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コルクマットの断熱性は?コルクの断熱性能と床の寒さ対策

冬のフローリングに素足で立つと、床のほうが室温より冷たく感じます。

コルクの断熱性は、樹皮の細胞の中に閉じ込められた空気がもとになっていて、同じ厚みの樹脂マットより熱を伝えにくい性質があります。

ただしコルクマットを敷いても、マットの厚みの選び方と隙間の埋め方を外すと体感はあまり変わりません。

本記事では、コルクの断熱性能が生まれる仕組み、床の寒さ対策として敷くときの手順、厚みと隙間で失敗したときの直し方を解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

コルクの断熱性能は、樹皮に閉じた空気の層で決まる

コルクはコルク樫の樹皮を加工した天然素材で、内部は小さな細胞が無数に集まった構造になっています。

その細胞ひとつひとつに空気が閉じ込められているため、熱が素材の中を移動しにくくなります。

断熱材のグラスウールや発泡スチロールが空気を抱えて熱を止めるのと同じ考え方です。

コルクマットの場合は、このコルク層の下にEVA樹脂の台座が付いた貼り合わせタイプが主流です。

コルクの層だけでなくEVAの層も空気を含むため、二重で床からの冷えを隔てる構造になります。

床の冷たさを足裏が感じるのは、足から床へ熱が逃げていく現象なので、間に熱を伝えにくい層を挟めば体感温度の差が出ます。

一方で、コルクは暖房で部屋を暖める道具ではありません。

室温そのものを上げる働きはなく、できるのは床と足の間で熱のやり取りを遅くすることだけです。

冷気が窓や壁から入ってくる部屋では、床だけ対策しても寒さは残ります。

フローリングの寒さ対策でコルクマットを敷く手順

敷く作業そのものは単純ですが、順番を飛ばすと冷えと湿気の両方で後から困ります。

床を乾いた状態まで拭き上げる

敷く前にフローリングの皮脂汚れとほこりを拭き取り、完全に乾かしてから置いてください。濡れたまま覆うと水分が逃げ場を失い、コルクマットの裏側に湿気がたまります。

部屋の奥から壁際に沿って並べる

コルクマットは部屋の奥の角を起点にして、壁に沿って並べていきます。中央から敷き始めると、最後に壁際で半端な隙間が集まり、そこから冷気が上がってきます。

壁との境目を5mm程度に詰める

巾木(はばき)のきわは完全に詰めず、5mm前後の余裕を残してください。

コルクマットは温度と湿度で多少伸び縮みするため、ぴったり詰めると浮き上がって端がめくれます。

めくれた端は足が当たってつまずきます。

ジョイント部分を押し込んで段差を消す

サイドパーツのあるタイプは、凸凹をはめたあと上から手のひらで押して平らにします。ジョイント部が浮いたままだと、そこだけ床との間に大きな空気のすき間ができ、踏んだときに音が出ます。

コルクマットの厚みと隙間を間違えると、断熱の体感が出ない

床の寒さ対策で効果を感じられない原因は、コルクマットの良し悪しではなく構造で説明できます。厚みが足りない場合と、隙間が開いている場合の2つです。

コルクマットの厚みが8mm程度だと、クッション性は出ても床と足の間の空気層が薄く、冷えの軽減は小さくなります。

床に座って過ごす部屋や、1階で下に部屋がない床では、11mm以上ある厚手タイプのほうが熱の伝わりを遅くできます。

厚みをどこまで上げるかの判断はコルクマットの厚手はどこまで必要かで解説しています。

隙間のほうは見落としやすいです。

窓際や家具の脚まわりだけ敷かずに空けると、そこが冷気の通り道になり、足を踏み出した瞬間に冷たさを感じます。

部屋全体に敷けない場合は、人が立つ場所と座る場所を優先してつなげて敷き、島のように点在させないでください。

それでも寒い場合は、床ではなく窓やドア下からの冷気が主因です。ドアの下に隙間があるなら、床のマットを増やすより隙間を埋めるほうが体感が変わります。

コルクマットでよくある失敗と直し方

敷いたマットがずれて隙間が開く

サイドパーツを使わず置くだけにしていると、歩く方向へ少しずつ動き、ジョイント部に隙間が生まれます。

隙間は冷気とほこりの入り口になります。

壁際を基準にはめ直し、動きやすい場所には滑り止め加工のシートを下に入れる方法があります。

固定のしかたはコルクマットがズレる時の固定法で解説しています。

裏側が湿って黒ずむ

コルクマットの裏面は通気しないEVA樹脂なので、床との間に湿気が滞留します。

冬は結露した窓際の床が濡れることもあり、そのまま覆い続けると黒ずみやにおいが出ます。

洗濯物を室内に干す部屋や結露の多い部屋では1か月に一度、それ以外では2〜3か月に一度めくって、床とマットの裏面を乾かしてください。

生えてしまった場合の掃除はコルクマットのカビ対策と生えた時の掃除で解説しています。

端が反って浮き上がる

壁や家具に押し付けて詰めすぎると、伸びた分の逃げ場がなくなって端が反ります。一度外して壁との間に数mmの余裕を作り、反った部分は平らな板と重いものを乗せて一晩置くと戻りやすくなります。

