玄関マットは洗える?洗い方と寿命、交換時期の見分け方
玄関マットの洗濯表示は、長い辺の縁か裏の縫い代にタグとして付いています。
桶のマークの中に40と書かれていれば40℃までの水で家庭洗濯ができ、桶に×が重なっていれば水で洗うことそのものができません。
洗えるかどうかは、生地の見た目や手ざわりではなくこのタグで決まります。
やりがちな失敗は、表示を見ずに45×75cmの室内用をそのまま洗濯機へ入れることです。
裏が一面ゴムの製品は水を含むと重くなり、脱水のときに片側へ寄って動作が止まります。
本記事では、洗濯表示の読み方・玄関マットの素材別の洗い方の手順・交換時期の見分け方を解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
玄関マットが洗えるかは、洗濯表示のタグで決まる
桶のマークの数字が液温の上限
洗濯表示はJIS L0001で記号が定められていて、桶の形をしたマークが家庭洗濯の可否を表します。
中の数字は液温の上限で、40なら40℃まで、30なら30℃までです。
桶の中に手が入ったマークは手洗いだけを認める表示なので、洗濯機は使えません。
桶に×が重なっているものは水洗いができないため、洗うのではなく拭いて汚れを落とす手入れに切り替えます。
桶マークの下に横線が引かれている場合は、1本が弱い水流、2本がさらに弱い水流を指します。
洗濯機に入れられるかはマットの裏面の作りで変わる
家庭洗濯ができる表示でも、洗濯槽の中で起きることは製品ごとに違います。
マットの裏面がゴムや塩化ビニルで一面に成型されたタイプは、水を含んで重くなり、脱水で片側へ寄って止まります。
織物の裏に樹脂を薄く乗せたマット裏の滑り止め加工は、繰り返し洗うと層がひび割れ、乾いたあとに粉のように落ちることがあります。
表示に「ネット使用」と添えられているのは、この層と毛足を守るためです。
「丸洗いOK」「ウォッシャブル」は洗濯機可と同じ意味ではない
通販の商品名に並ぶ「丸洗い」「水洗い」「ウォッシャブル」は、販売側が付けた呼び名で、記号の規格ではありません。
全体を水に通せるという意味にとどまり、洗濯機を使えるかまでは含みません。
買う前に見る場所は商品ページの仕様欄で、届いたあとはタグです。
| 表示・表記 | 意味 | 向いている扱い方 |
|---|---|---|
| 桶に40 | 40℃までの家庭洗濯ができる | 洗濯機で単独洗い。ネット使用の注記があれば従う |
| 桶に30 | 30℃までの家庭洗濯ができる | 湯を足さず水のまま洗う |
| 桶に手のマーク | 手洗いのみ | 浴槽や洗面台で押し洗いし、絞らず水を切る |
| 桶に× | 水洗い不可 | 掃除機とかたく絞った布で部分的に拭く |
| 四角の中の円に× | タンブル乾燥不可 | 陰干しのみ。コインランドリーの乾燥機は使わない |
| 「丸洗い」「水洗い可」 | 全体を水に通せるという商品説明 | 洗濯機可とは限らないので記号で確認する |
水洗いができない表示の玄関マットは、砂を吸ってから毛足の方向に沿って拭く手入れになります。
洗えないタイプの手入れの間隔や、洗える製品をどれくらいの頻度で洗うかの目安は、玄関マットの洗う頻度は?洗えないタイプの手入れと買い替え時期で解説しています。
玄関マットの素材別に見る洗い方の手順
綿やポリエステルの室内用
先に砂を払ってから洗濯ネットに入れ、衣類と分けて単独で回します。
毛足のあるものは表を内側にして畳むと、縁の縫い目に負担がかかりません。
干すときは物干し竿にM字に掛けて、マットの裏面にも風が通る形にします。
直射日光は色あせと樹脂の硬化につながるので、陰干しにしてください。
塩化ビニルやゴムの屋外用
泥落としを目的とした屋外用は、玄関先で水をかけ、デッキブラシで溝に詰まった土を掻き出します。
洗剤を使うなら中性のものを薄め、残らないようすすいでください。
そのあと立てかけて水を切り、裏の面まで乾いてから戻します。
濡れたまま敷くと、たたきとの間に水が残ってにおいの元になります。
ウィルトン織やウールのマット
機械織りのウィルトン織やウールのものは、水で縮むことがあり、色が出る製品もあります。
全体を水に通す前に、目立たない隅を濡らした白い布で押さえて、色が移らないかを確かめてください。
