ジョイントマットをベッド下に敷くとへこみ防止になる?敷き方の手順
ベッドを動かしたとき、フローリングに脚の形をしたへこみが四つ残っていることがあります。
ジョイントマットをベッド下に敷くと、脚にかかる重さが点から面へ広がり、床側のへこみは出にくくなります。
ただしEVAのジョイントマットは柔らかいので、今度はマット自体が沈みます。へこみ防止として使うなら、脚の下に硬い当て板を一枚足すところまでが手順です。
本記事では、ベッド下への敷き方の手順・脚が継ぎ目に乗ったときの不具合・椅子やタンスを載せる場合のへこみ対策を解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ジョイントマットはベッド下のへこみ防止になるのか
フローリングにへこみが出るのは、ベッド全体の重さが脚の小さな接地面に集まるためです。
シングルサイズでも、本体とマットレス、寝具、そこに寝る人の体重が四本の脚に分かれて伝わるので、脚の下だけ圧力が強くなります。
ジョイントマットを挟むと、その圧力がマットの面に広がってから床へ届くため、脚の形の跡が床に付きにくくなります。
とはいえ、EVAのジョイントマットは体重をかければ沈むくらいの柔らかさがあります。
重い家具の脚を直接載せると、マット側が深く沈んで戻らなくなり、沈んだまま荷重を受け続ければ、その真下の床にも力が集まります。
床のへこみが残らないとは言い切れません。
ベッド下に敷く目的がへこみ防止なら、マットを敷くことと、脚の接地面積を広げることの二つをセットで考えてください。
どの程度沈むかはジョイントマットの素材で変わります。流通している製品の中心であるEVAの性質は、EVA素材の特徴と何歳まで使えるかで解説しています。
ベッド下にジョイントマットを敷く手順
作業の山は、マットを並べる工程ではありません。
ベッドをどかすところと、脚が来る位置を決めるところで仕上がりが変わります。
部屋全体に広げる場合の並べ方はフローリングの痛さを防ぐ並べ方で解説しています。
床を掃除して、乾かしてから敷く
ベッドを部屋の隅へ寄せるか、組み立て式なら分解して床を空けます。
砂やホコリをそのままマットで覆うと、人が歩いた振動で粒がマットの裏面と床の間を動き、細かい擦り傷のもとになります。
掃除機をかけ、固く絞った雑巾で拭いたあと、床が乾くまで待ってから敷き始めてください。
脚が来る四か所に目印を置く
並べ始める前に、ベッドの脚が落ちる位置をメジャーで測って目印を置きます。
継ぎ目の真上に脚が乗ると、下向きの力でジョイントの凸部が押し広げられ、外れて段差になります。
脚が1枚の中央付近に収まるよう、敷き始めの壁を変えるか、半枚分ずらして調整します。
1枚が大きいタイプほど継ぎ目の本数が減るので、脚を避けやすくなります。
大判の有無とサイズの違いはダイソーのジョイントマットのサイズと厚みで解説しています。
壁際を切り、当て板を入れてから戻す
壁際は、敷いたマットの上に切る予定の1枚を重ねて折り目を付け、その線に大型カッターを通すと切り口が直線になります。
敷き終えたら、脚の下に当て板を置いてからベッドを戻してください。
一人で持ち上げられない重さなら、部屋の半分だけ敷いてベッドをそちらへ移し、空いた側に残りを敷く順にすると、持ち上げる回数が一度で済みます。
ジョイントマットの敷き方でつまずきやすい失敗と直し方
脚が継ぎ目に乗って段差ができた
脚の下の継ぎ目が開き、段差ができてベッドがわずかに傾く状態です。
ジョイントの凸部が伸びてしまった枚は、はめ直しても同じ場所からまた外れます。
ベッドの片側を持ち上げて該当する1〜2枚を交換し、同時に脚の位置が枚の中央へ来るよう並べ替えてください。
床側に色が移った
濃い色のジョイントマットを長く敷いたままにすると、床の表面に色が移ることがあります。
気づくのはマットをめくったときなので、敷いてから一度も確認していない部屋ほど範囲が広がります。
移ってしまった場合の落とし方と、敷く側でできる予防は床の色移りの落とし方と防止策で解説しています。
めくらないままカビが出た
ベッド下は空気が動きにくく、寝ている間に出た湿気がこもります。
マットの裏面と床の間に水分が残ると、黒い点状の汚れが出ます。
年に二回、寝具を入れ替えるタイミングでマットをめくり、裏面と床の両方を乾かしてください。
下に挟む除湿材の選び方は下に敷くシートと除湿の方法で解説しています。
ジョイントマットの上に家具を置くときのへこみ対策
脚のある家具は当て板で接地面を広げる
ベッドやタンス、本棚のように脚で立つ家具は、脚の断面積がそのまま荷重の受け面になります。
