ドアスイープとは?玄関ドア下の隙間は何ミリまで塞げる?
玄関ドアを閉めても、下のほうから冷たい空気が流れ込んできます。ドアスイープは、ドアの下端に横一文字で取り付け、ゴムのひれやブラシの毛先で床との隙間を埋める部材です。
選ぶときに見る数値は全長と対応隙間の2つで、実測が5ミリなのか15ミリなのかで買える製品が変わります。
ドア下の隙間はドアごとに違い、同じ1枚でも蝶番側とラッチ側で数ミリの差が出ます。
本記事では、ドアスイープの3タイプの違い、玄関ドア下の隙間をミリ単位で測る手順、対応隙間という表記の読み方を解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ドアスイープはドア下端に取り付ける横長の気密部材
ドアスイープは、アルミや樹脂の細長い本体に、ゴムのひれ(フィン)またはブラシ状の毛(モヘア)を組み合わせた部材です。
これをドアの下端、あるいはドア下部の室内側の面に横向きに取り付け、垂れ下がったひれを床へ軽く触れさせることで、ドアと床のあいだに残る隙間を覆います。
隙間テープのようにドア枠へ貼るのではなく、ドア側に付いて扉と一緒に動くところが構造上の違いです。
寸法の表記はミリ単位で、全長と対応隙間の2つが軸になります。全長はドアの横幅に対して足りるかを見る数値で、対応隙間はひれが届く床までの距離を指します。
固定方法で分かれるドアスイープの3タイプ
売り場に並ぶ形はどれも似ていますが、ドアへの止め方は3つに分かれ、ここで賃貸かどうかの判断がつきます。
| タイプ | ドアへの固定 | 向いている条件 |
|---|---|---|
| ネジ留め式 | 本体をネジでドア下端に固定する | 木製ドアで、長さを切って長く使いたい持ち家 |
| 貼り付け式 | 両面テープでドア下部の面に貼る | ネジ穴を開けられない賃貸、金属製のドア |
| 差し込み式 | コの字の本体でドア下端を挟み込む | 工具を使わず、退去時に外して戻したい場合 |
玄関ドアには金属製のものがあり、ネジ穴を開けられない場合は貼り付け式か差し込み式になります。
貼り付け式の両面テープは、ドア下端に油分や砂ぼこりが付いていると粘着が落ちるので、中性洗剤で拭いてから乾かして貼ってください。
賃貸の玄関まわりでどこまで手を入れられるかは、玄関ドアの隙間を埋める賃貸の方法で解説しています。
玄関ドア下の隙間は何ミリまで塞げるのか
隙間をミリ単位で測る手順
ドアを閉めた状態で、床とドア下端のあいだに定規を立てて測ります。
蝶番側・中央・ラッチ側の3か所を測り、広いところと狭いところの両方を控えておいてください。
玄関ドアの下には沓摺(くつずり)という段差材が入っていることがあり、そのときは床ではなく沓摺の上面までの寸法が実測値になります。
1ミリ単位で読める定規を使い、センチでまるめないことが前提です。
塞げる上限はひれの長さで決まる
対応隙間として書かれた数値が、その製品で埋められる上限です。
ひれが長いほど広い隙間に届きますが、そのぶん床へ強く押し付けられ、開閉が重くなったり、カーペットの毛に先端が引っかかったりします。
実測が対応隙間を超えるときは、本体の取り付け位置を数ミリ下げて出代(でしろ)を稼ぐか、別の塞ぎ方へ切り替える判断になります。
指が入るほど隙間が広い玄関での対処は、ドア下の隙間が広いときのドアスイープとテープの使い分けで解説しています。
ドアスイープの対応隙間がメーカーごとにずれる理由
同じ「対応隙間10ミリ」という表記でも、基準にしている地点が製品で違います。
本体の取り付け面から床までを指すものと、ひれの先端が届く最大距離を指すものがあり、後者は先端が床に触れただけの状態を含むため、どれだけ風を抑えられるかまでは表していません。
ひれの素材でも接し方が変わり、硬めのゴムは接地した位置で止まるのに対し、柔らかいシリコンやモヘアは寝るので、床までの距離が表記より狭くても扉が止まりにくいかわりに、押し返す力が弱くなります。
そのため、判断は取り付け位置から逆算してください。
まずドア下端の小口に付けるのか、室内側の面に付けるのかを決めます。
次にその面から床までをミリで測り、対応隙間の上限がその値以上の製品に絞ります。
最後にドアの横幅に対して全長が足りるかと、適合するドア厚がドアに合うかを照らし合わせれば、候補は1つか2つに減ります。
寸法の合わないドアスイープを付けると起きること
無垢フローリングやクッションフロアでは、擦れた跡が床に残ることもあるので、取り付け前に目立たない位置でドアを数回動かして当たり方を見てください。玄関の沓摺や敷居のような段差がある場合は、その段差にひれが突き当たって扉が止まります。
逆に対応隙間より実測が大きいと、ひれが床に届かず隙間が残ります。
全長が足りないときも同じで、切り口の端に数ミリの通り道ができ、そこから冷気や音が入ります。
貼り付け式では、ひれが床に当たる力がそのままテープへの負担になるため、出代を取りすぎると剥がれて垂れ下がります。
対応隙間と全長はパッケージのどこに書いてあるか
店頭の商品では、パッケージ表面に全長と対応隙間がミリで刷られ、パッケージ裏面の仕様欄に本体の素材、ひれの素材、適合するドア厚、カットできるかどうかが並びます。断面の寸法図が載っているものは、取り付け面からひれ先端までの出代がそこで読めます。
通販の商品ページでは、商品名に全長だけが入っていることがあります。
対応隙間は仕様表か商品説明の下のほうに書かれているので、名前の数値だけで決めないでください。
床材への注意表示も同じ欄にあり、無垢材やクッションフロアを避けるよう書かれている製品もあります。
対応隙間や全長の表示が見つからない場合は、数値が分からないまま買わず、別の製品にしてください。
よくある質問
玄関ドアの沓摺に段差があってもドアスイープは付きますか
付きますが、測る相手が床ではなく沓摺の上面に変わります。
ひれは閉まるときに段差を乗り越える動きになるので、出代を大きく取ると扉が途中で止まります。
段差を越える場面では、先端が分かれて曲がるモヘアタイプのほうが抵抗が小さくなります。
ドアスイープを切る長さはドアの幅ぴったりでいいですか
ドア枠に当たらないよう、実測より2〜3ミリ短く切ります。
アルミの本体は金切りノコ、樹脂の本体はカッターで切れる製品がありますが、カット可否は仕様欄の表記に従ってください。
切り口は紙やすりでならしておくと、ひれが引っ張られてずれにくくなります。
賃貸の玄関ドアにネジで留めてもいいですか
ドアに穴を開ける加工は原状回復の対象になります。
退去時の扱いは契約内容で変わるので、ネジ留め式を使う前に管理会社へ確認してください。
確認が取れない場合は、貼り付け式か差し込み式を選びます。
まとめ
ドアスイープで塞げるのは、製品に書かれた対応隙間までです。
その数値の基準はメーカーで違うため、自分の取り付け位置から床までをミリで測り、その実測以上の対応隙間がある製品を選ぶ順序になります。
長すぎるひれは床を擦り、短ければ隙間が残るので、全長とドア厚もあわせて確認してください。
ぜひ本記事の3タイプの比較表と、蝶番側・中央・ラッチ側を測る手順を参考に、玄関ドアに合う1本を選んでみてください。




