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スリッパの洗濯は洗濯機でできる?乾燥機で型崩れしないか

洗ったらスリッパの底が波打った、ごわごわになった、という経験はありませんか。

スリッパの洗濯でつまずくのは、洗濯表示のタグが付いていない製品が多いことです。

中敷きが接着剤で貼られているタイプや、底に硬い樹脂板が入っているタイプは、洗濯機の脱水で回されると剥がれたり反ったりします。

逆に、布だけで縫い合わされたルームシューズ寄りのものは、洗濯ネットに入れれば洗える場合もあります。

本記事では、洗える作りかどうかの見分け方、洗濯機を使う条件、乾燥機で型崩れが起きる理由、ニトリのスリッパの扱いまで解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

スリッパの洗濯で失敗する原因は、作りと乾かし方の2か所

洗ったあとに「ごわごわになった」「底が波打った」という状態になるとき、原因は2か所に分かれます。

洗う前の段階、つまりそのスリッパがそもそも水に耐える作りかどうか。

もう一つは、洗ったあとの乾かし方です。

接着剤と芯材が水でゆるむ

スリッパの多くは、表地・クッション材・底材を接着剤で貼り合わせて作られています。

縫っていない部分が水に浸かると接着力が落ち、脱水の遠心力で層がずれます。

底に紙系の芯材(ボール紙に近い板)が入っているものは、水を吸った時点で戻りません。

履き口がぱかぱかになる、底が反って床に当たるとかたかた鳴る、といった症状はここから出ます。

乾ききる前に履いて形が決まる

もう一つは乾燥の途中で履いてしまうことです。

濡れたスリッパの素材は繊維が伸びやすく、その状態で足を入れると伸びた形のまま乾きます。

洗濯自体はうまくいっていても、乾かし方で型崩れが起きるのはこのためです。

中綿入りのものは表面が乾いても内部が湿ったままなので、見た目で判断すると間違えます。

洗えるスリッパかどうかは、底を曲げれば見分けられる

タグがない製品でも、手で確かめられる点が3つあります。

確かめる場所洗える側の反応洗わないほうがよい反応
底を縦に曲げるくるりと丸まる、または半分に折れる硬くて曲がらない、折り目が白く筋になる
履き口の縁を見る生地を折り返して縫ってある合成皮革を貼って端を留めただけ
中敷きの端を指で起こす縫い付けられていて浮かない指で持ち上がる(接着のみ)