脚よりひと回り大きい硬質の当て板を挟むと、同じ重さがより広い面に分かれ、マットの沈み込みが浅くなります。
使うのは、たわまない硬さのある板です。
フェルトだけを貼っても、圧力でつぶれて脚の形に沈みます。
ジョイントマットの耐荷重を表示している製品では、その数値を超える家具を載せないでください。
デスクチェアのキャスターは硬いマットを重ねる
椅子のへこみが問題になるのは、キャスターの接地面が脚よりさらに小さく、そこに体重が乗ったまま動くからです。
EVAの表面は削れて毛羽立ち、車輪の通り道に沿って黒い筋と溝が残ります。
椅子を置く範囲だけ、硬質のチェアマットをジョイントマットの上に重ねると、車輪の荷重がその板で分散します。
ベッド下と兼用の部屋でも、椅子の可動域は別扱いにしてください。
用意する道具と、代用できるもの
欠かせないのは、メジャー、掃除機、そして脚の下に入れる当て板です。
マットを切る大型のカッターとまっすぐな定規は、あると作業が進めやすくなります。
カッターは刃幅の広いものを選ぶと、マットの厚みがあっても一度で切り下ろせます。
刃を細かく折って新しい角を出すと、切り口が溶けたように伸びずに済みます。
定規は、切る前に敷いたマットの直線をガイドに使えば代用が利きます。
当て板は家具用の硬質プレートでも、適当な大きさに切った合板でも同じ働きをします。
工具を増やしたくない場合、厚み1cm前後のジョイントマットなら、裁ちばさみでも切れます。
切り口が波打つので、見える場所は後からカッターで整えてください。
床材で変わる敷き方と、点検するタイミング
無垢フローリング・クッションフロア・畳の違い
無垢のフローリングは湿気を吸って膨らみ、乾くと縮みます。
全面を覆うと水分の抜け道がなくなるため、ベッドの頭側や壁際を少し空けて敷き、湿気が逃げる場所を残してください。
クッションフロアは表面が樹脂なので、長く密着させるとマットが張り付いたり色が変わったりすることがあります。
畳は湿気を含みやすく、カビの出方が板の床と違うので、めくる間隔を短くしてください。
床暖房を使う部屋では、製品の表示に床暖房対応と書かれたものだけを敷きます。
表示のない製品は、熱で変形したりにおいが出たりします。
めくって確かめる間隔と交換の見きわめ
見るのは脚の下のへこみ、継ぎ目の開き、裏面と床の湿り、そして床の変色です。
ジョイントマットの寿命は踏む回数と載せる重さで変わるので、脚の下の数枚だけ先に沈みます。
沈んだへこみが一日置いても戻らなくなったら、その枚を交換してください。
マットの厚みや大きさを買い替えから見直す場合の基準は、厚みと大きさ、素材で決める基準で解説しています。
よくある質問
ベッドの下だけに敷いても意味がありますか
脚にかかる荷重を分散させる目的なら、脚の周囲だけでも働きます。
ただしマットの縁で段差ができるため、ベッドからはみ出す部分でつまずいたり、掃除機のヘッドが縁に乗り上げたりします。
縁用のパーツが付属する製品では、それを付けて段差をなだらかにしてください。
ベッドの脚が沈んでできたへこみは戻りますか
荷重をどかして一日ほど置くと、浅い沈みは戻ることがあります。
表面が伸びてしまったものや、凸部が広がった継ぎ目は元に戻りません。
戻らない枚を部屋の隅の踏まない位置と入れ替えると、残りを使い続けられます。
ベッド下に敷いたマットは掃除機をかけられますか
かけられますが、ヘッドを継ぎ目に対して斜めに動かすと凸部を引っかけて外すことがあります。
継ぎ目の線に沿って前後に動かしてください。
ベッドの下は手が届きにくいので、年二回の点検のときにマットごと外して洗うほうが、裏面の汚れも落とせます。
ジョイントマットの上にマットレスを直に置いてもよいですか
ジョイントマットは床のへこみ防止と足音の緩和を目的にした製品で、寝具の下に敷く通気層の代わりにはなりません。
マットレスを直に載せて、間にこもった湿気が逃げない状態が続く場合は、マットレスの裏面にカビが出ます。
すのこやベッドフレームを使ってください。
まとめ
ジョイントマットをベッド下に敷くと脚の荷重は面に広がりますが、マット自体が柔らかいので、へこみ防止として使うなら脚の下の当て板までが一組です。
並べる前に脚の位置を測り、継ぎ目を避けて1枚の中央に落とすことで、段差や継ぎ目の外れも起きにくくなります。
敷いたあとは年二回めくり、裏面と床の湿り、色の変化、沈みの戻り方を見てください。
ぜひ本記事の敷き方の手順と当て板の使い方を参考に、お使いのベッドと床材に合わせて敷いてみてください。




