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キャスター後付けの耐荷重は何kg?家具の脚の種類別に確認

カラーボックスや衣装ケースの底に車輪を足したい、という場面で最初に突き当たるのが、後付けキャスターの耐荷重です。

両面テープで貼るタイプは1個あたり8kg程度から100kg超まで表示の幅が大きく、ネジで留めるタイプは下地の板が受けられる力まで含めて考えます。

しかも表示値は4個合計か1個あたりかで意味が変わります。

本記事では、キャスターの耐荷重の読み方・取り付け方式ごとの違い・家具の脚の種類別の確認点・採寸の手順を解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

キャスター後付けで最初に見るのは耐荷重の表記方法

商品説明に「耐荷重80kg」とあっても、それが1個あたりなのか4個セット合計なのかで、載せられる家具の重さは4倍変わります。

1個8kgのボールキャスターを4個使えば合計32kgが目安になり、衣類を詰めた収納ケースならぎりぎりの数字です。

逆に1個50kgの表示なら4個で200kgになりますが、これは車輪側の強度の話で、貼り付ける底板や粘着テープが同じ力を受けられるとは限りません。

そのうえで、重さは4個に均等にかかりません。

床がわずかに傾いていたり、家具の中身が片側に寄っていたりすると、1個のキャスターに全体の半分近くが乗ります。

メーカーの表示値をそのまま上限として使うのではなく、合計の半分程度を目安にしておくと、荷重の偏りを吸収できます。

静止荷重と移動時の荷重は別の数字

表示されている耐荷重は、多くが静止した状態で測った値です。

家具を押して動かす瞬間や、段差を乗り越えるときには、車輪の軸や取り付け面に瞬間的に大きな力がかかります。

敷居やフローリングの継ぎ目を越えるたびにこの力が加わるので、頻繁に動かす家具では表示値ぎりぎりの選び方をしないでください。

キャスターの取り付け方式は4タイプ、下地の有無で選べるものが決まる

後付けキャスターの取り付け方は、粘着式・ネジ留め式・差込式・プレート式の4タイプに分かれます。どれを選べるかは、家具の底に何があるかで決まります。

両面テープで貼る粘着式

工具も穴あけも不要で、カラーボックスやプラスチック製の収納ケースに使えるタイプです。

ボール状の車輪を使ったものは1個あたり8kg前後、板状のプレートに車輪を組み合わせたものは1個50kgや80kgといった表示も見かけます。

弱点は接着面で、貼る面が凹凸のある木口や布地だと、テープの粘着が本来の力を出せません。

プラスチックの表面でも、成形時の離型剤が残っていると数日で剥がれます。

貼る前に中性洗剤で拭いて完全に乾かし、できれば一晩は荷重をかけずに置いてください。

ネジで留めるネジ留め式

台座にネジ穴があり、木ネジで底板に固定するタイプです。

重い家具を動かすならこの方式が基本になります。

条件は、ネジが効く厚みの下地があることです。

カラーボックスの底板は薄い合板やパーティクルボードで、厚みが足りないとネジが抜けます。

底板の厚みが15mm未満なら、内側に当て木をネジ留めしてから、その当て木にキャスターを固定する方法で荷重を受けられます。

脚の穴に差し込む差込式

椅子やワゴンの脚に空いた穴へ軸を差し込むタイプで、軸の直径と長さが合うものを選びます。

事務椅子の脚にもともとキャスターが付いているなら、同じ径の軸のものに交換できます。

穴がない無垢の木脚に後から穴を開けると、脚の強度が落ちて割れることがあります。

支柱にはめるプレート式

スチールラックやメタルラックの支柱に合わせた専用のキャスターで、25mm用や19mm用など支柱の直径ごとに製品が分かれています。支柱の径が合わないものは固定できないので、買う前に支柱の外径を実測してください。

キャスター後付けで家具の脚の種類別に確認すべきポイント

同じ「後付け」でも、家具の脚の構造によって選べる方式と注意点が変わります。

家具の脚・底の種類選べる方式先に確認すること
カラーボックスの底板(木質ボード)粘着式/ネジ留め式底板の厚み。15mm未満なら当て木を足す
プラスチックの衣装ケース粘着式底面が平らか、リブ(凸)があるか
スチールラックの支柱プレート式(支柱径専用)支柱の外径(19mm・25mmなど)
椅子の脚(穴あり)差込式穴の内径と深さ、脚の本数
テーブル・タンスの角脚ネジ留め式脚の断面寸法と、台座が収まるか
棚板に直接(脚なし)ネジ留め式+当て木棚板の厚みと、ネジが貫通しないか

角脚にネジ留めする場合は、キャスターの台座が脚の断面より大きいと、はみ出した部分が壁や他の家具に当たります。台座の寸法と脚の断面を、両方メモしてから選んでください。

椅子にキャスターを後付けするときの注意点

椅子は後付けの需要が多い一方で、失敗しやすい対象でもあります。

事務椅子のように脚が5本に分かれた形なら、差込式のキャスターに交換するだけで済みます。

問題になるのは、4本脚のダイニングチェアや学習椅子です。

4本脚の椅子にキャスターを付けると、座ったまま体重を移動させた瞬間に椅子が後ろへ動きます。

5本脚の事務椅子は脚が放射状に広がって体重を広い範囲で支える作りですが、4本脚は前後の支えが狭く、キャスターを付けると体重を前後に移したときに転がりやすくなります。

