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透明シリコン椅子脚カバーの特徴・メリット・デメリットを徹底解説

椅子の脚にかぶせる椅子足カバーのうち、シリコン製のものは、脚の断面にぴったり密着させて使う伸縮タイプです。

商品ページには「内径18〜22mm対応」「Sサイズ」といった表記が並びます。

この数字が何を測った値なのか、意外とはっきり書かれていません。

間違えやすいのは、脚の太さを「見た目」で判断してしまうこと。

角脚を対角線で測ってしまったり、下に向かって細くなるテーパー脚をどこで測るか迷ったりして、届いたカバーが入らない、あるいはすぐ脱げるという事態が起きます。

本ページでは、シリコン製椅子足カバーの寸法表記の読み方・脚の形別の測り方・サイズが合わなかったときに起きる不具合まで整理します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

KAGUASHIは家具のソックスチェアやキャスターストッパーなど家具の脚を保護するカバーを販売している国内ブランドです。当サイトでは販売中の製品や使用アイデアなどをご紹介いたします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

椅子足カバーのサイズ表記が指しているもの

シリコン製カバーの表記でまず見るべきは「適合脚サイズ」です。

これはカバーの内側の寸法ではなく、はめられる脚の外寸を指します。

シリコンは伸びるため、多くの製品が「18〜22mm」のように幅を持たせて書いています。

単位はmmが基本。cm表記の商品もあるので、桁を読み違えないよう注意したい。丸脚は直径、角脚は一辺の長さで表されます。

もうひとつ見落とされがちなのが「深さ(高さ)」です。カバーが脚をどこまで包むかを示す値で、浅いものは脱げやすく、深いものは脚のテーパー(先細り)に干渉することがあります。

表記意味確認が必要な人
適合脚サイズ 18〜22mmこの範囲の外寸の脚に装着できる全員。最優先で見る値
丸脚用/角脚用カバー内側の断面形状脚が円形でない椅子を使う人
深さ25mm脚を包み込む高さ脚が細く先細りしている椅子
フェルト底接地面に別素材が貼られている床を滑らせて動かしたい人

シリコン製と他素材、伸び方と滑り方の違い

椅子足カバーの素材は大きく分けて三つ。

シリコン(またはTPEなどのゴム系)、フェルト、樹脂キャップです。

それぞれ性格がまったく違います。

シリコン系

伸びるので多少の寸法差を吸収します。

摩擦が高く、床の上で椅子が動きにくくなる傾向。

裏を返せば、引いて座るときに引っかかりを感じることもあります。

フェルト

脚裏に貼るタイプが主流です。

よく滑るため椅子の出し入れは軽い。

ただし粘着で貼るものは剥がれや糊残りが起きます。

厚みと粘着力の見極めについてはダイソーのフェルトを家具の脚に使うときの注意点もあわせて確認してください。

樹脂キャップ

硬いプラスチック製で、寸法がぴたりと合う脚にしか使えません。そのぶん外れにくく、脚の保護力は高め。

音を抑えたい、椅子をあまり動かしたくないという条件ならシリコン。頻繁に引き出す学習椅子ならフェルトが向く、という分かれ方になります。

脚の形と太さから椅子足カバーを決める手順

順番があります。この通りに進めれば、選択肢はほぼ一つに絞れる。

1. 脚の断面形状を確認する。丸か、角(正方形・長方形)か。

楕円やパイプを潰した形状の脚は、専用品でないと収まりません。

2. 接地面から2〜3cm上の位置で測る。テーパー脚は先端が最も細く、上に行くほど太い。

カバーが実際に接する範囲の太さを測るのが正解です。

角脚は一辺を測り、対角線は測らない。

3. 実測値が適合範囲の中央付近に来る製品を選ぶ。20mmの脚なら「18〜22mm対応」が理想。

「20〜24mm対応」だと下限ぎりぎりで、ゆるくなりやすい。

4. 深さを脚の直線部分の長さと比べる。脚が急に細くなる形なら、深いカバーは浮きます。

5. 床材との相性を試す。まず1脚だけ装着し、数日置いて跡や変色が出ないか見る。

クッションフロアやワックス仕上げの床では、ゴム系素材が変色を起こすことがあります。

Sサイズ表記でも実寸が合わない背景

S・M・Lというサイズ表記に、業界共通の基準はありません。

あるメーカーのSが16〜20mm、別のメーカーのSが20〜24mmということが普通に起こります。

だからS・M・Lだけを見て買うと外れる。

ずれる理由はもうひとつあります。

シリコンの硬度(かたさ)が製品ごとに違うことです。

柔らかい配合なら適合範囲を広く書けますし、硬めなら狭くなる。

同じ「18〜22mm対応」でも、実際の伸び代には差があります。

さらに、脚の太さを外径で書くか内径で書くかも統一されていません。「内径18mm」と書かれている場合、それはカバー側の未装着時の寸法であり、適合する脚の太さとイコールではないことがあります。