部分的な汚れなら、中性洗剤を薄めた液を布に含ませて叩き、水拭きで洗剤を回収します。
表示が水洗い不可なら、家で洗わず専門のクリーニングに相談してください。
交換時期は、端のめくれ・毛足のつぶれ・マット裏面のゴムで見分ける
玄関マットの寿命は年数では決まらず、一日に何度も出入りする玄関と、来客時だけ使う玄関では進み方が違います。判断は次の3つの症状で行います。
端のめくれと反り
洗って乾かしても縁が持ち上がったまま戻らないなら、芯の樹脂か縫い代が変形しています。
めくれた端は靴先に当たってつまずく原因になるので、直らなければ買い替えます。
アイロンの熱で押さえる手当ては、樹脂を含む製品では縮みや変色が起きます。
毛足のつぶれと水の吸い方
踏む位置の毛足が寝て戻らなくなると、靴底の砂を掻き取る働きが落ちます。
室内用で水を吸わせるタイプなら、乗ったときに湿りが足裏に残るようになった時点が吸水の限界です。
吸水力の落ち方から交換を決める考え方は、バスマットの交換頻度は?買い替え時期は吸水力の落ち方でわかるで解説しています。
裏面のゴムのひび割れとにおい
マットの裏面を上に向け、ゴムや樹脂の層を軽く曲げてみてください。
細かいひびが走って白い粉が出るなら、床に当たる面が硬化しています。
この状態ではマットがずれやすくなり、粉が床に残ることもあります。
洗って乾かしてもにおいが戻らない場合は、繊維の奥か裏の層に汚れが入っているので、洗う回数を増やすより交換に切り替えます。
玄関マットのサイズ表記は、置く場所と洗濯機の容量から決める
玄関マットのサイズ表記はcmで、45×75cm、50×80cm、60×90cm、80×120cmのような刻みで売られています。
表記の順は幅×奥行きが基本ですが、製品によって縦横が入れ替えて書かれていることがあり、数字だけでは向きが決まりません。
織物は裁断と縫製で数cmの差が出るため、表記どおりの実寸になるとは限りません。
決め方は置く場所から逆算します。
内開きのドアなら、戸先が描く弧に入らない奥行きを選び、たたきと上がり框の段差にまたがらせません。
マットの厚みは毛足を含めるかどうかで測り方が違うので、ドア下の隙間がわずかなときは厚手を避けてください。
最後に洗濯機の容量を確かめます。
80×120cmの大判は家庭用の洗濯槽に収まらないことがあり、その場合は手洗いか、表示で乾燥機が禁止されていなければコインランドリーという選択になります。
寸法と洗い方が書かれているのは、商品ページの仕様欄、パッケージの裏、縫い付けられたタグの3か所です。通販で買うなら、仕様欄に「サイズ」「厚み」「洗濯」の行があるかを先に見てください。
よくある質問
水洗いできない玄関マットはどう手入れすればいいですか
砂を掃除機で吸い、毛足の方向にブラシを当ててから、中性洗剤を薄めた液で汚れた部分だけを叩き拭きします。
そのあと水拭きで洗剤を取り、マットの裏面まで乾かしてから戻してください。
全体を水に通す手入れは、表示で禁止されている製品では縮みや裏の層の剥がれにつながります。
玄関マットを屋外に敷かないと、室内のマットはどうなりますか
靴底の泥や砂が室内用に直接乗るので、洗う回数が増え、毛足のつぶれも早く進みます。
屋外に泥落とし用を1枚置けば、室内用に届く土の量が減ります。
屋外には水をかけて洗える塩化ビニルやゴムのもの、室内には水を吸う布のものという組み合わせになります。
洗ったあとにマットがずれやすくなりました
マット裏の滑り止め層が水と摩擦で劣化しているか、層の内側に水分が残っています。
まず裏の面を上にして完全に乾かし、それでもずれるならひび割れが出ていないかを確かめてください。
硬化した層は元に戻らないので、別売りの滑り止めシートを併用するか、交換を検討します。
まとめ
玄関マットが洗えるかどうかは商品名の「丸洗い」ではなく、桶マークと液温の数字、そしてマットの裏面の作りで決まります。
洗い方は、綿やポリエステルなら単独でネット洗い、屋外用はブラシと水、ウィルトン織やウールは色移りの確認からという順です。
交換の判断は年数ではなく、端のめくれ・毛足のつぶれ・裏のゴムのひび割れという症状で行います。
ぜひ本記事の洗濯表示の一覧表と3つの交換サインを参考に、手元の玄関マットのタグを確かめてください。




