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防災スリッパは普通のスリッパと何が違う?底の硬さを確かめる

地震で窓ガラスや食器が割れた室内を歩くために備えるのが防災スリッパです。寝室や玄関に置いておく家庭も増えていますが、「普通のスリッパとどこが違うのかわからない」「底が硬いものを選べばいいのか判断できない」と迷ったまま買いそうになる人も多いはず。

選び方を外すと、いざ足を入れたときに破片が突き抜けたり、走った拍子に脱げて裸足で踏んでしまうことも。

避難そのものが遅れます。

本ページでは、底とかかとという二つの軸、タイプごとの向き不向き、サイズと置き場所の合わせ方まで整理して解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

底とかかとで決まる防災スリッパ選び

素材やデザインより先に見るべきなのは、足裏を守る層と、足に留まる仕組みです。この二点が弱いと、他がどれだけ良くても目的を果たしません。

底に何が入っているか

防災用をうたう製品の多くは、中敷きの下に樹脂プレートや厚手の繊維シートを挟んでいます。

メーカーによっては、釘を使った試験の結果を公表している製品もあります。

ただし、試験は特定の条件で行われたもの。

とがった金属片や太い破片まで防げると読み替えないでください。

「刺さりにくくする層が入っている」までが確かな話です。

厚くすれば守りやすくなる一方、重くなり、床の段差も感じにくくなります。高齢の家族が普段から履くなら、重さは無視できません。

足に留まる仕組み

前しか覆っていない一般的なスリッパは、階段や早足で簡単に脱げます。

防災用として売られているものには、かかとにゴムバンドや面ファスナーのストラップが付いたタイプが多い。

留められるかどうかで、避難時の使い勝手はまったく変わります。

収納性と置き場所

折りたためるか、吊るせるか、袋に入るか。

ここは軸というより制約です。

寝室に置けない形のものを選ぶと、地震のときに手が届きません。

防災スリッパの種類ごとの違い

スリッパ型

見た目は普通のスリッパで、底に保護材を入れたもの。

日常の室内履きと兼用しやすく、家族が抵抗なく使えます。

かかとが開いているぶん、走ると脱げやすい。

ルームシューズ型・シューズ型

足全体を包み、かかとまで覆う形です。

ストラップ付きのものもあります。

脱げにくく、足の甲側の保護も期待できる。

反面、ムレやすく、夏は履き続けるのがつらいという声が出やすいタイプです。

折りたたみ携帯型

薄く畳んで袋に入れられるタイプ。

防災リュックや職場のロッカー、車内に入れておく用途に向きます。

底は薄めのものが多く、屋外を長く歩く前提の作りではありません。

あくまで「靴がない場所での一時的な足元確保」と考えてください。

靴下型・カバー型

足に密着する布製で、底に滑り止めや保護材を入れたもの。

脱げにくさは高い。

ただし厚みが取れないため、破片への対策としては控えめです。

タイプ別に向いている人

タイプ構造の特徴向いている人向かない人
スリッパ型かかとが開く。底に保護材普段履きと兼ねたい人。家族が多く、毎日履かせたい家庭階段の上り下りが多い家。小さな子ども
ルームシューズ型足全体を覆う。ストラップ付きもある脱げにくさを最優先したい人。就寝時に枕元へ置く人夏場もずっと履きたい人。ムレが苦手な人
折りたたみ携帯型薄く畳める。袋付きが多い職場・車・防災リュックに入れておきたい人これ1つで家の備えを済ませたい人
靴下型・カバー型足に密着。底に滑り止め足のサイズが合いにくい人。冷え対策も兼ねたい人ガラス片への対策を最重視する人

