玄関ドアの隙間ガードとは?下のすきま風を止める貼り方
夜に玄関の照明を消すと、玄関ドアの下から幅数ミリの線になって外の光が漏れています。冬の朝は足元だけが冷たく、原因が玄関ドアの隙間だと見当はついても、どこを埋めればよいのかは決めかねます。
玄関ドアの隙間は、下端と床の間に設計上あけてあるもの、戸当たりのゴムパッキンがつぶれたもの、丁番のゆるみで建て付けがずれたものに分かれ、手当ての方法も変わります。
本記事では、玄関ドアの隙間ができる原因の切り分け、隙間ガードとドアスイープの違い、ドア下に貼るときの採寸と手順、効果が薄い対処までを解説します。

KAGUASHI編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
玄関ドアの隙間ができる原因は一つではない
隙間が空いている場所は、下端と床の間、ドアと枠が当たる戸当たり、郵便受けの投入口に分かれます。場所によって理由が違うため、同じ隙間テープを貼っても結果が変わります。
下端と床の間は、はじめからあけてある
玄関ドアの下は、床やタイルに擦れないようにすきまが取られています。
外開きのドアでは雨水を外へ切るため、内開きでは床材の仕上がりを見込んで、数ミリのクリアランスが残ります。
新築でも下から光が漏れるのは、この作りによるものです。
戸当たりのゴムパッキンがつぶれている
ドア枠には、閉めたときに当たるゴムパッキン(気密材)が入っています。
年数が経つとゴムが硬くなって弾力が戻らず、押しつぶされた形のまま沈みます。
この場合は下端ではなく縦枠や上枠から風が入り、閉めたときの密着する手応えも弱くなります。
丁番のゆるみで建て付けがずれている
丁番(ちょうばん)のネジがゆるむと、ドアが自重で下がって枠との間隔が上下左右で不均等になります。鍵のかかりが渋い、閉めるときに枠へ擦れるという症状が同時に出ていれば、隙間だけの話ではありません。
自分の家の隙間がどのタイプか、暗くした玄関で見分ける
まず夜に玄関の照明を消して、外の明かりがどこから漏れているかを見ます。下端に沿って一本の線で見えるなら床とのクリアランスで、縦枠や上枠にも点々と光が見えるならゴムパッキンか建て付けを疑います。
次に、コピー用紙を挟んでドアを閉め、紙を引き抜いてください。
抵抗なく抜ける辺では、パッキンが当たっていません。
上・下・鍵側・丁番側の4か所で試すと、抜ける辺が偏っているかどうかが分かります。
下端のすきまは、左・中央・右の3点で高さをミリ単位で測ります。
3点がほぼ同じなら設計どおりで、片側だけ広い場合はドアが下がっているか枠が歪んでいます。
ふさぐ部材は高さの表示で選ぶので、買う前にこの実測値を控えておいてください。
隙間ガードとは?玄関ドア下のすきま風を止める部材
隙間ガードは、ドアの下端や床側に取り付けてすきまをふさぐ細長い部材をまとめた呼び方です。通販では玄関ドア隙間ガードやドア下シールという名前でも並び、作りは3タイプに分かれます。
スポンジ・ゴムを貼るタイプ
両面テープでドアの下端に貼る、断面が丸や波形のスポンジやゴムです。
やわらかいので数ミリの段差にもなじみ、冷気と砂ぼこりの通り道をふさぎます。
床に擦れて潰れたり、ガードの素材が摩耗して破れたりするため、開閉の回数が多い玄関では交換を前提に使ってください。
モヘアやブラシのタイプ
細い繊維を列に並べた部材で、床に触れながらも開閉の抵抗が小さくなります。繊維の間を風が通るのでゴムほど気密は取れませんが、玄関のたたき(靴を脱ぐ土間)が石やタイルでざらついていても使えます。
ドアスイープと差し込みタイプ
ドアスイープは、金属や樹脂の板にゴムやブラシを付け、ドア下端にネジや両面テープで固定する部材です。
差し込みタイプはドアの下を挟むように通し、室内側と屋外側の両方にひれが来ます。
どちらを選べるかは、すきまの高さとネジ穴を開けてよいかで決まります。
何ミリまで対応できるかはドアスイープの対応寸法で解説しています。
剥がれを繰り返すときに変える条件
貼ったガードが数週間で外れるなら、両面テープの粘着が弱いのではなく、床に擦れる力に負けていることがあります。
ブラシ型に替える、ネジ止めできるドアスイープにする、ドア側ではなく床側に付けるという変更が選べます。
防音・防虫・断熱で向くタイプの違いはドア下の隙間ガードの選び分けで解説しています。