高齢の方や子どもが使う椅子では、この方式を選ばないでください。

どうしても動かしやすくしたい場合は、キャスターではなくフェルトやシリコンのキャップで滑りを調整する方向があります。

どちらが床と相性がよいかは家具の脚、フェルトとキャップはどちらが床にやさしいかで解説しています。

また、キャスター付きの椅子をフローリングで使うと、車輪が通った跡が線状に残ることがあります。

賃貸での対策は賃貸のキャスター傷防止と騒音対策で解説しています。

失敗しやすい選び方と、その回避条件

届いてから合わないと気づく理由は、次の4つに分けられます。

  • 耐荷重の表示を1個あたりと合計で読み違えた
  • キャスターの高さを足した結果、家具が机やカウンターの下に入らなくなった
  • 粘着式を布・凹凸面・ワックスの残った面に貼って剥がれた
  • ネジが底板を貫通して、収納していた中身に当たった

高さの読み違えは、あとから取り返しがつきません。

キャスターの全高は小さいものでも25mm前後、ゴム車輪の75mm径なら80mm以上になります。

すでに設置場所の高さが決まっている家具では、天板までの高さに足した寸法が収まるかを先に計算してください。

逆に、付けたキャスターの高さが足りなかったときの対処はキャスターの高さを上げる方法で解説しています。

ネジの貫通は、底板の厚みより短いネジを選べば防げます。付属ネジが長すぎる場合は、同じ太さで短いものに替えるか、座金を1枚挟んで出代を減らしてください。

キャスターを買う前に測る4か所

必要な採寸は4か所です。順番に書きます。

まず、家具の底面の形です。

平らな板なのか、リブ(補強の凸)があるのか、脚が独立しているのかを見ます。

プラスチックの衣装ケースは底面にリブが走っていることがあり、その場合は粘着式が点でしか接地しません。

次に、取り付け面の厚みです。

ネジ留め式を選ぶなら、この数字でネジの長さが決まります。

3か所目は、取り付けられる面の広さです。

キャスターの台座は30mm角から60mm角程度まであり、脚の断面やケースの底の平らな部分に収まらなければ使えません。

最後が家具全体の重さと、許される高さの余裕です。

重さは中身を入れた状態で見積もり、4個で割った値の2倍を耐荷重の目安にします。

固定と掃除、取り付け後の手入れ

キャスターを付けると家具が動くようになるので、動かしたくない場所では止める方法も要ります。

ストッパー付きのキャスターを2個だけ混ぜる構成が一般的で、4個すべてをストッパー付きにする必要はありません。

すでに付いているキャスターを止めたい場合は、車輪に当てて固定する別売りのストッパーを使う方法があります。

製品の選び方はおすすめのキャスターストッパー8選で解説しています。

手入れは、車輪に巻き付いた髪やほこりを定期的に取ることが中心です。

ボールキャスターは球の周りにごみが詰まると回転が止まり、そのまま押すと床を引きずる形になります。

粘着式を使っている場合は、テープの粘着が弱まる前兆として、家具を押したときにキャスターが少しずれる動きが出ます。

この状態で使い続けると外れるので、貼り直すか方式を替えてください。

よくある質問

カラーボックスに後付けできるキャスターの耐荷重はどれくらい必要ですか

本や食器を詰めると、カラーボックス1台で30kgを超えることがあります。

4個のキャスターで受けるなら、1個あたり15kg以上の表示があるものを選び、合計表示の製品なら実際の重さの2倍を目安にしてください。

底板が薄い製品では、キャスター側の耐荷重より底板の強度が先に限界になります。

メタルラックに後付けキャスターは付けられますか

支柱の径に合う専用のキャスターがあれば付けられます。

25mm支柱用、19mm支柱用などに分かれているので、支柱の外径をノギスか定規で測ってから探してください。

径が合わないものを無理に差し込むと、荷重がかかったときに抜けます。

衣装ケースに貼るだけキャスターを使っても大丈夫ですか

底面が平らで、リブや凹凸のない製品なら貼れます。

ただし衣類を満載したケースは重く、粘着式の表示耐荷重に対して余裕が少なくなります。

貼る面を洗剤で拭いて油分を落とし、貼ってから一晩は荷重をかけずに置いてください。

テレビボードや本棚にもキャスターを後付けできますか

底板の厚みとネジの効き方が条件になります。

厚みのある無垢材や集成材の底板ならネジ留め式が使えますが、背板が薄い本棚は、キャスターを付けて動かすと本体がねじれる方向に力を受けます。

重量のある家具では、底面の四隅に当て木を渡してからキャスターを固定する方法で力を分散させてください。

ネジを使わずに取り付けたいのですが、どのタイプになりますか

両面テープの粘着式、脚の穴に差し込む差込式、支柱にはめるプレート式のいずれかです。

粘着式は貼る面の状態が結果を左右するので、接着できる平らな面があるかを先に確かめてください。

脚のぐらつきがある家具では、キャスターを付ける前に本体を締め直す作業が要ります。

手順はテーブル脚のぐらつきを補強する方法で解説しています。

まとめ

後付けキャスターを選ぶ順番は、耐荷重の表示が1個あたりか合計かを確認し、家具の底の構造から取り付け方式を決め、最後に高さの余裕を計算する流れです。

カラーボックスやプラスチックケースなら粘着式、重い家具やスチールラックならネジ留め式やプレート式が候補になります。

4本脚の椅子へのキャスター取り付けは、後ろへ動く力を止めるものがないので避けてください。

ぜひ本記事の脚の種類別の確認表と採寸4か所のリストを参考に、手元の家具に合う方式から絞り込んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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