イボイボマットはシリコン製がいい?足つぼマットとの違い
通販サイトで「イボイボマット」と検索すると、足裏を踏む突起付きのマットと、背中に寝るタイプの指圧マットが同じ一覧に並びます。
前者は足つぼマットと呼ばれる踏む道具で、素材はポリプロピレンやTPEが中心です。
後者は樹脂のスパイクが数千本立ったマットで、寝る姿勢で全身に体重を分散させます。
同じ検索語で出てくるのに、使い方も置き場所も別物です。
本記事では、踏むタイプと寝るタイプの見分け方、シリコンやTPEといったマット素材の違い、マットのサイズと痛みの調整、手入れと買い替えの目安まで解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
イボイボマットは「踏む」か「寝る」かで先に分かれる
選ぶ順番として最初に決めるのは、足裏だけを刺激したいのか、背中や腰まで含めたいのかという点です。ここを決めないままレビューを読み比べても、評価の基準が違う商品を並べて見ていることになります。
足裏を踏むタイプは、突起の高さが数ミリから1cm前後で、1枚が35cm角前後の正方形や、140cm・175cmといった長さのロングサイズで売られています。
立って体重をかけるので、刺激は足裏の一点に集中します。
一方で寝るタイプは、先の尖った樹脂のスパイクを全面に並べ、背中を預けたときに体重が数千本に分かれる作りです。
背中に接する面積が広いので、足で踏むときより1本あたりの圧が下がります。
「イボイボマットレス」という言い方で検索されることもありますが、商品として流通しているのは寝具のマットレスではなく、この指圧マット(スパイクマット、シャクティマットとも呼ばれます)です。寝具売り場で探しても見つからないのは、分類がマッサージグッズ側にあるためです。
イボイボマットの素材で、硬さと痛み方がどう変わるか
踏むタイプのイボイボマットで使われるマットの素材は、ポリプロピレン、TPE(熱可塑性エラストマー)、シリコンの3タイプに分かれます。同じ突起の形でも、沈み込み方が変わるので刺激の質が違います。
ポリプロピレン製
硬い樹脂で成形されたタイプです。
突起がほとんど沈まないため、刺激は鋭く出ます。
足つぼマットとして古くからある形で、複数枚をジョイントして長くつなげられる製品が多く見られます。
水洗いしてから拭けば乾きが早い反面、床に直接置くと硬い樹脂の裏面が滑ることがあるので、設置場所は確かめてください。
TPE製
ゴムに近い弾性を持つ樹脂です。
突起が体重で少ししなるので、ポリプロピレン製より刺激が丸くなります。
丸型で直径55cmといった大判や、マグネットを埋め込んだ製品も流通しています。はじめて足つぼマットを使う人が、痛みで続かなくなるのを避けたい場合に向く硬さです。
シリコン製
「イボイボ マット シリコン」で探される商品群です。
シリコンは柔らかく、濡れても滑りにくい性質があるため、浴室や洗面所で使う足裏ブラシやマット、イボイボサンダルの底面に採用されています。
硬い樹脂の刺激が苦手な人や、入浴中に足裏を洗いながら刺激したい場合に選ばれる素材です。
ただし柔らかいぶん、立って体重をかける指圧用途では刺激が弱く感じられます。
タイプ別に、どの条件の人がどれを選ぶか
下の表は、流通している形ごとの作りと、合う使い方をまとめたものです。順位ではなく、条件での適合として見てください。
| タイプ | 作りの特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 足つぼマット(ポリプロピレン) | 硬い樹脂の突起、ジョイントで連結できる製品もある | 強い刺激を求める人、デスクワークの合間に足踏みしたい人 |
| 足つぼマット(TPE) | 突起がしなる、丸型や大判の製品や、水洗いできる製品もある | 刺激を控えめにしたい人、はじめて使う人 |
| ロングタイプ(140〜175cm) | 細長く、歩いて通過できる長さ、折りたためる製品もある | 廊下に敷いて歩きたい人、家族で共用する人 |
| シリコン製の足洗いマット・サンダル | 柔らかく濡れても滑りにくい、吸盤付きの製品もある | 浴室で足裏を洗いながら刺激したい人、硬い突起が苦手な人 |
| 指圧マット(スパイクマット) | 樹脂のスパイクを全面に配置、枕や収納袋が付く製品もある | 背中や腰まで含めてリラックスしたい人、寝て使いたい人 |
| フットローラー・イボイボサンダル | 手で転がす、または履いて歩く | マットを敷く場所がない人、座ったまま使いたい人 |
失敗しやすいのは、痛みの強さを想像で決めること
レビューで「激痛」と書かれている商品と「物足りない」と書かれている商品が、どちらも足つぼマットとして売られています。この差は体重と足裏の状態、そして突起の密度で生まれるので、他人の評価をそのまま自分に当てはめられません。