ドア下に貼る隙間ガードの貼り方は、採寸と下地づくりで決まる
貼り付けるタイプでつまずくのは、下地の汚れと切る長さです。作業は採寸、清掃、仮合わせ、貼り付け、開閉確認の順に進めます。
ドアの幅より少し短く切る
下端の幅を測り、両端を2〜3mm残した長さで切ります。
端まで詰めると枠に当たって浮き上がるからです。
高さは測った3点のうち狭いほうの値に合わせてください。
広いほうに合わせると、狭い側で床に強く擦れます。
下地の清掃と脱脂
ドア下端には砂と油分が付きます。
中性洗剤で拭いて水分を乾かし、仕上げに消毒用アルコールで脱脂すると両面テープが食いつきます。
気温が低い日は接着が落ちるので、玄関を暖めてから貼ってください。
仮合わせと開閉の確認
剥離紙を全部剥がす前に、部材を当てた状態で数回開閉します。
ドアが重くなる、たたきの段差に乗り上げる、ドアクローザーの戻りが途中で止まるという症状が出たら、高さを下げるか取り付け位置をずらします。
問題がなければ端から押し当て、全体を手で30秒ほど押さえます。
100円ショップのテープで玄関ドア下の隙間をふさぐ手順はドア下に貼るテープの手順で解説しています。
原因別に玄関ドアの隙間を埋める手当て、部材で直らない場合
ゴムパッキンがつぶれているとき
戸当たり側は、枠の当たり面に隙間テープを貼って厚みを足します。
貼るテープの厚みは、紙が抜けた辺のすきまに合わせて薄いものから試してください。
厚すぎると閉まりが固くなり、鍵の掛かりも悪くなります。
パッキンが交換部材として供給されている玄関ドアもあるので、メーカーと品番が分かるなら建具の販売店に問い合わせてください。
賃貸で玄関ドアの隙間を埋める方法は賃貸向けの隙間テープの選び方で解説しています。
建て付けがずれているとき
丁番のネジがゆるんでいるだけなら、締め直すと間隔が戻ることがあります。
調整機構の付いた丁番なら、ネジで左右と上下に数ミリ動かせます。
それでも上下の隙間差が残るときは部材でふさげる話ではないので、持ち家なら建具業者に見てもらい、賃貸なら自分で分解せず管理会社へ連絡してください。
やっても効果が薄い玄関ドアの隙間対策
丸めたタオルを足元に置く方法は、冷気の通り道を一時的に塞ぎますが、ドアを開けるたびに動いて位置が狂います。玄関にカーテンを吊るのは、入ってきた冷気が廊下へ流れるのを抑える工夫なので、すきま自体はふさげません。
戸当たりに厚い隙間テープを重ね貼りするのも避けてください。玄関ドアは防犯と避難に関わる建具なので、閉まり方そのものを変える対処はしないでください。
下のすきまを不乾性のパテで埋める方法も、動くドアには向きません。
開閉で引きずられて伸びます。
床側に粘着テープを直接貼る手当ても、剥がしたあとの跡や変色が床材に出ることがあるので、目立たない場所で試してから判断してください。
よくある質問
ゴキブリは玄関ドアの隙間から入ってきますか
成虫が通れる幅のすきまがあれば、通り道になります。
外とつながっているのは、下端と床の間、郵便受けの投入口、ドア枠と壁の取り合いです。
下端をふさぐときは、たたきの段差で部材が浮く箇所を残さないでください。
玄関ドアのポストのすきまはふさげますか
郵便物が通る口なので、完全に埋めることはできません。
投入口の内側に内蓋が付いている玄関ドアでは、そのゴムが劣化して閉じきらなくなることがあります。
内蓋の当たり面に薄い隙間テープを貼る、室内側に受け箱を付けて風の通りを減らすという手当てにとどまります。
ダイソーなどの100円ショップで買えますか
ドアやサッシ用の隙間テープが扱われています。
ただし取扱いは店舗や時期で変わり、ドア下の高さに合う厚みの部材があるかどうかも店舗ごとに違います。
売り場は住宅用品や工具の棚で、置き場所はダイソーの隙間ガードの売り場で解説しています。
まとめ
玄関ドアの隙間は、下端のクリアランス、つぶれたゴムパッキン、下がった建て付けのどれなのかで手当てが変わります。
暗くした玄関で光の漏れる位置を見て、紙を挟んで抜ける辺を確かめ、下端の高さを3点で測れば、買う部材が決まります。
閉まり方を変える厚貼りや、動くドアにパテを詰める方法は選ばないでください。
ぜひ本記事の切り分け手順と3点の採寸を参考に、玄関ドア下の隙間をふさぐ部材を選んでください。