表面のコルクが粒状に欠ける

椅子のキャスターや家具の脚が同じ場所を擦ると、コルク層の粒が剥がれます。

欠けた部分は断熱の層が薄くなるので、その1枚だけ差し替えてください。

小さなかけらは乳幼児が口に入れる心配があるため、コルクマットの誤飲やかけらの注意点も確認してください。

切る・測るときの道具と、接着剤を使わない理由

必要なのはメジャーとカッター、それに拭き掃除用の乾いた布です。

メジャーは部屋の内寸を測って必要枚数を出すために使います。

カッターは柱や扉の枠に合わせて切るときに使いますが、刃が短いと切断面が斜めになるため、刃を長めに出せる大型のものが扱いやすいです。

定規は金属製があると直線に切れますが、まっすぐな木の板や使わない1枚のマットの縁でも代用できます。

カッターマットは要りません。

使わない1枚のマットを床に敷いて下敷きにすれば、床を傷めずに切れます。

接着剤は使わないでください。

フローリングに糊が残り、剥がすときに表面の塗装を持っていきます。

賃貸なら特に、置くだけとサイドパーツだけで収める方法にしてください。

めくって乾かす頻度と、冬場に見るタイミング

冬に確認しておきたいのは、暖房を使い始めた直後と、気温が下がりきった時期の2回です。

暖房で室温が上がると窓の結露が増え、窓際の床が濡れます。

カーテンの裾が触れる範囲のマットは、特にめくって裏面を見てください。

床材と下地による手順の分かれ目

無垢フローリングと複合フローリング

無垢材は湿度で伸び縮みし、覆われた部分と露出した部分で日焼けの差が出ます。

全面に敷くのではなく、部分的に敷いて定期的に位置をずらす使い方が無理のない方法です。

複合フローリングは表面が化粧シートなので日焼けの差は出にくいものの、長期間覆うと表面に跡が残ることがあります。

クッションフロアと畳

クッションフロアは塩化ビニルなので、EVA樹脂と長時間密着すると表面に色移りが出る製品があります。

敷く前に目立たない場所で数日試してください。

畳の上では湿気が畳床に抜けなくなるため、通気を取れる使い方を前提にしないと傷みます。

床暖房がある床

床暖房の上に敷けるかどうかは、製品の表示に従ってください。

表示のないコルクマットを敷くと、熱で変形したり接着層が剥がれたりすることがあります。

そもそもコルクは熱を伝えにくい素材なので、床暖房の熱を遮ってしまい、暖房の効き自体が落ちます。

マンションの下階がある床

集合住宅では、断熱と同時に足音の対策も考えることになります。冷えと音のどちらを重く見るかで選ぶマットの厚みが変わるため、ジョイントマットとコルクマットの防音比較も合わせて確認してください。

よくある質問

コルクマットの断熱性は、ジョイントマットと比べてどうですか

市販のコルクマットはコルク層とEVA層の二重構造で、EVA単体のジョイントマットより層が増えます。ただし体感を左右するのはマット全体の厚みなので、薄いコルクマットと厚いEVAマットを比べれば後者のほうが冷えを抑えることもあります。

コルクマットを敷いたのに床が冷たいままです

マットの厚みが薄い場合と、敷いていない範囲から冷気が来ている場合があります。

窓際やドア下に隙間がないかを先に確かめてください。

室温そのものが低いなら、床のマットでは解決しません。

フローリングの寒さ対策として、夏はしまったほうがいいですか

敷いたままでも使えますが、通年敷く場合は梅雨と夏に裏面の湿気がこもります。

しまうなら乾かしてから立てて保管し、重いものを乗せないでください。

反りの原因になります。

100均のコルクマットでも断熱性は期待できますか

コルク層が薄い製品が多く、マットのサイズも小さいため、広い範囲を覆う用途には枚数がかさみます。

足元の一部だけに使う分には成り立ちます。

違いはダイソーとセリアのコルクマットの違いで解説しています。

まとめ

コルクの断熱性能は樹皮の細胞に閉じ込められた空気から生まれるもので、床と足の間に空気の層を挟むことで冷えの感じ方を変えます。

効果を出すには、マットの厚みを11mm前後にし、壁際に5mmの余裕を残しながら人が立つ場所を途切れさせずに敷くのが基本です。

敷いたあとは湿気の出方に応じて1〜3か月でめくり、床と裏面を乾かしてください。

床材によっては色移りや日焼けの差が出るため、クッションフロアでは先に目立たない場所で試し、無垢材では部分的に敷いて位置をずらすことも忘れないでください。

ぜひ本記事の敷く手順と床材別の分かれ目を参考に、お住まいの床に合った冷え対策を選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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