家具のかさ上げでロボット掃除機がスムーズに通れる家に

ロボット掃除機を導入したものの、家具の脚が低くて掃除できない場所が多い。そんな悩みを抱える人は少なくありません。せっかく便利な家電を導入しても、掃除できないデッドスペースが多いと本末転倒です。

この問題を解決する手段として注目されているのが、「家具のかさ上げ」。ベッドやソファ、テレビ台、テーブルの脚下を少し高くすることで、ロボット掃除機がスムーズに通れる家に生まれ変わります。

この記事では、ロボット掃除機と相性の良いかさ上げ方法や選び方のポイント、注意点までをわかりやすく解説します。

KAGUASHI編集部

商標登録番号:第6806912号


KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

目次

ロボット掃除機が通れない家具の特徴

ロボット掃除機の多くは本体の高さが約8〜10cm。機種によってはそれよりわずかに高いものもあります。

ロボット掃除機が通れない家具とは、主に以下のようなものです。

  • ベッド下の隙間が5cm以下
  • ソファやロータイプの棚の脚が低い
  • 脚のないフラットな家具で床と接している
  • 高さはあるが障害物(補強材など)が多く侵入できない構造

こうした家具の“高さ”をわずかに上げるだけで、掃除の効率が大幅にアップします。

家具をかさ上げするメリット

1. ホコリのたまりやすい場所を自動で清掃

家具下は日常的に掃除しづらい場所の代表格です。特にベッドやソファの下には、ホコリや髪の毛がたまりがち。ロボット掃除機が通れるようにすれば、放置されていた汚れも自動で掃除可能になります。

2. 人の手では届かない場所もラクに掃除

掃除機のノズルでも届かない奥のスペースも、ロボット掃除機なら自動で入り込んでくれるので、手間が省けて衛生的です。

3. 床掃除の時短と家事ストレス軽減

床に何も置かれていない、障害物が少ない部屋は、ロボット掃除機が最も効果を発揮できる環境です。かさ上げによって“掃除をしやすい家”に整えることは、日々のストレス軽減にもつながります。

ロボット掃除機が通れる高さの目安は?

ロボット掃除機の多くは高さ8〜10cm前後。そのため、家具の脚下に11cm以上のスペースがあると安心です。

以下に参考となる数値をまとめます。

家電・家具の種類推奨最低高さ
ベッド12cm以上
ソファ11cm以上
テレビボード10cm以上
サイドテーブル9〜10cm以上

※複数メーカーの寸法を参考にした目安

かさ上げの実例とアイテム選びのコツ

ブロックタイプのかさ上げ台

  • 家具の脚の下に置くだけ
  • 高さ5〜10cmアップできるものが多い
  • 底面に滑り止めがついたものを選ぶと安心
  • 脚の形状(丸・角)に合うか事前に確認することが重要

フレームタイプ(調整式)

  • 家具全体を支える枠型の台
  • 洗濯機や冷蔵庫に多いが、ベッドにも応用可能
  • 高さ・幅を自由に調整できるモデルが豊富
  • ロボット掃除機の通路確保に最適

クッション+脚キャップ併用

  • 椅子やテーブルに使えるかさ上げ用キャップに加えて、厚みのあるクッション材を使用
  • 数cm単位での調整が可能
  • 傷防止・静音効果も兼ねて一石三鳥

設置時の注意点

安定性を最優先にする

高さを出しすぎると家具が不安定になりやすく、倒れやすくなったりガタつきの原因になります。家具の重さ・脚の太さ・設置面積を考慮して、バランスの良い高さに調整しましょう。

耐荷重を必ず確認

重い家具(ベッド・本棚など)を持ち上げる場合は、かさ上げグッズの耐荷重性能が十分かどうかを確認してください。目安としては、耐荷重100kg以上あると安心です。

目立たないカラーや素材を選ぶ

部屋の雰囲気を壊したくない人は、床になじむカラー(クリア・木目調・ブラックなど)やインテリア性の高い素材を選ぶことで、自然に設置できます。

まとめ|ロボット掃除機に最適な“家具の高さ”をつくろう

家具のかさ上げは、単なる高さ調整ではなく、暮らし全体の清潔さと効率を向上させる工夫です。ロボット掃除機の性能を最大限に発揮するためには、家具の構造をほんの少し見直すだけでOK。

  • 家具下11cm以上を目安にスペースをつくる
  • ブロック・フレーム・キャップなどのかさ上げグッズを活用
  • 安定性と耐荷重に注意して、安全に設置する

「ロボット掃除機が引っかかるたびに持ち上げてる」「ベッド下だけいつもホコリだらけ」――そんなお悩みを、家具のかさ上げで解消してみてはいかがでしょうか。今ある家電と家具を、もっと効率よく活かす一歩になるはずです。

この記事を書いた人

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