一つで全部をまかなおうとすると、どこかが必ず甘くなります。寝室にはシューズ型、リュックには携帯型と、置き場所ごとに分ける考え方のほうが現実的です。

失敗しやすい防災スリッパの選び方

底の硬さだけを見て選ぶ

硬いほど安心と考えて重いものを買い、結局しまい込むケース。

備えは、手の届く場所にあって初めて機能します。

毎日履けない硬さなら、寝室専用と割り切って別に用意したほうがいい。

家族全員を同じサイズでそろえる

フリーサイズ表記の製品は、実際には男性の足に合わせた寸法のことがあります。

子どもや足の小さい人が履くと、歩いた瞬間に前へ滑る。

人数分そろえるときこそ、サイズ表記を個別に確認してください。

普段のスリッパで代用できると考える

安価なスリッパは底が薄く、破片の上を歩く前提では作られていません。

日常の履き心地や価格帯の違いは100均スリッパとメーカー品の作りの差を見ると分かりますが、防災目的の保護材が入っているかどうかは別問題です。

同じ「スリッパ」でも役割が違います。

玄関にだけ置く

地震は寝ている時間にも起きます。ガラスが割れるのは寝室も同じ。玄関まで裸足で歩く前提の置き方では、意味が薄れます。

サイズと丈を合わせるコツ

防災スリッパのサイズはS・M・Lのレンジ表記が主流です。

「M(23〜25cm)」のように幅があり、下限と上限では履き心地が別物になります。

上限に近い足なら窮屈で、下限なら中で足が動く。

迷ったら、実際の足長がレンジの真ん中に来るサイズを選ぶのが無難です。

厚手の靴下を履いたまま使う想定なら、ワンサイズ上げる判断もあります。

ただし大きすぎると、階段でつまずく原因になる。

ここは安全側に振ってください。

丈は、甲だけを覆うものと、くるぶしまで来るものに分かれます。

丈が長いほど足の甲側に落ちてくるものを受けやすく、脱げにくい。

短いほど脱ぎ履きは速い。

就寝中の備えなら長め、日中の来客対応も兼ねるなら短めが扱いやすいでしょう。

置き場所と足数で変わる防災スリッパの実効性

寝室の枕元、リビング、玄関。

この3か所が基本です。

特に枕元は、暗い中で手探りで届く位置に置いてください。

袋に入れたままだと、あわてて取り出せません。

停電を伴う場面では、明かりも暖房も止まります。

冬の夜に足元だけ冷えるからと電気式の暖房器具を頼りにする備え方は成立しません。

パネル型とデスク型の足元ヒーターの違いは平常時の話であって、非常時の足元は履き物でしのぐことになります。

職場や車にも1足あると、外出先で靴を失ったときに動けます。折りたたみ型はここで効いてきます。

防災スリッパの手入れと交換の目安

洗えるかどうかは製品によります。

底に樹脂プレートが入っているものは、丸洗いを想定していない場合が多い。

表示を確認せずに洗濯機へ入れると、保護材が変形することがあります。

基本は固く絞った布で拭き、陰干し。

点検すべきなのは、かかとのゴムバンドです。

ゴムは使わなくても劣化し、伸びて留まらなくなります。

年に1度、防災用品の入れ替えと同じタイミングで引っ張って確かめてください。

普段履きと兼ねている場合、底のクッションは確実にへたります。

中敷きが沈んで薄くなったら替えどきです。

季節ごとに履き替える人は、ボアと裏起毛のあったかスリッパの選び分け夏向けの冷感スリッパを日常用に回し、防災用は履かずに保管する運用のほうが、いざというときの状態を保てます。

よくある質問

普通のスリッパでは代用できませんか

足裏を守る層が入っていない点が決定的に違います。

とはいえ裸足よりはましです。

買い替えるまでの間は、枕元にスニーカーを置いておく方法と併用してください。

枕元に運動靴を置くのとどちらがいいですか

屋外まで歩くなら靴のほうが確実です。

防災スリッパは、室内で散乱物を踏まずに移動し、玄関の靴までたどり着くための道具と考えると位置づけがはっきりします。

両方あるのが理想。

子ども用はどう選べばいいですか

大人用のフリーサイズは合いません。

脱げると転倒につながるため、かかとが留まる形を優先してください。

成長で毎年サイズが変わるので、点検のタイミングで足長を測り直す必要があります。

踏み抜き防止と書いてあれば安全ですか

そう読み替えないでください。

試験条件の範囲で刺さりにくいという意味であり、あらゆる破片を防ぐ保証ではありません。

足元を照らす明かりを併用し、そもそも危険な場所を歩かない判断とセットで使うものです。

足裏が疲れやすいのですが、底が硬いと負担になりますか

硬い底は衝撃を吸収しにくく、長時間履くと疲れを感じる人もいます。日常的に足裏がこわばる人は、足つぼマットとシートの硬さの違いのように、別の道具でケアを分けたほうが続けやすいでしょう。

まとめ

防災スリッパは、底の保護材とかかとの固定という二点で選びます。

日常でも履くならスリッパ型、脱げにくさ優先ならシューズ型、持ち歩くなら折りたたみ型。

サイズはレンジの真ん中を狙い、家族分は個別に確認する。

そして、寝室に置けるかどうか。

ここを外すと、どれだけ性能が高くても間に合いません。

買ったあとにゴムの劣化を年1回見る。

それだけで、備えの質はかなり変わります。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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