ベビーバスの滑り止めマットは必要?シートとの違いと選び方
沐浴の途中で、赤ちゃんのお尻がベビーバスの底を前にずるりと滑ります。使う期間は生後1か月ごろまでと短いものの、この滑りは入浴のたびに起きます。
ただ、追加の用品が要るかどうかは商品によって変わります。底の中央にお尻を受ける突起が立っているタイプや、底面に細かい凹凸が成形されているタイプは、滑り対策が本体に組み込まれているため、後から敷くものを重ねるとかえって突起が埋まります。
本記事では、ベビーバスの底の作りの見分け方・マットとシートで違う役割・敷く前に測る場所・使用後の洗い方と卒業までの扱いを解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ベビーバス用の滑り止めが要るかは、本体の底の作りで決まる
最初に確かめるのは、手元にあるベビーバス本体の底です。
お尻を受けるストッパーが立っているもの、底面全体に凹凸が入っているもの、新生児の体を浮かせるメッシュやハンモックが付くものは、赤ちゃんの位置が本体の形で決まります。
ここに市販の浴槽用マットを重ねると、ストッパーの高さが埋まって本来の役目を果たさなくなります。
反対に、底が平らでつるりとした樹脂製のものや、折りたたんで広げて使うタイプは、お湯を張ると背中とお尻が前へ流れやすい形です。
この場合に検討するのが、底に敷く薄手のマットと、体の下に入れる沐浴布です。
沐浴布は赤ちゃんを落ち着かせる布として知られていますが、体と底の間に布が一枚入ることで摩擦が増え、お尻が前へ流れにくくなります。
なお、どの用品を足しても、赤ちゃんから手を離せるようにはなりません。首と頭を支える手はそのままにして、滑りで姿勢が崩れる回数を減らすための道具だと考えてください。
マットとシートは、止まる場所も止まり方も別物
売り場では似た言葉で並びますが、ベビーバスまわりで使うものは置く場所が3つに分かれます。どこの滑りを止めたいのかが決まれば、選ぶものの種類が絞れます。
ベビーバスの中に敷く薄手のマット
赤ちゃんの体と底の間に入れるもので、目の粗い樹脂ネットや、凹凸のあるゴム状のものが使われます。
マットの厚みが出るほど水深が浅くなるため、肩までお湯がかぶる深さを保てるかを先に考えてください。
マットの素材が発泡素材のように水を含むタイプだと、短い沐浴期間でも内部が乾かずにぬめりが出ます。
吸盤で浴槽の床に貼る滑り止めマット
大人用の浴槽を想定した作りで、マットの裏面に並んだ吸盤を平らでツルツルした面に押し付けて止めます。
ベビーバスの底は面積が小さく、水抜きの溝や成形のカーブが入っていることがあり、吸盤が密着しない面では浮いたまま動きます。
浴槽で使う前提で吸盤式とシート式のどちらにするかは、吸盤式とシート式の止まり方の比較で解説しています。
ベビーバスの下に敷く床用シート
洗い場でベビーバス本体が動く、タイルの冷たさが気になる、という場面で使うものです。
床に敷くシートは、ベビーバスの中の滑りには関係しません。
敷いたままにすると裏側に水がたまるため、使用後に立てかける扱いが前提になります。
敷き放しにしないカビ対策は、置くだけの浴室床シートの使い方で解説しています。
タイプ別に向いている場面と、向かないケース
| タイプ | 作り | 向いている場面 | 向かないケース |
|---|---|---|---|
| 本体のストッパー・凹凸 | ベビーバスに成形済み | 買い足しを増やしたくない | 底が平らな折りたたみ式 |
| 沐浴布・ガーゼ | 体の下に入れる布 | 泣いて体が動く、洗い替えを回したい | 布が体の下でずれるのが不安 |
| 中に敷く薄手のマット | 樹脂ネットやゴム状 | 底がつるりとして姿勢が崩れる | 水深を浅くしたくない |
| 吸盤付きの浴槽用マット | マットの裏面に吸盤が並ぶ | 沐浴後に大人の浴槽でも使う | 底に溝やカーブがあるベビーバス |
| 下に敷く床用シート | 発泡樹脂やゴム | 洗い場で本体が動く、床が冷たい | 毎回片付けて乾かす手間を省きたい |
表の上3つは赤ちゃんの体の滑り、4つ目の吸盤付きの浴槽用マットは大人の浴槽の床の滑り、最後の床用シートはベビーバス本体の動きに関わるもので、悩みが重なるなら組み合わせになります。
ベビーバスで起きやすい、選び方のつまずき
大人用の浴槽マットをそのまま入れる選び方では、縁がベビーバスの壁に当たって立ち上がり、折り返した部分が段差になります。
