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洗濯機の転倒防止は地震前に|かさ上げ台が倒れる原因と固定手順

洗濯機は毎日使う家電ですが、脱水時の振動で少しずつ位置がずれていきます。しかし、「脱水のたびにガタガタ動く」「かさ上げ台に乗せてから揺れが大きくなった」と不安を抱えたままにしている方は少なくありません。

ぐらついた状態の洗濯機は、地震のときに倒れて給水ホースが抜け、床を水浸しにする恐れがあります。

倒れた本体が出入り口をふさぎ、避難の妨げになることも。

本ページでは、転倒防止の基本手順・よくある失敗と直し方・点検の間隔まで、順を追って解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

洗濯機の転倒防止でまずやる四つの手順

電源プラグを抜き、給水栓を閉める

作業中に誤って運転が始まると危険です。ホースを触るなら水も止めておく。ここは数十秒で終わります。

本体の下と防水パンのゴミを取る

髪の毛やほこりの塊が脚の下に挟まると、それだけで一本が浮きます。

細いブラシと掃除機で脚まわりを先に片づける。

このときパンの排水口も見ておくと、あとで本体を動かし直す手間が減ります。

水平を確認して調整脚で合わせる

水平器を本体上面の前後方向と左右方向に置き、気泡の位置を見ます。

スマホの計測アプリでも代用可能。

傾いていたら、低い側の調整脚(アジャスター)を回して伸ばす。

高い脚を縮めるより、低い脚を伸ばして四本すべてを接地させる方向で合わせるのが基本です。

ロックナットが付いている機種なら、合わせたあとに締めて固定します。

がたつきを消してから固定具を付ける

本体の四隅を上から押し、対角がカタカタ動かないか確かめる。

動かなければ、転倒防止ベルトやストッパーの出番です。

ベルトを壁に留めるなら、ビスは必ず下地(間柱)へ打ちます。

石膏ボードだけに刺さったビスは、揺れの荷重であっさり抜ける。

水平を飛ばした固定具では洗濯機は止まらない

洗濯機の振動は、脱水時に槽が高速で回ることで生まれます。

中身が片寄っていれば、その力は本体全体を押す方向に働く。

四本の脚のうち一本でも浮いていると力を受け流せず、本体が少しずつ移動します。

いわゆる「洗濯機が歩く」状態です。

歩いた先で何が起きるか。

給水ホースが引っ張られて継手が緩む、排水ホースが本体の下敷きになって水が流れない、壁にぶつかって外装がへこむ。

夜に脱水をかけて、朝になったら床が濡れていた——という失敗はここから始まります。

固定具を先に付けた場合も同じ。

揺れの発生源は消えていないので、ベルトとビスが振動を受け続けます。

ビスが緩み、壁紙が裂け、下地の穴が広がっていく。

固定具は動かないものを動かないまま保つ道具であって、揺れそのものを止める道具ではありません。

転倒防止でよくある失敗と直し方

防振ゴムを敷いたら揺れが増えた

四枚のうち一枚だけ厚みが違う、あるいは脚の中心からずれて乗っている。

この状態ではゴムが傾き、かえって不安定になります。

本体をいったん浮かせて、脚の受け面の中央にゴムが収まっているか確認する。

厚みを稼ぎたくて二枚重ねにするのは避けたい。

重心が上がるうえ、重ね面が滑ります。

かさ上げ台が防水パンの縁に乗っている

パンの内側は平らに見えて、縁の立ち上がりや排水口まわりに段差があります。

台の脚がその段差にかかると荷重が一点に集中する。

設置前にパンの内寸と、本当に平らな面の範囲を測っておきましょう。

台の選び方はかさ上げに使う台とブロックの違いを比べた記事が参考になります。

木片や段ボールを噛ませている

脱衣所は湿気がこもる場所。

段ボールは水を吸って潰れ、無垢の木片はカビの温床になりがちです。

数か月後に高さが変わって、また傾く。

応急処置にとどめて、樹脂や金属の専用品へ替えるのが安全です。

手持ちの材料で高さを作る発想については棚の底上げをDIYと市販台で比べた記事で整理しています。

ベルトが石膏ボードに刺さっているだけ

下地探し(針式やマグネット式)で間柱を探し、そこへ打ち直します。

コンセントの脇に柱があることは多いものの、確実ではない。

壁に打てない住まいなら、ベルトに頼らず床側の移動防止と水平出しに力を割く方が現実的です。

用意する道具と、代用できるもの

専用工具をそろえなくても、大半は家にあるもので足ります。

道具用途代用
水平器本体の傾きを見るスマホの計測アプリ(ケースを外し、上面の平らな所に置く)
モンキーレンチ調整脚のロックナットを締める幅の合うスパナ、大きめのプライヤー
下地探し壁の間柱を探す代用は勧めない。叩いた音だけの判断はよく外れる
懐中電灯脚元と排水口の確認スマホのライト
細いブラシ脚まわりのほこり取り使い古しの歯ブラシ

