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浴室内マット、吸盤式と敷くだけ式はどっちが安全?介護視点で比べた

浴室で使うマットは、洗い場に敷くもの、浴槽の中に沈めるもの、脱衣所で足を拭くもので役割がまるで違います。ところが売り場では「お風呂マット」としてまとめて並ぶため、滑り止めのつもりで買ったら浮いてきた、吸水用を浴室内に置いたら乾かず黒ずんだ、という食い違いが起きます。

効く軸は2つです。

どこに置くか、そして使ったあとどう乾かせるか。

この2つが合っていないマットは、滑り止めや抗菌の加工がいくら書かれていても本来の役目を果たしにくくなります。

本ページでは、種類ごとの構造の違い、タイプ別の向き不向き、サイズと手入れの合わせ方までまとめて紹介します。

KAGUASHI編集部
商標登録番号:第6806912号

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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

浴室マットの選び方で最初に決める2つの軸

置き場所が決まらないうちに素材を比べても、答えは出ません。

浴槽の底、洗い場の床、脱衣所の床。

この3か所は、水のかかり方も足の当たり方もまったく違います。

軸1:どこに置くか

浴槽の底に沈めるマットは、湯の中で動かないことが求められます。

だから裏面に吸盤が並んでいるものが多い。

洗い場に敷くマットは、素足で踏んだときの冷たさと、水はけの両方が問題になります。

脱衣所に置くマットは水を吸って足を拭くための道具で、浴室内で使う前提の作りではありません。

軸2:使ったあとどう乾かせるか

浴室内に置いたままにできるか、毎回引き上げて立てかけられるか。

ここで選べる素材が絞られます。

畳んだり丸めたりできる薄いマットは干しやすい反面、踏み心地は硬め。

厚みのあるクッション性の高いマットは足には優しいものの、乾くまでに時間がかかります。

干す場所が浴室内のフックしかないなら、重すぎるマットは続きません。

床面がツルツルかザラザラか

吸盤式を検討するなら、これも先に確認したい点です。

吸盤は平らでなめらかな面ほど吸着しやすい傾向があります。

滑り止めのために表面が細かく凹凹になっている浴槽や、経年で塗装が荒れた面では、吸盤が空気を噛んで浮くことがあります。

吸盤式とシート式の違いを介護目線で比べた記事も判断材料になります。

浴室で使うマットの種類と構造の違い

浴槽内マット(吸盤付き)

ゴムや塩化ビニル系の素材で作られ、裏面に多数の吸盤が付いたタイプ。

湯の中で足裏が滑るのを抑える目的で使います。

表面に凹凸や吸水孔があるものが多く、水を逃がす構造になっています。

洗い場用マット(発泡樹脂・ゴム系)

洗い場の冷たいタイルや床材の上に敷くタイプです。

クッション性があり、膝をついても痛くありません。

裏面に細かい突起や溝を切って、水を抜きながら床に密着させる構造のものが一般的。

厚みは製品によって幅があります。

すのこ型・ジョイント型

樹脂の板やタイル状のパーツを組み合わせて敷くタイプ。

床から少し浮かせるので、下を水が流れます。

広い洗い場でも枚数を足して対応でき、割り付けを変えられるのが利点。

ただし継ぎ目に汚れがたまりやすく、外して洗う手間が発生します。

脱衣所用の吸水マット

綿やマイクロファイバーの布製と、珪藻土などの固形タイプに分かれます。

布製は吸水量が大きく洗濯機で洗えるものが多い。

固形タイプは表面の水が引くのが速く、立てかけておけば乾きます。

珪藻土以外の選択肢も含めて100均のバスマットを整理した記事で違いを確認できます。

タイプ別に向いているマットの選び分け

タイプ構造の特徴向いている人向かない場面
浴槽内マット裏面に吸盤、表面は凹凸や孔湯船で足を滑らせたことがある人、立ち座りが不安な人浴槽底がザラザラ加工の家、毎回引き上げるのが負担な人
洗い場用マット厚みのある発泡樹脂やゴム床が冷たい浴室、子どもを座らせて洗う家庭浴室内に干す場所がなく、敷いたままになる家
すのこ・ジョイント型床から浮かせて水を流す洗い場が広い、サイズを自分で割り付けたい人細かい掃除が続かない人、収納場所が狭い家
布製の吸水マット繊維が水を抱える、洗濯可家族が多く水量が多い脱衣所洗濯頻度を上げられない人
固形の吸水マット表面から水が引き、立てて乾かす洗濯を増やしたくない人、一人暮らし落下や踏み割れの心配がある置き方

