ジョイントマットの上にカーペットは敷ける?下に敷く場合も整理
ジョイントマットを敷いたリビングに、冬だけカーペットを重ねたくなります。
順番としては、ジョイントマットを下、カーペットを上に重ねるのが基本です。
ジョイントマットは30cmや45cm角のパネルを並べる構造なので、上に面の広い布をかぶせると継ぎ目のずれを押さえられます。
逆にカーペットの上にジョイントマットを置くと、毛足の上でパネル同士が外れやすくなります。
本記事では、重ねる順番と敷く手順、ホットカーペットと組み合わせるときの可否、継ぎ目がずれたときの直し方を解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ジョイントマットとカーペットは「下にマット・上にカーペット」で重ねる
重ねる順番で迷ったら、床にジョイントマットを敷き詰めてから、その上にカーペットやラグを広げてください。
ジョイントマットのパネルは凸凹のツメをはめて連結しているだけで、床に固定されているわけではありません。
上から面の広い布で押さえると、人が歩いたときの横方向の力がカーペット全体に分散し、パネル1枚あたりにかかるずれる力が小さくなります。
反対にカーペットを下にすると、毛足やパイルの弾力でジョイントマットの底面が安定しません。
踏むたびにわずかに沈み、その動きがツメの差し込み部分に集まるので、継ぎ目が浮いたり外れたりします。
さらに厚手のカーペットとジョイントマットを合わせると全体の厚みが2cm以上になり、つまずきやすい段差ができます。
ジョイントマットだけで足りる場合もある
防音やクッション性だけが目的なら、カーペットを重ねずにジョイントマットだけで済みます。重ねたいのが見た目や肌触りのときに、上に布を足す意味が出てきます。
ジョイントマットの上にカーペットを敷く手順
作業そのものは単純ですが、順番を飛ばすと後から敷き直しになります。
- 床を掃除機で吸い、ほこりと髪の毛を取り除きます。パネルの下に挟まった砂粒は、歩くたびに床を擦ります。
- 部屋の角から、ジョイントマットを一方向に並べて連結します。途中から足すと最後に半端な隙間が残ります。
- 壁際はパネルをカッターで切って合わせます。壁との間に5mm程度の余裕を残すと、気温で伸びたときに中央が浮きにくくなります。
- 連結し終えたら、全体を手で押して浮いている継ぎ目がないか確かめます。
- カーペットを広げ、中央から四隅へ向かって手で押し広げてしわを伸ばします。
壁際を切るときは、パネルを裏返して裏面から刃を入れると切り口がきれいになります。
カッターの刃は数回切るごとに折って新しい面を出してください。
切れない刃で押し切ると、断面がつぶれて継ぎ目に隙間ができます。
カーペットの滑り止めは重ねない
ジョイントマットの上に吸着式の滑り止めシートを挟むのは避けてください。
ジョイントマットの表面は樹脂なので、吸着面が密着したまま長期間置かれると、素材同士がくっついて剥がすときに表面が荒れることがあります。
カーペット自体の裏面に不織布や樹脂の滑り止め加工があるものを選べば、追加のシートは要りません。
順番を逆にすると起きること
カーペットを下にした場合にまず出るのが、継ぎ目の外れです。
外れた部分に足の指が入ると、パネルが1枚めくれ上がります。
小さな子どもが走る部屋では、めくれた縁を踏んで転ぶ形につながります。
もう一つは湿気です。
カーペットは繊維の間に水分を抱えます。
その上を樹脂のジョイントマットで覆うと、水分の逃げ場がなくなって布地に残り続けます。
通気がない状態が続くとカビやにおいが出やすくなるので、どうしてもカーペットを下にする場合は、月に一度はジョイントマットを外して両方を乾かしてください。
床への跡についても、順番で差が出ます。
ジョイントマットを直接床に置いて、その上に家具の脚を載せる場合は、パネルが脚の重みを受けるので床のへこみを抑えられます。
カーペットを下にして家具の脚を載せる場合は、脚の重みでカーペットの繊維がつぶれた跡が残ります。
家具の下の扱いはジョイントマットをベッド下に敷く手順で解説しています。
ホットカーペットや電気カーペットと組み合わせるとき
検索でよく出てくる組み合わせが、ホットカーペットとジョイントマットです。ここは製品の表示だけで判断してください。
ジョイントマットを下、ホットカーペットを上にする
床暖房対応と表示されたジョイントマットでも、ホットカーペットの下に敷いてよいかは別に確認が必要です。
ホットカーペットの下に敷けるのは、その使い方が製品に表示されているジョイントマットだけで、その場合に断熱材として使う形になります。
熱が床へ逃げるのを抑えるねらいです。
ただしホットカーペットの下での使用が表示されていない製品を熱源の下に置くと、樹脂が変形したり、においが出たりします。
パッケージや商品ページに対応の記載があるかを確かめ、記載がなければ使わないでください。
ホットカーペットの上にジョイントマットを置かない
熱源の上に樹脂のパネルを置くと、熱がこもって一部だけ高温になります。
