅子の取扱説明書やメーカーサイトに書かれている座面高の範囲を見比べてください。

最高位まで上げたはずなのに、カタログの上限値より3cm以上低ければ、ガス圧シリンダーが抜けています。

数値どおりなら椅子は正常で、原因は机か体格の側にあります。

もう一つ、座ったまま足裏が床にべたりと着いているかを見てください。

かかとが浮くなら座面は高すぎるので、低さの悩みとは別の調整が必要です。

膝の角度が90度より鋭く、太ももが斜め上を向いているなら、座面が低い状態です。

椅子の座面を高くする方法は、クッション・シリンダー・脚の3方向

座面クッションを足す

いちばん手を出しやすいのが、座面にクッションを置き、クッションの厚み分だけ高くする方法です。

市販の座布団型クッションは、低反発ウレタンで厚み5〜8cm、高反発チップで厚み3〜5cmといった製品が流通しています。

注意したいのは沈み込みで、低反発素材は体重をかけると表示厚の半分近くまで潰れるため、実際に稼げる高さは表示より小さくなります。

確実に数cm上げたいなら、硬めの高反発タイプやウレタンチップを圧縮したものを選んでください。

クッションを使うときは、椅子の座面に対してサイズが収まるかを先に測ります。

座面幅より大きいクッションは縁が垂れ、立ち座りのたびにずれます。

裏面に滑り止め加工やゴム製のドットが付いた製品なら、布張りの座面でも動きにくくなります。

ガス圧シリンダーを交換する

オフィスチェアの座面が下がる症状は、シリンダー交換で直る場合があります。

交換部品は椅子メーカーの純正品のほか、汎用品も流通していますが、シリンダー上部のテーパー径や全長が合わないと取り付きません。

椅子のメーカーと型番を控えて、適合を確認してから購入してください。

固着した古いシリンダーは素手では抜けないことがあり、プーラーなどの工具が要ります。

自分で外せる自信がなければ、メーカーの修理窓口に問い合わせてください。

椅子の脚をかさ上げする

昇降機能のないダイニングチェアや木製椅子は、脚の下に高さを足す方法があります。

家具用の継ぎ脚やかさ上げ台を履かせると、数cmから10cm程度まで底上げできます。

ただし重心が上がるぶん、横方向の力でぐらつきやすくなるので、4本すべてに同じ高さのものを使い、ぐらつきが出る場合は使用をやめてください。

キャスター付きの椅子にかさ上げ台は使えません。

椅子の脚に何かを履かせるときは、床との接地面の材質も見てください。

硬い樹脂のまま使うとフローリングに擦り傷が出るので、接地面がフェルトやゴムになっているものを選びます。

床材ごとの向き不向きは家具脚の保護グッズは貼る派か履かせる派かで解説しています。

椅子側を調整しても直らないときに考えること

座面を上げた結果、足裏が床から浮いたなら、椅子ではなく机が高すぎます。

この場合はフットレストを足して足元を支えるか、机そのものを下げてください。

市販のデスクには脚のネジで高さを変えられるものがあり、脚部に段階調整の穴が開いているタイプなら工具だけで数cm下げられます。

固定脚の机なら、脚をカットするか、昇降デスクへの買い替えが選択肢になります。

椅子の座面を最高位にしても低く、かつクッションを足すと座り心地が不安定になるなら、座面高の調整範囲がその人の体格に合っていません。

シリンダーは適合する部品にしか交換できないため、座面高の調整範囲は椅子の仕様で決まります。

次に買うときは、座面高の上限値が実測で必要な高さを超えているかを仕様表で確かめてください。

椅子が低い状態を繰り返さない、次の選び方

買い替えるなら、座面高の数値を先に決めてから探してください。

目安の出し方は簡単で、床から膝裏までの長さを測り、そこに靴やスリッパの厚み1〜2cmを足した値が、足裏がしっかり着く座面高になります。

これが40cmなら、調整範囲に40cmを含む椅子を選びます。

机の天板高との差が27〜30cmに収まるかも、同時に計算しておいてください。

キャスター付きの椅子を選ぶ場合は、床への影響も一緒に考えておきます。座面を高くすると立ち座りのたびに椅子が動きやすくなるので、床の傷と音が気になる環境では賃貸のキャスター傷防止と椅子の騒音対策で解説しているチェアマットやキャスター交換も検討してください。

椅子が低いときに効果が薄い対処

よく紹介されるものの、期待したほど高さが稼げない方法があります。

薄手の座布団を重ねる方法は、枚数を増やしても沈み込みが積み重なるだけで、座面が不安定になります。

2枚重ねると座るたびに上の1枚がずれ、立ち上がるときに引っかかります。

高さを足す目的なら、1枚で、必要なクッションの厚みがあるものを使ってください。

雑誌や段ボールを座面に敷く方法も、体重で潰れるうえに前後に滑ります。応急処置としても、キャスター付きの椅子ではおすすめできません。

椅子の脚に硬貨やコースターを挟む方法は、接地面積が小さく、荷重が一点に集中します。

フローリングにへこみが残るほか、椅子の脚から外れて転倒につながります。

かさ上げするなら、脚の断面に合うサイズの専用台を使ってください。

ガス圧シリンダーに潤滑スプレーを吹く方法は、下がる症状の原因が内部のガス抜けにある以上、効果がありません。昇降レバーの動きが渋いだけなら改善することもありますが、座面が沈む症状は部品交換でしか直りません。

よくある質問

椅子の座面を高くするクッションは、何cmまで足せますか

製品としてはクッションの厚み10cm前後のものも流通していますが、厚く足すほど座面の位置が不安定になり、背もたれとの高さ関係も崩れます。背もたれを使う椅子なら、足す厚みは5cm程度までにとどめ、それ以上必要な場合は椅子そのものの買い替えか机の調整を検討してください。

ダイニングチェアが低いのですが、昇降機能を後付けできますか

木製や金属脚の固定式チェアに昇降機構を取り付ける方法はありません。

高さを変えるなら、座面にクッションを足すか、脚にかさ上げ台を履かせる方法になります。

かさ上げ台を使うと重心が上がるので、立ち座りのときにぐらつかないか確かめてから常用してください。

子どもの学習椅子が低いときは、大人と同じ対処でいいですか

学習椅子は座面高と足置き板の両方を調整できる製品が多いので、まず椅子側の調整段数を確認してください。

クッションで高さを足すと、足置き板との距離が変わって足裏が浮きます。

足元が浮いた状態では姿勢が安定しないので、座面を上げたぶん足置き板も上げてください。

まとめ

椅子が低いと感じたとき、先にやることは測定です。

床から座面前端までと、床から机の天板までを測り、その差が30cmを大きく超えているかどうかで、手を入れる場所が決まります。

椅子側の劣化ならクッションの追加かガス圧シリンダーの交換、机が高いならフットレストか机の高さ調整、体格と合っていないなら座面高の範囲で選び直すのが筋道です。

座布団の重ね敷きや硬貨でのかさ上げは、高さが稼げないうえに不安定になるので避けてください。

ぜひ本記事の測り方の手順と原因別の対処を参考に、自分の椅子がどの状態にあるかを確かめてみてください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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