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冷え性のスリッパは何で選ぶ?足元の冷え対策に効く素材

厚手のスリッパを履いているのに、夕方になると足先だけが冷たいままという状態があります。

冷え性のスリッパ選びでまず見るのは、スリッパの素材そのものよりも、かかとまで包むかどうかという形です。

足首から下が外気に触れている時間が長いほど、足先の温度は下がります。

そのうえでウールやボアといった保温性のあるスリッパの素材を選ぶと、同じ厚みでも体感が変わります。

本記事では、かかとの開いた形と包む形の違い、ウール・ボア・綿それぞれの向き不向き、床からの冷えを止める底の作り、洗い方の目安まで解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

冷え性の足元で効くのは、スリッパの素材より「かかとを包むか」

一般的なスリッパは甲だけを覆い、かかとと足首は開いています。

この形だと、足の甲は暖かくても、かかとと足首の外側から熱が逃げ続けます。

足先が冷たいという悩みでスリッパを買い替える場合、同じ形のまま生地だけ厚いものに替えても、開いている部分は変わりません。

冷え性向けとして売られているルームシューズの多くが、かかとを包むブーツ型や、足首まで立ち上がる筒状の形をしているのはこのためです。スリッパとルームシューズは売り場で混ざって並びますが、足を入れたときにかかとが生地に収まるかどうかで、保温の考え方がまったく違います。

ただし、かかとを包む形には脱ぎ履きの手間という代償があります。

来客対応や宅配の受け取りで何度も玄関に出る家庭では、履いたまま歩き回れる手軽さを失います。

トイレや洗面所に行くたびに脱ぎ履きするのが面倒になり、結局履かなくなるという結果もあります。

日中ずっと在宅でデスクに向かう人はブーツ型、出入りが多い人は甲が深めのスリッパ型、という分け方になります。

冷え性に向くスリッパの素材は、ウール・ボア・綿で役割が違う

ウール

羊毛は繊維が縮れていて、その隙間に空気を抱え込みます。

空気は熱を伝えにくいので、生地そのものが薄くても暖かさを保ちやすい性質があります。

さらに羊毛は湿気を吸って放つため、足裏の汗で中が蒸れにくいという利点もあります。

冷え性で、なおかつ汗をかくと急に冷えるという人には、この吸湿性が効果を発揮しやすいスリッパの素材です。

一方で、ウールのスリッパは洗濯機で洗えない表示のものでは、手洗いか部分的な拭き取りになります。

縮みと毛玉も出ます。

毎週まとめて洗いたい人には管理が重くなります。

ボア・フリース(ポリエステル)