刺激が強すぎると、数日で使うのをやめてしまいます。
突起が密に並んだものは一本あたりの圧が分散して鈍くなり、突起の間隔が広いものは一点に体重が集まって鋭くなります。
写真で突起の数が多く見えるほど痛いとは限らないので、商品ページの突起の高さと配置を見てください。はじめは靴下を履いた状態で短時間から試す、という調整もできます。
もう一つ外しやすいのが、寝るタイプを「敷いて寝る寝具」と考えてしまう場合です。
スパイクマットは短時間のセルフケアに使う道具で、一晩寝るための寝具ではありません。
製品の注意表示に使用時間の目安が書かれているものは、その範囲で使ってください。
買う前に測るのは、敷く場所の実寸と足のサイズ
イボイボマットのサイズは35cm角前後の小型から、140cm・175cmのロングタイプまで幅があります。
ロングタイプを廊下に敷くなら、廊下の有効幅(壁から壁までの実寸)と、マットの幅35cm前後が収まるかを先に測ってください。
折りたたんで収納する前提なら、たたんだときの寸法が置き場所に入るかも確認が必要です。
床との関係では、マットの厚みと突起の高さを合わせた高さが、つまずきの原因になることがあります。
扉の下を通る位置や、段差の手前に敷くのは避けてください。
踏む動作で体が左右に揺れるので、横に手をつける壁や家具があるかも、置き場所を決める条件になります。
イボイボサンダルやスリッパを選ぶ場合は、足の実測サイズと製品の表記を突き合わせてください。
足つぼスリッパは突起のある中敷に足裏を押し付ける構造なので、大きすぎると刺激する位置がずれます。
浴室で履くものは、底面に滑り止め加工があるかを見てください。
濡れた床と石けんの残りが重なると、どの底面でも滑る条件が生まれるので、手すりのある場所で使うことをおすすめします。
イボイボマットの手入れと、買い替えを判断する目安
ポリプロピレン製とTPE製は水洗いできる製品が多く、浴室で使ったあとは流して立てかけて乾かせば、カビや臭いの発生を抑えやすくなります。
溝に皮脂や角質が溜まると滑りやすくなるので、突起の根元までブラシで洗ってください。
水洗い可の表示がない製品は、固く絞った布で拭く方法にとどめます。
指圧マットは、綿カバー付きでカバーを外して洗濯できる製品なら、汗をかく季節でも清潔を保ちやすくなります。スパイク本体は水に濡らしてよいかが製品で分かれるため、取扱表示に従ってください。
買い替えの判断は、突起の先端が丸くつぶれて刺激を感じなくなったとき、樹脂に割れやひびが出たとき、吸盤付きのものなら吸盤が床に留まらなくなったときです。
踏むタイプのマットの寿命は、毎日使うか週に数回かで大きく変わるので、使用期間ではなく突起とマットの裏面の状態で見てください。
割れた樹脂の縁で足裏を切るおそれがあるので、ひびを見つけたら使用をやめます。
よくある質問
イボイボマットの効果はどう説明されていますか
販売ページでは、足裏のツボを刺激する、血行促進、リフレッシュといった表現が使われています。
これらは各メーカーの説明であり、効果の程度は使う人の体調や使用頻度で変わります。
健康上の不調を治す目的の道具ではないので、痛みやしびれが続く場合は使用を中止し、医療機関に相談してください。
マットのイボイボが痛すぎて立てません。どうすればいいですか
靴下を一枚履く、椅子に座って足を乗せるだけにする、壁に手をついて体重の一部を逃がす、といった方法で圧を下げられます。
それでも痛みが強いなら、突起がしなるTPE製か、柔らかいシリコン製の足洗いマットに替えるほうが合っています。
無理に踏み続ける使い方は避けてください。
シリコン製と硬い樹脂製は、どちらが長く使えますか
使う場所で変わります。
浴室のように常に濡れる場所では、シリコン製は濡れても滑りにくい一方、柔らかいので突起がつぶれると刺激が落ちます。
硬い樹脂製は形が保たれますが、割れやひびが出たら交換が必要です。
どちらも突起の状態を見て判断してください。
フローリングに直接置いても大丈夫ですか
硬い樹脂の裏面が床に当たるので、踏んだときに前後へずれることがあります。
ラグの上に置くか、下に滑り止めシートを敷いてください。
吸盤付きの製品を無垢材の床に長時間貼ると、変色が出ることがあるので、目立たない場所で試してから使ってください。
まとめ
イボイボマットを選ぶときは、足裏を踏むタイプか背中に寝る指圧マットかを決めてから、マットの素材を硬いポリプロピレン、しなるTPE、柔らかいシリコンのどれにするかを選びます。
痛みの強さは突起の密度と自分の体重で変わるので、強い刺激を求めない場合は突起が密なものか、しなる素材を選んでください。
敷く場所の実寸と、扉の下や段差との位置関係も先に測っておくと、つまずきの原因を減らせます。
ぜひ本記事のタイプ別比較表と素材ごとの硬さの違いを参考に、自分の使う場所と刺激の好みに合う1枚を選んでください。