マットのサイズが合わないと赤ちゃんの体がその段差に乗る形になり、かえって姿勢が安定しません。
切って使えば入りますが、切断面から中材が出る商品もあり、メーカーが想定した使い方からは外れます。
クッション性を優先して厚手のマットを敷くと、底上げのぶん水深が浅くなり、湯を足して調整することになります。また、シンクの上でベビーバスを使っている場合は、底上げで蛇口との間隔が狭まります。
マットの素材選びで後から困るのが乾きにくさです。沐浴は毎日続くので、洗って立てかけるまでを1分で済ませられる形かどうかが、1か月使った後のぬめりの出方を分けます。
敷く前に測るのは、ベビーバスの底と置き場所の2か所
底の平らな範囲と排水栓の位置
測るのは、底のうち本当に平らな部分の縦横です。
壁の立ち上がりが始まる手前までをメジャーで当て、その内側に収まるマットのサイズを選びます。
合わせて見るのが排水栓の位置で、栓の上にマットがかぶると湯を抜くときにマットを持ち上げることになります。
折りたたみ式のベビーバスは、たたむ折り線の上に硬いマットを置くと浮くため、線を避けられるかも確認してください。
置き場所の高さと水の行き先
洗い場の床、バスタブのふたの上、キッチンのシンク、衣装ケースの上と、置き場所によって本体の動き方は変わります。
床に置くなら、下に敷くシートの厚みを足した高さで大人がかがめるかを確かめます。
シンクなら、ベビーバスの底と排水口の位置関係で水の行き先が変わるので、使用後に下へたまった水を拭ける置き方にしてください。
ベビーバスとマットの手入れ、そして替えどき
沐浴に使うものは、湯あがりの数分で洗って乾かす流れを作れるかで持ちが変わります。
マットは湯を抜いたらすぐ取り出して流水で洗い、水気を切って立てかけます。
重ねて置いたり、ベビーバスの中に入れたまま伏せたりすると、接した面が乾きません。
石けんやベビーソープのかすが残った部分からぬめりが出るので、週に一度はマットの裏面まで指でなぞって確かめてください。
替えどきは、吸盤式なら吸盤のゴムが固くなって、押し付けても面に吸い付かない状態、敷くタイプなら表面の凹凸がすり減って平らに近づいた状態です。
沐浴を終えてベビーバスを手放すときは、マットだけ大人の浴槽で使い回せるかを、マットの裏面の吸盤が浴槽の床に付くかどうかで決めます。
使わないまま浴室に置いておくと、乾く機会がないままカビの原因になります。
よくある質問
沐浴は1か月ほどで終わるのに、ベビーバス用に買い足す意味はありますか
底が平らで滑りが毎回起きているなら、買い足す対象になります。
ただ、手持ちのガーゼや沐浴布で体の下に一枚入れる方法でも同じ目的を果たせるので、先にそれを試してから判断してください。
沐浴後も浴槽で使えるものを選べば、期間の短さは気にならなくなります。
大人用の浴槽マットを切ってベビーバスに使えますか
入るようにはなりますが、切断面のほつれや中材の露出が出る商品があり、メーカーの想定外の使い方になります。
小さく仕上げたいなら、市販品を切るより、ベビーバスのサイズに合う商品を探すほうが、切断面のほつれや中材の露出を避けられます。
手元の材料で代用する考え方は100均の材料で滑り止めを作るアイデアで解説しています。
ベビーバスの吸盤が底に付きません
吸盤は平らでツルツルした面に密着する作りなので、水抜きの溝、成形のカーブ、細かいシボ加工が入った底では吸い付きません。
その場合は吸盤に頼らず、置くだけで体を支えるタイプや沐浴布に切り替えてください。
吸盤が半分だけ付いた状態は、赤ちゃんの重みでめくれる原因になります。
洗い場に置いたベビーバスが、洗っている間に動きます
本体の重さが足りないか、床のタイルとベビーバスの底が水膜で滑っている状態です。
下に敷く床用シートを挟むと動きは小さくなりますが、湯を張ってから位置を直すのは難しいので、置き場所を決めてから湯を入れてください。
角を壁や段差に寄せて置くと、動く方向を2方向に減らせます。
まとめ
ベビーバス本体の底にストッパーや凹凸があるなら、滑り対策は本体で完結しているので、重ねて敷くものは要りません。
底が平らで赤ちゃんのお尻が前に流れるタイプだけ、沐浴布か薄手のマットを足し、水深と排水栓の位置を崩さないマットのサイズを選びます。
洗い場で本体が動くのは別の悩みなので、下に敷く床用シートで分けて対処してください。
ぜひ本記事のタイプ別の比較表と採寸の2か所を参考に、手元のベビーバスの底を確かめてから選んでください。