ポリエステル製のボアは、毛足の長いパイルで空気をためる作りです。

ウールに比べると吸湿性は劣りますが、洗濯機に入れられる製品が多く、価格の幅も広くて選択肢が豊富です。

室内で素足か薄い靴下で履くなら、履いた瞬間のふんわりした暖かさはボアのほうが分かりやすいです。

欠点は、汗をかいたときに湿気が生地にこもることと、毛足が寝てくるとクッション性が落ちることです。踏みつぶされた状態のボアは、断熱の役目をほとんど果たしません。

綿・パイル

綿のパイル地は吸水性が高く、足裏の汗を吸ってくれます。

ただし吸った水分をためこむ性質があるため、濡れたまま履き続けると気化熱で足が冷えます。

冷えだけを目的に選ぶなら主役にはなりませんが、夏場との兼用や、汗で蒸れやすい人の中間期用として選ぶ道はあります。

100均の夏用スリッパは蒸れない?素材別に履き心地を確認では、通気を優先した素材の違いを解説しています。

床からの冷えを止めるのは、スリッパの底の厚みと層の数

足先が冷たい原因が室温ではなく床にある場合、上側の生地をいくら厚くしても変わりません。

フローリングやクッションフロアの表面温度は、冬場の室温より数度低くなります。

足裏はその床と接し続けているので、底が薄い布だけのスリッパでは熱が床へ逃げ続けます。

見るのはスリッパの底の作りです。

中にウレタンやEVA(軽量で弾力のある樹脂)が入っているもの、あるいは中敷きとアウトソールが別々に重ねてあるものは、床との間に空気の層ができます。

手で底をつまんで、指が沈む感触があるかどうかが目安になります。

ペラペラで折り曲げられる底は、断熱という点では布1枚と変わりません。

畳やカーペットの部屋なら床そのものが断熱材として働くため、底の厚みにこだわる必要は下がります。

反対に、タイル張りの脱衣所やキッチンに立つ時間が長いなら、底の厚いタイプを選ぶ価値があります。

ただし底が厚くなるほど足裏の感覚は鈍くなり、段差でつまずきやすくなります。

階段を上り下りする家では、厚さと歩きやすさの兼ね合いで決めてください。

タイプ別に見る、冷え性の人への向き・不向き

タイプ作りの特徴向いている人向かない人
ウールのブーツ型かかとと足首を包み、羊毛が湿気を吸って放つ在宅時間が長く、足裏に汗をかくと冷える人洗濯機でまとめ洗いしたい人
ボアのブーツ型毛足の長いポリエステルで空気をためる素足か薄い靴下で、暖かさを優先したい人汗が多く、蒸れが気になる人
ボアの甲深スリッパ型かかとは開くが甲を深く覆う来客や宅配で脱ぎ履きが多い人かかとの冷えが主な悩みの人
底が厚い中綿入りタイプウレタンやEVAの層で床と足裏を離すフローリングやタイルの床で立ち仕事をする人階段の上り下りが多い家の人
綿パイルのスリッパ型吸水性が高く洗濯しやすい夏と冬で履き分けたい人真冬の保温だけを求める人

表で自分の条件に近い行が2つ以上あるなら、優先するのは「脱ぎ履きの回数」です。履かなくなったスリッパは暖かさを生みません。

冷え性のスリッパ選びでつまずきやすい3つのこと

靴下の厚みを足していない

冷え対策で厚手の靴下を履く人が、素足基準のスリッパのサイズで買うと、中で足が圧迫されます。

足が締め付けられると血のめぐりが悪くなり、暖かいスリッパの素材を使っていても足先が冷たいままになります。

冬用の厚い靴下を履いた状態で試し履きするか、ふだんの靴のサイズより少し余裕のあるものを選んでください。

スリッパのサイズの測り方はスリッパの選び方はサイズが決め手?素材と足裏の感覚もで解説しています。

保温だけを見て底の滑りを見ていない

ボアやウールの生地をそのまま底まで回した製品は、フローリングの上で滑りやすくなります。

足を引きずるように歩く癖があると、前に滑ってバランスを崩します。

底にゴムや樹脂の滑り止め加工が付いているかを確認してください。

手すりのない廊下や階段で履くなら、保温より底の作りを先に見ます。

ソールの違いは滑りにくいスリッパは室内用でどれ?ソール素材の違いと選び方で解説しています。

へたった状態のまま履き続けている

ボアの毛足が寝て、底のウレタンが潰れたスリッパは、新品のときと同じ見た目でも断熱の層が失われています。履き始めより足が冷えると感じたら、底をつまんで弾力が残っているかを確かめてください。

冷え性用スリッパは、洗えるかどうかで暖かさを保てるかが変わる

足裏は一日中汗をかいています。

その汗がボアや綿の繊維にたまると、湿った生地が体温を奪う側に回ります。

暖かいスリッパほど中が蒸れるので、洗える作りかどうかは保温性と同じくらい重要な条件になります。

洗濯機可の表示があるポリエステル製は、洗濯ネットに入れて弱水流で洗えます。

問題は乾燥で、中綿の入ったブーツ型は内部まで乾くのに時間がかかります。

洗ったあとは履き口を下にして立てかけ、風の通る場所に置いてください。

乾ききらないまま履くと、かえって足が冷えます。

洗い方と乾かし方は洗えるスリッパの洗い方は?洗濯機で洗える素材と乾かし方で解説しています。

洗える替えをもう1足用意して交互に履く運用にすると、毎日洗わずに済みます。

よくある質問

スリッパと厚手の靴下、冷え性にはどちらを先に用意すべきですか

床の冷たさが原因なら、靴下だけでは足裏と床の距離が変わりません。

底に厚みのあるスリッパのほうが床からの熱の逃げを抑えられます。

室温そのものが低い場合は、両方を組み合わせる形になります。

足先だけが冷たく、ふくらはぎは暖かいのですが、スリッパで変わりますか

かかとと足首が開いたスリッパを履いているなら、包む形に替えることで足先の冷えが変わる場合があります。

ただし、しびれや色の変化をともなう冷えが続くときは、履き物では対応できません。

医療機関に相談してください。

ウールのスリッパは夏も履けますか

羊毛は湿気を吸って放つため、季節を問わず履けるスリッパの素材ではあります。

ただし毛足の長いボア付きのものは、夏場は熱がこもります。

通年で1足にするなら、ウールの薄手で毛足のないフェルト状のものを選ぶ形になります。

冷え性向けのブーツ型スリッパは、来客用と分けて用意したほうがよいですか

自分用のブーツ型と、来客用の薄いスリッパは分けて用意する家庭が一般的です。

来客用の選び方は使い捨てスリッパは100均で足りる?来客用に選ぶときの見極めで解説しています。

まとめ

冷え性のスリッパで最初に決めるのは、かかとを包む形にするか、脱ぎ履きのしやすいスリッパ型にするかです。

そのうえでウールかボアかを選び、床の冷たさが気になるなら底の厚みを足します。

洗えるかどうかは、暖かさを保ち続けられるかという点で同じくらい重要な条件です。

ぜひ本記事のタイプ別の比較表と、靴下の厚みを含めたスリッパのサイズの確かめ方を参考に、自分の過ごし方に合う1足を選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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