本体を浮かせる作業が必要なら、ひとりで抱えないこと。

ドラム式は特に重く、無理に傾けると床材がへこみます。

厚手の毛布を敷いて滑らせる手はありますが、フローリングの上を引きずれば傷のもと。

脚が床を傷める仕組みは脚まわりの床傷対策をまとめた記事と共通します。

転倒防止の点検は間隔を決めて続ける

一度合わせたら終わり、ではありません。ゴムはへたり、ビスは緩み、床もわずかに動きます。

  • 設置した直後と、その一か月後
  • 以降は半年から一年に一度
  • 防水パンや床を掃除して本体を動かしたあとは毎回
  • 引っ越しの直後
  • 地震のあと

ただ、間隔より当てになるのは音の変化です。

いつもより脱水がうるさい、床に響く、洗濯物の量も片寄りもふだんどおり。

そういう日は脚のどれかが浮いていると考えていい。

気づいたその日に見る。

それが一番早い。

床と設置場所で変わる転倒防止の注意点

防水パンの上に置く場合

パンの縁が移動を止めてくれる反面、脚が内側でずれると打音の原因になります。

かさ上げ台を使うなら、排水口の点検スペースを塞がない配置に。

詰まったときに手が入らないと、結局また本体を動かすはめになります。

クッションフロアや複合フローリングに直置きする場合

洗濯機の重量は四点の脚に集中します。

やわらかい床材ならそこがへこむ。

さらにゴム製品を長く置くと、成分が移って黒ずみが残ることがあります。

樹脂プレートや当て板を挟むのが無難ですが、素材の相性は事前に確かめたいところ。

家具を動かす前に目立たない隅で数日試すと、判断を誤りにくくなります。

木造の2階や、たわみのある床

床そのものが揺れている場合、本体をどれだけ水平にしても振動は残ります。

面で受ける台を使い、荷重を分散させる方向で考える。

かさ上げ全般の選び方は家具のかさ上げアイテムと選び方の記事にまとめています。

床を這う給排水ホースや電源コードも、ついでに整えておきたい。

踏んで引っかければ、それ自体が本体を動かす力になります。

床に粘着で留めるときの注意点は配線カバーが浮く・剥がれる原因の記事が参考になるはずです。

よくある質問

賃貸で壁にビスを打てません

まず管理会社か大家へ確認を。

打てない前提なら、水平出しと床側の移動防止を優先します。

粘着式や突っ張り式の固定具もありますが、床材や壁紙を傷める可能性は残る。

取り付ける前に原状回復の範囲を確かめておくと安心です。

ベルトを付ければ地震でも倒れませんか

倒れないとは言い切れません。

揺れの大きさ、壁の下地、取付の精度で結果は変わります。

固定具は被害を減らすための一手にすぎない。

使わないときは給水栓を閉める、扉の前に物を積まない、といった習慣と組み合わせて考えてください。

新品なのに振動と音が大きいです

ドラム式は輸送用の固定ボルトが付いた状態で届くものがあります。

これを外さずに運転すると、異常な音や振動、故障の原因になる。

取扱説明書で該当の有無を確認してください。

かさ上げ台を使うと揺れやすくなりませんか

位置が高くなるぶん、重心は上がります。

台の耐荷重を確認し、四隅すべてが接地しているかを見る。

掃除のしやすさと安定性は、ある程度引き換えの関係です。

キャスター付きの台は動かしやすい反面、ロックが甘いと勝手に移動します。

キャスターの高さを上げる方法をまとめた記事も合わせてどうぞ。

まとめ

順番は変わりません。

ゴミを取り、水平を出し、がたつきを消し、最後に固定する。

この四つを踏めば、脱水のたびの移動はかなり抑えられます。

そして半年に一度は見直す。ゴムはへたるし、ビスは緩む。設置した日の状態は、思っているほど長くは続かない。

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