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防寒性と防臭性があるルームシューズは?素材と洗い方で選ぶ

ルームシューズの防寒がうまくいかないとき、原因はルームシューズの厚みだけではありません。

足首から冷気が入るか、底から床の冷えが上がってくるか、履いたまま汗をかいて蒸れた内側が冷えるか、この3つで手当てが変わります。

やみくもに厚手のものに買い替えても、底が薄ければ足裏は冷えたままです。

本記事では、冷える箇所の切り分け方・原因ごとの手当て・防臭性まで含めた次の一足の選び方を解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ルームシューズの防寒が効かない3つの原因

足が冷える経路は、上・下・内側の3方向しかありません。どこから冷えているかを先に決めれば、買い直すべき一足の条件もはっきりします。

くるぶしが出ていて足首から冷気が入る

かかとが浅いスリッパ型や、甲だけを覆うタイプは、足首から下の皮膚が外気にさらされます。

足首には太い血管が皮膚の近くを通っているため、ここが冷えると足先の温度も下がります。

足の甲は温かいのに、足首まわりがひんやりして足先まで冷えが広がる場合、この経路を疑ってください。

底が薄くて床の冷えが上がってくる

ルームシューズの底が1〜2mmの布一枚だと、床の温度がほぼそのまま足裏に伝わります。

とくにフローリングやクッションフロアは表面温度が室温より低くなるので、上側の生地がどれだけ起毛していても足裏だけが冷えます。

靴下を重ねても足裏から冷えるなら、原因は底です。

内側が蒸れて汗で冷える

ルームシューズの素材がボアやアクリル起毛のものは保温性が高いぶん、通気がほとんどありません。

足裏は一日に相当量の汗をかく部位なので、こもった湿気が生地に残り、その水分が蒸発するときに熱を奪います。

履き始めは温かいのに30分ほどで冷たく感じるのは、この汗冷えの形です。においが強くなってきた場合も同じ原因をたどっています。

冷える場所で原因を切り分ける

切り分けは、厚手の靴下を1枚履いて同じルームシューズを使うだけで済みます。

靴下を足した状態で足先まで温かくなるなら、不足していたのは足首と甲の保温で、冷気が上から入っていたということになります。

靴下を重ねても足裏の冷たさが残るなら、ルームシューズの底の厚みが足りていません。

履いてすぐは温かく、しばらくすると冷たくなる場合は、時間の経過が手がかりになります。

室温が下がっていないのに足だけ冷えるのは、内側にたまった湿気が原因です。

脱いだ直後に中敷きを指で触って湿っていれば、汗冷えとみてまず間違いありません。

もう一つ確かめてほしいのが、足の指が動く余裕です。

きつい一足を無理に履くと足の血流が落ちて、ルームシューズの素材がどれだけ厚くても温まりません。

指先が窮屈に感じるなら、保温の前にルームシューズのサイズの見直しが先になります。

原因別にできるルームシューズの防寒対策

足首から冷えるならブーツ型か靴下の併用

くるぶしが隠れる高さまで覆うブーツ型に替えると、足首からの冷気がそのまま減ります。

今の一足を使い続けるなら、くるぶしまで覆う靴下やレッグウォーマーを足してください。

足首を覆う面積が増えるだけで、同じルームシューズでも体感は変わります。

底が冷えるなら中敷きを足して床から離す

底の薄いものには、フェルトやウールの中敷きを1枚入れるのが手早い方法です。

中敷きの厚みが数mm増えるだけで足裏と床の間に空気の層ができ、床の冷えが伝わりにくくなります。

中敷きを入れると足の甲が窮屈になるので、もともと余裕のない一足では使えません。

床そのものが冷たいなら、足元にラグやマットを敷くほうが効果があります。ルームシューズ側で解決しようとするより、立つ場所と座る場所の床を覆ったほうが、冷える面積を広く減らせます。

汗冷えするなら脱ぐ時間と乾かし方を変える

蒸れが原因のときは、帰宅後に履き続ける時間を区切ってください。

数時間に一度脱いで、中の湿気を飛ばすだけで汗冷えは軽くなります。

脱いだあとは床に置いたままにせず、つま先を上に向けて立てかけると内側が乾きます。

乾燥機にかけたり暖房器具に近づけると、合成皮革や接着部分が変形するので避けてください。

対策しても直らないときに考えること

ルームシューズの底は、踏み続けるうちに中の綿やウレタンが潰れて薄くなります。

新品のときより足裏が冷たく感じるなら、ルームシューズの底の素材が潰れて保温の層が失われた状態なので、中敷きを足しても元には戻りません。

かかとの縫い目が崩れていたり、底が硬くなって曲がらなくなっていたら、買い替えの目安です。

手を当てても温かさが戻らない、左右の片方だけが強く冷える、指先の色が白っぽく変わる、しびれや痛みが続くといった場合は、ルームシューズで対処する話ではありません。冷えの感じ方には体の側の要因もあるので、気になる症状が続くときは医療機関に相談してください。

