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アームレストとは?高さを合わせると肩と腕はどう変わる?

椅子の肘当てに腕を乗せると、かえって肩が上がって首まで張ってきます。アームレストとは、肘から前腕を支えて腕の重さを椅子側に預ける部品で、椅子・自動車・車椅子では指している部品が変わります。

張りの原因は一つではなく、肘当てが高すぎて肩がすくむ場合、低すぎて肘が落ちる場合、左右の幅や前後の位置が腕の動きとずれている場合の3通りがあります。

本記事では、椅子と車でのアームレストの役割、高さが合ったときに肩と腕の支え方がどう変わるか、原因の切り分け方と原因別の手当て、効果が薄い対処まで解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

アームレストとは、肘から前腕を支える部品

アームレストとは、座った人の肘から前腕を下から支える部品で、日本語では肘掛け(ひじかけ)とも呼ばれます。

支えるのは肘から先の腕だけなので、背中を受ける背もたれや腰を受けるランバーサポートとは役割が別です。

同じ呼び名でも、椅子・自動車・車椅子では指す部品が変わります。

椅子の肘掛けは固定式と可動式に分かれる

オフィスチェアには、座面や脚と一体で動かない固定式、高さだけ上下できるタイプ、前後や角度まで動くタイプがあります。

立ち座りのときに上へ跳ね上げられるものや、ねじを外して取り外せるものもあります。

肘当ての素材が樹脂の板だけか、上面にパッドを貼ってあるかでも、肘の当たり方は変わります。

車と車椅子で指す部品

自動車では、運転席と助手席の間のコンソール上面、ドア内側の肘を乗せる部分、後席中央の折りたたみ式の肘掛けがアームレストと呼ばれ、純正で付いていない車種向けの後付け製品もあります。

車椅子ではアームサポートという名前で扱われ、高さと角度を調整できるもの、ベッドへ移るときに跳ね上げられるもの、丸ごと外せる脱着式があります。

対応部品は機種ごとに決まっているので、交換や延長は型式を伝えて取扱店に問い合わせてください。

アームレストの高さを合わせると、肩と腕の支え方が変わる

腕は肩からぶら下がっているため、どこにも乗せていない間は肩の周りの筋肉が腕の重さを支え続けます。

肘から先を肘当てに預けると、その重さの一部が椅子側へ移り、肩で支える分が減ります。

これが肘掛けの働きです。

合っている高さの目安は、肘を90度前後に曲げたときに前腕がデスクの天板とほぼ同じ高さに並び、左右の肩が上がらずに下りている状態です。この位置なら手首も反りません。

