コンパクトになるバスマットは便利?洗面所マットとの違い
洗面所の床にバスマットを敷くと、洗濯機の扉や洗面台の下まで届いてしまう。
コンパクトなバスマットを探す理由は、この場面から始まります。
市販のバスマットは45×60cm前後が標準で、これより小さい35×50cm前後や、丸めて立てられる薄手のものが「コンパクト」として売られています。
ただし小さくすれば足元が濡れる範囲も変わるため、選ぶ順番を間違えると使い勝手が落ちます。
本記事では、洗面所マットとの違い・小さめサイズで困らない条件・丸めて収納できるタイプの作り・買う前の採寸まで解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
バスマットのサイズを小さくする前に、洗面所マットと混ざっていないか確かめる
売り場では「バスマット」と「洗面所マット」が隣り合って並び、写真だけでは区別が付きません。どちらも洗面所の床に敷くものですが、想定している濡れ方が違います。
バスマットは、浴室から出た直後の足裏に付いた水をその場で吸い取るためのものです。
短時間に大量の水が一点に落ちるので、吸水量とその後の乾きやすさで設計されています。
いっぽう洗面所マットは、洗面台の前に立つあいだの水はねやホコリを受けるもので、常時敷きっぱなしにする前提の作りです。
吸水より、床の冷たさを和らげることや見た目のまとまりを優先したものが中心になります。
この想定の違いは、そのまま乾き方の差になって表れます。
洗面所マットを浴室の出口に転用すると、乾ききらないまま翌日も濡れた足が乗ることになり、生乾きのにおいが出やすくなります。
コンパクトなバスマットを探している場合、小ささだけで洗面所マットを選ぶと、吸水も乾燥も足りません。
洗面所マットは別途サイズを決めるものだと考えてください。
コンパクトなバスマットは、小ささの作り方によって3タイプに分かれる
「コンパクト」という言葉は、面積が小さいことと、たたんで小さくなることの両方に使われています。どちらの意味なのかで、選ぶものがまったく変わります。
面積を詰めた、マットのサイズが小さめの布マット
35×50cm前後、あるいは40×50cm前後の布製です。
標準的な45×60cmと比べると、足を揃えて乗る分には足りますが、前後に一歩動く余裕はありません。
洗面所が1畳前後で、浴室の扉の前だけにマットを置きたい場合は、この大きさのマットで足ります。
マットの素材は綿やマイクロファイバーが中心で、洗濯機で洗える表示があるものなら、手入れの手間は標準サイズと変わりません。
丸めて立てられる薄手タイプ
厚みを5mm前後まで落とし、使わないときはくるくる巻いて棚の隙間や洗濯機の横に立てておけるものです。
マットの厚みが薄いぶん踏んだときのふかふか感はなく、床の硬さがそのまま足裏に伝わります。
その代わり、吊るして干したときに乾きが早く、毎回しまう運用と相性がいいタイプです。
珪藻土・樹脂系の硬質ボード
珪藻土(けいそうど)を板状に固めたものや、同じ使い方ができる樹脂系のボードです。
39×58cm前後が標準で、小さめの30×40cm台も出ています。
吸った水が表面から蒸発していくため、布と違って洗濯の手間がありません。
ただし板そのものは曲がらないので、収納のときは壁に立てかける場所が要ります。
落とすと割れる製品があり、浴室の出入口に段差がある家では置き場所を先に決めておいてください。
タイプ別に向いている人・向かない人
| タイプ | 構造上の特徴 | 向いている人 | 向かない人 |
|---|---|---|---|
| マットのサイズが小さめの布マット | 35〜40×50cm前後。洗濯機で洗える | 洗面所が狭く、浴室の扉の前だけに置きたい人 | 家族が続けて入浴し、1枚で何人も使う人 |
| 丸めて立てられる薄手タイプ | マットの厚みが5mm前後。巻いて自立させられる | 使うたびに出し入れできる人、洗面所に物を置きたくない人 | 足裏のクッション性を求める人 |
| 珪藻土・樹脂系ボード | 洗濯不要。表面から水が蒸発する | 洗濯の手間を減らしたい人、続けて入浴する家庭 | 立てかける場所がない人、小さな子どもが走り回る家 |
表の「向かない人」のほうが判断には役立ちます。
たとえば小さめの布マットは、4人が続けて入浴すると3人目あたりで表面が飽和し、最後の人は濡れた布を踏むことになります。
この場合は、マットの面積を広げるか、乾きの早いマットの素材へ切り替えるほうが解決します。
速乾性と吸水量のどちらを優先するかで迷ったら、速乾と吸水のどちらを基準に選ぶかで素材ごとの違いを解説しています。
小さめのバスマットで失敗する3つのパターン
マットのサイズを落として困るのは、たいがい面積そのものではなく、置き方との組み合わせです。
浴室の扉の幅より狭い
折れ戸や引き戸の開口が60〜70cm程度ある場合、35×50cmのバスマットを横向きに置くと、扉の端から出た足がマットを外して床に着きます。扉を開けた状態で開口を測り、マットの長辺がそれに近いかどうかを見てください。
マットがずれて壁際まで動く