防寒性と防臭性を両立させるルームシューズの選び方

次の一足で見るのは、覆う高さ・ルームシューズの底の厚み・洗えるかどうかの3点です。

くるぶしを覆う高さがあるか

かかとを包み、くるぶしまで丈があるブーツ型は、足首からの冷気を防げます。かかとのないミュール型は脱ぎ履きが楽な代わりに、覆われない面積が大きくなります。

底に芯材が入っているか

底に厚手のフェルトやウレタン、EVA(発泡樹脂)のシートが入っているものは、床との間に層ができて冷えが伝わりにくくなります。売り場では底を指で押して、沈んだあとに戻る厚みがあるかを確かめてください。

防臭性はルームシューズの素材と洗える構造で決まる

においの元は足の汗と、そこで増える菌です。

防臭性をうたう加工品もありますが、メーカーが抗菌・防臭として表示しているのは菌の増え方を抑える働きで、洗わずに使い続けても臭わないという意味ではありません。

現実的な防臭性は、洗えるかどうかで決まります。

ポリエステルやアクリルの起毛素材は家庭で洗いやすく、ウールや本革は洗濯に向きません。

洗えない一足を選ぶなら、中敷きだけ洗えるか取り替えられるかを見てください。においが出てからの手当ては、ルームズのスリッパが臭い原因と対策で解説しています。

冷え性で素材から選び直したい場合は、冬のあったかルームシューズの選び方で素材ごとの保温の違いを解説しています。かかとと底の作りがスリッパとどう違うのかは、ルームシューズとスリッパの違いで解説しています。

効果が薄い・注意が必要なルームシューズの防寒対策

よく見かける方法でも、理屈のうえで効きにくいものがあります。

  • 薄い靴下を2枚重ねる…足を締めつけて血流が落ちるため、靴下の厚みの分だけ温かくならないことがあります
  • 上側だけが毛足の長いものに替える…底が薄いままなら足裏の冷えは残ります
  • 使い捨てカイロを中に入れる…足裏は温度に鈍い部位で、低温やけどの危険があるため中敷きの下に直接入れないでください
  • ルームシューズのサイズが大きいものを選んで靴下を重ねる…中で足が動いて空気が入れ替わり、保温の層ができません

蒸れを減らそうとして、ルームシューズの素材に通気性の高いメッシュを選んでも、冬の室内では暖かい空気が逃げて保温の層ができにくくなります。汗冷えが原因の場合は、脱いで乾かす時間を作るほうが、メッシュに替えるより冷えを抑えられます。

よくある質問

靴下とルームシューズはどちらを厚くすべきですか

足裏が冷えるならルームシューズの底、足首や甲が冷えるなら靴下側を厚くしてください。両方を厚くすると中で足が窮屈になり、血流が落ちて温まりにくくなります。

床暖房の上でルームシューズを履くと防寒になりませんか

底に厚い芯材が入ったものは床暖房の熱も遮るので、足裏の温かさは感じにくくなります。床暖房を入れている部屋では、底の薄いものに替えるか脱いで過ごすほうが足裏は温まります。

ボアのルームシューズが途中で冷たくなるのはなぜですか

ルームシューズのボア素材は通気がほとんどないため、足裏の汗が内側にこもります。

その水分が蒸発するときに熱を奪うので、履き始めより冷たく感じます。

数時間ごとに脱いで、つま先を上に向けて立てかけて乾かしてください。

まとめ

ルームシューズの防寒がうまくいかないときは、足首・足裏・内側の湿気のどこに原因があるかを先に決めてください。

厚手の靴下を1枚足して足先まで温まるなら上からの冷気、足裏が冷たいままならルームシューズの底の厚み、時間が経って冷たくなるなら汗冷えです。

原因が分かれば、ブーツ型に替える、中敷きを足す、脱いで乾かす時間を作るという手当てのどれを選ぶかも決まります。

ぜひ本記事の切り分け方と、覆う高さ・底の厚み・洗えるかという3つの条件を参考に、次の一足を選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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