実際に何センチへ合わせるかという測り方は、アームレストの高さの測り方で解説しています。

肩や首が張る原因は、アームレストの高さ・幅・前後の位置のどれか

肘を乗せると張ってくる状態には3つの原因があり、見た目の症状はどれも似ています。先に原因の形を知ってから、自分がどれなのかを座ったまま切り分けてください。

肘当てが高すぎて肩がすくむ

座面を下げたあとや、座面のクッションを外したあとに出やすい形です。

肩の上面と首の後ろが張り、肩を回すと軽くなるなら、肘当てが高すぎて、肩がすくんだ状態になっています。

デスクが高く、天板に合わせて肘当ても上げた場合も同じことが起きます。

肘当てが低すぎて肘が落ちる

肘を乗せても前腕の重さが受けられず、体が肘のある側へ傾きます。

片方の肩だけ下がる、片側の首筋だけ張るという左右差が出るのはこの形です。

座面に厚いクッションを敷いた椅子では、座面が上がった分だけ肘当てが相対的に低くなります。

幅が広い、または肘当ての前後が短い

肘当ての間隔が肩幅より外にあると、脇が開いて腕が外へ引っ張られます。

肘当ての前後が短ければ、キーボードへ手を伸ばした姿勢で肘が前へ出て外れてしまいます。

肘掛けがデスクの天板に当たって椅子を奥まで入れられないときも、腕を前へ伸ばす姿勢になります。

肘を浮かせた姿勢と座り比べる

いまの姿勢のまま、肘を肘当てから数センチ浮かせて1分ほど過ごしてください。

浮かせたほうが肩と首が軽いなら、高さが合っていません。

浮かせると肩が重く感じるなら高さは近いので、肘当ての前後の位置や幅のほうを疑います。

鏡で左右の肩を見比べ、肘を乗せた瞬間に肩が上がるかどうかを見れば、高すぎるのか低すぎるのかも判断できます。

原因別の手当ては、椅子に調整機構があるかどうかで変わる

高さを上下できる椅子

レバーやボタンで肘当てを動かせるなら、デスクに向かって座り、前腕が天板と同じ高さに並ぶ位置で止めてください。

左右が別々に動く機種では片側ずつ合わせます。

前後と角度まで動くタイプは、キーボードを打つ手の位置に肘当ての中心を寄せると、肘が前へ外れにくくなります。

固定式で高すぎる、または低すぎる場合

肘当てが外せる椅子なら、外して天板で前腕を支える座り方へ切り替えられます。

外せないなら、座面にクッションを足して座面を上げ、相対的に肘当てを下げます。

低すぎる場合は、折りたたんだタオルを乗せるより、面で乗るパッドをベルトで巻き付けるほうが腕を動かしてもずれにくくなります。

肘当てパッドの厚みで稼げる高さは限られるので、足りない分はデスク側の高さや座面側で合わせてください。

車のアームレストで肘が浮く場合

コンソール上面が低くて肘が届かない車種では、上面にかぶせるクッションや、収納付きのコンソールボックスという方法があります。

車種専用設計と書かれていない製品は、座席との間に隙間が残り、肘を乗せるたびに動くことがあります。

ギアやスイッチの操作、シートベルトの通り道をふさぐ位置には置かないでください。

肘を直しても張りが残るなら、座面の高さと足元を確かめる

肘当ては座面を基準に付いているので、座る姿勢が崩れると、合わせた肘当ての高さが肘に合わなくなります。

足裏が床に届いていない椅子では、この崩れが起こります。

足が浮くと体が前へすべって骨盤が後ろへ倒れ、肘は肘当てより前へ出ます。

この状態では、肘当てを何度調整しても肩で腕を支える姿勢に戻ってしまいます。

足裏が床につかないなら、足元に台を置いて座面を下げてください。

箱やクッションで代わりになるかどうかはフットレストの代用で解説しています。

すでに足置きを使っていて、足を乗せるたびに前へ逃げていくなら、フットレストがずれる原因のほうが先です。

腕のしびれ、肘の皮膚の赤みやかぶれ、安静にしていても引かない痛みがあるときは、椅子の調整で様子を見ずに医療機関に相談してください。

効果が薄い対処と、次に選ぶアームレストの条件

クッションを乗せるだけ、カバーを重ねるだけ

肘当ての上にクッションを乗せる方法は、腕を前後に動かすと一緒に動いて肘が落ちます。肘当てカバーを二枚重ねても増える高さは数ミリで、合っていない高さを埋める量にはなりません。

背もたれを倒して肘を近づける

背もたれを後ろへ倒すと上半身が肘当てから離れ、肘を乗せるために肩を前へ出す姿勢になります。肩の張りを理由に背もたれを倒すのは、肘の支えとは逆方向の調整です。

次に選ぶなら、可動方向と天板との関係

肘掛け付きの椅子を選ぶときは、高さを上下できるか、前後と角度まで動くか、肘当ての間隔が自分の肩幅に近いか、そして肘掛けがデスクの天板の下に収まるかを見てください。立ち座りを繰り返す場所では跳ね上げ式、ベッドや別の椅子へ移る場面があるなら脱着式が選択肢になります。

よくある質問

キーボードの手前に置くものもアームレストと呼ぶのか

手首や手のひらを乗せる細長いクッションは、リストレストやパームレストという別の名前で売られています。

支えているのは手首から先で、肘から前腕を受けるアームレストとは乗せる場所が違います。

両方を使うなら、先に肘側の高さを合わせてから手首側を足してください。

後席のリアシートアームレストはどこの部品か

後部座席の中央にあり、使わないあいだは背もたれに収まっている折りたたみ式の肘掛けです。

カップホルダーや小物入れが付いたもの、倒すと荷室へつながる開口が現れるものもあります。

倒している間は中央の席に人が座れないので、乗る人数で使い分けてください。

肘掛けのない椅子に替えたほうが楽になるか

良い悪いではなく、デスクの天板に前腕を乗せられるかで決まります。

天板で前腕を支えられる高さなら、肘掛けのない椅子は奥まで入れられるので、腕を前へ伸ばす姿勢になりません。

天板に腕を乗せられない作業では、腕の重さを受ける場所がなくなり、肩で支え続けることになります。

まとめ

アームレストとは肘から前腕を支える部品で、腕の重さを椅子側へ預けるために付いています。

肩や首が張るのは、肘当てが肩を持ち上げる高さにあるか、低すぎて支えになっていないか、幅と前後の位置が腕の動きとずれているかのいずれかです。

肘を浮かせて座り比べれば、高さの問題なのか位置の問題なのかが切り分けられます。

ぜひ本記事の座り比べの手順と原因別の手当てを参考に、まずはいま座っている椅子の肘当ての高さから見直してください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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