ジョイントマットの滑り止めは100均で足りる?滑るときの対処
ジョイントマットを敷いた上で子どもが走ると、マットごと横にずれます。
マットの表面を靴下で踏んだ瞬間につるつると滑ることもあります。
原因はひとつではなく、床とマットの間がずれているのか、マット表面と足の間が滑っているのかで対処がまるで変わります。
100均の滑り止めシートで止まるのは前者だけです。
本記事では、滑る原因の切り分け方、100均グッズで足りる場面と足りない場面、EVA素材の表面が滑るときの手当てまで解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ジョイントマットが滑るのは、床との間・マット表面・継ぎ目の3か所で起きる
同じ「滑る」でも、起きている場所は3か所に分かれます。ここを取り違えると、買ったグッズがまったく働きません。
マットの裏面と床の間がずれている
敷いたマット全体が、踏むたびに数ミリずつ移動していくタイプのずれです。
ジョイントマットの裏面はEVA樹脂のほぼ平らな面なので、フローリングやクッションフロアの上では摩擦がほとんどかかりません。
マット同士をジョイントで連結していても、連結した面が一枚の板のようにまとまって動くだけで、むしろ大きな塊で滑ります。
壁際に隙間があるほど、逃げる先があるので移動量が増えます。
マットの表面と足の間が滑っている
マットそのものは動かないのに、靴下や素足が表面を滑っていくタイプです。
ジョイントマットの素材がEVAの製品は、表面に細かいエンボス加工が入ったものもありますが、ツヤのある平らな仕上げの製品だと、靴下では摩擦が足りません。
新品のうちは製造時の離型剤が残っていてさらに滑ることがあり、水や皮脂が乗ると状態が変わります。
マット同士の継ぎ目が浮いている
継ぎ目のギザギザ部分が持ち上がり、そこに足が乗って踏み外す形です。これは摩擦の問題ではなく連結と平面の問題なので、マットの滑り止めグッズでは直りません。
ジョイントマットの滑りは、マットを踏んだときの動きで3つの原因から見分ける
切り分けは数十秒で終わります。靴下を履いた状態で、マットの中央に片足を置いて前方向に体重をかけてください。
| 起きたこと | 原因 | 向かう対処 |
|---|---|---|
| マットごと前に動いた | 床とマット裏面の間 | ジョイントマットの滑り止めに使う吸着タイプのシート、ズレ防止の固定 |
| マットは動かず足だけ滑った | マット表面と足の間 | 表面の洗浄、履物の変更、ラグの重ね敷き |
| 継ぎ目が持ち上がって足が乗った | 連結と下地の不整 | 並べ直し、下地の平滑化 |
両方が同時に起きている部屋もあります。
その場合は床側のずれを先に止めてください。
マットが動いている状態では、表面を触っても滑りの感触が変わったかどうか判断できません。
素足で試すと摩擦が高く出るので、普段その部屋で履いているもので確かめることが大事です。
ジョイントマットの滑り止めは100均でどこまで足りるか
ダイソーやセリアでは、家具の滑り止めになる吸着タイプのシート、ラグ用の滑り止めネット、転倒防止用のクッションゴムなどが並びます。取扱いは店舗や時期で変わりますが、床とマットの間を止める用途ならこの範囲で間に合う場面があります。
100均のシートでジョイントマットの滑り止めになる条件
敷く面積が小さいこと、床がフローリングやタイルのように平らで乾いていること、マットの上で激しく動かないことの3つが揃えば、ラグ用の滑り止めシートをマットの下に点々と入れるだけで移動量が減ります。全面に敷くと湿気が抜けにくくなるので、点で入れるほうが扱いやすいです。
100均では足りない場面
6畳一面に敷いている、子どもが走る、ペットが急に方向転換する、といった条件では、点で入れたシートが押し出されます。
面積が広いほど必要な枚数が増え、結果として専門の吸着マットを選ぶほうが手間が少なくなります。
糊で貼る両面テープを床に直接使うのは、剥がすときに床材の表面を持っていく可能性があるのでやめてください。
ジョイントマットの表面がつるつるなら、洗う・履物を変える・上に敷くの3つから選ぶ
表面側の滑りは、グッズを下に入れても変わりません。打てる手は3つに絞られます。
表面の皮脂と離型剤を落とす
ぬるま湯に中性洗剤を薄めて、固く絞った布で拭いてください。
新品で滑るときは製造時の残留物、使い込んで滑るときは皮脂とほこりが乗っている状態で、どちらも水拭きだけでは落ちきりません。
拭いたあとは乾いた布で水気を取り、完全に乾かしてから使います。
