ジョイントマットは床暖房対応してる?選び方のポイント

寒い季節に大活躍する床暖房。しかし「床暖房の上にジョイントマットを敷いてもいいの?」「対応していないとどうなるの?」と不安に思う人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ジョイントマットを床暖房の上で使用する際の注意点と、選び方のポイントをわかりやすく解説します。

KAGUASHI編集部

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目次

床暖房対応のジョイントマットとは?

床暖房対応と記載されているジョイントマットは、高温下でも変形・変色しにくく、熱による有害物質の発生が抑えられた設計になっています。

一方、非対応のマットを床暖房の上で使用すると、以下のようなトラブルが起こることがあります。

  • 熱によるマットの反り・変形
  • 材質の劣化による異臭やベタつき
  • 有害な化学物質(VOCなど)の発生
  • 床暖房の熱が遮断されて暖まりにくくなる

安全性・快適性の面からも、「床暖房対応」の記載があるマットを選ぶのが鉄則です。

素材別|床暖房との相性

素材床暖房との相性コメント
EVA樹脂△(要対応品)多くは非対応。対応商品を選ぶ必要あり。
PE(ポリエチレン)△(要注意)熱に弱いため、非対応製品が多い。
コルク天然素材で熱伝導性が高く、床暖房と相性が良い。
フェルト熱に強く、断熱・防音効果もある。
PVC×高温で変形・劣化のリスクが高い。避けた方が無難。

EVA樹脂は主流素材ですが、床暖房に使用するには「床暖房対応」と明記されたものを選ぶことが重要です。未対応のEVAマットは熱で縮んだり反ったりする恐れがあります。

ジョイントマット選びのポイント

1. 「床暖房対応」の明記を確認する

まずはパッケージや商品ページに「床暖房対応」などの記載があるかを必ずチェックしましょう。記載がないものは基本的に非対応と考えてください。

また、「耐熱温度」が明記されている場合は、70℃以上を目安にすると安心です。

2. 熱伝導性の良い素材を選ぶ

床暖房の熱を効率よく伝えるためには、熱がマット全体に行き渡りやすい素材や構造を選ぶことも大切です。

たとえば、コルク素材やウール混フェルトタイプは、保温性と通気性のバランスが良く、床暖房との相性も抜群です。

3. すき間や浮きが出にくい構造

床暖房による熱の影響でマットが伸縮すると、すき間が開いたり、反りが起きやすくなります。しっかり噛み合うタイプやフチ付き構造を選ぶことで、トラブルを回避できます。

また、適度な重さや滑り止め機能があると、熱膨張によるズレも起こりにくくなります。

使用時の注意点

加熱前にしっかり敷く

マットが中途半端に浮いていたり、重なっていたりすると、加熱時に変形しやすくなります。床暖房をオンにする前に、しっかり整えてから使用しましょう。

長時間の高温使用を避ける

床暖房を高温で連続使用すると、対応マットでも劣化しやすくなります。できるだけ中温・低温モードを活用し、温度調整をこまめに行うのがおすすめです。

定期的なマットの裏チェック

長時間敷きっぱなしだと湿気がこもり、カビの原因にもなります。定期的にマットを持ち上げて、床と裏面の通気を確保しましょう。

まとめ|床暖房対応マットを選べば快適&安全

ジョイントマットを床暖房の上で使うなら、対応素材・構造の製品を選ぶことが必須条件です。非対応マットでは安全性が損なわれるだけでなく、暖房効率も低下してしまいます。

床暖房に最適なマットを選ぶために、

  • 「床暖房対応」の記載をチェック
  • 熱に強く変形しにくい素材を選ぶ
  • 正しい敷き方・温度管理を意識

といったポイントを意識して選びましょう。快適で安全な冬の室内環境づくりに、正しいマット選びは欠かせません。

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