ジョイントマットのEVA樹脂は熱で柔らかくなる素材なので、変形や縮みが起きます。
ホットカーペット側の取扱説明書にも、上に断熱性のものを敷かないよう書かれていることがあります。
暖房器具の表示が最優先で、マット側の説明より強い制約として扱ってください。
ジョイントマットの素材ごとの性質はEVAとコルクの違いで解説しています。
継ぎ目がずれる・浮くときの直し方
継ぎ目が押し合って浮いてくる
敷いた直後は合っていたのに数日で継ぎ目が浮いてくる場合、壁際の余裕が足りていません。
パネル全体が温度で伸びて、逃げ場がない分だけ中央の継ぎ目に押し合う力がかかります。
壁際を数ミリ切り詰めてから、もう一度中央側から詰め直してください。
角だけ浮き上がる
パネルの角が反るのは、巻き癖が残っているか、日差しや床暖房の熱が一部に当たっているケースです。
巻き癖なら、浮いた側を下にして重いものを一晩載せると戻ります。
熱が原因のときは置き場所を変えるか、その位置のパネルだけ入れ替えてください。
上のカーペットごと回ってしまう
ジョイントマットは動いていないのに、上のカーペットだけが回る場合は、カーペットの裏面に滑り止め加工がないものです。
裏が平織りのままのラグは樹脂面の上でよく動きます。
裏面に不織布や点状のゴムが付いた製品に替えるのが手当てになります。
手入れと洗い方、交換の目安
重ねて使っている分、手入れは2段階になります。
上のカーペットは掃除機をかけ、洗える表示があれば表示どおりに洗います。
下のジョイントマットは、外さずに表面を拭くだけでも足りますが、季節の変わり目には連結を外して1枚ずつ裏まで乾かしてください。
パネルの下は空気が動かないので、見えないところに湿気がたまります。
ジョイントマットの洗い方は素材で分かれます。
EVA樹脂のパネルは水をはじくので、中性洗剤を薄めた水で拭いて、しっかり水気を取ってから戻します。
浴室で丸洗いすることもできますが、乾ききる前に連結すると裏側に水が残ります。
コルクや起毛の表面がある製品は水を吸うため、濡らす前に洗濯の可否表示を確かめてください。
ジョイントマットの寿命は、踏む回数で変わります。
沈んだままクッション性が戻らなくなったパネル、ツメが欠けて連結できないパネルは、その1枚だけ交換できます。
同じシリーズの同じ厚みを選べば入れ替えられるので、買うときに数枚余らせておくと後から足せます。
パネル単位で替えられる点は、敷き詰めた布を全部買い替えるカーペットとの大きな違いです。
タイルカーペットとの比較はタイルカーペットとジョイントマットの違いで解説しています。
よくある質問
カーペットの上にジョイントマットを敷いても大丈夫ですか
敷けますが、継ぎ目が外れやすくなります。
カーペットの弾力でパネルの底が安定せず、踏むたびにツメの部分が動きます。
すでにカーペットを敷いている部屋なら、ジョイントマットを敷く前にカーペットを外して、床に直接並べてください。
ジョイントマットとカーペット、どちらか一方だけにするならどちらですか
床の傷とへこみを防ぎたい、足音を抑えたいならジョイントマットです。
パネル単位で交換でき、汚れた1枚だけ洗えます。
肌触りや部屋の見た目を重視するならカーペットになります。
重ねるかどうかの判断はジョイントマットの防音と敷き方の見直しで解説しています。
カーペットの下に敷くジョイントマットはどの厚みを選べばいいですか
上にカーペットを重ねる前提なら、合計の厚みで考えてください。
ジョイントマットが10mm前後の薄手なら、厚手のカーペットを重ねてもドアの下に引っかかりにくくなります。
20mmや25mmの厚手を選ぶ場合は、先にドアの下端と床の隙間を測ってください。
100均のジョイントマットでも重ねて使えますか
サイズと厚みが揃っていれば使えます。
ただし店舗や時期によって取扱いが変わるので、途中で買い足せないことがあります。
必要枚数をまとめて確保してから敷いてください。
サイズ展開の違いはダイソーのジョイントマットの大判と厚みで解説しています。
賃貸の床に敷いても跡は残りませんか
ジョイントマットは糊を使わず置くだけなので、糊の跡が残る心配はありません。
ただし長期間同じ場所に置くと、床材によっては色が変わることがあります。
無垢材やクッションフロアでは、季節ごとに一部を外して床の状態を見てください。
気になる場合は管理会社に確認するのが確実な手順になります。
まとめ
ジョイントマットとカーペットを重ねるなら、床にジョイントマットを敷き詰めてから上にカーペットを広げます。
逆にすると継ぎ目が外れ、布に湿気が残ります。
ホットカーペットと組み合わせる場合は、ホットカーペットの下での使用が製品に表示されているジョイントマットを熱源の下に置く形だけにとどめ、熱源の上に樹脂のパネルを載せないでください。
壁際に数ミリの余裕を残しておけば、後から継ぎ目が押し合って浮くのも防げます。
ぜひ本記事の敷く手順とホットカーペットの可否、継ぎ目がずれたときの直し方を参考に、お住まいの床と部屋の使い方に合う重ね方を決めてください。





