SHARE:

ベランダマットの水はけが悪いと黒カビ?下の湿気を防ぐ敷き方

ベランダマットをめくったら、30cm角のタイルの裏と床の間に黒い点が広がっていた、という状態です。

人工芝タイプでもウッドパネル式でも、起きていることは同じで、マットの下に入り込んだ水が抜けないまま残っています。

原因は排水口の詰まり、マット裏の形状、ベランダの床そのものの状態のどれか、あるいは複数が重なっています。

本記事では、めくって確かめる原因の切り分け方、原因別の手当て、黒カビを繰り返さない敷き方を解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ベランダマットの下が黒くなるのは、水が抜けずに残るから

カビは水分と栄養と温度がそろうと増えます。

ベランダの床には砂ぼこりや落ち葉、鳥のふんが流れ込み、これがカビの栄養になります。

そこへマットが蓋をして乾燥を遅らせると、黒カビが出る条件がそろいます。

原因は一つに絞れないので、次の3つをそれぞれ疑ってください。

排水口の手前でゴミが止まっている

マットを敷くと、落ち葉や砂が板の下に入り込んだまま出てこなくなり、排水口の手前で水をせき止めます。

雨が降るたびに水たまりができ、晴れても板の下だけが乾きません。

排水口の周りにマットを敷き詰めている場合は、まずここを疑ってください。

マットの裏面が床にぴったり接している

ジョイント式のタイルやパネルには、裏面に脚が付いて床から数ミリ浮くタイプと、裏が平らで床に密着するタイプがあります。

平らな塩ビマットやロール状の人工芝を直接敷くと、水が逃げる隙間がないので、マットと床の間に水の膜ができたまま残ります。

表面の水はけがよくても、下に入った水が抜けるかどうかは別の話です。

床の防水層が傷んでいる、または結露している

ベランダの床は塗膜やシートで防水されていて、これが劣化するとひび割れや膨れが出ます。

マットで覆うと点検できなくなり、気づいたときには下地まで水を吸っています。

冬場は外気で冷えた床にマットがかぶさり、裏面に結露が出ることもあります。

めくって5分で分かる、ベランダマットの下の湿気の見分け方

晴れた日が2日ほど続いたあとに、マットを全面めくってください。乾いた日を選ぶのは、雨の直後だと全部が濡れていて区別がつかないからです。

めくって見えたもの疑う原因
排水口の方向に向かって帯状に濡れている、砂や葉が溜まっている排水の詰まり
マットのあった範囲がまんべんなく湿り、板の形に黒ずみが出ているマット裏面の密着による乾燥不足
床にひび、膨れ、塗膜のめくれがある。一部だけ色が濃い防水層の劣化
マットの裏側だけに水滴が付き、床は乾いている結露

濡れ方が床の傾斜に沿っているなら排水、マットの形どおりなら乾燥不足、と考えると切り分けやすくなります。複数が当てはまることもあるので、一つ見つけた時点で止めず、床全面を見てください。

原因別|ベランダマットの下の黒カビへの手当て

排水の通り道をふさがない配置に変える

排水口の周囲はマットを敷かず、四角く空けてください。

カットできるタイプなら排水口の形に合わせて切り抜き、カットできないタイプなら、排水口にかかる部分は敷かずに空けて使います。

溝に溜まった砂は、ほうきで掃いてから水で流します。

マットを敷いたままホースで水をかけると、流れたゴミが板の下へ押し込まれるだけになります。

めくって乾かし、黒ずみを落とす

外したマットは立てかけて、マットの裏面まで風が通る状態で乾かしてください。

床の黒ずみは、デッキブラシと中性洗剤でこすってから水で流します。

塩素系の漂白剤は色が抜ける場合があり、防水の塗膜を傷めることもあるので、使う前に隅で試してください。

マットの素材が人工芝なら、芝の根元に砂が溜まっているので、裏返して叩き出してから洗います。

完全に乾くまで敷き直さないでください。

床にひびや膨れが見えたとき

防水層の劣化は、洗って乾かしても戻りません。

ひび割れ、塗膜の膨れ、歩くと柔らかく沈む箇所があるなら、マットを敷き直す前に管理会社か施工業者に見てもらってください。

賃貸の場合、ベランダは共用部分として扱われることがあり、自分で補修材を塗ると後で問題になります。

掃除しても黒ずみが戻るときに考えること

洗って乾かしたのに1〜2か月で同じ場所が黒くなるなら、手入れの頻度ではなく置き方の問題です。日当たりと風通しが悪い北向きのベランダや、隣の建物が近くて1日中日陰になる場所では、敷きっぱなしで乾く時間が確保できません。

