SHARE:

ジョイントマットの選び方は?厚みと大きさ、素材で決める基準

ジョイントマットの売り場には、1枚30cm角の小さいものと60cm角の大判が同じ棚に並んでいます。

どちらも同じ形の凸凹でつながる構造なので、写真だけでは違いが分かりません。

ジョイントマットの選び方で最初に決めるのは、1枚の大きさ・厚みの数値・素材の3つで、この順に見ていくと迷う回数が減ります。

表示の「30×30cm」が凸部を含むのか除くのかはメーカーごとに違い、枚数計算がずれる原因にもなります。

本記事では、ジョイントマットのサイズ表記の読み方・厚みの決め方・EVAなど素材ごとの違い・部屋の実寸からの枚数計算まで解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ジョイントマットのサイズ表記は「有効面積」で読む

ジョイントマットの1枚の大きさは、30cm角と60cm角の2種類が中心です。ここで気をつけたいのは、パッケージの「30×30cm」が何を指しているかという点です。

ジョイントマットは四辺に凸部と凹部があり、隣の1枚とかみ合わせてつなぎます。

つなぐと凸部が隣の凹部に入り込むため、2枚つないだときの合計は単純な足し算になりません。

表示が凸部を含んだ外寸なら、つないだあとの1枚あたりの実効寸法は表示より小さくなります。

表示が凸部を除いた有効面積なら、つないだときの計算はそのまま足し算で合います。

どちらの基準かはパッケージの寸法欄に小さく書かれていることがあり、「約30×30cm(ジョイント部含む)」のような注記で見分けます。

注記がないときは、総面積の表示を見ても、凸部を含むかどうかは判別できません。

商品ページの仕様欄で、凸部の扱いを確かめてください。

端のふちパーツで仕上がり寸法が変わる

サイドパーツが同梱されている製品では、外周に付けて使います。

これは凸部を隠して段差をなだらかにする細い部品で、取り付けると1辺あたり2cm前後外側に広がります。

四方に付ければ両側で合計4cm前後です。

壁から壁までぴったり敷き詰める計画のときは、このふち分を足した寸法で収まるかを確かめてください。

ジョイントマットの厚みは「何のために敷くか」で決まる

ジョイントマットの厚みは、薄いものが8mm前後、標準が10〜12mm、厚手と呼ばれるものが20mm前後です。この数値は床の保護と足裏の感触、そしてドア下の隙間という3つに同時に関わります。

厚みの目安向く使い方注意する点
8mm前後キッチンや洗面所など、短時間立つ場所の冷え対策物を落としたときの衝撃はあまり吸収しません
10〜12mmリビング全面、子どもが座って遊ぶ場所家具の脚が重いと跡が残ります
20mm前後ハイハイや立ち始めの時期、マットの上で跳ねる遊びドアが擦る、段差でつまずくことがあります

