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インソールで疲れにくいのは?衝撃吸収型とアーチ支持型の違い

靴売り場のインソール棚には、分厚いジェル入りのものと、土踏まずが盛り上がった硬めのものが並んでいます。

どちらも「疲れにくい」と書かれていますが、作りが違うので効き方も別です。

前者は着地の衝撃を受け止める衝撃吸収型、後者は足裏のアーチを下から支える支持型で、長く立つのか長く歩くのかで選ぶ側が変わります。

本記事では、衝撃吸収型とアーチ支持型の構造の違い、靴の種類ごとの選び分け、インソールの厚みで靴がきつくなる失敗、洗い方と交換の目安を解説します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

疲れにくさを分けるのは、インソールの衝撃吸収とアーチ支持のどちらに寄っているか

インソールを選ぶときに最初に決めるのは、足裏のどこに何をさせたいかです。

コンクリートの上に立ちっぱなしで足裏がジンジンするのと、歩き続けてふくらはぎや土踏まずが張ってくるのとでは、原因が違います。

前者は着地や荷重のたびに床から返ってくる衝撃が積み重なった状態で、後者は体重を支えるアーチの働きが追いつかなくなった状態です。

衝撃吸収型のインソールは、かかとや前足部に柔らかい層を入れて、床から返る力をやわらげる作りです。

アーチ支持型は土踏まず側を盛り上げ、足裏のアーチが沈み込む量を抑える作りになっています。

同じ「疲れにくい」という言葉でも、片方は衝撃を減らし、もう片方は足の形が崩れる量を減らしているので、合わない方を買うと変化を感じにくくなります。

なお、インソールの効き方は足の形、体重、履く靴、歩く距離で変わります。足裏や踵に痛みが続く場合は、インソールで様子を見るのではなく、整形外科など医療機関に相談してください。

インソールのタイプごとに、構造と変わることが違う

衝撃吸収型(ジェル・ウレタン系)

かかと部や前足部にジェルや低反発ウレタンを配置し、着地の瞬間に素材がつぶれて力を逃がします。

硬い床の上で立ち続ける仕事や、アスファルトを長く歩く通勤では、この沈み込みがそのまま足裏の当たりの柔らかさになります。

ただし柔らかい層があるとインソールの厚みが増すので、靴の中の容積を食います。

つま先が浅い靴に入れると、甲が圧迫されます。

アーチ支持型(土踏まず側が盛り上がったタイプ)

土踏まずの下に硬めの樹脂や成形されたウレタンを置き、アーチが落ちる量を抑えます。

沈み込みが減ると足首から下のぐらつきが小さくなるので、長距離を歩いたときの疲れ方が変わったと感じる人がいます。

一方で、支えの位置が自分の土踏まずの位置とずれていると、歩くたびに一点を押され続けて痛くなります。

買う前に、盛り上がりの頂点が足の真ん中あたりに来るかを足で確かめてください。

ハイブリッド型とカップ形状

かかとを囲うカップ状の縁を持ち、土踏まずの支えと、かかと部のクッション材を両方入れたタイプもあります。

かかとが左右にぶれにくくなるぶん安定しますが、縁がある分だけ靴の中で位置が決まってしまうので、靴との相性が出ます。

元の中敷きを抜いて入れ替える前提の作りが多く、重ねて使うと高さが合いません。

部分パッドタイプ

かかとだけ、前足部だけを覆う小さなパッドです。

全面タイプと違って靴全体の高さが変わらないので、パンプスやブーツのように余裕の少ない靴で使いやすい反面、足裏全体を支える働きはありません。

靴の中で動きやすいため、粘着面がある製品でも定期的に位置を直してください。

どのインソールが向くかは、立つ時間と歩く距離で分かれる

タイプ構造上の特徴向いている人向かない人
衝撃吸収型かかと・前足部に柔らかい層。インソールの厚みが出やすい硬い床で立ち仕事をする人、通勤で舗装路を長く歩く人靴の中に余裕がない人、足首のぐらつきを抑えたい人
アーチ支持型土踏まず側が硬めに盛り上がる長く歩くと土踏まずやふくらはぎが張る人、靴の中で足が内側に倒れる感覚がある人土踏まずを押されるのが苦手な人、支えの位置が合わない人
ハイブリッド型かかとカップ+クッション材スニーカーで元の中敷きを入れ替えられる人元の中敷きが取り外せない靴を使う人
部分パッドかかとまたは前足部だけを覆う小型パンプス・革靴で高さを変えたくない人足裏全体の支えがほしい人

表のどの行に当てはまるか迷うときは、夕方に痛む場所を思い出してください。かかとや足裏全体がジンジンするなら衝撃吸収側、土踏まずやふくらはぎが張るならアーチ支持側が候補になります。

靴の種類で、入れられるインソールの厚みの上限が決まる

スニーカーは元の中敷きを取り外せる製品が多く、同じくらいのインソールの厚みなら入れ替えても履き心地が大きく崩れません。

革靴やパンプスは中敷きが貼り付けられていることがあり、その上に全面タイプを重ねると、甲が当たって足の甲側が痛くなります。

元の中敷きが外れるかどうかを、買う前に靴の中に指を入れて確かめてください。

ブーツやワークシューズのように足首まで覆う靴では、全面タイプを入れてインソールの厚みが増すと、足を入れる動作そのものがきつくなります。インソールのサイズを一段小さいものにしても高さは変わらないので、この場合は全面タイプではなくかかと部だけのパッドにするほうが、靴の容積を減らさずに済みます。