向かない人もはっきりしています。

浴室内のマットを毎回引き上げて立てかける習慣が作れない場合、厚手の洗い場用マットは選ばないほうが無難です。

裏面が乾かず、そこから黒ずみが出ます。

逆に、干す手間を惜しまないなら選択肢はぐっと広がります。

滑り止めを過信すると起きるミスマッチ

いちばん多いのが、滑り止めマットを敷いたことで対策が完了したと考えてしまうケースです。

マットの上でも、石けんの泡が乗れば滑ります。

マットの端に足の指が引っかかることもある。

高齢者が使う浴室なら、手すりの位置や出入りの動線とセットで考えるのが前提です。

高齢者の転倒防止を軸にした選び方も合わせて確認してください。

もう一つは、置き場所を取り違える失敗。

脱衣所用の布マットを浴室の洗い場に持ち込むと、常に濡れたまま放置される状態になります。

反対に、浴槽内マットを脱衣所で足拭きに使っても水は吸いません。

吸盤が付かないのを製品の不良と決めつけるのも早い。

裏面に皮脂やせっけんカスが残っていると、吸着力は目に見えて落ちます。

浴槽で足が滑る原因が皮脂汚れにある場合の対処と、裏面の手入れでずれを防ぐ方法は、買い替える前に読んでおきたい内容です。

浴室マットのサイズは2か所を測ってから決める

浴槽内に入れるなら、測るのは浴槽の底の「平らな部分」です。

浴槽は側面が斜めに立ち上がっているものが多く、縁の内寸で選ぶと底に収まりません。

マットの角が壁に当たって浮けば、そこから吸盤が外れます。

洗い場に敷くなら、排水口とドアの可動域を先に見ます。

排水口をふさぐ位置に敷くと水がたまり、ドアの下端に噛めば開閉が重くなる。

折戸や引き戸は下のレールぎりぎりまでマットが来ないよう、数センチ逃がしておくと安全です。

「40〜60cm対応」のようなレンジ表記は、その範囲なら形が合うという意味ではありません。

伸縮したりカットしたりして合わせる前提の数字です。

カット可能とある製品でも、切った端から芯材が露出したり、ほつれたりすることがあります。

切る前に、切断可否と切り口の処理方法を確認しておきましょう。

マットのお手入れと交換の目安

手入れの中心は、洗うことより乾かすことです。

使い終わったら壁に立てかけ、裏面に空気を通す。

これだけで黒ずみの出方は変わります。

浴室の換気扇は入浴後もしばらく回しておくと効果的。

週に一度は裏面を洗いたいところです。

皮脂とせっけんカスが混ざった膜が、カビの土台になります。

塩素系の洗剤が使えるかは素材によって異なり、ゴム系や樹脂系では変色や硬化を招くことも。

表示を確認してから使ってください。

落ちない黒ずみが繰り返す場合は、カビが再発する原因と根元から落とす手順を参照するのが早い。

抗菌加工や防カビ加工は、汚れの上では働きにくくなります。

加工があるから洗わなくていい、という意味ではありません。

効果の持続期間についてはメーカーが条件付きで示している場合があるため、その表記を基準に考えます。

交換のサインは3つ。

踏んでも厚みが戻らない、吸盤が変形して密着しない、洗っても黒ずみが残る。

どれか出たら、機能は落ちています。

子どもがいる家庭での使い方では、日々の点検の目安もまとめています。

よくある質問

浴室の中に敷くマットと脱衣所のバスマットは兼用できますか

基本的に別物として考えてください。

浴室内用は水を逃がす構造、脱衣所用は水を抱える構造で、求める性質が逆です。

兼用をうたう製品もありますが、その場合は乾かし方の指定が細かくなります。

水はけがよいのはどんな形ですか

床から浮かせるすのこ型、裏面に排水の溝が通っているもの、表面に貫通した孔があるものが水を残しにくい形です。

ただし孔や溝は汚れもたまる場所。

手が届いて洗える構造かどうかを合わせて見てください。

カビさせないための置き方はありますか

床に貼り付けたまま放置しないことが最優先です。

使用後は立てかけ、両面に風が当たる状態にします。

壁にぴったり付けず、少し傾けて隙間を作ると乾きが早くなります。

窓や換気扇の近くが置き場所として有利です。

珪藻土などの固形マットを浴室の中に置いてもよいですか

浴室内で常に濡れる場所に置くことは想定されていない製品が多くあります。

吸える水の量を超えると表面に水が残り、乾く時間も長くなります。

使用場所の指定は製品の表示に従ってください。

まとめ

選び方の順番は、置き場所を決める、乾かし方を決める、そのうえで素材と形を選ぶ。

この順で考えると迷いません。

浴槽内なら吸盤が付く面かどうか、洗い場なら排水とドアの逃げ、脱衣所なら洗濯の頻度が判断材料になります。

滑り止めのマットは転倒対策の一部でしかありません。

手すりや床の洗い方、入浴時の動線まで含めて整えることが前提です。

玄関マットを置く意味を整理した記事と同じで、そのマットが何のために置かれているかを言葉にできれば、選ぶものは自然と絞られます。

この記事を書いた人

KAGUASHI編集部
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