ペットとお風呂に入る人必見!滑り止めマットのすすめ

犬や猫と一緒にお風呂に入る人が増えています。ペットのシャンプーを自宅で済ませたい、清潔を保ちたい、スキンシップを深めたい――そんな思いから「自宅の浴室でペットと入浴」するスタイルは年々一般化してきました。
しかし、ペットとの入浴には滑って転倒するリスクや床の傷つきといった課題がつきもの。とくに犬は四足歩行で滑りやすく、猫はパニックになりやすいため、安全な環境づくりが不可欠です。
そこでおすすめなのが「滑り止めマット」の導入です。本記事では、ペットと一緒にお風呂に入る際に滑り止めマットがなぜ必要か、選び方や注意点も交えながら詳しく解説します。
ペットとお風呂に入るときのリスクとは?
一見ほのぼのとしたお風呂タイム。しかし、実際には以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
- ペットが滑って転倒し、足を痛める
- 慌てて動いた拍子に飼い主が転ぶ
- 逃げ出そうとして暴れ、パニックに陥る
- 床や浴槽を引っかいて傷をつける
- ペットの抜け毛や汚れが排水口を詰まらせる
こうした事態を防ぐためには、滑りにくく、安定感のある足元環境を整えることがとても重要になります。
滑り止めマットを使うメリット
滑り止めマットを導入することで、ペットとのお風呂時間はグッと快適になります。ここでは具体的なメリットを5つご紹介します。
1. ペットが足を踏ん張りやすくなる
ツルツルの浴室床では、犬猫は足元が不安定になり、怖がってしまうことがあります。滑り止めマットがあれば、足をしっかり踏ん張れるためストレス軽減と安全性向上が期待できます。
2. 飼い主の転倒防止にも効果あり
暴れるペットを支えながらシャワーを使うと、飼い主もバランスを崩しがちです。滑り止めマットがあれば、飼い主自身の安全対策にもつながります。
3. 床や浴槽の傷を防ぐ
鋭い爪や滑る足で引っかいてしまうことも多い浴槽やタイルの表面。マットを敷くことで、浴室設備の保護にもなります。
4. 水はけ・清潔面でも優秀
最近のマットは抗菌・防カビ加工が施されており、毛や汚れがたまりにくくお手入れも簡単。毎日使うものだからこそ、衛生面は見逃せません。
5. ペットにとって安心の“自分の場所”になる
同じマットを使い続けることで、ペットはその場所を**安心できる“定位置”**として認識します。シャンプー中も落ち着きやすくなります。
ペット用滑り止めマットの選び方
ペットと使うからこそ、以下のポイントを重視して選びましょう。
素材はEVAや天然ゴムがベスト
やわらかく弾力があり、かつ水はけの良い素材を選ぶのが理想。EVA樹脂や天然ゴム製は肌あたりがよく、足裏にも優しいので安心です。
吸盤付き or ノンスリップ加工の裏面
裏面に吸盤が付いているタイプは床への密着性が高く、マット自体のズレを防止できます。最近は吸盤なしでも滑りにくい特殊加工の製品も登場しています。
サイズは広めが安心
ペットが歩き回ることを想定して、浴室全体または移動範囲をカバーできるサイズを選ぶとよいでしょう。特に中型犬・大型犬の場合は広さが重要です。
防カビ・防臭機能も要チェック
毛が落ちやすい動物は、ぬめりやニオイの原因をつくりがち。抗菌・防カビ・防臭の加工が施されているかどうかもチェックしましょう。
使用時のポイントと注意点
マットを効果的に活用するには、設置とお手入れにも工夫が必要です。
設置前は床の水分・汚れを拭き取る
マットがしっかり密着するように、浴室の床は事前に拭いてから敷くようにしましょう。
使用後はしっかり乾燥させる
使い終わったら壁に立てかけて乾燥させるのがベスト。湿気を残すとカビの温床になります。
定期的に洗浄&消毒を
とくにペットの抜け毛が多い時期は、こまめに洗って清潔な状態をキープしましょう。週1〜2回の洗浄がおすすめです。
ペットと安全に過ごすバスタイムのために
ペットとのバスタイムは、信頼関係を深める大切な時間です。とはいえ、何も対策をせずに浴室に連れて行くのは、ペットにも飼い主にも大きな負担となります。
滑り止めマットを1枚敷くだけで、安全・快適・衛生的な入浴環境が手に入ります。大切な家族であるペットのために、そして自分自身の安心のために、ぜひ滑り止めマットの導入を検討してみてください。日々のケアがぐっと楽になること間違いなしです。