インソールでよくある失敗は、重ね入れとインソールのサイズの切りすぎ

元の中敷きを抜かずに全面タイプを重ねると、足が持ち上がって靴の中で指先が前に押し出されます。

つま先が当たると、インソールを入れたのに歩きにくくなります。

全面タイプを買うときは「入れ替える」のが前提と考えてください。

もう一つは、インソールのサイズ合わせの切りすぎです。

つま先側にカットラインが引いてある製品でも、元の中敷きを型紙代わりに重ねて線を引いてから切ります。

線を引かずに目分量で切ると短くなりすぎ、靴の中で前後に動いてしまいます。

小さく切ってしまった場合は元に戻せないので、最初は大きめに切って、靴に入れて当たりを見ながら少しずつ詰めてください。

買う前に測るのは、足の実寸と靴の中の余裕

まず足の長さをミリ単位で測ります。

紙の上に立ち、かかとの後ろといちばん長い指の先に印を付けて測るだけで十分です。

靴のサイズ表記と足の実寸がずれている人は、インソールもサイズ表記ではなく実寸に合わせたほうが、カットの量が少なく済みます。

次に、靴の中にどれだけ余裕があるかを確かめます。

靴を履いた状態で甲の上をつまみ、革や生地がつまめないほど張っているなら、インソールの厚みを足す余地はありません。

インソールの厚みは製品に数ミリ単位で書かれているので、かかと部の厚みと前足部の厚みの両方を見てください。

かかとだけ厚い製品は、入れると足が前傾します。

靴ひもで調整できるスニーカーなら多少の厚みは吸収できますが、ひもを緩めて履くと靴の中で足が動き、インソールのアーチの位置もずれます。インソールを入れたら、ひもは普段より一段しっかり締め直してください。

インソールの手入れと、交換の目安

汗を吸ったインソールをそのまま靴に入れっぱなしにすると、においの原因になります。

帰宅後に靴から抜いて風通しのよい場所に立てかけておくだけでも、乾きが早くなります。

洗えるかどうかは製品の表示によって違い、樹脂やウレタンを接着して作られたものは水洗いで層が剥がれることがあります。

表示に水洗い可と書かれていない製品は、固く絞った布で表面を拭く程度にとどめてください。

洗ったあとは陰干しにします。ドライヤーやストーブで急いで乾かすと、ウレタンが縮んだり接着部分が浮いたりします。

交換の目安は、見た目と踏んだ感触で判断できます。

衝撃吸収型は、かかと部を指で押してみて、以前のように戻ってこなければクッション材がへたっています。

アーチ支持型は、土踏まずの盛り上がりが潰れて平らに近づいていれば、支える働きが落ちています。

表面の布が破れて下の層が見えているものは、その部分が足裏に当たって痛みの原因になるので替えてください。

よくある質問

インソールと中敷きは違うものですか

言葉としてはどちらも靴の中に敷くものを指します。

売り場によっては、靴にもともと入っている平らなものを中敷き、後から入れる機能付きのものをインソールと呼び分けています。

買うときは呼び名ではなく、全面タイプか部分パッドか、土踏まずの盛り上がりがあるかを見て判断してください。

100円ショップのインソールでも意味はありますか

薄いスポンジやパイル地のものは、靴の中の汗を吸ったり、少し大きい靴の隙間を埋めたりする用途に向きます。

一方で、薄いスポンジやパイル地のものには、アーチを支えるだけの硬さを持った成形パーツが入っていないので、土踏まずを支える目的には向きません。

何をさせたいかで選び分けてください。

なお、取扱いは店舗や時期によって変わります。

インソールを入れると靴は小さくなりますか

全面タイプを元の中敷きの上に重ねれば、インソールの厚みの分だけ靴の中は狭くなります。

元の中敷きと入れ替えれば、差は両者の厚みの差だけです。

靴のサイズをきつくしたくないときは、元の中敷きを必ず抜いてから入れてください。

スニーカーには最初からインソールが入っていますが、替える必要はありますか

もともと入っている中敷きが平らな薄いスポンジで、歩いたあとに土踏まずが張るのであれば、アーチ支持型に替えると足裏の沈み込む量が変わります。今の履き心地に不満がなければ替える理由はありません。

インソールが逆に合わないこともありますか

あります。

アーチの盛り上がりが自分の土踏まずより前後にずれていると、一点を押され続けて痛みが出ます。

厚みが合わずに甲が当たる場合も同じです。

入れて歩いてみて痛みが出るときは使用をやめ、症状が続くなら医療機関に相談してください。

まとめ

インソール選びは、衝撃吸収型とアーチ支持型のどちらに寄せるかを先に決めると絞り込めます。

硬い床で立つ時間が長いなら衝撃吸収型、歩く距離が長くて土踏まずやふくらはぎが張るならアーチ支持型が候補です。

そのうえで、元の中敷きが外せる靴かどうかと、インソールの厚みを足せる余裕があるかを確かめてから買うと、入れたのに履けないという失敗を避けられます。

足裏の疲れを靴以外から考えたい場合は、扁平足と竹踏みの関係で足裏アーチへの負担について解説しています。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と採寸の手順を参考に、自分の足と靴に合うインソールを選んでください。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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