小さく軽いバスマットほど、踏み込んだときに前へ滑ります。マットの裏面に滑り止め加工があるかを確認し、無い場合はフローリングやクッションフロアの上では動くものと考えてください。
洗濯機の防水パンに乗り上げる
洗面所の床に防水パンがあると、その縁の分だけ平らな面が削られます。
バスマットの一部がパンの縁に乗ると、そこだけ浮いてつまずきの元になります。
敷く予定の場所から、防水パンや洗面台の脚を除いた実寸を測ってください。
買う前に測る3か所
コンパクトなバスマットは「小さいから入る」と考えて買うと、置き場所が決まらないまま余ります。測るのは次の3か所です。
- 浴室の扉を開けた状態の開口幅。マットの長辺の目安になります
- 浴室の扉の前から、洗面台や洗濯機にぶつかるまでの奥行き。マットの短辺の上限です
- 収納したい隙間の幅と高さ。丸めるタイプなら巻いたときの直径、珪藻土ボードなら立てかけたときの厚み分です
開き戸の浴室では、扉の可動範囲にマットが入るとドアの下に引っかかります。
厚手のバスマットを選ぶ場合は、扉の下端と床のすき間も測っておいてください。
洗面所の広さからマットのサイズを逆算する手順は、洗面所の広さから決めるバスマットのサイズの目安で解説しています。
家族の人数から考えたい場合は、何cmが一般的かを人数別にまとめた記事もあります。
小さいバスマットほど、乾かし方で持ちが変わる
面積が小さいバスマットは、同じ水量を狭い範囲で受けるので、面積あたりの含水量が標準的なバスマットより多くなります。濡れたまま床に置きっぱなしにすると、マットの裏面と床のあいだに水分がこもり、においの元になります。
布製なら、使ったあとは広げて干すのが基本です。
タオルハンガーや洗濯機のふたの上に掛けるだけでも、床に置いたままより乾きが早くなります。
丸めて立てられるタイプは、乾く前に巻くと内側が乾かないので、乾いてから巻いてください。
洗濯の頻度は、家族の人数と毎回干せるかどうかで決まります。
すでににおいが出ている場合の対処は、洗っても臭いが取れないときの原因と対処で解説しています。
珪藻土ボードは洗濯が要らない代わりに、表面の目が皮脂や石けんカスで詰まると水を吸わなくなります。
水をはじくようになったら、乾いた状態で紙やすりを軽くかけると吸水が戻る製品があります。
やすりの番手や可否は製品の説明に従ってください。
買い替えの判断材料
布製のバスマットは、吸った水が広がらず表面にたまるようになったら繊維がへたっています。
洗濯を繰り返すと起毛が寝て、吸水が落ちるためです。
マットの裏面の滑り止め加工も、洗濯のたびに少しずつ減り、ゴムがひび割れて剥がれてきたらずれやすくなります。
珪藻土ボードは、やすりをかけても水を吸わなくなったときと、ひびが入ったときが替えどきです。
ひびが入ったまま使うと、踏んだ拍子に割れて破片で足を切ることがあります。
どちらのタイプも、使う人数と洗う頻度で持ちが変わるので、年数ではなく吸水の落ち方で判断してください。
布製と珪藻土のどちらに切り替えるか迷っている場合は、乾きやすさと手入れの違いを比べた記事が参考になります。
よくある質問
コンパクトなバスマットは100円ショップでも買えますか
ダイソーやセリアでは、マットのサイズが小さめのバスマットや珪藻土タイプの取り扱いがあります。
ただし店舗や時期によって品揃えが変わるため、特定のサイズを狙うなら事前に確認してください。
実際のサイズ展開や吸水の傾向は、ダイソーのバスマットのサイズと吸水の違いとセリアのバスマットのサイズで解説しています。
35×50cmのバスマットは一人暮らしなら足りますか
足を揃えて立ち、その場で体を拭いて出る使い方なら収まります。
マットの上で服を着る、前後に動くといった使い方をすると端から外れます。
洗面所の床が冷たい季節に裸足で長く立つなら、もう一回り大きいほうが使いやすくなります。
丸められるバスマットは濡れたまましまっても大丈夫ですか
濡れたまま巻くと内側に水分が閉じ込められ、乾きません。干す場所の選び方は、どこに干すと生乾き臭を防げるかで解説しています。
コンパクトなバスマットと洗面所マットは兼用できますか
兼用には向きません。
洗面所マットは浴室の出口に転用すると吸水も乾燥も足りなくなり、バスマットを洗面台の前に敷きっぱなしにすると、どちらの役目も果たせなくなります。
浴室の出口に敷いたまま洗面台の前としても使うと、濡れた状態が長く続きます。
洗面所が狭くて2枚置けない場合は、入浴時だけ敷くバスマットを1枚にして、使わないときは掛けて乾かす運用にしてください。
まとめ
コンパクトなバスマットを選ぶときは、面積を詰めた小さめサイズなのか、丸めて収納できる薄手タイプなのか、洗濯の要らない珪藻土ボードなのかを先に決めてください。
小さくするほど面積あたりに受ける水の量が増えるので、どのタイプでも乾かし方とセットで考える必要があります。
そして洗面所マットは、吸水ではなく常時敷きの快適さを狙った別の商品なので、浴室の出口には転用しないでください。
ぜひ本記事のタイプ別比較表と、買う前に測る3か所を参考に、自宅の洗面所に合うバスマットを選んでください。