判断の順序としては、S・M・Lより数値表記を優先。

数値が「内径」表記のみで適合脚サイズが書かれていないときは、内径より1〜3mm太い脚までが目安と考え、迷ったら小さい側を選ぶ。

シリコンは広がる方向には対応できても、細い脚を埋める方向には対応できません。

きつい・ゆるいシリコンカバーで起きる不具合

寸法が合わないカバーは、装着できたように見えても長くはもちません。

きつすぎる場合

まず、はめる作業自体が難しい。

無理に押し込むと縁が裂けます。

装着できても内部が引き伸ばされたままなので、そこから切れが広がりやすい。

脚に強い締め付けが残るため、塗装された木脚では圧痕が付くこともあります。

ゆるすぎる場合

椅子を引くたびに少しずつずれ、いつの間にか脱げる。

脱げたことに気づかないまま床を引きずれば、脚の金属や木口が直接当たります。

傷防止のために付けたのに、逆の結果になる。

ゆるみは音にも出ます。

カバーと脚の間にすき間があると、体重移動のたびにカタカタと鳴る。

座り心地の問題ではなく、装着不良のサインです。

なお、カバーで解決しにくいのがキャスター付きの椅子。回転する車輪には脚カバーが使えないため、キャスターチェアの床傷と騒音を抑える方法や、キャスターストッパーの選び方のほうを検討することになります。

椅子足カバーの適合寸法を確認できる場所

店頭で買う場合、パッケージ裏面の仕様欄を見ます。

「適合サイズ」「対応脚径」といった項目名で、mm表記が並んでいるはず。

表面の大きな文字はS・M・Lだけということが多いので、必ず裏を返してください。

通販では、商品ページの説明画像に寸法図が載っていることが一般的です。

テキストの商品説明よりも、図に描かれた数値のほうが具体的な場合がある。

レビュー欄に「◯mmの脚に付けた」という書き込みがあれば、それも判断材料になります。

肝心の自分の椅子側は、取扱説明書や組立説明書に脚の寸法が載っていることがあります。

載っていなければ実測するしかない。

定規よりノギスのほうが正確ですが、なければ紙を脚に巻いて印を付け、その長さを測って円周率で割る方法でも近い値が出ます。

脚に履かせる方式そのものが自分の椅子に向くのかを迷っているなら、ラグやカーペットを敷く対策との比較や、脚の形が特殊な椅子の床傷対策も見比べたうえで決めるといいでしょう。

よくある質問

丸脚用のシリコンカバーを角脚に使えますか

推奨されません。

角が内側から一点に当たるため、その部分から裂けやすくなります。

また四隅だけで支える状態になり、荷重が偏る。

角脚には角脚用を選んでください。

脚の太さが4本で微妙に違う場合はどうすればいいですか

最も太い脚を基準に選びます。

シリコンは伸びて太い脚を受け入れられますが、細い脚に対しては余ってしまうだけ。

ただし差が3mm以上あるなら、細い脚側にはテープを巻いて太さを補う方法もあります。

賃貸の床でも使えますか

カバー自体は床に貼り付けるものではないので、粘着による剥離のリスクはありません。

ただしゴム系素材が床材と長時間接すると、変色が起きることがあります。

まず1脚で数日試し、跡が出ないか確認してから残りを装着するのが安全です。

まとめ

シリコン製椅子足カバーの選定は、脚の断面形状と、接地面から2〜3cm上で測った太さ、この2つの実測値から始まります。

S・M・Lの表記に共通規格はないため、mm単位の適合範囲を必ず確認したい。

実測値が範囲の中央に来る製品が、最も脱げにくく裂けにくい組み合わせになります。

床材との相性は装着してみないと分かりません。

全脚に付ける前に1脚で試すこと。

高さを稼ぐ目的も兼ねるなら、家具のかさ上げアイテムのほうが条件に合う場合もあります。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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