この場合に取れる手は3つです。

敷く範囲を洗濯物の下や出入り口の動線だけに絞る、月に一度めくる前提で軽いパネルに替える、敷くのをやめてサンダルで出る、という選択です。

マットの裏側が変色してぬめる、洗っても臭いが残るところまで進んでいるなら、そのマットは交換の時期です。

発泡素材は内部まで水を含むと乾ききらず、洗っても臭いが戻ります。

次に敷くベランダマットは、水はけと持ち上げやすさで絞り、避難設備はふさがない

選ぶときに見るのは、まずマットの裏面の形状です。

裏に脚やリブが付いて床との間に隙間ができるジョイント式のタイルは、水と空気が下を通ります。

裏が平らなシートやロール状の人工芝は、床に密着するぶん下が乾きにくくなります。

次に、めくる手間を確かめてください。

30cm角前後のパネルを連結するタイプなら、一人で数枚ずつ外して掃除できます。

大判のロールを全面に敷くと、めくるのが面倒になって点検の間隔が開きます。

避難設備をふさがないことも先に決めてください。

ベランダの床にある避難ハッチと、隣室との隔て板の前は、物を置かない決まりになっています。

マットを敷き詰める前に、ハッチの位置を確認して、そこは空けるか、工具なしで外せる置き方にしてください。

やっても効果が薄い対処

よく見かけるものの、ベランダの湿気には届きにくい手当てがあります。

  • マットの上から防カビスプレーをかける。表面には届きますが、黒カビが出ているのはマットの下と床の間なので、めくらずにかけても濡れた状態が変わりません。
  • 除湿剤を置く。屋外は空気が入れ替わるので、置いた周囲の水分を吸い切る前に補充されます。室内の押し入れとは条件が違います。
  • マットの上にすのこを重ねて二重にする。上のすのこは乾きますが、下のマットと床の間は前と同じ状態です。層が増えるほど掃除の手間だけが増えます。
  • 水をかけて流すだけの掃除。流す前に掃き出してください。

効果があるのは、物理的にめくって風を通すことと、排水口までの水の通り道を空けておくことです。順番としては、先に敷き方を直してから洗浄や防カビ剤を考えてください。

よくある質問

ベランダマットの効果は何ですか

素足やサンダルで出たときの足触りがよくなること、コンクリートの打ちっぱなしや色あせた防水塗膜を隠せること、物を落としたときに床へ当たる衝撃をやわらげることの3つです。防水層そのものを紫外線から守る面もありますが、めくらずに敷き続けると床の劣化に気づけなくなるので、点検とセットで考えてください。

人工芝タイプなら水はけがいいと聞きましたが、カビませんか

人工芝の表面には水抜き穴が開いていて、水は下へ落ちます。

ただし落ちた先に床があるだけなので、床とシートの間に水が残る点は他のマットと変わりません。

芝の根元に溜まった砂と枯葉が栄養になるため、定期的にめくって洗い、乾かす前提で使ってください。

マットを外したら床にマットの跡が四角く残っていました。元に戻りますか

汚れが付いていない部分だけが色あせずに残り、周囲との差がマットの跡に見えている状態なら、洗って日に当てるうちに差が目立たなくなることがあります。

一方、防水塗膜が変色している、表面がざらついて粉が付くといった場合は洗っても戻りません。

賃貸なら、自分で塗り直す前に管理会社へ相談してください。

まとめ

ベランダマットの下の黒カビは、マットが悪いというより、水が抜けない敷き方になっていることから起きます。

晴れた日にめくって、濡れ方が排水口に向かう帯状なのか、マットの形どおりなのか、床のひびに沿っているのかを見れば、手を付ける場所が決まります。

排水口の周りを空ける、マットの裏面に脚のあるジョイント式を選ぶ、めくれる大きさにしておく、この3つで乾く時間を作れます。

ぜひ本記事の見分け方の表と原因別の手当てを参考に、まずは一度マットを全面めくって、床の状態を確かめてみてください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
あなたへのおすすめ