濡れたEVA製のマットは、表面が乾いているときよりさらに滑ります。
履いているものを変える
ツルツルした靴下は、表面がツヤのある平らな仕上げのマットの上では滑ります。靴下の滑り止めになるゴム粒が付いたものか素足に変えるだけで、マットを触らずに解決する部屋もあります。
上にラグやタイルカーペットを重ねる
表面の仕上げが滑りやすい製品を買ってしまった場合、表面を加工し直すことはできません。
クッション性はマットに任せ、足が触れる面だけをラグやタイルカーペットに置き換えるのが現実的な方法です。
重ねる判断はジョイントマットとラグを重ねて使う判断で解説しています。
直らないときに疑う、マット以外の原因
滑り止めシートを入れても床の上でずれ続ける場合、床側に原因があることがあります。
ワックスを塗った直後のフローリングは表面が平滑で、吸着タイプのシートが食いつきません。
床用の艶出しスプレーを使った部屋も同じです。
この場合はシートを足すよりも、床の表面に残った被膜が落ち着くまで待ってください。
ホットカーペットや床暖房の上では、熱でマットが反って端が浮き、そこを踏んで滑ったように感じることがあります。
床暖房対応と表示のない製品を熱源の上で使っているなら、表示のある製品に替える検討が要ります。
またマットが劣化して表面のエンボスがつぶれている場合、新品のときより摩擦が落ちています。
次にジョイントマットを買うなら、マットの裏面の吸着加工と表面の仕上げを見る
同じジョイントマットでも、裏面の作りで床へのとどまり方が変わります。
通販の商品ページで「吸着」「ズレない」と書かれているものは、裏面に吸着加工を施した層があり、平らな床に貼り付く仕組みです。
マットの裏面が単純な平面の製品には、この層がありません。
敷く枚数が多いなら、最初から吸着加工のある製品を選ぶほうが後の手間が減ります。
表面側は、写真でツヤの出方を見てください。
光が強く反射している製品は平滑な仕上げで、靴下では滑りやすくなります。
布目やエンボスの陰影が写っているものは摩擦が高めです。
マットの素材ごとの性質はEVA素材の特徴と何歳まで使えるかで、マットの厚みと大きさの決め方は厚みと大きさ、素材で決める選び方の基準で解説しています。
100均で現物を確かめたい場合は、ダイソーのジョイントマットのサイズと厚みやセリアの厚みとダイソーとの違いも参考になります。
やっても効果が薄い対処
よく紹介される方法のうち、理屈のうえで働きにくいものがあります。
- マット同士の連結を増やす — 連結した面がひとつの板になるだけで、床との摩擦は増えません
- マットの上に重い家具を置く — 家具の足元は押さえられますが、人が歩く場所は動き続けます
- マットの表面に床用の滑り止めスプレーをかける — 床用の製品はマットの素材であるEVAへの適合が表示されておらず、変色や粘つきが出ることがあります
- マットの下に新聞紙や厚紙を敷く — 紙とEVA樹脂の間で滑るうえ、湿気を抱えます
よくある質問
ジョイントマットの滑り止めは100均のシートで足りますか
床とマットの間のずれが原因で、敷いている面積が小さいなら間に合います。
マット1枚あたり四隅に手のひら大のシートを入れる使い方で移動量が減ります。
6畳規模に敷いている場合や、上で走る子どもがいる場合は、吸着加工のある製品に替えるほうが手間が少なくなります。
マットは動かないのに靴下で滑ります。下に滑り止めを入れれば直りますか
直りません。
足と表面の間で滑っているので、床側に何を入れても摩擦は変わりません。
表面を中性洗剤で拭いて皮脂と残留物を落とすか、滑り止め付きの靴下に替えるか、上にラグを重ねるかの3つから選んでください。
買ったばかりのマットの表面がつるつるします。不良品ですか
製造時の離型剤が表面に残っている場合は、新品でもさらに滑りやすくなります。
ぬるま湯に中性洗剤を薄めた布で拭き、乾かしてから使ってみてください。
それでも変わらない場合は、その製品の表面仕上げそのものが平滑なつくりです。
まとめ
ジョイントマットの滑りは、床とマットの間で起きているのか、マット表面と足の間で起きているのかを先に分けてください。
マットの中央を踏んで、マットごと動けば床側、足だけ滑れば表面側です。
床側なら100均の吸着シートを四隅に点で入れる手が使えますし、表面側なら洗浄・履物・重ね敷きの3つから選びます。
連結を増やす、紙を敷く、床用の滑り止めスプレーをかけるといった方法は、仕組みのうえで働きません。
ぜひ本記事の切り分け表と、100均で足りる条件・足りない条件の線引きを参考に、自分の部屋で起きている滑りがどちら側なのか確かめてください。