厚ければ良いというわけではありません。

20mmのものを敷くと、床の高さがそのぶん上がります。

室内ドアの下端と床の隙間が15mmしかなければ、ドアが開かなくなります。

巻き尺でドア下の隙間を測ってから厚みを選んでください。

クローゼットの折れ戸や引き戸のレールも同じように当たります。

足音の対策で厚手を探している場合は、効き方が音の種類で変わります。

椅子を引く音や物を落とした音のように床を伝わる音と、テレビや話し声のように空気を伝わる音は別のもので、マットが働くのは前者です。

この切り分けはジョイントマットの防音が意味ないと言われる理由で解説しています。

ジョイントマットの素材はEVAが中心で、感触と手入れの基準が変わる

市販のジョイントマットの素材は、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)樹脂が中心です。

発泡させたスポンジ状の樹脂で、水を通しにくく、軽くて切りやすい性質があります。

表面にコルクを貼ったタイプ、ポリエステルの起毛を貼ったタイプもあり、選ぶ基準は感触と手入れのしやすさです。

EVAの無地タイプ

表面がつるりとしていて、こぼした水や食べ物を布で拭き取れます。

カッターで切って形を合わせられるので、柱の出っ張りや洗面台の脚をよけた敷き方ができます。

一方で、冬は表面温度が低く感じられ、靴下だと滑りやすい面もあります。

EVAの詳しい性質と使える時期の目安はジョイントマットのEVA素材の特徴で解説しています。

コルク貼りタイプ

EVAの土台にコルクシートを貼り合わせた構造で、足裏がさらりとして夏も使いやすいです。

ただし、表面のコルクは水を含むと膨らみ、こまかい粒が剥がれてくることがあります。

飲み物をこぼす頻度が高い食卓の下では、拭き取りやすい無地タイプのほうが扱いやすいです。

起毛・カーペット調タイプ

表面にポリエステルの毛足を貼ったもので、見た目はラグに近くなります。

足音の響きを抑えやすい反面、髪の毛や食べこぼしが毛足に入り込み、掃除機をかける手間が増えます。

ラグと迷っている場合の判断はジョイントマットとラグのどちらを選ぶかで解説しています。

部屋の実寸から必要枚数を逆算する

敷く場所の幅と奥行きを測り、それを1枚の有効寸法で割ります。30cm角なら1平米あたり約11枚、60cm角なら1平米あたり約2.8枚です。

例として、幅240cm×奥行180cmのスペースに30cm角を敷く場合、幅は240÷30で8枚、奥行は180÷30で6枚なので、8×6で48枚になります。

60cm角なら幅4枚×奥行3枚で12枚です。

割り切れない寸法のときは切って調整する必要があるので、1列ぶん多めに見ておいてください。

どちらの大きさを選ぶかは、部屋の形で決まります。

四角く開けた部屋なら60cm角のほうがつなぎ目が少なく、敷く作業も早く終わります。

柱の出っ張りや家具の脚が多い部屋では、30cm角のほうが角のよけ方を細かく決められます。

並べる順序とつなぎ目の向きのコツはジョイントマットの敷き方のコツで解説しています。

ジョイントマットのサイズや厚みを間違えるとどこで困るか

選び間違いは、ドアの開閉、壁際の隙間、端の浮きといった、敷いたあとの使い方の中で出てきます。

無理に開け閉めすると、ドアの下端とマットの表面の両方が削れます。マットのサイズが部屋の寸法と合わず、壁際に数センチの隙間が残ると、そこにほこりがたまり、掃除機のヘッドが隙間に落ちます。

端が浮いてめくれる状態は、つまずきにつながります。

端が反り上がっているときは、開封して数日は上に平らなものを置いて伸ばしてください。

それでも浮くときの対処はジョイントマットの固定方法で解説しています。

ベッドやソファの脚が乗る場所は、厚手のものほど沈み込んでくぼみが残ります。脚の下だけ硬い板を挟む方法を含め、家具の下での使い方はジョイントマットをベッド下に敷く手順で解説しています。

表示はパッケージの寸法欄と商品ページの仕様表で確かめる

確かめる場所は3つです。

  • パッケージ側面または裏面の寸法欄(1枚あたりの寸法・マットの厚み・入り数・総面積)
  • 同じ欄の材質表示(EVA樹脂、表面材の種類)
  • 注意表示の欄(床暖房対応の有無、ホットカーペットとの併用、カッターで切れるか)

通販の商品ページでは、画像ではなく仕様表のテキストを読んでください。

「約30×30×1.0cm」のように厚みがcm表記で混ざることがあり、10mmと1.0cmが同じ値だと分かっていないと厚みを読み違えます。

総面積と入り数が両方書かれていれば、そこから1枚の有効面積を割り出せます。

100円ショップで買う場合は、同じ店でも時期によって取り扱うマットのサイズと厚みが入れ替わります。ダイソーとセリアそれぞれの展開はダイソーのジョイントマットのサイズと厚み、セリアのジョイントマットの厚みで解説しています。

よくある質問

30cm角と60cm角を混ぜて敷けますか

同じメーカーの同じシリーズでも、凸部の形状と間隔が違えばかみ合いません。

寸法が倍の関係にあっても、ジョイント部の寸法が一致していないとつながらないので、1つの面には同じ製品でそろえてください。

部屋ごとに別々のマットを敷くなら、1枚の大きさを変えてもかまいません。

厚手のジョイントマットの上にベビーサークルを置いても大丈夫ですか

サークルの脚が細いものは、厚手の柔らかいマットに沈み込んで傾きます。

脚の接地面が広いタイプを選ぶか、脚が乗る位置だけ薄手のマットに替える方法があります。

サークル自体の固定方法はメーカーの説明書に従ってください。

カッターで切ると切り口がぼろぼろになります

EVAは刃が鈍っていると表面が引きちぎられます。

新しい刃に替え、定規を当てて一度で切らず、浅い切り込みを数回重ねてください。

切った辺はジョイントの凸凹がなくなるので、壁際に向けて配置します。

まとめ

選ぶ順序は、敷く場所の実寸とドア下の隙間を測ることから始まります。

部屋の形から30cm角か60cm角のどちらかが決まり、ドア下の隙間から使えるマットの厚みの上限が決まり、拭き取りたいのか足裏の感触を取りたいのかで表面の素材が決まります。

パッケージの寸法が凸部を含むかどうかだけは、総面積と入り数から逆算して確かめてください。

ぜひ本記事の厚みの比較表と枚数の計算方法を参考に、自分の部屋に合う1枚を選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
あなたへのおすすめ