底が丸まるほど柔らかく、縫製で組まれているものは、水に浸けても戻る確率が高い作りです。

反対に、硬い板入り・合成皮革貼り・中敷きが接着だけ、のうち1つでも当てはまるスリッパは、洗濯より拭き取りと陰干しに切り替えてください。

ルームシューズとスリッパの構造の違いはルームシューズとスリッパの違いで解説しています。

かかとと底の作りが分かると、手元の1足がどちら寄りかも判断しやすくなります。

スリッパを洗濯機で洗うときの条件

洗濯機に入れてよいのは、洗濯表示に桶のマークがあるもの、または前の項目で「洗える側」に当てはまったものです。そのうえで、回し方を落としてください。

ネットとコースの組み合わせ

1足ずつ洗濯ネットに入れ、手洗いコース(ドライコース・おうちクリーニングなどの名称)を選びます。

標準コースの撹拌では、硬い底が槽の内壁に当たって本体も傷みます。

洗剤は中性のおしゃれ着用で、洗濯機には漂白剤を入れません。

漂白剤を使うのは、後述の布だけのスリッパのつけ置きに限ります。

脱水は30秒から1分で止めます。

長く回すほど接着面がずれるので、水が落ちなくなる程度で切り上げて、残りはタオルで挟んで吸わせます。

洗濯機に入れないほうがよいもの

ファー付き、ビーズやスパンコールの飾り付き、い草やコルクの底、低反発ウレタンの中材は、洗濯機では形が崩れます。

低反発ウレタンは水を吸うと重くなり、脱水でちぎれることがあります。

これらは手洗いに回してください。

手洗いの手順はスリッパの手洗いと型崩れしない乾かし方で解説しています。

スリッパを乾燥機に入れると型崩れする理由

洗濯機より事故が多いのは乾燥機です。

衣類乾燥機やコインランドリーの乾燥機は、ドラム内が60度を超えることがあります。

スリッパの接着剤は熱で軟らかくなる種類が使われているため、高温で回されると貼り合わせた層が動き、冷めたところで歪んだまま固まります。

これが乾燥機による型崩れの中身です。

合成皮革の表地は熱でひび割れ、ファーは毛が寝て戻りません。

ウレタンは縮みます。

EVA樹脂の底は熱で反ります。

いずれも乾燥機では元に戻せないので、スリッパは乾燥機を使わず、風で乾かしてください。

どうしても急ぐなら、送風のみのモード(温風を出さない設定)がある機種に限ります。

風通しのよい乾かし方は、つま先を下に向けて干すことです。

洗濯ばさみで履き口を挟んで吊るすと、水が中綿からつま先へ抜けます。

底を下にして平干しすると底材が乾かず、においの原因になります。

扇風機やサーキュレーターの風を当てれば半日から1日で乾きます。

中綿入りは1日以上かかるので、2足を交代で使うと乾燥を待てます。

ニトリのスリッパの洗濯方法は、商品タグの表示で決まる

ニトリのスリッパは品番ごとに洗濯の可否が分かれていて、「洗える」とうたった商品と、そうでない商品の両方が並びます。

共通の答えはないので、商品タグか商品ページの表示を見てください。

洗えるシリーズは「洗濯機可」「手洗い可」のいずれかが書かれており、そのとおりに扱うのが前提です。

タグを切ってしまった場合は、前述の底の曲げ方と中敷きの縫製で判断します。

ニトリのフロアスリッパやルームシューズには、中にパイプやビーズを詰めたものや、底にEVA樹脂を使ったものがあり、それぞれ乾きにくさが違います。

洗える表示のある製品でも、乾燥機の使用は不可と書かれていることがあるので、洗濯マークだけ見て乾燥機に入れないでください。

洗えるスリッパの素材の見分けと乾かし方をまとめて確認したいときは洗えるスリッパの洗い方と乾かし方で解説しています。

洗っても臭いが戻るときに考えること

洗ったのに数日で臭いが戻る場合、原因は汚れではなく中材に残った水分と菌です。

中綿やウレタンの奥は洗剤が届きにくく、すすぎも抜けにくいため、洗うたびに内部が湿る時間が長くなります。

洗濯の回数を増やすほど臭いが早く戻るなら、洗いよりも乾燥と交代使用に手を打つほうが筋です。

酸素系漂白剤を使ったつけ置き(40度程度のお湯に30分)は、色柄物でも使える製品であれば菌を減らせます。

ただし接着剤でできたスリッパでは、長くつけるほど剥がれに近づきます。

つけ置きはスリッパの素材が布だけのものに限ってください。

重曹での消臭をどこまで期待できるかはスリッパの消臭と臭いの原因で解説しています。

それでも戻るなら、中材が劣化して水を含みやすくなっている状態です。

臭いや傷みの対策として効果が薄い洗濯のやり方

よく紹介されるものの、スリッパでは結果につながりにくいやり方が3つあります。

  • 熱湯をかけて殺菌する方法は、接着剤をゆるめて底を剥がす側に働きます。つけ置きは40度前後までにとどめてください。
  • 柔軟剤を多めに入れても、底材のごわつきは戻りません。ごわつきは接着剤と芯材が固まったもので、繊維の手触りの問題ではないからです。
  • 洗濯のあとに天日でからからに乾かす方法は、合成皮革とEVA樹脂を硬化・変色させます。乾かすのは日陰と風です。

靴用の消臭スプレーを洗濯の代わりにする使い方も、汚れが残ったままでは臭いの元が減りません。履いた日に拭く、乾かす、1日おきに替える、という3つを回すほうが、洗濯の回数を増やすより効果があります。

次に買うときは、洗濯のしやすさを底で選ぶ

洗濯で失敗したくないなら、売り場で底を曲げてみて、丸まるほど柔らかいものを選んでください。

全体が布で縫製されていて、中敷きが縫い付けられ、洗濯表示に桶マークがあるものが扱いやすい組み合わせです。

乾きの速さで言えば、中綿の入っていない一枚仕立てで、スリッパの素材がメッシュやパイル地のものが有利です。

来客用のように洗う前提で使うなら、同じものを2足買って交代させると、乾燥を待つ間も困りません。

夏場に蒸れやすいと感じるなら、素材の違いは100均の夏用スリッパの素材別の履き心地で解説しています。

来客分をまとめて用意する方法としては、使い捨てスリッパの選び方も選択肢になります。

よくある質問

洗濯表示のタグが付いていないスリッパは洗えますか

洗えるかどうかは作りで判断します。

底を縦に曲げて丸まり、中敷きが縫い付けられていて、表地が布なら水洗いできる可能性が高いです。

硬い板が入っていて曲がらないもの、合成皮革を貼ったもの、中敷きが指で浮くものは、洗濯ではなく固く絞った布で拭いて陰干しにしてください。

スリッパを洗濯機に入れるとき、他の洗濯物と一緒でもいいですか

一緒に回すと、スリッパの底が衣類をこすって毛羽立たせます。

タオル類と分けて、スリッパだけを洗濯ネットに入れて手洗いコースで回してください。

足裏の汚れが付いたものなので、下着やフェイスタオルと混ぜないほうが扱いやすくなります。

乾燥機が使えないと、冬は何日で乾きますか

室内で干す場合、一枚仕立ての薄手なら半日から1日、中綿やウレタンが入ったものは1日から2日かかります。

つま先を下に向けて吊り、サーキュレーターの風を履き口に当てると短くなります。

暖房の吹き出し口に直接当てると熱で底が反るので、風だけを当ててください。

まとめ

スリッパの洗濯でつまずく原因は、硬い底材と接着剤を使った作りと、乾ききる前に履いてしまう乾かし方の2つにほぼ集まります。

底を曲げて丸まるか、中敷きが縫い付けられているかを見れば、洗濯機に入れてよい1足かどうかは手元で判断できます。

洗うときは洗濯ネットと手洗いコース、脱水は短く、乾燥機は使わずにつま先を下げて風で乾かす、という流れで型崩れを避けられます。

ニトリのように商品ごとに可否が違う場合は、必ずタグか商品ページの表示に従ってください。

ぜひ本記事の見分け方の表と乾かし方の手順を参考に、手元のスリッパをどう扱うか決めてください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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